【保存版】LGBTの基礎知識*結婚式やハネムーンについてもご紹介
最近良く耳にすることが多いLGBT。この記事では、セクシャルマイノリティであるLGBTについての理解を深めるための基礎知識のほか、 国内外の婚姻制度や、LGBTに対してフレンドリーシップな国内外の結婚式場、旅先(新婚旅行先)、ホテルなどもご紹介します♩
結婚準備のはじめかた2021.11.11 更新2018.3.30 公開
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目次
「LGBT」ってなに?
まずはここから! LGBTの言葉の意味や事情など、一番初めは基本的な事からご紹介しますね♩
「LGBT」とは?
LGBTとは「エル・ジー・ビー・ティー」と読み、Lはレズビアン(女性同性愛者)、Gはゲイ(男性同性愛者)、Bはバイセクシュアル(両性愛者)、Tはトランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致)の頭文字をとった言葉で、
セクシャルマイノリティ=性的少数者(何らかの意味で「性」のあり方が多数派と異なる人のこと)の一部となっています。
※異性愛者の総称は『ストレート』と呼ばれています。
LGBT総合研究所が2016年に行った意識調査では、日本人の約8%がLGBTというデータも出ており、この数値は、全人口の左利きの人口と同じともいえる数値とのこと。
マイノリティ(少数派)といっても、全体総数で見てみるとかなり多くの人がLGBTの傾向があると言っても過言ではありません。
日本でのLGBT事情は?
しかし日本では、LGBTへの法制度がまだ整っておらず、理解がされにくいところもあります。
日本において、LGBTの方が子供を育てるということや代理出産なども厳しい現状であったり、
家を探すにあたって、大家さんなどになぜ同性で一緒に住むのかと聞かれて住めなかったりなど
当たり前の生活が簡単には送れないのが現状です。
また『オネェ』と呼ばれる芸能人の方々の活躍が華々しい一方で、
LGBTの人たちの容姿はストレートの人達と全く変わらないケースが多いのですが、TVの影響などで『見た目や話し方が特徴である』と、逆に屈折して捉えられてしまいがちな面もあります。
しかし、偏見は残りつつも、昔に比べると時代の流れに合わせて理解が進んでいるところもあります。
例えば、企業への就職。最近ではLGBTへの理解を深めるために、社内セミナーを行っていたり、LGBTの社員専用の相談窓口を設けるなど、お互いに気持ちよく働ける環境を整える会社もかなり増えてきています!
虹色ダイバーシティ
↑就職の支援にも力を入れている団体です。
また、2015年渋谷区では、同性カップルに男女の婚姻関係に相当する関係を認める「 パートナーシップ証明」の交付を開始するなど、少しづつですが日本でも理解の輪が広がってきていると言ってもいいでしょう。
海外のLGBT事情は?
海外のLGBT事情はどうなっているのでしょうか。
海外とは言っても、中東や南アジアなどのイスラム教が国教の国では終身刑になってしまう可能性がる反面、
欧州や北米などはLGBT同士の結婚を認めていたりと、国や州によって扱い理解の差がかなりあるのが現状です。
アメリカでは、2015年6月に全米最高裁判所の判決により、全州で同性婚が合憲化されました。そして、都市部を中心に自治体レベルでLGBTのコミュニティがたくさんあり、そのコミュニティが医療環境や法律事務所などのサポートを充実させているため、日本に比べて理解や過ごしやすさは進んでいるのですが、
都市部から少し離れ、保守層がマジョリティとなるエリアに行くと、日本以上の偏見の目で見られてしまう事もあります。
そのような偏見を少しでも改善しようと、ハリウッドのタレントや歌手の多くがLGBT支援に名乗りを上げ、SNSやイベントで度々LGBTフレンドリーな内容を発信していたり、
LGBTの虹色の輪と呼ばれる「プライド・パレード」が世界中に広がるなど、様々な活動が広げられています。
さらに多様性を重んじる若い世代ほど、マイノリティへの偏見の目が少なくなってきているので、今後は今以上にLGBTが暮らしやすい環境になっていくのではないのでしょうか。
LGBTの婚姻について
1989年、世界で一番最初に同性パートナーシップを法制化したのはデンマークであり、次いで2001年にはオランダが同性婚を世界で初めて正式に認めました。
今日までに同性婚・同性パートナーシップなどの制度を導入している国は、アメリカ・イギリス・フランスといった欧米諸国のみではなく、南米やアフリカなど、合計で47カ国となっています。
そんな中、日本の現状はどうなっているのか、次の項目で見ていきましょう。
そんな中で日本におけるLGBTの結婚制度は?
