結婚式費用の平均相場はいくら?自己負担額の計算・内訳・節約術までお金の疑問を全て解決♡
結婚式といえば気になるのがお金のハナシ。平均的な費用相場はいくら?費用の詳細や内訳、支払いの時期、ご祝儀でまかえる金額と自己負担額のバランス、安く抑える方法はないの?結婚式のお金に関する疑問は尽きません…。そんな悩めるカップルに向けて、平均相場はもちろん、詳細な内訳のサンプルまでお見せしちゃいます。ちょっと心配なお金のトラブルに関する疑問や節約術も大公開!
結婚準備のはじめかた2022.8.18 更新2018.11.20 公開
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目次
最新版*結婚式の費用相場♡全国平均は354.9万円!
結婚式にかかる費用の平均額は、地域によって大きく異なります。
そこでまずは、挙式・披露宴・披露パーティーにかかる総額の平均相場をエリア別にチェックしていきましょう♡+。
エリア | 平均相場 |
北海道 | 200.2万円 |
青森・秋田・岩手 | 318.4万円 |
宮城・山形 | 355.7万円 |
福島 | 387.3万円 |
茨城・栃木・群馬 | 364.0万円 |
首都圏 | 377.9万円 |
新潟 | 364.1万円 |
長野・山梨 | 360.1万円 |
富山・石川・福井 | 342.5万円 |
静岡 | 370.2万円 |
東海 | 323.4万円 |
関西 | 333.9万円 |
岡山・広島・山口・鳥取・島根 | 341.1万円 |
四国 | 344.3万円 |
九州 | 382.7万円 |
ゼクシィ結婚トレンド調査2019のデータによると、各地域の結婚式にかかる費用の平均相場は上記の通りとなっております。
ただし、こちらのデータはあくまでも平均相場なので、結婚式のスタイルや招待するゲストの人数によっては金額が大きく変わることも。
そこで次に、各スタイルの結婚式でどのぐらいの費用がかかるのか紹介していきたいと思います⋈
ゲストハウスウェディング:300~400万円
ゲストハウスは1日1~2組限定で、一軒家を貸し切るケースがほとんど。そのため他の会場に比べると、結婚式にかかる費用が高くなりやすい傾向があります。
60名前後のゲストを招待する場合だと、およそ300~400万円の費用がかかるケースが多いようです。
ホテルウェディング:300万円前後
ホテルウェディングにかかる費用の相場は、60名でおよそ300万円前後。
ただし、会場の格式やエリア、披露宴の内容などによっては金額が大幅に変わるため、ランクの高いホテルで結婚式を予定している方は見積もりをしっかりチェックしておくことが必要です。
レストランウェディング:250~300万円
レストランウェディングは他の式場に比べて費用が安さがダントツなので、少ない予算で結婚式を挙げたい方にはかなりおすすめです♡
相場は60名前後で250~300万円といったところ。少人数婚だともっと価格を安く抑えることができちゃいます♩
また、レストランウェディングは衣装や小物の持ち込み料が発生しない会場が多いので、自分たちで必要なものを手配すれば、費用をさらに抑えることも可能です。
専門式場での結婚式:300万円前後
専門式場での結婚式もホテルウェディング同様、60名で300万円前後の費用がかかります。
とはいえ、ホテルウェディングと比べると、専門式場での結婚式のほうが若干お値段はリーズナブル。挙式だけの場合は30万円前後で結婚式を行うことも可能です♩
なお、専門式場で挙式のみウェディングを行う場合は10~50万円の費用がかかります。挙式のみの結婚式を考えている方は、以下の記事をチェック♡
神社やお寺での結婚式:150~200万円
神社やお寺で結婚式を行う場合は、30名で150~200万円が相場。
ただ、神社やお寺での結婚式は挙式のみを引き受けている会場が多いため、費用は挙式料の20~25万円+衣装代となるケースがほとんどです*
ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング:220~400万円/700~800万円
ディズニー・フェアリーテイル・ウェディングとは、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランド・シンデレラ城の3ヵ所で行われているディズニー公式の結婚式♥
