タキシードは結婚式の雰囲気に合ったものを!新郎におすすめの色やコーデを紹介
結婚式の衣裳で悩むのは花嫁だけ…と思う方も多いかもしれませんが、意外と新郎様もタキシード選びで悩む方が多いのだそう。そこで今回は、結婚式のタイプ別タキシードの選び方や、おすすめのコーディネート例などを紹介!ぜひ新郎衣裳選びの参考になさってみてください。
衣装(和装)2022.4.13 更新2018.6.22 公開
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目次
タキシードが常識?結婚式の新郎衣裳について
結婚式の新郎衣裳をいえば、やはり何といってもタキシードをイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかし新郎衣裳は、正式には格式ごとに生礼服、準礼服、略礼服があり、場所や時間帯によって着るものが変わってくるんです。
日本の結婚式ではそこまで厳格なルールを守らなくても良いとされていますが、新郎衣裳の基礎知識を知っておけば、試着やオーダーの時に役立つこと間違いなし。というわけで、まずは新郎衣裳の種類について簡単に解説していきます♩
新郎衣裳の種類
新郎衣裳は大きく、タキシード・フロックコート・モーニングコート・テールコートの4種類に分けられます。
衣裳店の中には、これらを全てひっくるめてタキシードと呼ぶところもありますが、衣装の特徴はそれぞれ異なるので、どの衣装がどんな場所・時間帯に適しているのかしっかり押さえておくことがポイントです◎
▶タキシード(準礼服/夜)
タキシードは夜間に着る黒と白でまとめたフォーマルウェアを指しますが、近年は時間帯問わず新郎様が着る衣装で1番メジャーなものとなりました。
着こなし方としては、白のウィングカラーのドレスシャツに黒の蝶ネクタイを合わせ、カマーバンドまたはベストを着用するのが基本です。
衿のデザインは先が尖ったピークドラペルと、全体的に丸いショールカラーの2種類がありますが、どちらを選んでもOK。かっちりと見せたい方はピークドラペル、やわらかい印象を与えたい方はショールカラーを選ぶと良いでしょう◎
▶モーニングコート(正礼服/昼)
モーニングコートとは、昼間の時間帯で最も格式の高い正礼装のこと。日本の結婚式では、新郎新婦の父親が着る衣装というイメージが強いですね♭
こちらは黒の共布を使ったジャケットとベストに、黒の縦じまが入ったコール地のスラックスを合わるのが一般的ですが、結婚式で着用する新郎衣裳の場合は、ベストをシルバーやグレーに変えて合わせることもあります。
格式のあるホテルやレストランなどで結婚式を行う際にぴったりの新郎衣裳です。
▶テールコート(正礼服/夜)
テールコートとは、モーニングコートの逆で夜の正礼装のこと。裾がツバメの尾のように切れ込みが入っている事から、燕尾服(えんびふく)とも呼ばれています。
白いネクタイを着用するのが一般的であるため、晩餐会等の招待状に「ホワイトタイ」の指定がある時は、燕尾服着用という意味合いになるそうです。
現在では、表彰式やオーケストラの指揮者などが正式な行事で着用するイメージ印象が強く、あまり一般の方が着用しないそうですが、周りと差をつけたい個性派の新郎様にはおすすめの衣装といえるでしょう♩
▶フロックコート(準礼服/夜)
フロックコートはモーニングコートの原型となった伝統的なフォーマルウェアで、ジャケットの丈が前後ともに長いことが特徴です。
昔の結婚式では主流の新郎衣裳でしたが、現在はタキシードが主流となっているため、見かける機会はかなり少なくなってきています。
正統派・クラシカル・ゴージャースなイメージが強く、華やかな結婚式にはぴったり♩とくに厳かな雰囲気の結婚式場や、大きな教会での結婚式では衣装がよく映えます。また、トレーンの長いウェディングドレスとも相性抜群です。
結婚式でスーツを着るのはNG?
