結婚指輪をつける指の意味とは?左手につけるべき?婚約指輪はどこにつけるのが正解?
みなさん結婚指輪は左手の薬指につけていますよね!?でも左手薬指につけるその意味を知っていますか?指輪をつける指について、その意味や国による違い、先輩カップルの指輪のつけ方などをご紹介します♪
費用・段取り2019.6.14 更新2016.11.13 公開
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目次
指輪をつける指って決まっているの?
指輪といえば、左手の薬指につけるものというイメージがありますが、ほかの指につけてはいけないのでしょうか?結婚指輪は左手薬指だけど、婚約指輪はつける指が決まっているの?つける指によってその意味も変わってくるの?ここではそんな疑問を解決していきたいと思います♪
そもそも結婚指輪と婚約指輪って何のためにつけるの?
プロポーズには婚約指輪・結婚式には結婚指輪♡と当たり前のように婚約指輪と結婚指輪をつける私たちですが、何のためにつけるのかその意味をご存知でしょうか?
結婚指輪は二人の「愛の証」
結婚指輪とは、結婚式に交換するのが一般的で、二人の「愛の証」、「結婚の証」として男女が身につけるペアリングのこと。
また「結婚しています」と自分にパートナーがいることを周囲に知らせる意味もあります。
婚約指輪は「愛の誓い」
一方婚約指輪は、プロポーズや結納の際、婚約を交わしたカップルの間で男性から女性に向けて「愛の誓い」としてプレゼントする指輪のことです。
男性にとっても女性にとっても結婚の意思を込めた特別な指輪であり、ダイヤモンドなどをあしらった華やかで一生の記念に残るようなものが一般的です。
結婚指輪、婚約指輪どちらの指輪も起源は古代ギリシャ・ローマだとされています。
そこから長い年月を経て、日本に伝わったのは明治時代の開国前後だと言われています。そしてこれらの指輪の習慣が一般化されたのは、西洋文化が一気に広まった戦後からなんだとか!
世界的に見ると日本ではまだまだ歴史が浅い習慣なんですね!
婚約指輪をつける指は?右手?左手?
一般的には結婚指輪と同様に左手の薬指につける人が多いようですが、右手の薬指につけるという人もいます。
最近では婚約指輪と結婚指輪の重ね着けもよく見かけますよね♡
より華やかに見えて素敵ですが、そもそも婚約指輪はどの指につけるものなのでしょうか?
正式な付け方がある!?
日本では婚約指輪をつける指は、結婚指輪と同様に左手の薬指につけるのが正解です!!
結婚式当日までは左手の薬指につけておき、式当日は結婚指輪の交換に向けて左手薬指を空けるため、右手薬指に付け替えておきます。そして、結婚式後にふたたび左手薬指につけておくというのが正式と言われています。
また、左手の薬指は10本の指の中で一番動かすことが少ない指であり、指輪を落とす可能性が低いという現実的な理由もあるようです。
結婚指輪は何故左手薬指にするのか
結婚指輪は左手の薬指と誰もが認知していますが、何故左手の薬指につけるのでしょうか?
その理由は”ギリシャ神話”に由来があると言われています。
心につながる神聖な指
古代ギリシャでは心臓は人間の感情を司る場所だとされていました。そして左手の薬指は心臓に繋がる血管があると信じられており、”神聖な指”とされていました。
このことから心臓すなわち心につながる左手の薬指に指輪をはめることで相手の心を掴み、結婚の誓いをより強いものにするという意味があります。
婚約指輪・結婚指輪は普段つけている?どの指に?つけるタイミングは?
仕事柄指輪をつけられない。。。子育てでダイヤのついた婚約指輪は危なくてつけられない。。。など婚約指輪や結婚指輪を普段つけているのか、つけていないのか。
また、たまにつける場合どんなタイミングでつけるのか先輩カップルの例を紹介します♡
私は基本的にはずっとつけています。(結婚指輪)洗い物など水仕事の時にはグローブをつけています(^^)、、、、、今は娘が小さくオムツ替えの時などに引っ掛けたりしたら怖いので、婚約指輪は外していますが、オムツ外れくらいに、また付け始めようかと思っています(^^)
やはり婚約指輪はダイヤなどがつけられているため、小さなお子さんがいらっしゃる場合ははずしている、ということが多いようですね。こちらの方のように落ち着いてからまた婚約指輪をつけるという方も多いのではないでしょうか!?