相場は会場と演出内容によって異なりますが、40~50名で挙式+披露宴を行う場合はホテルウェディングで大体220~400万円、シンデレラ城での結婚式で700~800万円程度の費用がかかります。
海外ウェディング、リゾートウェディング:25~90万円
海外ウェディングやリゾートウェディングは予算が高いイメージがありますが、結婚式自体の費用はさほど高くありません。
挙式は衣装代やメイク代を含め25~90万円、現地での披露パーティー代も1人につき2~3万円程度が相場です♭
ただ、海外ウェディングやリゾートウェディングの場合は、この金額に旅費やホテル代がプラスされるため、少ない費用で結婚式を挙げたい方には少々不向きかもしれません。
それでも「絶対に海外で結婚式を挙げたい!」という方は、以下の記事を参考にしてみて*
結婚式費用の内訳相場と見積もりサンプル♡
結婚式全体の相場についてはわかったけど、具体的にはどんな項目にどれぐらいの金額がかかるのか疑問ですよね。
そこで次に、各項目にかかる費用の相場について詳しく解説していきます♡+。
以下の見積もりサンプルを確認しながら、何にどれくらいお金がかかるのか、憧れの結婚式をイメージしつつ、費用について考えてみましょう*
▼見積もりサンプル(約70名:専門式場で挙式+披露宴を行った場合)
項目 | 単価 | 単位 | 合計金額 |
婚礼コース料理 | 12,000円 | 69 | 828,000円 |
飲み物 | 3,800円 | 69 | 262,200円 |
お子様コース | 4,000円 | 2 | 8,000円 |
ケーキ | 60,000円 | 1 | 60,000円 |
小計① | 1,158,000円 | ||
挙式料 | 157,500円 | 1 | 157,000円 |
会場・席 | 700円 | 71 | 49,700円 |
音響・照明 | 132,000円 | 1 | 132,000円 |
司会料 | 60,000円 | 1 | 6,000円 |
介添料 | 20,000円 | 1 | 20,000円 |
小計② | 364,700円 | ||
メインテーブル装花 | 50,000円 | 1 | 50,000円 |
ゲストテーブル装花 | 5,000円 | 11 | 55,000円 |
ケーキ装花 | 10,000円 | 1 | 10,000円 |
ブーケ&ブーケトニア | 32,000円 | 1 | 32,000円 |
小計③ | 147,000円 | ||
タキシード | 130,000円 | 1 | 130,000円 |
ウェディングドレス | 279,000円 | 1 | 279,000円 |
カラードレス | 190,000円 | 1 | 190,000円 |
美容着付け | 55,000円 | 1 | 55,000円 |
小計④ | 654,000円 | ||
招待状 | 400円 | 51 | 20,400円 |
筆耕料 | 200円 | 51 | 10,200円 |
席次表 | 600円 | 51 | 30,600円 |
席札 | 200円 | 71 | 14,200円 |
プロフィールパンフレット | 300円 | 69 | 20,700円 |
小計⑤ | 96,100円 | ||
スナップ写真撮影 | 154,000円 | 1 | 154,000円 |
スタジオ写真撮影 | 80,000円 | 1 | 80,000円 |
エンドロール | 100,000円 | 1 | 100,000円 |
小計⑥ | 334,000円 | ||
キャンドルサービス | 100,000円 | 1 | 100,000円 |
小計⑦ | 100,000円 | ||
引き出物 | 5,400円 | 51 | 275,400円 |
ペーパーバッグ | 300円 | 51 | 15,300円 |
小計⑧ | 290,700円 | ||
サービス料 | 115,800円 | 1 | 115,800円 |
合計金額(小計①~⑧までの合計+サービス料) | 3,260,300円 |
今回は分かりやすく見てもらうために、見積もりの内訳を8つのグループに分けてみました。それでは各グループについて簡単に解説していきましょう♩
料理(小計①の項目)
料理は結婚式の費用総額の約1/3を占める重要な項目。そのため、初回の見積もりではランクの低いコース料理と飲み物が設定されていることがほとんどです。
コース料理は一般的に、12,000円・15,000円・18,000円の3段階で料金設定がされているので、予算やゲストの人数に合わせてランクを選ぶといいでしょう♩