新郎様の中には「結婚式はタキシードではなくスーツを着たい!」と考えている方もいらっしゃることでしょう。しかし、スーツは略礼服(平服)の分類に該当するため、結婚式において新郎が着用するのは原則NGとされています。
ただしスーツはスーツでも、ディレクターズスーツと呼ばれる衣装に関しては昼の準礼服に当たるので、結婚式で着用してもOK◎
ちなみにディレクターズスーツはモーニングコートの丈を短くしたような衣装のことで、着こなし方もモーニングコートとほとんど変わりません。基本的にはシングルのジャケット×グレーのベスト×黒の縦じまが入ったコールパンツを着用します。
タキシードは結婚式で最も着られている新郎衣裳
ハナユメのアンケート結果によると、ここ近年でタキシードを着用している新郎様は全体のおよそ8割!
ウェディングスタイルの多様化&デザインの種類が豊富になってきていることもあり、現代の結婚式ではタキシードを着るのが主流となってきているようです。
というわけで、ここからはタキシードについて、さらに詳しく紹介していきたいと思います♩
結婚式に合うタキシードの色は?
タキシードと一口にいっても、どんな色を選ぶかによって、新郎が周囲に与える印象はガラリと変わってきます。では各カラーのタキシードがどんな印象を与えるのか、写真付きで見ていきましょう。
白・ホワイト系のタキシード
白は結婚式で着るタキシードの王道カラー。ウェディングドレスとの相性が抜群で、教会式はもちろん、リゾートウェディングやガーデンウェディングにもぴったりの色です◎
また、白のタキシードはロケーションフォトにも映える色なので、前撮りや後撮り、フォトウェディングなどを屋外で行う際にもおすすめ。
もしオールホワイトコーデに抵抗がある場合は、ネクタイやベストの色を変えたり、クリーム色・生成り色を選んだりするのも一つの手です。詳しいコーディネート例は後述で紹介していますから、そちらも併せてチェックしてみてください。
黒・ブラック系のタキシード
礼服の定番色である黒のタキシードは、体型や年齢を問わず、誰でも着こなしやすいのが特徴です。
白のタキシード同様、あらゆるシチュエーションの結婚式に対応できますが、格式の高いホテルや厳粛な式場などはとくに相性抜群。上司や来賓が大勢列席する結婚式にもふさわしい色といえるでしょう。
フォーマルすぎてお堅い感じがする場合は、ジャケット・パンツ以外の色や柄などを意識してコーディネートするのがおすすめ。
あくまでも一例ですが、柔らかい印象を出すならグレーのベスト、1.5次会や二次会にぴったりなカジュアルスタイルに仕上げたいなら、柄モノのシャツやネクタイなどが活躍してくれますよ♩
シルバー系のタキシード
光沢感のあるシルバーのタキシードも、結婚式で着られることが多い定番の新郎衣裳です。華やかさがあるので、新婦がインパクトのあるボリューミーなウェディングドレスを着ていても、見劣りすることがありません♩
また、シルバー系のタキシードはカラードレスとの相性も良いので、お色直しの時の新郎衣裳としても活躍してくれます。
コーディネートは全身同系色でまとめるのがおすすめですが、カラードレスに合わせて着用する場合は、全身の一部にネイビーやボルドーを取り入れてみるのもアリですよ◎
グレー系のタキシード
グレー系のタキシードは、一見シルバー系のタキシードと間違われやすいですが、実物は光沢が少なく、マットな仕上がりになっているのが特徴です。
華やかさというよりもカジュアル感が増すので、身内だけのアットホームなパーティーウェディングや、ナチュラルなガーデンウェディングにおすすめ。また、「煌びやかな新郎衣裳が苦手…」という方にもぜひ選んでほしい色合いです。
