キャンドルを使ってゲストと一緒に作り上げた空間【yuri_happyweddingさん】カトリック神田教会
花嫁レポ(結婚式レポ)2018.7.30 更新2016.9.10 公開
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Instagramにて3,500人ほどのフォロワーを持つyuri_happyweddingさん。
カトリック神田教会にて挙式と挙げたという彼女は、「ゲストと一緒に作り上げる式」が理想だったと言います。
そんな彼女のウェディングについて、取材しました。
結婚式後は気になる視点も変わってきた
編集T:今日はゆりえさんのウェディングについて色々聞きたいと思っているのですがよろしくお願いいたします。
yuri_happyweddingさん(以下:Y):もちろんです。こちらこそよろしくお願いいたします。
編集T:まずは、式場と挙式の時期をお伺いしてもよろしいでしょうか?
Y:2016年5月後半にカトリック神田教会にて行いました。
編集T:5月だと、本当最近のことですよね。式が終わって感じることや思うことはありますか?
Y:式が終わって一ヶ月間くらいは、余韻に浸っていましたね。終わってからは一言で言うとすごい達成感でした。無事終わってよかったーというような感じで、よく言われる「ウェディングロス」とか「抜け殻感」はなかったですね。
編集T:挙式が終わると、今までやっていたことが一気になくなってぽっかり穴が空いちゃうというお話もよく聞きます。
Y:あ、でも自分で式を挙げてからは友人や知人の結婚式に行っても見る場所や気になる場所が変わってきた感じはありますね(笑)
編集T:例えばどういうところですか?
Y:いままでは花嫁さんのドレスとかにあまり関心がなかったのですが、やっぱり自分がドレスを選んだりすることを経験すると前よりはちょっと詳しくなるじゃないですか。なのでドレスを見ちゃったりもありますね。今までは料理とかがすごく気になってましたが、もっと演出とか装花とかを見たりするようになりました。
編集T:なるほど!ここを奮発したのかなぁとかここを抑えたのかなぁとか、そういうことも無意識に見ちゃうようになるかもしれないですよね。
Y:あはは(笑)そうですよね!
キャンドルを使った演出はこだわったポイント
編集T:ゆりえさんの挙式のなかで、こだわった点を教えて頂けますか?
Y:やっぱり譲れなかったのは《みんなに楽しんでもらえる空間作り》でした。結婚式にお互い会社の方々を呼ばなかったから、自由に出来たという部分もありましたね。
編集T:Instagramを拝見すると、キャンドルを使った演出をしたということを載せていたと思うのですがキャンドルは始めから使う方向で考えていたのですか?
Y:いえいえ、準備をしていくなかで決まったのですが。いろいろ見ていくなかでたまたま秋葉原でキャンドルのワークショップをしていてふらっと立ち寄ってキャンドル作家さんと話してたんです。
編集T:ふむふむ。。。
Y:そこで結婚式でいろいろキャンドルが使えるというお話を聞いて、キャンドルを使う結婚式にしようと決めたんですよね。
編集T:結婚式でキャンドル!幻想的でいいですね。
Y:キャンドルを70本も使っていただきました。その作家さんがとても良い方で、巡り会えてよかったなと思います。式の打ち合わせにきてくれたり搬入・設置・撤退まで全部してくれたんですよね。
編集T:す、素晴らしいですね!
Y:そうなんですよ!しかも・・・作家さんとプランナーさん達がなんかこそこそしているなぁと思ったら、私たち(新郎新婦)へのサプライズをゲスト一体となってしてくれたんです。
編集T:えええ!それはすごく感動しますね!
Y:みんながキャンドルを持って演出のサプライズをしてくれたんです。もうびっくりしました。嬉しくて嬉しくて本当に感動しました。
編集T:本当に素敵なスタッフさんたちに巡り会えたのですね。
Y:はい。やっぱり結婚式を作り上げる上で関わるスタッフさんの存在ってすごく大きいと思います。ふたりだけではなにもできないわけですし、こうやって周りの手助けだったりご協力があって素敵な結婚式になるんだなと思いました。
ドレスを選びのコツは会場とのバランス
編集T:他にもこだわったことなどありますか?
Y:お花にもこだわりました。母の友達がフローリストなので、その方にお願いしたんです。もともと会場に設置するお花には決まりがあったのでブーケや頭のお花などをお願いしました。
編集T:絶対使用したいお花などはありましたか?
Y:名前が《ゆりえ》なのでブーケに百合を使いたかったんです。あと、わたしの身長的には小さいブーケの方がバランスが合うのですが、会場が大きいのでそこに合わせて大きめのブーケを作ってもらいました。
編集T:お名前にちなんで百合の花を使用するって素敵ですね。
Y:お色直しはピンクのドレスだったので合わせてピンクのブーケにしました。
編集T:ドレスはどのように決めましたか?