加えて、ゲストにお子様がいる場合は、キッズメニューの注文もお忘れなく*
式場にもよりますが、お子様用の料理もランクが分かれていることがあるので、年齢に合わせて子供たちが満足できる料理を選んであげて♡
会場(小計②の項目)
会場は収容人数が増えるほど費用が高くなるので、式場の予約をとる時点で大体の人数は決めておいたほうが◎
また、式場によっては親族の控室が会場費とは別で発生することもありますので、こちらも併せて式場に確認しておくのがおすすめです♡
装花(小計③の項目)
装花は料理同様、初回見積もりではランクがやや低め。全体的にボリュームを出したり、華やかに見せたりしたい場合は、追加料金が発生することが多いので注意が必要です。
装花の打ち合わせは式準備の後半に行うことがほとんどなので、最初からイメージが固まっている方は、見積もりの時点で自分のイメージと実際の装花が一致しているか確認しておくといいでしょう❀
衣裳・メイク(小計④の項目)
タキシードやドレスにこだわりたい方は衣装代が値上がりしやすいので要注意。
とくに新作の衣装は値段が高いため、衣装見学をする際は注意が必要です。希望の衣装を試着するのもいいですが、まずはプラン内で着られるタキシードやドレスもチェックしてみて*
また、式場の衣装代が高くなりそうな場合は、ドレスショップで購入またはレンタルにするのもアリ♩
ただし、会場によっては持ち込み料が発生する場合もあるので、自分で衣装を用意する際は式場に持ち込み料の確認をしておくこともお忘れなく!
メイク代に関しては、当日のみメイクをしてもらうか、当日+リハーサルメイクを行うかによって料金が異なります。費用を少しでも抑えたい方は、思い切ってリハーサルメイクを削るのもアリ◎
印刷物(小計⑤の項目)
小計①~⑧までを見比べてみるとよく分かるのですが、印刷物は8つのグループの中で最も費用がかからない項目です。そのため、ここは無理に節約しようとしなくてもOK♩
『少しでもいいから節約したい!』『自作でアイテムを作りたい♡』というのであれば、自分たちで招待状や席次表を用意しても問題ありませんが、時間と手間を考えれば、式場に任せてしまうのが賢明です。
写真・映像(小計⑥の項目)
写真・映像に関する費用が初回見積もりに加えられていることはほとんどありません。
追加する場合は20~30万円ほど金額がアップするので、お金をかけたくない方は映像を自作したり、写真を知り合いに頼んだりしたほうがいいかも*
演出(小計⑦の項目)
今回はキャンドルサービスを例に挙げましたが、演出にかかる費用はやりたい演出内容によって金額が異なります。
なるべくお金をかけずに演出を取り入れたいのであれば、式場側で用意してくれる演出ではなく、自分たちで企画した演出を取り入れるようにするのがおすすめ♡
先輩夫婦の演出を参考にしながら、ぜひ自分たちらしい演出を考えてみてはいかがでしょう。
引き出物(小計⑧の項目)
引き出物は一部のゲストに対してランクアップしたものを渡すことが多いので、見積もりをする際はどんな引き出物を何人に渡すのかきちんと把握しておくことが大切*
上司や取引先など、普段お世話になっている人をゲストで招待する際は、人数をしっかり確認しておきましょう。
【番外編】サービス料はいくらかかる?
ここまで紹介してきた8つの項目とは別に、結婚式の見積もり表にはサービス料が加えられています。このサービス料とは、式場のスタッフに支払うチップのようなもの♡
今回は料理代のみを対象としましたが、サービス料は料理代以外にも席料や控室料にかけられることがあります。
意外と見落としがちなので、費用を抑えたい方はサービス料がどこにかけられているのかチェックしてみて♭
結婚式の費用で自己負担する金額の相場は?計算方法もご紹介♡
結婚式の費用は前述で紹介した通り、総額が200~400万円になるケースがほとんどです。
とはいえ、結婚式の自己負担額は基本的に最終費用から当日受け取るご祝儀を引いた金額になるので、費用を全額自分たちで支払うことはまずありません。
なお、ゼクシィ結婚トレンド調査では、2019年のご祝儀総額の平均が224.3万円、自己負担金の平均が149.5万円という結果に*
もちろん地域によって差はありますが、挙式+披露宴を考えているのであれば、150万円程度は自分たちで負担するものと認識しておいたほうがいいかもしれませんね。
結婚式の費用、親の援助やご祝儀はどれくらい当てになる?
