【保存版】略式結納とは?服装・流れ・結納品を総まとめ♡
結納には正式結納と略式結納が存在します*2つの違いについて皆様ご存知でしょうか?今回略式結納についてしっかりと解説させていただきますので、ぜひ参考にしてくださいね♩
結納2021.2.19 更新2018.8.10 公開
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目次
結納には【正式結納】と【略式結納】の2パターンあります*
婚約の儀式であるとても大切な結納。
結納とは、結婚の約束をした二人が婚約したことを公の場で正式に確認するための儀式です*
結納には【正式結納】と【略式結納】の2種類が存在します*
今回は略式結納についてピックアップさせていただきます!
略式結納とはどんなもの?
略式結納という言葉をご存知でしょうか?
一般的な結納と一体何が違うの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか♩
ここでは略式結納について細かく説明させていただきます!
略式結納って?
仲人さんが両家を行き来して結納品をやりとりするのが正式結納。
これに対して略式結納は、お嫁さんの自宅や料亭、ホテルなどの会場に両家が集まり、結納品の受け渡しをするのが特徴です。
略式結納では仲人を立てないパターンもあり、仲人なしの場合は男性の父親が進行することが多いです。
正式結納や顔合わせとの違いは?
正式結納と比較すると、結納品の品目が少ない場合や、結納金・婚約指輪のみにする場合もあります。結納品の品数や内容は、地域によってかなり違いがあるので、事前に両家へ確認しておくようにしましょう*
略式結納は儀式なので決まった流れがありますが、顔合わせは比較的自由で形式にとらわれないといった特徴があり、両家両親が親睦を深めるのが主な目的となります。
また、費用面でも顔合わせの方が費用を抑えられる場合が多いようです。
略式結納でも関東と関西での違いはあるの?
結納には関東式と関西式で違いがあるのですが、略式結納にもあるのでしょうか!?
関東地方を中心とした東日本と沖縄で行われている結納のことを【関東式】と呼び、男性側と女性側の双方で結納品を用意し、贈り合います。
関西地方を中心とした西日本で行われている結納のことを【関西式】と呼び、関東式とは異なり基本的に男性側のみが結納品を準備し、女性側は受書のみを渡す場合が多いです。
関西式と関東式では結納で贈る品目にも違いがあります。同じ品目でも呼び名が変わるので気をつけましょう*
また、飾りつけ方法なども違いがありますので、事前に調べる事が大切です!
お互いが違う地域の出身の場合、どちらかに合わせて結納を行う場合が多いので、必ず両家に相談しておきましょう。
略式結納のマナー
略式結納にもマナーはしっかりと存在します。事前に略式結納のマナーについて学び、当日焦らないでいいように準備することが大切です!
服装マナー
略式結納でも服装のマナーは決まっています。当日両家の服装の格の違いが生じないよう、どのような服装にするのか事前に相談しておくことが大切です*
男性本人
黒またはダークカラーのスーツ。ワイシャツは白、ネクタイはシルバーグレーか白のできるだけフォーマルなものを着用してください。靴下と靴は黒で揃えましょう。
女性本人
訪問着や振袖の和装。洋装の場合は上品なスーツやワンピースを選びましょう。
明るいカラーを選び、なるべく肌の露出は少ない方が好ましいです。
父親
男性本人と同様に、黒かダークスーツに白いワイシャツとネクタイを着用しましょう。靴下と靴も黒で揃えてください。
母親
紋付の色無地、訪問着、付下げが基本になります。洋装の場合は、黒色以外のフォーマルなワンピースやスーツを着用してください。
口上について知ろう☆
口上とは、結納の形式にのっとった「台詞」のようなものです。基本的には両家父親や新郎が述べます。
新郎側が会場に着いたら、まずは簡単な挨拶を行います。通常なら挨拶を行った後は、あれこれ話をしますが、略式結納の場合、口上以外の言葉は慎むという名残があるため、結納の場では式終了まで口上以外は無言が基本です。
口上には、おおまかな流れはありますが、台詞の内容は一言一句決まっているわけではないため、気持ちを込めてハキハキと言うことが一番大切です。口上が覚えられないという方は、カンペを見ても大丈夫ですので事前に準備しておきましょう!