ブルー・ネイビー系のタキシード
近年、新郎様たちの間で人気が高まってきているネイビー。暗めの色ですが、ブラック系のタキシードのようにかしこまった印象にならず、程よい華やかさを出すことができます。
海や空を連想させる色なので、海外ウェディングや海辺での結婚式とマッチすること間違いなし!色の濃淡によって印象が変わってくるので、結婚式の雰囲気に合わせて色合いをチョイスしてみると良いでしょう◎
ベージュ・ゴールド系のタキシード
ベージュ・ゴールド系のタキシードは、光沢感の有無が印象を左右するカギとなります。
基本的に光沢があってもなくても上品に見えますが、爽やかさをアップさせたいならマットなベージュのタキシード、華やかさをアップさせたいなら光沢感のあるシャンパンゴールドのタキシードを選ぶのがおすすめです♩
>>ベージュ・ゴールド系のタキシードのコーディネート例を見る
ブラウン・ワインレッド系のタキシード
ブラウン・ワインレッド系のタキシードは、シックな装いで結婚式に臨みたい方に適しています。大人の男性にふさわしい落ち着きのある色合いなので、30代・40代の新郎様にはとくにおすすめ。
ただし、マットブラウンは実年齢よりも上に見られやすいので、結婚式で着るなら光沢のあるブラウン系のタキシードを選んだほうが良いでしょう。
また、ブラウン・ワインレッド系は暖色なので、秋冬のウェディングに合わせるのがおすすめ♩
春夏のウェディングだと生地にもよりますが、ちょっぴり季節外れな印象を与えてしまうかもしれません。
>>ブラウン・ワインレッド系のタキシードのコーディネート例を見る
結婚式のタキシードの選び方
タキシードはスーツと違って普段から着るものではないため、どんなものが自分に似合うのかどうしても悩んでしまいますよね。そこで次に、結婚式で着るタキシード・新郎衣裳の選び方をご紹介していきたいと思います!
体型で選ぶ
体型悩みをカバーしたい!という新郎様は、衣装の種類や柄に注目することがポイントです。ここでは体型別におすすめしたいタキシードのタイプをご紹介していきましょう♩
▶高身長さんにおすすめ
比較的どんなタイプのタキシードでもスマートに着こなせる高身長さん。
低身長さんが挑戦しにくいような着丈が長いフロックコートや、明るいトーンの色など、思い切って普段着る機会がないようなデザインのタキシードを選んでみてもいいかもしれませんね。
ネクタイやベストをジャケットよりも濃い色にすると、体の中心が強調されるので、同系色でまとめたタキシードコーデよりも引き締まった印象を与えることができますよ♩
▶低身長さんにおすすめ
低身長さんには、ジャケットの前丈が短くカットされたテールコートがおすすめ。ただ、最近はテールコートを取り扱っている衣装店が減ってきているので、テールコートがない場合は、ジャケット丈の短いタキシードや、モーニングコートを選んでみてもいいでしょう♩
普通丈のタキシードを着用したい場合は、襟部分が身頃部分と違う色になっているジャケットを選ぶのがおすすめ。襟の色を目の引くものに変えるだけで、視線が上にいくため、背が高く見えるようになります◎
低身長・ぽっちゃり体型におすすめ太り気味体型の方は、パンツをストライプ柄にするのがおすすめ。縦のラインが強調されて、スタイルアップ効果が狙えますよ♩
ただし同じストライプ柄でも、5分丈・7分丈など、ショート丈のパンツを選ぶのはNG。縦のラインが短くなってしまうので、低身長さんは避けたほうが無難といえるでしょう。
▶なで肩さんにおすすめ
なで肩が気になる方は、ジャケットの襟部分を意識してタキシードを選んでみましょう。できれば襟幅の広いタキシードを選ぶのが理想的です。