Y:ドレスの決定は早かったですね。母と妹と試着に行き、8着くらい着たのですが妹の見立てが確かでした(笑)
編集T:やっぱり女性親族とドレスを選びに行くと決定が早い説ってありますよね(笑)
Y:よく見ててくれてたり、似合うものがわかってくれているからでしょうね。最初は袖つきが着たかったのですがサイズ感がよくなかったので断念しました。
編集T:決定したドレスの決め手は何でしたか?
Y:広い会場に映えるトレーンの長さが決め手でした。
編集T:やっぱり会場とのバランスを考えてドレスを選ぶと決まりやすい気もします。着たいものを着るというのも、もちろんですが会場の雰囲気に合うか、バランスはどうなのかってこともすごく重要ですよね。
Y:そうですね!すごく重要だと思います。
編集T:カラードレスはどのようにして決定しましたか?
Y:一通りいろんな色を着て、いちばん似合ったのがピンクだったのでピンクのカラードレスにしました。肌色や雰囲気でそれぞれ似合う色が違うのでいちばんしっくりきたカラーにしました。
Instagramでフォロワーが増えたキッカケ
編集T:なにか式のなかでサプライズ的な演出はしましたか?
Y:余興は、無しにしました。その代わりじゃないですが、デザートが出てくるときにお皿の裏に当たりシールが貼ってあるように仕込んでもらい、それをランダムに設置して新郎新婦がクジをひいてグルメカードが当たるようなサプライズをしました。
編集T:すごく面白そう!ゲストも参加できてワクワクできていいですね。
Y:面白い企画だねと周りにも言われました。そして司会の方がとっても盛り上げてくれたので更にワクワク感がありました。
編集T:ギフト類は何にされましたか?
Y:プチギフトは、彼の地元が日光なのでそこにちなんで人形焼にしました。引き出物類は親族はお皿、女性はペアカップ、男性はタオルというふうに3種類用意しました。
編集T:準備期間のことについても伺ってもいいですか?
Y:準備期間は、ピンタレストでひたすらイメージを集めてました(笑)
編集T:やっぱりピンタレスト人気ですね!
Y:逆にインスタグラムはあまり見ていなかったんですよね。インスタだと探すのがうまくできなくて、その時はハッシュタグもよくわからなくて・・・わたし的には難易度が高かったんです(笑)
編集T:情報収集はピンタレストとInstagramを活用しているプレ花嫁さんがとても多いです。
Y:自分のイメージと合う人のイメージを探すのが大変で・・・ピンタレスト以外は普通にネットでキーワード検索したりしていました。
編集T:今は、ゆりえさんのInstagramにたくさんのフォロワーがいますよね。
Y:最初フォロワーが増えたときは自分のことじゃないような感覚になりました(笑)えっ、なんでなんで!って。
編集T:何かきっかけがあったのですか?
Y:レースペーパーを使ってペーパードレスを作ったことをアップしたらすごいフォロワーが増えたんです。手作り系は強いのかなーと思いますね。手作りしたものだけを載せるより作り方やプレ花嫁さんが参考にしやすいものを載せるとフォロワーが一気に増えました。
編集T:みなさん情報が欲しくて見たり探したりしてますもんね!
Y:あとは、前撮りの写真は反応がよくて真似したいとよくコメントも頂きました。
目的のある花嫁会って楽しい
編集T:花嫁会等はしていましたか?
Y:はい、主催してました。
編集T:主催してるのですね!大変じゃないですか?
Y:いや、すごく楽しくって。いちばん多かったときは30人ほど集まりました。呼びかけはインスタグラムで「花嫁会やります」という投稿をして、そこから来たい方がコメントをくれたりダイレクトメッセージくれたり。
編集T:これからもやっていきたいなぁといった感じでしょうか?
Y:そうですね。まだ未定ですが、企画していきたいなーと思います。
ジャイアントフラワーを作る花嫁会というものもやりました。材料費もいるので会費は4000円くらいしちゃうのですが。
編集T:すごく楽しそう!
Y:こうやって「なにかを作る」という目的があるといいですよね。ジャイアントフラワー制作花嫁会は1日に6名を3回して18名というような感じでしていました。
編集T:もともとなにか企画されたりするのが得意なんですか?
Y:そんなことはないんです(笑)花嫁会をし始めたのも、わたし自身すごく花嫁会に興味があって行きたいなーと思っていたのですが、なかなか予定が合わなくて行けず・・・もう自分でやってしまおう!と思ったのがきっかけなんです(笑)
編集T:なるほど!これからもなにかを作る花嫁会やワークショップのようなことができると素敵ですよね!
Y:そうですね!
最後に
編集T:挙式が終わったからこそ、プレ花嫁さんに教えられることや伝えられることって必ずあると思うんです。
Y:リアルな経験をしたからこそ、発信できることもまた変わってくるのかなって思います。
編集T:今日は貴重なお話をありがとうございました。
Y:いえいえ、ありがとうございました。
ゆりえさんのお話は、とても参考になる事がたくさんありました。
結婚式というリアルな経験をしたからこそ、プレ花嫁さんの気持ちが痛いほどわかったり、こういうことを発信したいな・・・などと思うゆりえさんの今後もとても楽しみです。
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