次に日本のLGBTの方たちの結婚制度についてご紹介します。
結婚制度の紹介
結論から言うと、LGBTの方が今現在日本で結婚するのは不可となっています。
残念なことに、日本は同性婚未承認国として先進諸国の中では遅れているのが現状です。
しかし、自治体などの動きもあり、同性のカップルなどをパートナーとして公けに認める「パートナーシップ制度」を渋谷区を始め、世田谷区や那覇市などの6自治体が制度を導入し、
それ以外の地域でも前向きに検討をしている自治体も増えているので、同性カップルをパートナーとして認める動きは少しずつですが進んでいます。
パートナーシップ制度により、以前よりも暮らしやすい環境が整ってきたので、制度を導入している自治体へ転居する同性カップルもいらっしゃるようです。
同性パートナーシップに関しては、こちらの記事にメリット・デメリットを含め、詳しく記載されているので、是非ご覧になってみてください。
養子縁組という方法
しかし養子縁組をしたからといって、財産や相続などについてクリアになるかというと、そうではないようなので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
カミングアウトの壁
パートナーと共に暮らし始めるその前に、一番大きい壁といっても過言ではないのが親族や友人への「カミングアウト」。
生涯共に生きていきたい相手ができた場合に、初めて周りの人たちへ自信がLGBTである事をカミングアウトをする方もたくさんいるようです。
そして、周りへ理解を求める方法であるカミングアウトは当事者にとって、とても大きな壁となっています。
「親へカミングアウトをした際に、全否定をされてもう誰にも言えなくなった」「どう伝えたらよいかわからず、友人とのコミュニケーションが困難になってしまった」など、
伝えたくても伝えにくい現状がLGBTの方が苦しむ原因にもなっているんです。
一方で、すべて受け止めてくれる寛容な家庭も確かに存在はするので、身内の人にカミングアウトをされて困惑してしまった方や、この記事を読んでくださっている方自身がLGBTで、中々言い出せなくて苦しんでる場合は、LGBTのコミュニティに相談してみるといいかもしれません。
きっと同じ立場で苦しんだ経験がある人たちの体験談を聞くと、色んなヒントが得られるはずです。
↑こちらは家族や友人など、身近な人の支援にも力を入れている団体です。
LGBTフレンドリーな国内・海外の式場10選と手配会社まとめ
法律上の婚姻に関してはまだまだ課題の多い日本ですが、結婚式業界ではLGBTフレンドリーの会場が増えてきているんです!
ここでは日本と海外のLGBTカップルの挙式を受け入れている式場をご紹介します♩
国内挙式5選
沖縄:カフーリゾートフチャクコンド・ホテル『碧のチャペル』
2014年に同性婚事業をスタートさせた、沖縄県にある「カフーリゾートフチャクコンド・ホテル」に併設されている碧のチャペル☆
沖縄の中でもリゾート地の高台にあり、海に見ながら挙式ができます。朝は素敵な日差しに、夕方は夕日に包まれる式場です♡
東京:池尻稲荷神社
東京の「池尻稲荷神社」なら、日本ならではの和装挙式を叶えられます♪
ちなみに、洋装での挙式も可能なので、神社で結婚式を挙げたい方の夢をしっかり叶えてくれる素敵な神社です☆
東京:クラシカ表参道
東京の表参道にある「クラシカ表参道」。モダンでクラシカルな会場が好きな方にはピッタリの会場です。
都会にありつつも、裏道にあるので落ち着いて挙式が挙げられます**
千葉:ミラコスタ(ディズニーオフィシャルホテル)
ディズニー好きならたまらない、ディズニーシー内にある「ホテルミラコスタ」かわいらしく、また自分たちらしい結婚式ができます♪
また、可愛いキャラクターもたくさん一緒に祝ってくれるのもうれしいポイントですね!
【京都】ザ オーク ガーデン(THE OAK GARDEN)
2018年1月、全館リニューアルオープンをした旧ボウ・デパール KAMOGAWA TEIENこと、【ザ オーク ガーデン(THE OAK GARDEN)】!
リゾートをテーマに、チャペル、パーティ会場、ガーデンに至るまで 開放感に満ちた緑と光溢れる空間で、パートナーと素敵な時間を過ごしてくださいね♩
LGBTフレンドリーな国内の会場を一括検索!