また、襟の形は襟幅が狭く見えてしまうショールカラーよりも、画像のようなピークドラペルを選ぶのがおすすめ♩デザインに不満がなければ、パイピングラペル(襟の外側に別の布地が縫い付けられているデザイン)を選んでみても良いでしょう。
▶肩幅がっしりさんにおすすめ
肩幅の広さが気になっている方は、なで肩さんとは反対に、襟幅の狭いタキシードを選ぶのがおすすめです。画像のようなショールカラーのジャケットを選べば、肩幅の広さを抑えることができますよ♩
また、蝶ネクタイは横ラインを強調してしまうため、肩幅の広さが気になる方や、顔の大きさが気になる方は避けたほうが◎
華やかな色合いのレギュラータイで縦のラインを強調しましょう。
新婦のドレスに合わせて選ぶ
夫婦でおしゃれなコーディネートをしたい!というハイセンスな新郎様は、新婦様のドレスと相性の良いタキシードを選ぶのがおすすめ♡
ここではドレスのデザイン別におすすめのタキシードを紹介していきます。
▶Aラインに似合うタキシード
Aラインとはその名の通り、スカート部分がアルファベットの「A」の形をしているドレスを指します。こちらは結婚式で多くの花嫁が選ぶ王道のドレスラインなので、タキシードはどんなデザインでも比較的合わせやすいのが特徴です。
基本的にはビビットカラーや派手めな柄をワンポイントに加えて、遊び心のあるスタイリングをするのがおすすめ♩
ただし、厳かな雰囲気で行われる教会式などでは、夫婦揃ってフォーマルな装いをしたほうが会場の雰囲気にぴったりマッチしますので、カジュアルダウンする際は、式場の雰囲気やゲスト層に合わせて調整してみてくださいね。
▶プリンセスラインに似合うタキシード
プリンセスラインとは、ウエスト部分が絞られており、裾が広がっているデザインのことを指します。文字通りお姫様のような華やかなドレスなので、タキシードもとびきりゴージャス感溢れるものを選ぶのがおすすめ!
シルバーやライトグレー、シャンパンゴールドなど、照明映えするような明るい色のタキシードを選ぶと、新婦様のドレスに見合った華やかさを出すことができますよ♩
▶スレンダーライン・マーメイドラインに似合うタキシード
全体のシルエットが細く見えるスレンダードレスやマーメイドドレスに合わせるなら、スタイリッシュなデザインのタキシードを選ぶのがおすすめです。
ブラック系・ネイビー系・グレー系など、少し暗めのカラーを選んでクラシカルな装いにまとめると、夫婦揃っておしゃれなウェディングコーデに見えるでしょう◎
▶エンパイアラインに似合うタキシード
胸元に切り替えがあるエンパイアラインのドレスは、力を抜いたナチュラルウェディングにぴったり。そのため、タキシードもかっちりとしたものより、ややカジュアルなデザインを選ぶのがおすすめです。
ただし、結婚式のスタイルによってはフォーマルな装いが求められる場合もありますから、式場の雰囲気やゲストに合わせてカジュアルダウンしてくださいね。
▶カラードレスに似合うタキシード
カラードレス(カクテルドレス)に合わせてタキシードを選ぶ際は、先程紹介したAラインやプリンセスラインなどのドレスラインに加え、新婦様の着るドレスの色に合わせることがポイントです。
各カラードレスに似合うタキシードは、以下の記事に詳しく掲載されておりますので、新婦様のドレスが決まったら、こちらもぜひ併せてチェックしてみてくださいね♩
結婚式の時間帯で選ぶ
昔ながらの正式なスタイルで結婚式を挙げたい方や、年配のゲストが多い場合は、結婚式の時間帯に合わせた新郎衣裳を選ぶのがおすすめ。
