結婚式で失敗したくない!本番前に『練習しておけば良かった』こと15選
一生に一度の結婚式、初めてのことが盛り沢山の1日になりますよね♪当日になってみないとわからないことも多いですが、事前に練習しておけばより良い結婚式になるポイントをまとめました♡ もっとこうしておけば・・・とならないように、ぜひこの記事を読んで予習していってくださいね♡
演出2021.8.3 更新2021.8.3 公開
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目次
結婚式にはぶっつけ本番だと危ないところがたくさん*
初めてのことだらけの結婚式では、色んなことが“ぶっつけ本番”になりがち*当日は緊張も相まって思った通りには進まないもの。
新郎新婦2人で行うものや、家族や友人と一緒に行うものなど自分だけではない場面もたくさん出てくるので、当日いきなりベストな動きをするのはなかなか難しいですよね。
今回は、先輩花嫁さん達の「こうしておけば良かった」や「準備しておいて正解だった」声から、練習しておくと当日役立つ結婚式のアレコレをご紹介いたします♡
『新郎新婦』が練習しておくといいこと8選
挙式の流れ(スタイル別)
【教会式】
挙式の前にはリハーサルを行う会場がほとんどですが、問題はそのリハーサルでは覚えきれないということ!1回さらっと説明されつつ流れるように終わってしまうことが多いのです*
練習ポイント
- お辞儀のタイミング・振り返る時の回る方向
- ブーケやグローブを持っている時と預ける(置いている)タイミング
- 証明書サイン時の移動(2人一緒or一人ずつ行って戻ってくる場合も)・書いていない方の立つ位置
事前にプランナーさんに聞いてみると資料や映像をもらえる場合も。2人とも挙式の流れが頭に入っているだけで余裕を持って臨めますね♡
【人前式】
参列者に向けて誓いを立てる人前式では、教会式と同じような流れに加えて、オリジナリティーのある演出や言葉が増えるのが特徴♪
練習ポイント
- 誓いの言葉をしっかり覚えておく
- 二人が同じ早さで話せるようにスピード感も練習しておく
- 教会式と同じく振り向く方向や立つ位置、お辞儀のタイミング
特に人前式ならではの【誓いの言葉】は、神父さんの言葉を復唱するわけではないので2人の息を揃えて言えるようにしておくと良いですね♡
【神前式】
挙式スタイルの中で最も作法が多く難しいと言われる神前式*参列者もよくわからないという人がほとんどなので、スムーズに執り行えると良いですね♪
練習ポイント
- 誓詞奏上(せいしそうじょう)の文言は覚えておく
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)や三献の儀(さんこんのぎ)の所作
- 神様へ行うものなので基本的に目線を下げずに行えるように
神前式の場合はドレスよりもさらに動きにくい和装のため、練習と同じようにいかないことも多いです*完璧!と言えるレベルまで予習しておいて損はないでしょう♡
神前式についてはこちらもチェック♡
ベールアップ
新郎・新婦それぞれ違った難しさのあるベールアップ*2人の息が合っていないと綺麗な所作に見えないのでこのシーンは練習しておいた先輩花嫁も多いです♡
練習ポイント
- 新婦は背筋を伸ばしたまま膝をまげて前屈みに(新郎との身長差に合わせて)
- 新郎はティアラやイヤリングに引っ掛けないように(タオルやレースのカーテンで練習した卒花も)
- ベールを後ろへ持っていく時にゆっくり立ち上がるタイミング
長めのタオルなどを使い、鏡の前や動画を撮りながら練習すると横から見た全体の姿勢が確認できるのでオススメ♡
指輪交換
挙式の中で、2人に注目の集まる指輪交換♡手が震えてうまく指輪が入らなかったり、指輪の向きや手が逆になってしまったりなんてことも。
練習ポイント
- グローブの外し方と抜いたグローブはどうするのか
- 肘は90度、姿勢は前屈みにならないように意識して
- 薬指をすこし引っ張って、きつい場合は指輪を回しながらいれられるように
