お心付けって必要?誰にいくら渡すの?気を付けたいマナーまとめ♡
結婚式に携わってくれる方にお渡しする「お心付け」。聞いたことはあるけど、具体的にはよく知らない!という方も多いのでは⁈ 「お心付け」の基本知識を身に付けて、ワンランク上の大人花嫁を目指しちゃいましょ♡
結婚準備のはじめかた2021.8.6 更新2018.4.19 公開
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お世話になるスタッフさんへ感謝の気持ちを込めて♡
人生で最高の1日になるよう、サポートをしてくれる会場スタッフの方々。結婚式でお世話になる上で、是非感謝の気持ちをお伝えしたいですよね♡
でも、「誰に何を渡せばいいの?」「相場はいくら?」「そもそも絶対に必要なものなの?」と、意外に頭を悩ませる部分でもあったりしますよね。
お心付けのマナーから金額相場や渡し方、どんなものが喜ばれているのか…?
それでは、早速チェックしてみましょう♩
お心付けってなに?
まずはお心づけから**お礼との違いや、必然性があるかどうかについても解説します^^
お心付けとは
「お心付け」とは挙式・披露宴にかかわる人に渡すお礼のこと*
懐紙やポチ袋(祝儀袋)に新札を入れ、介添人や美容・着付のスタッフなど、結婚式当日にお世話になる方々へ「本日はよろしくお願いします」の気持ちとしてお渡しするものです。
簡単な例を挙げると、海外で食事をした際などにお渡しする「チップ」のようなもの。また、「幸せのお裾分け」という意味合いも込めれられているのだとか♡
お礼との違い
では、「お礼」とは何が違うのかと言うと…
・お心付け=式場スタッフの方々へお渡しするもの
・お礼=ゲストへお渡しするもの
となります。勘違いしがちですが、「お心付け」と「お礼」は別物。
ただし、どちらも感謝の気持ちを込めてお渡しすることに変わりはないので、マナーをきちんと押さえて準備していきましょう♡
絶対に必要なもの?
お心付けはゲストへの「お礼」とは違って、必ずしも準備するものと考える人は少ないようです。
そもそもそのような習慣があることを知らなかったり、サービス料に含まれているので必要ないと判断するカップルも多く、式場によってはお心付けを受け取って頂けない場合もあるそう。
そうは言っても、結婚式当日を支えてくださる方々への感謝の気持ちは大切にしたいですよね。
どうしたらいいかわからない場合は、同じ式場の卒花さんにアドバイスをもらったり、ご両親に相談してみても良いかもしれませんね*
相手別*お心付けの金額相場と渡し方
お心付けをお渡しする場合、気になるのが金額相場と渡し方ですよね。
まず金額。基本は3,000円や5,000円など割り切れない奇数がいいと言われています。偶数は割り切れてしまうので、縁起が悪く結婚式にはあまり適していません。
それでは、相手別にお渡しする金額の相場と渡し方を見ていきましょう♡
プランナーさん
相場:5,000円〜1万円
渡し方:結婚式当日お式が始まる前。ご挨拶を兼ねて、後日お渡ししても良い。
準備段階から当日まで1番お世話になるプランナーさん。当日はプランナーさんと話す時間がほとんどなかったなんて話もよく聞くので、結婚式後改めてお渡しするのも良いかもしれませんね♡
介添人
相場:5,000円〜10,000円
渡し方:当日、最初にお顔合わせした時。
ドレスを踏まないように、歩きやすいようにと、1番身近で花嫁をサポートしてくれる介添人さんにも、感謝の気持ちを込めてお渡しできるといいですね♡
キャンプテン(会場スタッフ)
相場:3,000~10,000円
渡し方:当日、最初にお顔合わせした時。
披露宴会場を最高に素敵に仕上げてくれるキャプテンや会場スタッフの方々。なるべく全てのスタッフさんへ渡るようにするなら、菓子折りをお渡しするのがオススメです♡
カメラマン
相場:3,000~10,000円
渡し方:当日、最初にお顔合わせした時。
結婚式の大切な瞬間をおさめてくれるカメラマンさん。一日中動き回ってカメラを構えるのは想像以上にハードワークなはず。
会場撮影やブツ撮りで本番前から動き回っていることが多いので、なるべく最初にご挨拶したタイミングでお渡ししましょう*
ヘアメイク・着付け
相場:3,000~10,000円
渡し方:当日、最初にお顔合わせした時。
介添人に次いで、最も身近でサポートしてくれるのがヘアメイク・着付けスタッフさん。
会場によってはヘアメイクリハでお会いできることもあるので、さりげない会話の中で好みを探って品物を準備しても良いかもしれませんね♡
司会者
相場:5,000円〜10,000円
渡し方:当日、最初にお顔合わせした時。
スムーズに進行しつつパーティーを盛り上げてくれる重要な役目を担う司会者さん。挙式・披露宴と、別々の司会者さんになる会場もあるので、事前に確認して準備しておきましょう*
渡し方はご自身でお渡しできるのがベストですが、難しそうであればご両親に託しておくなど、事前に配慮できると良いですね♡
お心付けの事前準備見出し
結婚式当日はとにかく忙しくてバタバタ…当日慌てることの無いように、1週間から10日前には、事前にしっかりと準備をしておきましょう!