前項で紹介したように、日中の結婚式ではモーニングコート・フロックコート・ディレクターズスーツのいずれかを、夕方~夜にかけての結婚式では、タキシードまたはテールコート(燕尾服)を着用しましょう。
ウェディングスタイルに合わせて選ぶ
ウェディング スタイル(一例) | おすすめのタキシード |
厳かな教会での ウェディング |
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格式の高い会場での ウェディング |
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海が見える会場での ウェディング |
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ガーデン ウェディング |
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1.5次会 |
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前述でも触れましたが、結婚式の新郎衣裳はウェディングスタイルに合わせて選ぶことも重要です。
どんな会場で・どんなゲストを招待して・どんなテーマの結婚式を挙げるのか、パートナーとじっくり話し合ってタキシードを選んでくださいね。
番外編:お色直しのタキシードの選び方
結婚式のお色直しといえば、花嫁がウェディングドレスから鮮やかなカラードレスにチェンジするイメージが強いですよね。
しかし最近は新郎様の間でも、ネクタイやシャツの色柄を変える、ブートニアや帽子などのアイテムをプラスするなど、部分的にアレンジを加える”ちょこっとお色直し“が人気を集めているのだとか。
もちろんタキシードをまるごと別のものに変えるのもOKですが、衣装代を少しでも節約したいという方は、このようなアイデアを取り入れてみてもいいかもしれませんね♩
なお、小物を使ったお色直しアイデアは、以下の記事に詳しく掲載しております。写真付きでわかりやすく紹介しておりますので、こちらもぜひスタイリングの参考になさってみてください。
結婚式にふさわしいタキシードのコーディネート20選
ここからは、ウェディングニュースのマイレポに掲載されている写真の中から、とびきりおしゃれな新郎様のタキシードコーデを紹介して参りたいと思います!
フォーマルなものから個性的なコーディネートまで全部で20選のコーディネートを紹介しておりますので、ぜひ今後のタキシード選び&結婚式のスタイリングの参考になさってみてくださいね◎
ホワイト系のタキシードコーデ
まず最初に紹介するのが、ホワイト×ブラックのモノトーンコーデ。メリハリを効かせたい新郎様におすすめのコーディネートです。ホワイト系のタキシードに抵抗がある新郎様でも、これならためらわずに着られそうですね!
こちらはジャケットの襟とベストを、光沢感のあるゴールド系カラーでまとめた上品なコーデ。同系色のネクタイでグラデーションっぽくしてみるのも、まとまりが出て素敵です♩
真っ白ではなく、クリームがかった白を選ぶ事で親しみやすくナチュラルな印象に!とっても爽やかで、春夏の結婚式にはぴったりです。
ブラック系のタキシードコーデ
新婦様が着用されているマーメイドラインのドレスに合わせたフォーマルなコーディネートです。パッと見はクラシカルな装いですが、ループタイのような細めのリボンネクタイを選ぶことで、遊び心のあるスタイリングに♩
黒のタキシード×水色シャツを組み合わせたこちらの爽やかコーデは、結婚式のテーマである”夏色”をイメージしているそう。水玉模様の蝶ネクタイもアクセントになっていて素敵ですね!