結婚式を挙げたカップルの中には、『親からの援助があった』『ご祝儀だけで費用をほぼまかなえた』という方々もいらっしゃいます。
しかしそんな話を鵜呑みにして、親の援助金やご祝儀を当てにしてしまうのは危険。
『想像していたよりも自己負担金が高くなってしまった…』とならないためにも、以下のことを心得ておきましょう♩
親の援助があった夫婦は7割。でも期待しすぎはNG
ゼクシィ結婚トレンド調査2019によると、実際に結婚式を挙げた夫婦の7割弱は、ご祝儀+自己負担金に加えて、両親が援助してくれたお金を結婚式の費用に充てているようです。
平均相場は167.8万円。結婚式の費用をこれだけ援助してもらえるのはかなり助かりますね♡
ただ、残り3割近くの夫婦は親からの援助なしで結婚式を挙げていますから、結婚式の費用=親が一部負担してくれるといった期待はあまりしないほうがいいかもしれません。
基本的にはご祝儀+自分たちのお金だけで費用を支払う気持ちでいましょう*
もらえるご祝儀は真相新婦との関係性×招待数で決まる
先程紹介したご祝儀の平均相場は224.3万円でしたが、実際にもらえるご祝儀の総額は新郎新婦との関係性×招待数で決まります。
新郎新婦との関係別:ご祝儀の相場
- 友人…2~3万円
- 上司…3~5万円
- 同僚・部下…3万円
- 恩師…3~5万円
- 親族…5~10万円
友人のみを招いて1.5次会を開く場合や少人数婚をする場合は、平均相場よりご祝儀の総額が少ないことも。
そのため、自己負担額を計算する場合は、招待するゲストが新郎新婦とどういった間柄なのか、そして何人招待するのかを踏まえておくことが大切です*
人数だけで計算したり、平均相場を当てにしたりしすぎないように注意してくださいね。
結婚式費用と支払いの注意ポイント*お金のトラブルを避けるために
それでは次に、結婚式の費用に関する注意点を紹介していきます⋈
豪華な結婚式にしたい方も、低予算で結婚式を挙げたい方もここは要チェックですよ!
見積り額は初回と最終で大幅に変わる!?
前項でもお伝えした通り、結婚式の初回見積もりはスタンダードなプランで費用が計算されているケースが多く、最終見積もり金額は初回見積もりより高くなることがほとんどです。
内容変更を希望する項目によっては予算が大幅にアップすることもあるので、料理のランクを上げたり、新作の衣装を選んだりした際は、こまめに見積もり額を確認しましょう。
結婚式以外で発生するお金に要注意
結婚式の準備を進めている最中はウェディングハイになりがち。
「せっかくの結婚式なんだから、ここは思い切って贅沢しちゃおう!」とオプションをつけてしまう方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、結婚に関わるお金は結婚式の費用だけではありませんから、オプションをつけたい時は一旦冷静になって考え直すことが大切。
新婚旅行を予定していたり、挙式後に新生活を始めたりするのであれば、その分のお金もしっかり頭に入れて費用を見積もって*
また、結婚式に向けてエステに通ったり、ネイルをしたりする予定の花嫁さんは、美容代もかかってくるので注意が必要です。
ネイルは5,000円前後、ブライダルエステは数万円のお金がかかりますから、花嫁美容を検討している方はそれぞれの相場もチェックしておくのが◎
大事な項目はケチらない
一方、費用を抑えたいからといって、あれこれ節約しすぎるのもNG。とくに料理や引き出物のランクはゲストにバレやすいので注意して*
節約する項目は、あくまでも『ゲストの記憶に残りにくいもの』を基準にして選ぶことが重要です♭
以下の記事などを参考にしながら、ゲストにも満足してもらえるような結婚式を計画しましょう♡
結婚式の費用に関する揉め事を避けるコツ
結婚式の費用がきっかけで、夫婦やパートナーの家族との関係が悪化したというケースは少なくありません。
もし支払い負担の割合や親からの援助で意見が割れそうな時は、以下のアドバイスを参考にしてみてください。
結婚式の費用はどのように分担するべき?