肘の曲げ方や、不安定な手に指輪をはめるための支え方など、細かいけれど実際にやってみるとやりやすくなる!と実感出来るポイントがたくさん♪ぜひ練習しておきましょう♡
指輪が最後まで入らなかったら!?当日に指輪がうまく入りきらなかった場合は、無理に最後まで入れずに止まったところで手を離して相手にこっそりつけてもらったほうがスマート♡
本番のアクシデントで起こりやすいけれどテンパってしまうケースなので頭の片隅にぜひ入れておいて♪
指輪交換練習の参考に♪
結婚証明書の署名
練習ポイント
- ローマ字で名前を書いておく(筆記体は特に注意)
- 漢字の場合は旧姓で書くのを忘れないように
- 自分たちで証明書やペンを用意する場合は試し書きをしておく
お洒落にみえるローマ字ですが普段から英語でサインを書かない人は練習しておくと良いですね♡名前を書くだけだからと油断しがちなポイントなのでしっかり準備を*
お辞儀
挙式・披露宴合わせるとかなりの回数を行うお辞儀♪2人が揃ってお辞儀ができているかはとっても大切*当日は履き慣れないヒールやシークレットブーツで身長差も変わってくるので気をつけて。
練習ポイント
- 当日と同じ高さの靴を履いてお辞儀の角度を確かめる
- 腰からしっかり曲げ、猫背にならないようにする
- 腕を組んでお互い逆の手には物を持った状態で練習するとより実践的♪
ドレスフィッティングの際に実際の衣装で数回やってみるだけでも感覚はつかみやすいので、歩く練習に合わせて1度やってみると良いですね♡
立ち姿・姿勢
気を抜くことなくずっと意識しておかなくてはならない姿勢や立ち姿は、いきなり当日を迎えてもできないことがほとんど!日頃から意識しておきましょう♪
女性の練習ポイント
- 背筋を伸ばして肩の力を抜いて少し落とす
- 視線が下を向かないように顎をひきつつ顔は前へ
- ブーケはおへその少し下をキープ(だんだん上がってきがち)
- 新郎と並ぶ時には2人でハの字を作りつつ、少しだけ後ろへ
男性の練習ポイント
- 胸をしっかり張って堂々とし、肩の力は抜く
- 腕を組む側の肘を軽く曲げ、こぶしが下を向かないように手首をあげる
- 右手はグローブがない時こそ指先まで意識をして
- 新婦と並ぶ時にはドレスを踏まないよう少し前でエスコート
笑顔・表情
素敵な衣装に身を包んでもガチガチの表情ではもったいないですよね*ここは恥ずかしがらず、自分が素敵に見える表情の研究をしちゃいましょう♪
練習ポイント
- 鏡の前で正面・横顔のベスト表情を作れるように
- 写真写りも、自撮り以外の写真や前撮りなどで確認
- 笑顔が苦手な人はまず口角を上げる練習から♪
「笑えなかった」という意見はもちろん「笑いすぎた」という声も多いので、常に見られている意識をもって素敵な表情が作れるといいですね♡
ファーストバイト
披露宴の大きなイベントですが、失敗談も実は多いファーストバイト*大きな口で自然に楽しそうな雰囲気で食べるのもとっても素敵ですが、写真写りを気にするのであれば練習しておくと安心♡
練習ポイント
- 食べる表情を鏡や動画で確認してベストを見つける(大きめスプーンが◎)
- 実際の量をすくってみて上手に食べられるか確認
- 食べている時の姿勢が崩れがちなので意識する
また、新郎のすくうケーキの量が“思ってたのと違う”なんてことも。たくさん食べたい、ほんの少しだけというのをしっかり伝達しておきましょう♪
『各自』で練習しておくといいこと4選
ブーケトスの投げ方
普段の生活ではしない【後ろ向きで物を投げる】動作は思っているより難しいもの*ドレスも相まってブーケが全然飛ばなかったという先輩花嫁さんも。
練習ポイント
- 会場の距離を確認して、届く距離感を掴む
- 反りすぎると姿勢が美しくないので鏡や動画で姿勢のチェック
- 腕が上げにくいドレスの場合はフィッティング時に可動域を確認
おうちにある軽い物(ぬいぐるみ・クッション)を投げてみると難しさがわかるはず♪写真にものこるので、投げる姿勢にも気を配って練習しておくとなお良し♡
ドレス・和装での歩き方
練習するチャンスも少ないので難易度が高い“歩き方”!ドレスフィッティングの際には積極的に歩いてみて感覚を掴んでおきましょう♪当日もしうまくいかない時は、前を見て堂々とすることが大切です*