堅苦しくならない程度に黒のタキシードを着たい方にもおすすめのコーデといえるでしょう。
こちらは黒のタキシードにハットを組み合わせたコーデ。縦のラインが強調されて、身長が高くスマートな印象に見えますね。お色直しや1.5次会、二次会などのパーティースタイルにもよく似合いそうな装いです。
シルバー・グレー系のタキシードコーデ
とても上品に見えるブルーグレイ系のタキシードは、大人な男性の雰囲気にぴったり。ナイトウェディングなんかにも合いそうです。
シルバーのジャケット×黒のパンツでスタイリッシュに。ベストではなくカマーバンドを着用しており、脚がとっても長く見えます♩
グレーのタキシードを使った正統派の新郎コーデ。白や黒のタキシードとは違う、落ち着きのある華やかさが出ています。派手すぎず、地味すぎずな恰好を希望する新郎様へおすすめしたいコーディネートです。
着こなしが難しそうな緑のタキシードも、こういったくすみがかったグレー系の色を選べば、簡単にイマドキなコーディネートに変身することができます。
春婚なら新緑を感じさせるような爽やかな着こなしに、秋ならブラウン系を取り入れてシックな着こなしにするのがおすすめです。
ブルー・ネイビー系のタキシードコーデ
ネイビー×マスタードの組み合わせでポップ感漂う可愛らしいコーディネートに!ジャケットを脱いでもおしゃれに決まりそう。
こちらの新郎様はサムシングブルーをテーマにした結婚式に合わせて、タキシードも青を選んだそう。ジャケット・ベスト・ネクタイとそれぞれ色柄の異なる青を取り入れ、爽やかなコーデに仕上げていますね。
カジュアルなスタイリングが目立つブルー系のタキシードですが、こんなふうにフォーマルな装いにもしっかりマッチします。挙式と披露宴で着こなしを変えてみても◎
ゴールド・ブラウン系のタキシードコーデ
明るめのベージュのモーニングコート×ブラウンのベストで、爽やかさと大人っぽさを演出。まるで童話から登場した王子様のようで、思わず見惚れてしまいますね。カラードレスとの相性もGOOD♩
こちらはダブルブレストのタキシードでクラシカルな装いに。こういったシンプルなカラーリングは地味になりがちですが、画像のように明るめの花やポケットチーフを付ければ華やかな装いになりますよ♩
ブラウン系でまとめたシックなタキシードコーデで、品のある大人っぽさを演出。光沢感のあるショールカラーとベストがとっても華やかです!
その他カジュアルなタキシードコーデ
カジュアルコーデは、さりげなくタキシードに柄物を取り入れてみたり、カラフルな小物を加えてみたりすることがポイントです。落ち着きのある色合いでも、画像のようにチェック模様を取り入れれば、たちまちカジュアルな雰囲気に。
こちらはなんとデニム素材のタキシードなんだそう!パンツの形もワイドで、珍しいタイプではありますが、とてもおしゃれに見えますね♩型にハマらないウェディングスタイルを希望する方におすすめです。
柄モノのタキシードに抵抗がある方は、画像のように、シャツに柄を取り入れてみるのもアリ。この着こなし方なら、たとえ新郎衣裳が1着でも、挙式・披露宴・二次会に合わせて全体の雰囲気をガラリと変えることができますよ♩
こちらはお色直しで着られたタキシードだそう。ビビットカラーの花嫁衣裳に負けないぐらい、個性が出ているコーディネートですね。最近はウェディングスタイルも多様化していますから、とことんパーティー感のある結婚式であれば、こんなスタイルもアリかも!?
タキシードコーデをもっと見たいなら♪トレンド重視&正統派タキシードコーディネート
結婚式のタキシードはレンタルと購入のどちらがおすすめ?
タキシードを用意する方法は以下の3パターンに分けられます。
- 既製品をレンタル
- 既製品を購入
- オーダーメイド購入
ウェディング情報サイト「ハナユメ」によると、新郎様の約7割は”既製品をレンタル”することを選んでいるのだとか。
レンタルはすぐに手配してもらえることと、購入よりも比較的安く済ませられることがメリットなので、そういった点を優先したい方にはおすすめの手配方法といえますね。
一方、前撮り・後撮りなどの関係で数回衣装を着る予定があったり、自分の体型にぴったり合ったタキシードを着たいと考えている方は、レンタルよりも購入がおすすめといえるでしょう。
タキシードのオーダーメイドとは?