上記の式場以外に、LGBTフレンドリーな会場を一気に見たい場合はこんなページがあるのでチェックしてみてくださいね♡
LGBTウェルカムな結婚式場まとめ
LGBT挙式のプロデュース・手配会社まとめ
いくらLGBTフレンドリーでも、結婚式場へダイレクトで連絡を取るのは抵抗があって・・・という方には1から挙式をプロデュースしてくれる会社(プロデュース会社が会場を借りて、挙式披露宴のプロデュースを行ってくれる)か、
LGBT婚の手配をお手伝いしている会社にコンタクトを取るのもおすすめです♡LGBTに知見がある方が運営されているので、色々な面で安心ですよ♩
LGBTsウェディング
関東を中心に、仙台、長崎、京都での挙式をプロデュースしている会社です♩研修を受けたスタッフがLGBTの結婚式をサポート♡
フォトウェディングのプランがあるので、挙式はしなくても写真だけは残したいカップルにもオススメです!
参考価格:20名の挙式+会食パッケージ特別料金 ¥615,384(税込)/平日フルパッケージ ロケーションフォト ¥108,000(税込)
novia novia wedding
女性を愛する女性のためのLライフスタイル情報サイト‘Novia Novia’が、2011年よりLGBTウェディングサポートを開始♩
何から準備をすればわからない方はもちろん、「式場側の反応を見ながら同性カップルとカミングアウトすることにストレスを感じる」という2人のために、LGBTウェルカムな式場やフォトウェディングスタジオをご紹介するお手伝いをしていらっしゃいます。
※手配会社なので、実質プロデュースは書く式場・スタジオになります
VALENTY WEDDING
プランナーの顔がHPで見れるので、事前にどんな人が対応してくれるのかがわかるのは、初対面の人と話すのが苦手な人の多いLGBTカップルにはすごく嬉しい事ですよね^^
同性カップルもストレートカップルも、当然のように同じ感じ扱っている素敵な会社さんです♡
参考価格:挙式のみで¥125,000~(場所、衣装代金含む)/写真のみ¥125,000〜(カメラマン、衣装代金含む)
※アルバム代別途
VALENCY WEDDINGのHPを見る
海外挙式5選
【ハワイ:オアフ島】アウリィラグーン
大人気のハワイで挙げるなら、ハワイの綺麗な海に囲まれて、ダイヤモンドヘッドを一望できる「アウリィラグーン」はどうでしょうか?ロケーション抜群の大人気な会場です♪
【ハワイ:オアフ島】セントラルユニオン大聖堂
こちらは式場会社が運営しているチャペル(商用施設)ではなく、正真正銘のキリスト教の大聖堂!ハワイの教会は、プロテスタント系の教会が多く、本物の教会でも同性婚を認めている所がいくつもあるんです☆
赤い絨毯が特徴的なセントラルユニオン大聖堂は、地元にたくさんの信者を抱えるので、ミサがある日は挙式不可ですが、それ以外は日本人カップルをたくさん受け入れています。
【ハワイ島】シェラトンコナベイサイド
出典:https://www.watabe-wedding.co.jp
大きなガラス窓から入る、ハワイの日差しに包まれながら挙式ができるのが、「シェラトン・コナ・ベイサイドチャペル」。白い大理石が光を反射して素敵な写真も撮れること間違いなしですね!
シェラトン・コナ・ベイサイドチャペルの挙式プロデュースをしてる会社を見る
【グアム】アマンテスチャペル
グアム挙式なら、全面ガラス張りの会場の「アマンテスチャペル」!グアムで有名な恋人岬も見えるロケーションバッチリの会場です☆
【ニューヨーク】リバーサイド教会
憧れのNYでの挙式なら、「リバーサイド教会」の大聖堂で挙げてみてはいかがでしょうか?日本では叶わない素敵な結婚式になるはずです☆
LGBTの海外挙式プロデュース・手配会社まとめ
novia novia wedding ハワイウェディングプラン
先ほどもご紹介した、novia novia weddingのハワイ挙式に特化したページです。挙式とフォトツアーどちらも叶います^^
紹介している会場は本物の教会が多く、ハワイウェディングを 現地でサポートしてくれるのは、 現地在住の日本人スタッフで、LGBTという言葉もないような時代から同性婚をサポートしてきた熟練のスタッフが行ってくださってるそうなので、とっても安心!