リストアップ(名前、金額、誰が渡すのか)
お心付けを渡す方、金額をリストアップしておきましょう。また、当日自分たちで直接お渡しするのが難しそうな相手の場合、代理で誰に頼むかもリストに記載しておきましょう*
新札を用意
お心付けでお渡しするお札は、新札であることが望ましいです。銀行や郵便局へ行って、新札の準備もしておきましょう♩
封筒(ポチ袋)
新札を入れる封筒も準備しておきましょう。
ご祝儀袋やポチ袋を購入する、もしくは、ご自身でオリジナルデザインを制作したり、お心付け専用の袋を販売しているデザイン会社もあるので、色々探してみると楽しいかもしれませんね♡
親と打ち合わせ
ご両親に渡してもらう場合、事前にお願いをしておきましょう。
祝儀袋やポチ袋に、お渡しする相手のお名前や肩書きを書いた付箋を貼っておくなど、当日ご両親が困らないよう配慮することも忘れずに*
余分に用意しておく
万が一の場合に備え、予定より多めに準備しておきましょう。
紛失してしまったり、人数の変動があったり…多めに準備しておけば、慌てることなくスマートに対応することができます*
お心付けの注意点
式場によっては、現金だと受け取ってもらえないケースがあります。
事前にお心付けをお断りされる場合や、仮に受け取って頂けても会社の売り上げとして処理されることがほとんどなんだとか。それでも、感謝の気持ちはお伝えしたいところですよね…
そういった場合、現金でなく品物をお渡ししましょう♡品物であれば、式場側も受け取りやすいですよね*
現金以外のもの
「品物」と言っても、どんなものが喜ばれる?渡す時のマナーは?と、色々悩んでしまいますよね。誰に渡すかや人数によって、1番喜ばれそうな品物を考えてみましょう♡
菓子折り
品物の場合、菓子折りは準備がしやすく、また個包装のものであれば大勢のスタッフさんに行き渡りやすいですよね♡その際、箱には熨斗を掛けてもらいましょう。
熨斗は、結び切りで、表書きは「御礼」か「寿」、両家の連名で表記します。
手紙
感謝の気持ちを込めて書いた手紙をお渡しするのも喜ばれるそう♡
手紙だけでなく、一緒に撮った写真なども添えてあげると、結婚式の思い出がより一層思い出され、心に残る贈り物になりそうです*
リップなどのコスメ
女性プランナーさんやスタッフさんの場合、コスメは間違いなく喜ばれるギフト*最近では、色んなブランドで名前入りリップを販売していまよね♡
感謝の気持ちプラスアルファで特別感も演出できるものは特にオススメです*
商品券
現金ではないので、品物と同様に受け取って頂きやすいのが商品券。もちろん、商品券であってもご祝儀袋やポチ袋に入れてお渡ししましょう♡
大切なのは「感謝のキモチ♡」
いかがでしたか?昔とは考え方が大分変わってきて、お心付けに対する考え方や式場側の対応も多様化してきています。
お心付けを渡しても渡さなくても、結婚式という大切な1日をサポートしてくださる方々に対する感謝の気持ちをお伝えし、気持ちよく結婚式を楽しみましょうね♡