\メリットや納期などをチェック!/
タキシードの手配におすすめのショップ5選
ここからはタキシードのレンタル・オーダー購入におすすめのショップを5つご紹介していきます。
▶THE GENTS TOKYO
「世界に一着のオリジナルを」をコンセプトにした、オーダーメイド専門のタキシードショップです。
フルオーダーに近いイージーオーダー制で、海外の有名メゾンにも採用されている世界各国の超一流生地を豊富に取り揃えています。また、式が終わった後は、タキシードをスーツにリメイクすることも可能。
納期は1ヵ月半以上かかるので、注文するなら早めに問い合わせをするのがおすすめです。
▶ブライダルハウスTUTU
ドレス・タキシードで1000点のラインナップがあるショップです。王道ものからカジュアルなデザインのものまで、たくさんのタキシードがあるので、自分に合うお気に入りの1着を見つけることができますよ♩
国外へのレンタルも可能なので、海外挙式を検討している方にもおすすめです。
▶with a WISH
日本中の花婿に「運命の1着」を。というコンセプトのもと、100型以上の多様なデザインと、49種にも及ぶサイズバリエーションを用意しているwith a WISH。
今までのレンタルショップにはなかった”選ぶ楽しみ”を、取寄せレンタルという新しいサービスで展開しているそうです。
Webサイトから身長・胸囲・ウェストのサイズを入力して、好みのデザインで絞り込み試着予約するだけで、全国約3.000店の衣裳専門店、各会場衣装室で試着する事が可能♩(※)事前にじっくり選ぶ事ができるので、安心ですね!
(※)一般家庭への送付は行っていないため、レンタルを希望する方は注意が必要です。
▶TUXEDO STATION
東京・大阪でリーズナブルにタキシードレンタルできるショップです。こちらはなんと、セレモニースーツ一式が、レンタルで23,500円(税抜)!驚きの価格ですよね!
リーズナブルですが、色の取り揃え、お父様用モーニング等バリエーションも豊かに揃っていて、小物の単品購入なども可能です。実店舗での試着も可能ですが、全国への配送サービスも行っています。
▶LIFE STYLE ORDER
東京目黒にショップを構える、オーダーメイドスーツ専門店です。「結婚式を自由に楽しむ」をテーマに、新郎様のカジュアルウェディングスーツを仕立ててくれます。
公式HPには、ハウスウェディング・ガーデンウェディング・リゾートウェディング・レストランウェディング等、シーン別のウェディングスーツの提案例が載っていて、とっても参考になりますよ♩
こちらも納期に時間がかかりますので、オーダーを考えている方は早めのご連絡を!
結婚式はタキシード以外の準備も必要
着たいタキシードのデザインや手配方法がある程度かたまってきたら、並行してタキシード以外の準備も進めていきましょう!
タキシードに合わせる髪型を決めよう
タキシードに合わせる髪形といえば、ツーブロック・オールバック・パーマスタイルの3つが大人気!ただ、輪郭によってはイマイチな仕上がりになってしまうこともあるので、タキシードが決まったら、髪型もある程度イメージをかためておくことが必要です。
以下の記事では輪郭別におすすめの髪型を紹介しています。タキシードだけではなく、和装に似合う髪型も紹介しておりますので、結婚式の髪型に悩んだらぜひ参考にしてみてくださいね。
新郎スピーチの準備はOK?
新郎様の中には、衣裳選びに思いのほか時間がかかり、新郎祝辞の挨拶を考えるのがギリギリになってしまった…という方も少なくありません。
しかし晴れの日をスマートに締めくくるなら、やはり衣装選びと並行して、早めにスピーチを考えておきたいところ。
新郎祝辞は「2分程度の早さにまとめる」「NGワードを避ける」「彼女の呼び方に注意する」ことが最も重要ですが、他にも立ち振る舞いで注意しておきたいポイントが多々あります。
挙式間近で焦らないためにも、今からしっかりスピーチ&振る舞い方も頭に入れておきましょう♩
タキシードを結婚式でスマートに着こなそう
結婚式は、新婦だけではなく新郎も主役。ゲストからの注目が集まるシーンも多々ありますから、やはり結婚式当日はスマートに衣装を着こなしたいものです。
「新郎衣裳がなかなか決まらない!」という方は、今回紹介したタキシードの選び方やコーディネート例、ショップなどを参考にしながら、ぜひ満足できるような新郎衣裳を選んでみてくださいね。