主賓って何する人?誰に頼むの? 頼み方とマナーをご紹介♪
披露宴の悩みの種の一つでもある「主賓挨拶」。 誰に頼めばいいの? 頼む時のマナーは? いざ、頼むとなると疑問がたくさん! この記事では、そんなお悩みを解決するべく、主賓の人選からマナーまでまとめました♪
結婚準備のはじめかた2021.5.17 更新2018.4.13 公開
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そもそも主賓って何?
まず、”主賓”ってなんて読むの?
まず基本から!
”主賓”と書いて「しゅひん」と読みます。
打ち合わせまでに読み方も確認しておきましょう♪
そもそも主賓とは…
主賓とは披露宴にお招きするゲストの中で、格が最も高いメインのゲストのことを指します。
両家それぞれ1人ずつ選んでおきましょう。
主賓の役割って何?
主賓と聞いて思い浮かぶのが「主賓の祝辞」。
ゲストの代表として、披露宴の最初に新郎新婦へ祝辞をする大役があります。
また、披露宴の始まりに欠かせない「乾杯の挨拶」で乾杯の音頭をとり、スピーチをする役割もあります。
主賓と来賓って違うの?
主賓と来賓…漢字も似ていて違いも分かりづらいですね。
実は、「来賓」とはご招待するゲスト皆さんのことをさします。
「主賓」とは来賓の中でも一番主な人のことです。間違いに注意です!
誰に頼むの?選ぶ人数は?
お願いするなら誰に?
「主賓って誰にお願いするものなの?」…悩みのポイントでもある選任。
ここでは何例かご紹介します。
職場の上司・上長
主賓は「格が最も高い人」ですので、まず会社の上司・上長に依頼するパターンが多いようです。
上司といっても、「直属の上司」から「会社の役員」までさまざまですが、その場合やはり一番格の高い(最も役職の高い)方にお願いするのがいいでしょう。
恩師
会社関係を呼ばない、あるいは学生時代からお付き合いをしている新郎新婦さんはお世話になった先生に依頼することも。
やはり先生だけに話し方が上手く、当時のエピソードを紹介してくれると、聞いているゲストの皆さんも楽しんで聞ける祝辞となりますね♪
親族
最近では親族と親しい友人のみのアットホームな披露宴も多いようです。
その場合、両家の親族を代表し、両家の一番ご長寿の方やスピーチ好きの叔父さんに依頼することが多いです。親族だから知っている幼少期のエピソードで心温まる祝辞が期待できます。どちらにしても、男性の方にお願いすることが多いようですね。
友人
最近増えてきているのが、主賓を友人に依頼するパターン。この場合、新郎新婦と一番親交のあった友人を主賓とすることが多いようです。仲の良い友人だからこそ話せるエピソードで会場は盛り上がること間違いなし!!
何人に頼めばいいの?
両家1名ずつ主賓として依頼することが、通常多いようです。
しかし、同じ役職の方をご招待する場合や、主賓を依頼するのは新郎側だけ…ということもあるかと思います。絶対1名ずつという決まりはないので、まずは両家で話し合って決めるのが良いでしょう!
主賓っていなくてもいい?
会社の人を呼ばない…親族や親しい友人のみで執り行う…そんな新郎新婦も多くいると思います。アットホームな式で主賓として招待する方がいない場合は、主賓なしで披露宴を行うこともめずらしくありません。
新婦さんの寿退社で、会社の方を呼ばないなんてことも多いですが、その場合新郎側だけ主賓をお招きするのも良いでしょう♪
主賓 祝辞の依頼方法とマナー
誰に頼むか決まったら次に大切になるのは、失礼のないように‘‘主賓の祝辞‘‘をお願いすることですよね!どうやって依頼すればいいのかご紹介します♡
ここがポイント*依頼の流れと注意点
主賓決定!!と一段落するのも束の間…依頼する方が決まればなるべく早めにお願いするのが大切です。
まずは、結婚の報告と結婚式の出席をお願いしましょう!
出席のお返事を頂けたら、次は主賓のお願いです。
この時、祝辞あるいは乾杯スピーチをお願いすることをしっかり伝えましょう。その場合、直接お会いして依頼するのが基本です。遠方でやむを得ずお会いできない場合は、メールではなく電話やお手紙で失礼のないように依頼しましょう。
交通費&宿泊費
主賓は、新郎新婦からお願いをして出席していただきます。その点を考えると多めにお渡しする方が良いでしょう。
交通費は、自宅から会場までの交通手段を調べ、不足がないように準備しましょう。この時、最も高い交通手段と想定しキリの良い金額をお渡しするのがベターです。ただ、主賓ですので、最低一万円はお渡しするのが良いでしょう。
遠方からいらっしゃる主賓の場合、宿泊の有無を確認しましょう。宿泊希望の場合、新郎新婦でホテルを予約するのがベストですが、主賓の方も遠慮されがちです。宿泊の有無が分かれば、費用負担を明確にしお伝えしましょう。
お礼
主賓へのお礼は御車代とは別に、「1万円以上」のお礼が相場とされています。お礼は両家ご両親が渡すというのが通例となっています。ご両親には、主賓との関係を事前に伝えておき、挨拶も兼ねて渡してもらうと良いでしょう。
乾杯もお願いしてもいいの?
新郎新婦1名ずつ主賓をお招きした場合、通常それぞれの主賓から祝辞をいただくのが一般的です。そのため、上司であれば主賓の次の役職の方や恩人に乾杯挨拶をお願いすることがあります。
しかし、新郎主賓に祝辞、新婦主賓に乾杯挨拶とそれぞれ1名ずつにお願いするパターンもあります。
いずれの場合も、「祝辞」をお願いするのか「乾杯挨拶」をお願いするのかを明確にして依頼しましょう。
式直前に、断られたらどうする?
主賓に祝辞を依頼したものの、直前に断られてしまった…そんな新郎新婦もいると思います。
まずは、もう一度丁寧に依頼してみましょう。年配の方の場合一度断ってから引き受けるという風習もあるようです。
それでも断られた場合、式直前に時間がないなか他の方に依頼するのは失礼にあたることもあります。祝辞をなしにするか、親族に一度依頼してみるのも選択肢の一つです。
結婚式後の付き合い方
結婚式という一大イベントが終わりホッと一息。でも、まだやることが残っています!!
主賓を依頼した方には、式後なるべく早めに2人で直接挨拶に行きましょう。会社の上司の場合、取り急ぎ直接お礼を伝えるのがベストです。遠方等で、直接伺うのが難しい場合は礼状を送るのが良いでしょう。
新郎新婦の大事な節目に大役を担ってくれた方です、直近のお中元やお歳暮で日頃の感謝を伝えましょう。長いお付き合いを考えて、年賀状も忘れずに!!
これで悩みも1つ解決♡
いかがでしたか?主賓の選任から依頼方法やマナー、結婚式後のお付き合いまで注意点がたくさんあり気を使ってしまう新郎新婦さんも多いと思います。一つ一つ丁寧に確認しながら、問題点をクリアしていきましょう♪