これで完璧!結婚式の招待状、アレルギーがある場合の返信記入例*
食物アレルギーがあるゲスト必読!大切な人の結婚式招待状の返信ハガキに記載すべき内容を、「アレルギーがある場合」「アレルギーがない場合」さらには「自分(家族)だけがアレルギーを持っている場合」、「アレルギー有無の確認欄が無い場合」等に分類してご紹介していきます♩
基本的なマナー2021.2.7 更新2018.12.19 公開
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目次
アレルギーがある場合は返信ハガキに必ず記入を!
結婚式の招待状を受け取ったとき。
返信ハガキに、アレルギーの記入欄があるのを見たことはありませんか?
食物アレルギーは人によっては命に関わるもの。
結婚式の招待状には参加の可否のほか、アレルギーの有無の確認欄も必ずと言っていいほど記載されているんです。
「なんか気を遣わせちゃって悪いな…」と思うアレルギー持ちのあなた、心配はご無用!
新郎新婦のお二人は「ゲストの方に思いっきり食事を楽しんでもらいたい!」という想いを持っていますし、会場によってはアレルギー確認が決まり事だったりしています。
相手に迷惑をかけないためにも、食物アレルギーを持っている場合は必ず記入しましょう♩
ではどんな風に書き加えればいいのか。
この記事では、アレルギーがある場合とない場合の記入の仕方をご紹介いたします。
▽招待状の返信マナー、基本の書き方はこちら
アレルギーを持っている場合の返信ハガキの記入例
アレルギー持ちの方は、少し口に含んだだけでも重大なショック症状を起こす可能性もあります。
さらにその日の体調次第でアレルギー反応が異なる場合もあるので、普段の症状が軽くても、披露宴ではもしかしたら重症になってしまうなんてことも…。
そのためハガキには、症状がどんなに軽くても必ず「アレルギー有り」で記載しましょう!
自分だけがアレルギーを持っている場合
【文例】
・「大変申し訳ありませんが、〇〇のアレルギーが有りますのでご考慮いただけると助かります。よろしくお願いします。」
・「ご面倒をおかけして恐縮ですが〇〇のアレルギーが有りますので、ご配慮いただけると幸いです。宜しくお願い致します。」
自分だけがアレルギー持ちの場合、このように大人としての礼儀を踏まえつつ、丁寧に記入しましょう。
「卵」「牛乳」のように、単語だけよりも、印象がグッと良くなります♪
家族の誰かがアレルギーを持っている場合
【文例】
・「□□(名前)が〇〇のアレルギーが有ります。」
・「子供の□□(名前)に〇〇のアレルギーがあります。ご面倒かと存じますが、よろしくお願い致します。」
自分ではなく家族の誰かがアレルギーを持っている場合、新郎新婦さんやウェディングプランナーさんに一目でわかっていただけるよう、必ず「誰が何アレルギー」かをきちんと記入しましょう。
名前を書き忘れてしまった場合は、速やかに新郎新婦側に直接連絡を。
新郎新婦の二人は、結婚式の招待状の発送から本番まで準備することが山ほどあります。
そのため口頭で伝えたうえで、念のためメールやLINE等、文章として残るもので連絡をしておくと親切です。
嫌いな食べ物は書いても良いの?
せっかくの晴れの席に、嫌いな食べ物が目の前に出てくると少し気持ちが落ち込みますよね。
ですが、アレルギーの有無確認欄には、食べ物の好き嫌いは書かないようにしましょう。
理由は
・一人ひとりの好き嫌いに対応すると、料理のメニューがバラバラになり会場が対応しきれない
・「好き嫌いでメニューを変えてほしい」=「わがまま」と捉えられる
・他のゲストが嫌いな食べ物を我慢して食べているかもしれない(不公平)
などが挙げられます。
アレルギー欄は、あくまでも人体に影響(蕁麻疹、呼吸困難など)を及ぼす食材を記入するもの。
当日嫌いな食材が出てきたら、一口だけ口をつけて残すなど大人の対応をしましょう。
アルコールが飲めない場合はどうすればいいの?
アルコールは、アレルギーだけでなく、妊娠中・授乳中、運転をする、酔いやすい等、お酒を飲まないという方もいます。
その場合もこんな風に、返信ハガキに飲めない旨を一言添えておきましょう。
【文例】
・アレルギーはありませんが、現在授乳中につき、アルコール、カフェインは控えております。
ご配慮いただけると幸いです。
・当日、車の運転をするのでアルコールは控えさせていただきます。ご配慮いただけると幸いです。
アレルギー欄のない招待状はどうしたらいい?
ではもし、返信ハガキにアレルギー欄が無かったら?
ここではその場合の書き方をご紹介していきます。
ハガキにアレルギー有無の記載欄が無い場合は、「空きスペースに記入する」または「手紙を添える」という方法があります。
新郎新婦と親しい間柄の場合、まずは空きスペースに食物アレルギーがある旨を記入して送付しましょう。
その後新郎新婦にメールや電話を入れ、料理に入っているか、入っていた場合変更できるかを聞くようにしましょう。
もし気軽に話せる間柄ではない場合、手紙でお知らせするという方法もあります。
ここでは文例を紹介いたします。
【文例】
拝啓 〇〇の候 ますますご健勝のこととお慶い申し上げます。
〇〇さん、△△さん、この度はご結婚おめでとうございます。
また、晴れの席へのご招待もいただきまして大変嬉しく思います。ぜひ出席させていただきたく存じます。
それに伴い、私事で大変申し訳ございませんが、〇〇のアレルギーを持っておりますので食することができません。
この度の披露宴会場では、アレルギー食材に対して何らかの対応をしていただけるのか否かをお伺いしたく、このようなお手紙を差し上げた次第です。
もし対応が難しい場合は、大変申し訳ございませんが、失礼を承知で欠席とさせていただきますことをお許しください。
結婚式の準備等でご多用のところ、このようなお手紙を差し上げ恐縮ではございますが、お手すきの際にご返信いただけますと幸いでございます。
末筆ではございますが、お二人のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 敬具
日付:〇〇年〇月〇日
氏名:山田 花子
連絡先:123-4567-7890
最近はパソコンやメールでのやりとりが主流ですが、直筆で手紙を書いた方が好感を持たれやすいので、できれば直筆で書きましょう。
アレルギーがない場合の返信ハガキの記入例
アレルギーが無い場合、特にマナーや決まり事はありません!
書いても書かなくてもOKですが、
・「特に無いです。」「特にありません。」
・「特にありません。お気遣いありがとうございます。」
などと書いておくととてもスマート。
晴れの席に招待していただいているので、丁寧かつ素敵な返信にすると好印象ですよ!
幸せいっぱいの結婚式!披露宴の食事も思いっきり楽しもう♪
せっかくの披露宴。食事も楽しみのうちの一つですよね♩
心置きなく楽しむために、アレルギーの有無はきちんと新郎新婦にお知らせしておきましょう♡
その際には、ちょっとした心遣いの一言を添えるだけで、とっても素敵な返信になりますよ☆