練習ポイント
- ドレスを蹴るようにして次に出す足の下に布が来ないように歩く(蹴り上げすぎも注意)
- 和装の場合は内股を意識して、かかとが草履から離れないようにこまたで歩く
- 階段は横にエスコート役に立ってもらい下を向かないようにする
衣装は着られる機会が限られますが、靴に慣れておくことはできるので当日と同じ高さのヒールや草履で歩けるようにしておくだけでも難易度はかなり下がります♡
ウェルカムスピーチ・新郎謝辞
披露宴の締めポイントでもある新郎のスピーチや謝辞*人前で話すのに慣れていない場合はより入念に事前準備をしておくと安心です♡
練習ポイント
- 挨拶文をしっかり頭に入れておく
- 実際に声に出してスピードや抑揚が適切かチェック♪
- カンペを使う場合はマイクと同時に持つ想定で持ち方や位置の確認
練習していてもやっぱり自信がない場合は見られても恥ずかしくない状態のカンペを持っておきましょう♪
両親への手紙
今までの感謝を伝える花嫁の手紙♡書き上げるのも時間がかかりますが、読む練習は絶対にしておいたほうが安心です♪
練習ポイント
- 内容をしっかり頭に入れておく
- 実際に声に出してスピードや抑揚が聞きやすいかを確認
- ゆっくり読んだ時の時間配分のチェック(当日詰まってしまうことも想定して♡)
本番では言葉に詰まってしまったり感極まってしまったりとスムーズにはいかないことの方が多い場面なので、内容がしっかり頭に入っている状態で当日を迎えられるといいですね♡
『新郎新婦+親など』で練習しておくといいこと3選
ベールダウン
ベールダウンはまず事前に、当日お願いすることを伝えておきましょう♪ベールの長さによって顔にかける部分のわかりにくさも変わるので、先に話しておくのもいいですね♡
練習ポイント
- ベールをおろす時の新婦の姿勢(ベールアップよりも低くかがむのがポイント)
- ベールの上1枚だけをしっかり下までおろす(長めのタオルで練習しても◎)
- おろした後のベールを綺麗に見えるように整える
ベールダウンもリハーサルは基本的に1回のみで、当日はみんなも緊張しているので一緒に練習しておくだけでも気持ちが楽になります*
ベールダウンの練習はこちらを参考に♪
ヴァージンロードの歩き方
新郎の元へ向かう時の歩みのことをウェディングステップと言います♡慣れない歩き方+新婦が初めてゲストに見られるポイントなのでしっかり練習しておきましょう♪
練習ポイント
- ウェディングステップの歩き方
- 二人の歩幅を合わせる(狭めにしておくと◎)
- エスコートする人の姿勢(父親の場合は新郎と同じ要領で練習しておくとgood)
2人の足を動かすスピード感が揃うように練習しておくとgood!2人揃って視線が下を向きがちになってしまうので前を見て歩けるようにしておくとさらに綺麗に見えますよ♡
②今度は左を出す→右足を揃える
の順番で歩くステップのこと♪ただ、新婦の足元はほとんど見えていないので、実は呼吸を合わせて歩く方に意識を集中させるのが成功のカギ♡
中座の並びや演出
披露宴のお色直しに向かう中座では、サプライズ指名の場合を除いてあらかじめ練習しておいたほうがいいケースも♪特に複数人で中座する場合は要注意!
横並びor縦一列なのか、腕組みや手繋ぎ、踊りながらなど何かしらの演出を加えようとしている人はしっかり打ち合わせをして当日バタバタしないようにしましょう♪
練習ポイント
- 高砂前での並び方
- 中座を一緒にする人のドレスの近くでの歩き方
- ステップやダンスをして中座するならその練習も
中座の並びは当日式場側から指示が出される場合もあるのでプランナーさんとすり合わせをしておくのも大事なポイントです♡
予習ばっちりで素敵な結婚式を♡
いかがでしたか?準備もある中で練習するのは大変ですが、やり直しのきかない結婚式で「やっておけばよかった・・・」が1つでもなくなるように事前に練習をしておきたいですね♡
最後にここまでのポイントをまとめておきますので、気になる部分はおさらいしてみて♪
『各自』で練習しておくといいこと
『新郎新婦+親など』で練習しておくといいこと