金属アレルギーの場合、指輪はどんな素材のものを選べばいいの?
結婚には欠かせないアイテム、指輪*金属アレルギーの方は、どんな指輪なら付けることができるか悩んでしまいますよね。 今回は、金属アレルギーや金属アレルギーの方でも付けることのできる指輪について詳しく説明していきます。
婚約指輪・結婚指輪2024.10.28 更新2018.11.11 公開
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目次
金属アレルギーとは
汗などで金属が溶け出して金属イオンが作られ、これが皮膚を通して身体に入ってしまい、拒絶反応を示す状態を金属アレルギーといい、急に発症することもあります。
金属アレルギーが出にくい指輪の素材を選ぶことが大事!
金属アレルギーと聞くと少し心配になってしまいますが、金属アレルギーにも種類によってアレルギーが出にくいと言われているものもあるんです!
ここではいくつかの素材を紹介していきたいと思います*
チタンやレアメタル素材
金属イオンが溶け出しにくく、金属アレルギーを起こしにくいとされていますが、希少価値が高くまた加工するのが難しいため、高価なものになってしまいます。
そして金属アレルギーを起こしにくい素材ではあるものの「絶対金属アレルギーを起こさない」ものではないのも要注意です!
比較的金属アレルギーを起こにくいと言われているチタンの指輪について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください⇩
プラチナ・金
マリッジリングで代表的な素材、プラチナ・金。
ブライダルで使われるプラチナは高純度のもの(90%以上)がほとんど。
その純粋性がマリッジリングにふさわしいと選ぶ方が多いです♡
プラチナの指輪について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください⇩
また、金は昔から「富の象徴」。
太めのリングだとゴージャスな雰囲気、細めのリングだとアンティークな繊細な雰囲気で人気ですよね*
ゴールドの指輪について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください⇩
こちらは2つとも金属イオンが溶け出しにく素材ではあるのですが、硬さを強くするためパラジウムや銅を混ぜている場合があり、結果金属アレルギーを引き起こすこともあるの購入前に確認してくださいね。
木
金属ではない木製を選べば、金属アレルギーの心配はありません!
木のリングは素朴でナチュラルな雰囲気。
貴金属やアクセサリーに抵抗のある男性にも付けやすいリングです*
ただし、どうしてもカジュアルになってしまうので、堅めのビジネスシーンには不向きかもしれません。
注意が必要*金属アレルギーを起こしやすい素材
街のジュエリー・アクセサリーショップは値段も素材も色々な種類が売っていますよね*
表示や記載がないものもあるので、心配な方は、購入時、店員さんに聞いてみるのが安心です♩
ここからは、人体でイオン化しやすいと言われている、金属アレルギーの方には要注意の素材を紹介します*
ニッケル
光沢があり、耐食性が高いため、装飾用のメッキに用いられます*
日用品や台所用品にも使われることが多く、大変有用な金属として知られています。
金属アレルギーの原因となる金属はニッケルの可能性が最も高いと言われているので、要注意です。
コバルト
コバルトも金属アレルギーが出やすいと言われています。
鉄より酸化しにくく、酸や塩基にも強い素材です。
また、磁石にも使われることが多いです*
コバルトのアクセサリーは汗の中の塩素イオンにより溶け出すため、夏場は特にアレルギーが出やすいと言われています*
スズ
青銅器の材料として有名。比較的昔から用いられてきたメジャーな金属です*
比較的、金属アレルギーは起こしにくいと言われていますが、他に貴金属が混ざっている場合がありますので要注意*
パラジウム
プラチナやホワイトゴールドの割り金として使われることが大変多い貴金属です。
また、歯科治療にも使われることが多く、銀歯の20%に含まれていると言いますので、こちらも注意が必要です*
クロム
光沢があり硬いため、重工業製品や台所用品まで幅広く使われています*
こちらも金属アレルギーが起こりやすい代表的な貴金属です。
また、エビ・アサリ・ホタテなどの食品にも含まれています。
銅
10円玉で使用されていることから、比較的メジャーな金属ですね♩
こちらも金属アレルギーが起こりやすい貴金属です。
カラーゴールドなどを選ぶ際は、含有率など気をつけましょう。
銀
シルバーアクセサリーを持っている方は多いのではないでしょうか?
上記であげた中でも、特に一番身近で私たちの周りにあるのが銀のアクセサリーかもしれません。
これらの素材は加工がしやすく低価格なため、一般的に手頃なアクセサリーとして売られています。し
かし、汗などで金属イオンが溶け出しやすく、金属アレルギーになりやすい素材でもあります。
金属アレルギー対策ってあるの?
なかなか予防しにくい金属アレルギーではありますが、事前に対策を練ることで防げることも!
日頃から少しだけ気をつけてみましょう*
皮膚科に行く
皮膚科でパッチテストを行い、その金属に対してアレルギー反応を起こしているのかを調べましょう。
事前にアレルゲンを特定することで、アクセサリーを選ぶ際、素材を厳選することができ、安心です*
汗をかくときには身につけない
汗をかくことによって金属から金属イオンが溶け出し、アレルギーが引き起こされることが多いです。
ですので、スポーツ前や夏場など汗をかきやすい時には予め外しておくのも対処法のひとつです。
もし、どうしても外せないという方は、こまめに汗を拭き、予防することも大切ですよ*
清潔にしておく
金属アレルギーに関してだけではありませんが、汚れたままにしておかず、指輪などを常に清潔にしておくことも大切です。
購入したお店でジュエリークリーニングなどを無料で行ってくれる場合もあるので、利用してみるのも1つの手ですね♡
コーティングする
専用のコーティング剤を塗り、皮膚と直接触れないようにする。
透明のマニキュアで代用している人もいますが、こちらはNG。
メタルコートなどを利用すると良いでしょう。
結婚指輪を探しているなら…選び方やお得情報をチェック!
いかがでしたでしょうか?
こちらで紹介したように、ちょっとした心がけでアレルギー対策をすることはできますし、もし金属アレルギーになってしまっても、結婚指輪をつけることはできます♡
ぜひ前向きに自分に合う素材の指輪をみつけてみましょう*