つける機会は友人の結婚式や、ちょっとオシャレな所にデートしに行く時など少ないですが、つけると今でも特別な気分になります。
仕事柄などにより普段から婚約指輪をつけられない!という方でも、このように休日など特別なときにつけるとより素敵な気分になりますね♡
どこにつけるかで異なる、指輪の意味
ここまで婚約指輪も結婚指輪も左手の薬指につけると紹介してきましたが、指輪はどの指につけるかでその意味も異なるものになるんです♪
そこでここでは、それぞれの指でどのような意味を持つのか紹介します。
親指(サムリング)
サムとは英語で、”親指”という意味。
古代ローマ時代からの言い伝えでは、親指にリングをはめるとなんでも望みが叶うとされていたそうです!
ちなみに、昔の戦いで弓を引くときに親指を保護するためのリングをつけたことが始まりなんだとか。
右手:権威や責任が得られる・指導力を持つ
左手:信念や愛を貫く・自分の思いを実現させる
人差し指(インデックスリング)
活動的になって、自立心が向上すると言われている人指し指。
個性的なイメージを演出したい時や、チームの先頭に立つ時などにピッタリです。
右手:集中力や行動力を高める・人に教え導く力が身を身に着ける
左手:積極的に行動できる力を高める・精神的な安定を得る
中指(ミドルフィンガーリング)
直感、ひらめきの象徴とされる中指。高いゴールを目指す時や、インスピレーションを高める時にオススメ!
また、魅力的になって素敵な男性を惹きつけるという言い伝えもあるそうです。
右手:邪悪なものから身を守る・行動力を高める
左手:協調性を高める・直感をさらに高める
薬指(アニバーサリーリング)
創造を象徴すると言われている薬指。
特に左の薬指は、命に一番近い指として神への聖なる誓いの指とされていました。
ちなみに、薬指に指輪をはめると肌が圧迫され心地よく、落ちつくとも言われているんですよ♡
右手:精神的な安定を得る・恋愛成就
左手:愛の絆を深める・願いを実現する
小指(ピンキーリング)
チャンスと秘密の象徴と言われており、心を落ち着かせてくれたり、思いがけないチャンスを呼び込むことができる指だと言われています♡
右手:困難を乗り越えることができる・自分の魅力を発揮する
左手:愛情が深まる・チャンスをつかむ
このように10本それぞれに異なる意味が込められています。
これらの意味を知って、その時々に合わせて指輪をつける指を変えてみるのも楽しみの一つになるかもしれませんね♪
海外ではどこにつける?国別の付ける指
婚約指輪や結婚指輪をつける指についてご紹介してきましたが、これは全世界共通というわけでもないんです!
指輪をつける指は慣習や宗教によっても変わってくるため、国によってつける指は異なるようです。
右手薬指につける国
日本とは異なり、右手の薬指に結婚指輪をつけるという習慣の国々がこちら!
・ドイツ
・チェコ
・イギリス
・オーストリア
・アイルランド
・スペイン
・ポーランド
・ノルウェー
・ブルガリア
・ベラルーシ
・フランス
・フィリピン
このように、東ヨーロッパでは右手薬指につけるという国が多いようです。
また、ドイツでは婚約指輪を左手薬指、結婚指輪を右手薬指につける習慣があります。
これは聖書のなかでは、右手には「正義」や「権力」が宿るとされていて、このふたつをつかむことで人は幸福を手に入れられると考えられていたため、結婚指輪を右手薬指につけるそうです。
左手薬指につける国
日本と同様に、左手の薬指に結婚指輪をつける国々がこちら!
・スイス
・イタリア
・ギリシャ
・トルコ
・アメリカ
これらの国々は結婚指輪は日本と同様ですが、婚約指輪に関しては逆側の右手薬指につける国が多いようです。
これは「左手=過去を表す」ことから「結婚」、「右手=未来を表す」ことから「婚約」という意味合いがあるためなんです!
宗教によって異なる例
国によって結婚指輪をつける指が異なりますが、宗教でも変わってくるんです!
例えば同じキリスト教であってもカトリックとプロテスタントでつける指は異なります。
・カトリック「左手薬指」
・プロテスタント「右手薬指」
日本とは違って海外では宗教が日常に深く関わってくることも珍しくなく、単純な線引きではなく複雑になっています。
指輪はつける指で意味も変わる!
結婚指輪も婚約指輪も左手の薬指につけるというのが一般的ですが、婚約指輪はつける機会に合わせて変えてみるというのも新鮮な気分になるかもしれません♡
大切な指輪だからこそ、意味を理解したうえでどの指につけるかをお二人で話し合ってみるのもいいですね♪