結婚式の費用は、以下の3パターンで分担するのがおすすめです。
- 総額を2人で折半する
- ゲストの人数で費用を分担する
- 項目別に費用を分担する
結婚式の費用は新郎・新婦で折半する夫婦が多い模様。しかし、招待している人数に差がある場合は、ゲストの割合で費用を分担するのも一つの手です。
また、相手に気を遣って衣装などが満足に選べなさそうな場合は、新郎・新婦にかかる費用をそれぞれが自己負担するのもアリ。
できれば見積もりを出す前に、お互いが納得できる分担方法を決めておきましょう♡
親からの援助が新郎側もしくは新婦側のみの場合
「自分の両親は結婚式の費用を援助してくれたのに、向こうの親からは援助なし…」
せっかく2人で挙げる結婚式なのに、一方の親だけが費用を援助していると、何だか気持ちがモヤモヤしてしまいますよね。
しかし前述でもお伝えした通り、新郎・新婦の親が結婚式の費用を負担する義務はありません。
どうしても援助が必要な場合は、パートナーに打診してもらうように頼んでみるといいでしょう。それでも無理そうな場合は、こちらが折れて諦めるのが◎
援助に関しては両家の親が自由に決めることですから、新郎・新婦はあくまでも”もらえたらラッキー”ぐらいのスタンスでいたほうが気持ち的に楽ですよ♩
親や親族からの援助を断りたい時の対処法
結婚式を挙げるカップルの中には、『親や親族からの援助に頼らず、2人だけで結婚式の費用を何とかしたい!』と考えている方もいるはず。
そんな時に家族や親族が援助を申し出てきた場合は、どう対処するのがベストなのでしょうか。
金銭の受け取り自体を拒否してしまうと、後々関係性が悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。できれば相手の気持ちをありがたく受け取りつつ、自分たちの意思も伝えられるのが◎
結婚式の費用は自分たちで支払いたいから、お祝い金として受け取ることはできないか聞いてみるといいでしょう*
援助で受け取ったお金は贈与税が発生する?
親や親族に結婚式の費用を援助してもらう場合は、「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」を活用することで贈与税を非課税にできます♩
ただし結婚資金の贈与は300万円まで、さらに非課税対象となる項目も細かく決まっているのため、活用する際は注意が必要です*
詳しい内容は国税庁のホームページから確認できますので、援助額が大きくなりそうな場合は贈与税対策もしておきましょう。
結婚式費用の支払いはいつ?どうやって?
多額の費用が必要となる結婚式ですが、お金を支払うタイミングや、支払い方法はどうなっているのでしょうか。
ここでは結婚式の費用の支払いに関する情報をご紹介していきます°˖✧
結婚式にかかったお金はいつ払う?
