【結婚の内祝い】で気を付けたいマナーとメッセージ文例集*
結婚式に招待したけど来れない方や職場の方などから結婚のお祝いを頂いた花嫁も多いのでは? お祝いして頂いた方々にお返しするのが内祝い♡ 内祝いのマナーを守って感謝の気持ちを内祝いで伝えましょう*
お礼のプレゼント2021.8.23 更新2018.11.29 公開
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【結婚の内祝い】で気持ちを伝える
入籍したときや挙式をしたときに職場の方や友人からお祝いとして現金やプレゼントを頂くことも多いですよね*
そんなときに御礼としてお返しをすることを「内祝い」と言います♩
ここでは内祝いで気をつけたいマナーとメッセージ文例を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください♡
内祝いってなに?お返しとは何が違うの?
間違った認識をされがちですが、実は「内祝い=お祝いのお返し」ではないんです!
内祝いは元々、結婚や出産のお祝い事の幸せな気持ちや喜びを自分たちだけはなく周囲の方達と分かち合うために贈り物をすることを指します*
結婚の記念としてご近所の方や親戚、普段からお世話になっている方や職場の方たちに喜びと幸せのおすそ分けして贈り物をすることが「内祝い」の本来の意味となります。
近年では、お世話になっている方から何か贈り物を頂いたときにもらってばっかりでは申し訳ないという理由から結婚祝いのお返しという意味合いで内祝いを贈るようになってきました。
そのため「内祝い=お祝いのお返し」の認識の方が多くなったのではと思います*
結婚のお祝いは婚約をしたときにもらったり、職場で入籍をしたことを報告したとき、結婚式の前後など頂くタイミングは様々です♩
結婚お祝いとしてお世話になっている方や親族・友人からプレゼント等を頂いたときは必ず内祝いを贈りましょう♡
結婚内祝いが必要ないパターンもある?
結婚のお祝いとして品物を頂いた場合、内祝いを贈るのがベターですが、内祝いが必要ないケースもあります*
ここではそれぞれのパターン別にご紹介いたします♩
結婚式に招待していて、引き出物を送った場合
まず、内祝いが必要ないケースの1つ目ですが、結婚式に招待していてお料理でのおもてなしと引き出物を贈る場合は別途内祝いを贈る必要はありません。
頂いたお祝いの品物の金額が高めでお礼をしたい場合、結婚式の引き出物の金額を少しあげてお渡しするといいと思います♡
また結婚式当日に頂いたご祝儀が想像していたよりも多めだった場合などは後日、内祝いを別途贈るか、新婚旅行へ行った際のお土産を奮発してさりげなくお返しすることもできますので安心してください♡
いただいたお祝いの金額が小額の場合
基本的には内祝いは頂いた金額の半返し(半額程度のお返し)で用意します。
ですが、頂いた金額が小額の場合、その額の半返しとなるとさらに小額になってしまい、内祝いで贈る品物が限られることと、小額のものを贈ると失礼な印象を与えることをあります。また、頂いた品物が小額だったのにも関わらず内祝いを返すと相手の方に逆に気を使わせてしまうこともあるでしょう。
こんなときは内祝いとして正式に準備するのではなく、新婚旅行のお土産を渡したり食事に招待したりすることで自然にお返しができるのでおすすめです♡
会社の制度で贈り物をいただいた場合
会社の福利厚生で結婚祝い金や品物を頂いた場合は内祝いの必要はありません。
直属の上司や同僚などから別途頂いた場合は必ず内祝いを贈りましょう*
結婚内祝いのマナーとスケジュール
ここからは結婚内祝いのマナーとスケジュールについてご紹介します*
きちんとマナーを守ることでお世話になった方とその後の関係も良好になること間違いなし♩
内祝いをお渡しするまでのスケジュールも紹介するので、段取りよく準備できます♡
お祝いをもらったらまずお礼の連絡
お祝いを頂いたときはまずお礼の連絡をすることがマナーです♩
直接頂いた場合はその場でお礼をしますが、例えば郵送で贈られた場合や両親が代わりに受け取った場合などは自分の手元についたときにすぐにお礼の電話がベストです*
電話が難しい場合はメールでもOKですが出来る限り電話でお礼の連絡をして感謝の気持ちを伝えましょう!
いつまでに贈るの?