また、ハワイはLGBTにとっても寛容な土地柄なので、LGBT婚をするカップルにはすごくおすすめですよ♩
ハワイ以外のエリアの挙式にも相談に乗ってもらえるので、どこで結婚式をするかお悩みの方は是非一度相談してみては^^?
novia novia wedding ハワイ ウェディングプランのHPを見る
cheers wedding
ハワイ挙式のプロデュース会社として人気の高いチアーズウェディングが同性婚のプロデュースも開始♩
まだまだ2会場と取り扱いは少ないですが、ビーチウェディングや海上チャペルで挙式ができるなど、とってもユニークな内容を取り揃えています♩
ハワイ州で2013年11月に同性婚が法的に認められた同性同士のリーガルウェディング(ハワイ州の法律に基づいての正式な法的効力のある婚姻)のお手伝いのほか、フォトウェディングやレセプションパーティーのプロデュースも行っているので、しっかり結婚式をしたい2人にはとってもお勧めの会社です^^
LGBTフレンドリーな旅先(新婚旅行)は?
LGBTフレンドリーな国はどこ?
基本的には、アイスランド、マルタ共和国、デンマーク、オランダ、スウェーデン、カナダ、イギリス、フランス、ベルギーは、LGBTフレンドリーな国と言われています。
中でのアイスランド・オランダは世界一LGBTに寛容な国と言われているほど!近場のアジアではカンボジア、タイ、台湾はLGBTに明るい国として有名です♡
少し古いですが、LGBTフレンドリーランキングが記載されたこちらの記事を見ると、寛容な国は欧州に集中していて、逆に国教がイスラム教である中東や北アフリカはLGBTの方にとって閉鎖的な環境であると言えるでしょう。
同性婚を禁止している宗教が多いので、宗教色が濃い国ほどLGBTには過ごしづらいかもしれません。
もしLGBTの方が旅先を選ぶ場合は、その国や土地の方の宗教概念をしっかり把握して選ぶ方が大切かもしれませんね。
ちなみに、国内屈指のリゾート地である沖縄は、LGBTフレンドリーなホテルがたくさんあるので、近場な新婚旅行先としてもオススメですよ♡
LGBTの新婚旅行に♡オススメホテル5選
沖縄:カフーリゾートフチャクコンド・ホテル
こんな素敵なページがあるほど、LGBTフレンドリーなホテルとして名高いカフーリゾートフチャクコンド・ホテル♩部屋は広く、ホテルの場所もどこへ行くにも便利な恩納村。
全室オーシャンビューの客室は平均70㎡とゆとりある空間が魅力で、2014年より同性カップル向けのウェディング事業をスタート。
海外からも同性カップルが訪れている人気ホテルなんです♡
【ハワイ】オアフ島:ロイヤルハワイアン
ハワイはLGBTカップルがたくさん集まるビーチがあったり、街中にもレインボーフラッグが掲げられているバーがあったりと、LGBTにとっても寛容なエリアです♡
毎年6月には最大級のLGBTイベント「ホノルル・プライド パレード」が行われ、ロイヤルハワイアンを運営しているスターウッドホテル&リゾートはパレードのスポンサーもしています。
会社を挙げてLGBTサポートを表明しているので、同性カップルやトランスカップルにも安心♡
ピンク色の可愛いこちらのホテルは、新婚旅行の聖地とされていて、ワイキキの真ん中・ビーチ沿いに佇んでいるので、お買い物も観光もパーフェクトなホテル♡
スターウッドホテル&リゾートは他にもオアフ島だけで4つのホテルを運営しているので、予算に合わせてホテルを決めてみてはいかがでしょうか^^?
【スウェーデン】ストックホルム:Berns Hotel
Rainbow Journeyというサイトで記事を書いているNAO FUJIKAWAさんによると、ストックホルムで5本の指に入る、LGBTに人気のホテルなんだとか☆
モダンとエレガンスが調和したこちらのホテルは、ストックホルム中心部にあるニブロ湾の港の近くに位置し、観光にも大変便利な場所です^^
NAO FUJIKAWAが滞在レポを詳しくアップしてくださっているので、ぜひご覧になってみてくださいね♡
Berns HoteのHPを見る
ギリシャ:ミコノス島:エリシウム・ホテル
男性同士のカップルにはすごく嬉しい!なんと、このホテルはゲイ専用ホテルなんです♩ギリシャのミコノス島といえば、サントリーニ島と並んで、まるで天国のような場所と言われてる絶景の島♡
そんな場所で周りの目を気にせずゆっくりできちゃうなんて幸せすぎますよね♡
【京都】グランヴィア京都
京都駅に直結しているグランヴィア京都は、ロビーエリアのトイレにトランスジェンダーへ配慮した『ジェンダーニュートラル』の標識を設置するなど、国内屈指のLGBTフレンドリーなホテルとして有名です*
同性カップル向けの挙式も行っているようで、海外からも和婚をしに訪れるカップルもいるんだとか♡
ホテル情報や、挙式の詳細はこちらの記事で解説されているので、興味がある方はご覧になってみてくださいね。
その他にオススメホテルは?