結婚式にかかった費用を支払うタイミングは式場によって異なります。
支払う タイミング | メリット・デメリット |
前払い | 【メリット】 先に費用を支払ってしまうので、結婚式が終わった後にお金のことを考えずに済む |
【デメリット】 ご祝儀を使って支払いができないため、事前に自分たちでお金を用意しておく必要がある | |
当日払い | 【メリット】 結婚式当日に受け取ったご祝儀を全て費用に充てることができる |
【デメリット】 ご祝儀で足りない分を想定して用意しておく必要がある ⇒多額のお金を持ちあるかなくてはいけない | |
後払い | 【メリット】 受け取ったご祝儀を確認してから費用を支払える ⇒個別にお祝い返しをしたい方にもおすすめ |
【デメリット】 想定していた金額よりもご祝儀が少なかった場合は、後から自分たちで資金を用意する必要がある |
支払いのタイミングは前払い・当日払い・後払いの3タイプに分けられますが、ほとんどの式場は前払い制となっているようです。
挙式日までにお金を準備しておくのが難しい場合は、前もって式場に相談したり、当日払いや後払いにできる式場を選んだりして対策をとっておきましょう◎
また、後払い希望の方は”格安婚サービス”を活用するのも一つの手。費用も安く収まりますから、こちらも一度チェックしておくといいかもしれません♩
結婚式の費用の支払い方法
結婚式の主な支払い方法は以下の3通りです。
- 現金払い
- クレジットカード払い
- ブライダルローン
現金払いを選ぶ方がほとんどですが、中にはクレジットカードで支払ったり、ブライダルローンを組んだりしている方もいるようです*
ちなみにブライダルローンとは、その名の通り、結婚に関わるお金を低金利で借りられるローンのこと。前払いでお金が用意できない場合に活用している方が多いみたいです。
ブライダルローンに関しては以下の記事に掲載しておりますので、結婚式の費用で悩んでいる方は、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね♡
結婚式の費用を安く抑えるコツ
結婚式の費用を安く抑える手段としては、やはり見積もりの確認が最も重要!
しかし、実はそれ以外にも結婚式の費用を節約するコツがいくつかあるんです♡
そこで最後に、結婚式の費用を安く抑えるコツをご紹介。難易度が低いほど実践しやすいので、費用を抑えたい方はぜひ試してみて♩
クレジットカード決済を選ぶ
費用が直接安くなるわけではありませんが、少しでも節約をしたい方はクレジットカードでの決済がおすすめ♭
結婚式で支払った費用の分だけポイントが付与されるので、後から生活資金の足しにすることができます♡
ただ、結婚式を挙げる会場によってはカード払いができないこともあるので要注意。また、限度額を低めに設定している方は、あらかじめカード会社に限度額を上げてもらうように連絡をしておくことが必要です*
アイテムの持ち込み
結婚式までの準備期間に余裕がある場合は、招待状や席次表、式中に流すムービー、衣装、引き出物など、必要なアイテムを自分たちで用意するのも一つの手。
アイテムを手作りする場合は時間と手間がかかりますが、その分より思い入れのある結婚式になるはずです♡
注意点としては、会場によって持ち込み料が発生するという点。
節約のつもりで用意したアイテムのせいで、かえって金額が上がってしまわないよう、持ち込みをする場合は事前に式場へ確認をとっておきましょう。
人気が集中していない日にちを選ぶ
結婚式を挙げる際は、大安や友引といったお日柄のよい日や、ゲストの都合がつきやすい土日祝日を選ぶ方がほとんどです。
そのため、中には需要の少ない仏滅や平日に格安なプランを提供している式場も♡新郎新婦や両家の親族がお日柄を気にしないのであれば、こういった日にちを選ぶのもアリですね♩
また、夕方~夜にかけての結婚式や、真夏・真冬の需要が少ない季節の結婚式もお得なプランが用意されている可能性大。もしまだ結婚式の日取りが決まっていない方は、ぜひ需要の少ない日にちを狙ってみては?
キャンペーンを活用する
結婚式の費用を安く抑える方法として、最も難易度が低いのはズバリ!各企業で実施しているお得なキャンペーンを活用すること♭
中には式場見学だけでお得な特典がもらえるキャンペーンや、実質無料で結婚式が挙げられるキャンペーンを実施している企業もあるので、結婚式場を探している方は絶対に活用するべき!
キャンペーンを実施している企業はゼクシィやハナユメなど、選びたい放題なので、結婚式の費用を抑えたい方はぜひ各企業のキャンペーンを見てみるといいでしょう◎
結婚式の費用の節約技については、以下の記事にも詳しく掲載されています。
元プランナーだからこそ語れるお得情報がてんこもりなので、費用を安く抑えたい方はこちらもチェックしてみてくださいね♩
結婚式の費用について話し合ってみて♡
結婚式の費用で大切なポイントは、「お金をかけるべきところ」と「削るべきところ」をしっかり押さえること。
「結婚式で大事にしたいのはどの部分なのか?」ふたりで一度、費用についてじっくり話し合ってみてくださいね♡
▼結婚式準備とお金のアレコレ♡▼