結婚祝いを頂いたらできるだけ早く内祝いを贈ることがマナーです♩
頂いたらできるだけ早いうちに内祝いを贈ってお礼の気持ちを伝えるようにしましょう♡
1ヶ月以内に内祝いを直接渡しに伺う、もしくは宅配などで届くように手配することが一般的です*
入籍や結婚式の時期とかぶる場合もあり、バタバタしているときでもありますが、内祝いを後回しにすることはNGです。
相手が結婚祝いを贈ったことを忘れた時期に内祝いすることはマナー違反ですのでご注意を。
結婚内祝いの相場
内祝いは「半返し(頂いた額の半額)」が基本です*
ただケースバイケースですので、絶対に半返しではなくても大丈夫です♩
結婚祝いで頂いた金額の3分の1から半返しの間の品物を内祝いとして贈るのがいいでしょう*
例えば結婚祝いで1万円の品物を頂いた場合は3,000円〜5,000円の間で選ぶといいですね♡
結婚祝いで頂いたものが高額の場合、半返しだと逆に失礼に値する場合もあります!
頂いたお祝いが5万円や10万円だった場合、内祝いの金額も高額になりますよね。
そんなときは半返しでなくても構いません。
特に目上の方や上司などに内祝いで高額なものを贈るのは失礼にあたることを覚えていてください。
目上の方に対して奮発して高額なものを贈ることは「あなたからのお祝いはいりません」という意味に取られることもありますので頂いたお祝いに対して内祝いを贈る場合は目上の方には控えめに*
ですが、やっぱり高額なものをもらってこちらも気を使ってしまうという花嫁もいるのではないでしょうか。
その場合は物ではなくお手紙などを添えたり、新婚旅行のお土産や別のタイミングでお返しして、感謝の気持ちを伝えましょう♡
お礼状も一緒に贈る
内祝いの際に品物だけでなく、お礼状も添えて贈ると素敵ですね*
もちろん手書きで自分の文章で感謝の気持ちを伝えましょう♩
相手の方にも喜んでもらえること間違い無し!
これから長い人生でお世話になる方への贈り物ですので丁寧に心を込めてお礼状を書きましょう♡
熨斗(のし)の種類と付け方
内祝いのマナーとして重要なのが熨斗(のし)の種類と付け方についてです。
熨斗の種類には色々ありますが、結婚内祝いは必ず紅白の結び切りを選びましょう!
紅白結び切りは結び目が簡単にほどけないことから、一度きりであってほしいお祝いごと、結婚などに使われます♡
熨斗の付け方としては「内のし」と「外のし」があります*
内のしは包装紙の内側に熨斗を付けることで、外のしは包装紙の外側に付けることをいいます♩
内祝いの品物を購入する際、必ず店員の方から内のし、外のしどちらにするか質問されると思いますが、内祝いでは基本的に内のしを選択しましょう*
渡し方
内祝いの渡し方ですが直接渡しにいくことが基本です*
日付としては結婚祝いを頂いてから1ヶ月以内の吉日に渡すことがベターです。
大安がいいですが、予定が合わない場合は先勝の午前中などに渡すのもOKです♡
夫婦揃ってご挨拶を兼ねて直接贈りましょう。
もし遠方で直接渡せない場合は宅配でも大丈夫です*
宅配が届く前に相手の方に連絡をいれておくと相手の方も早く受け取ってくれるので、お礼と内祝いを贈った旨を連絡しておくと安心ですね♡
内祝いで贈ってはいけないもの
内祝いで贈ってはいけないものは相手が受け取って困るものです。
例えば食器や刃物は「割れる」「切れる」を連想させてしまうため結婚内祝いには不向きです。
意味合いを気にせず贈れる友人ならプレゼントに食器を贈っても問題ないですが、食器は割れやすいため丁寧に扱うことがポイントです♡
反対に内祝いを選ぶときは相手がもらって困らないものを選びましょう*
例えば誰でも食べられて日持ちのするお菓子やいくつあっても困らないタオルなどの日用品がおすすめです♩
贈る相手が既婚者なのか一人暮らしなのかなど家族構成を考慮して品物を選ぶと相手にも喜ばれること間違い無しですね♡
相手別*結婚内祝いのメッセージ文例集
ここでは相手別に結婚内祝いのメッセージ文例を紹介します♡
相手によって内容を変えると違和感なく受け取って頂けますね♩
ぜひ参考にして内祝いの際に使ってみてください*
上司や恩師
未熟な2人ですが今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
また近くにお越しの際はどうぞ新居にお立ち寄りください。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
友人・同僚
親戚・家族
今後とも夫婦ともどもよろしくお願いいたします。
今後とも末永いおつきあいをいただけますようどうぞよろしくお願い致します。
感謝の想いを内祝いで
いかがでしたか?
ここでは結婚内祝いについてのマナーやメッセージの文例について紹介してきました♡
内祝いは結婚の幸せ・喜びをお世話になっている方々と分け合うものなので、失礼のないようにしたいですね*
普段は言えない感謝の気持ちも一緒に添えて内祝いを送りましょう*