略式結納の結納品ってどんなもの?
略式結納での結納品は、正式とされる品目をそろえても、一部省略しても大丈夫です!但し、納品の数を減らす場合は、結納品の合計点数が“割り切れない奇数になるよう調整してくださいね*
持ち運ぶ際は、紙袋、ビニール袋は絶対にNG!風呂敷が基本ですが、結び目をほどくのは縁起が悪いので行きは結び目を作らないことがポイントです*
結納品を持ち帰る際は、風呂敷をしっかりと結びましょう。結んだ縁がほどけないようにという意味が込められています♡
略式結納の流れを知ろう♡
略式結納には、
- ①仲人を立てない場合
- ②仲人を立てる場合
があります。
略式結納について実際の大まかな流れをチェックしていきましょう♩
基本的な流れ
小結納品の飾りつけ、両家着席(席次紹介)
はじめに結納品を飾ります。和室なら床の間やその前、洋室ならテーブルの上に飾り、新郎側が向かって右側、新婦側が向かって左側に飾る場合が多いです。
地域によって違いがあるので必ず事前に確認をしておきましょう。
はじまりの挨拶
新郎側、新婦側の順に入室します。並び順は入口から遠い上座側に新郎→父親→母親の順です。
新婦側も新郎側の家族と向き合う並びで、新婦→父親→母親の順に並び、全員そろったら両家が挨拶を行い着席します。
そして、新郎側の父親が、儀式を始める挨拶の口上を述べます。
新郎側から結納品を納める
新郎側の結納品を新婦側に納めます。
新郎の母親が、結納品と家族書を乗せた台を新婦の前へ運びます。新郎の父親または、新郎より「〇〇家より、結納の品でございます。幾久しく、お納めください。」と述べます。
新婦側が受書を渡す
はじめに新婦が目録を開いて目を通し、続いて新婦の父親、母親の順に目を通します。
お礼を述べ、新婦側から新郎側に「こちらが受書でございます。ご確認ください。」と述べ受書を渡します。新婦の母親が、贈られた結納品を上座、または飾り台に運び、受書を新郎の前へ運びます。
新婦側が結納品を納める
続いて、新婦側の結納品を新郎側に納めます。
新婦の母親が、結納品と家族書を乗せた台を新郎の前へ運び、新婦の父親が「□□家より、結納の品でございます。幾久しく、お納めください。」と口上を述べます。
新郎側が受書を渡す
新郎が目録を開いて目を通し、続いて新郎の父親、母親の順に目を通します。
お礼を述べ、新郎側から新婦側に「こちらが受書でございます。ご確認ください。」
と述べ受書を渡します。新郎の母親が、贈られた結納品を上座、または飾り台に運び、受書を新婦の前へ運びます。
婚約記念品の披露
婚約指輪や時計などの婚約記念品がある場合「婚約記念品としていただきました。」と述べて、実際に着用してお披露目をします。
締めのあいさつ
新郎の父親が結びの口上「本日はありがとうございました。今後とも、幾久しくよろしくお願いいたします」と述べ、新婦の父親が返礼の口上「こちらこそ、ありがとうございました。
今後とも、幾久しくよろしくお願いいたします。」と述べ、一同で深く礼をします。
仲人がいる場合
座席ですが、仲人は結納品に背を向けないように、結納の際は下座に結納品の方を向いて座ります。
結納後に会食を行う場合は、上座側に移動します。結納の際、司会進行役を仲人が担当する場合は仲人を介してやり取りを行います。
結納当日は仲人の家に迎えの車を回したり、お車代を包むのがよいとされているので事前に両家で相談しておきましょう。
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