5つのホテル以外にもLGBTフレンドリーを紹介している記事があるのでご紹介しますね♡
ユーザーが選ぶ「LGBTフレンドリーホテル」7選
人気予約サイトhotels.comが毎年行っている、集まった口コミから選ぶ『ベストホテル アワード』のLGBTフレンドリーホテル部門の受賞ホテルをまとめた記事です。
一部ホテルが今回ご紹介したものとかぶっていますが、紹介しきれていないホテルも掲載されているので、ぜひご覧になってみてくださいね。
厳選。世界の「ゲイ・フレンドリーホテル」5選!
日本最大級のゲイ向け情報サイトGENXY(ジェンクシー)の編集者が、人気宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」の中から、国内外のゲイフレンドリーホテルをセレクト。
評価8.5以上の優良ホテルのみを厳選して紹介しているので、きっと素敵なホテルが見つかるはずです♡
最後に、LGBTじゃない人達にも知っておいてほしい事*
実は私達が気づいていないだけで、周りにLGBTの方が多くいることが分かりましたね。
LGBTは病気ではなく、近年流行している恋愛スタイルでもなく、ずっと昔から一定数存在していています。
紀元前のローマ帝国では同性婚が行われたり、日本でも衆道と呼ばれる習慣があったくらい、歴史を振り返ると彼らはごく当たり前に存在しているんです。
時代の流れとともに、宗教の影響力が強くなるにつれて、同性愛者や性的マイノリティを否定する傾向が強まり、それがいつの間にか定着してしまったのですが、
20世後半頃から、多様性を重んじる人々が増えはじめ、性的マイノリティだった彼らを再び迎え入れる動きが徐々に広まってきています。
そして、当事者であるLGBTに属する方々は、身近な人にカミングアウトをしたくとも、どう伝えたらよいのか分からないと言った迷いや、打ち明けた際に偏見を向けられてしまう事に強い不安を抱いています。
実際に打ち明けたことで偏見の目を向けられたり、茶化された事に深く傷つき、鬱になってしまう人や、悲しい事に自ら命を絶ってしまう人もいます。。。。
彼らは好意を抱く相手が異性愛者の人達とは異なる以外何も変わらない、普通の人間です。
そして、いつ頃に自覚するかは人によりけりですが、基本的に先天性で生まれ持った気質なので『直せ』と言われて治るものでもないですし、仮に言われたままに気持ちを封じ込めたところで、本当に LGBTの当事者は本当に幸せなのか?という事も、周囲の人々もしっかりと考える必要があるのではないでしょうか?
マジョリティである異性愛者も、突然『明日から同性愛者になれ。異性が好きなんておかしい』と言われたら、すごく困惑してしまいますよね。
そして、打ち明けられた人はすぐに受け止められなくても、まずは彼らの話に耳を傾けるという姿勢が大切かと思います。
『受け止められない』という思いが絶対に悪い事ではないので、どう対処したかわからなくなってしまった場合は、先ほども記載したようにLGBTの家族と友人をつなぐ会やLGBTに関して知見がある心理カウンセラーなどに相談をしてみると、きっと気持ちが楽になるかと思いますよ^^
自分と違う感性を持った人同士がわかりあうのは簡単なことではありませんが、双方がお互いを思う気持ちがあればきっと乗り越えられると思うので、まずはLGBTという存在がどんな人たちなのかをこの記事をきっかけに知っていただけたら幸いです♡
また、途中でもお伝えしたように、LGBTの結婚式に関して、今に国内のウェディング業界では準備を整えている会場が増えてきています。
しっかりプライバシーを守ることはもちろん、衣装など式全体の理解が進んでいるので、今後どんどんLGBTの理解が進み、さらに素敵なプランが増える事をウェディングニュース編集部も期待しています♩*