先負と結婚式の相性は?先負に式を挙げるメリットや注意点も解説*
先負に結婚式を挙げたいけれど、そもそも先負ってどんな日?結婚式を挙げてもいいの?と気になるカップルは多いかも。 そこで今回は先負の結婚式のメリットや、注意点、両親を説得するときのポイントなどを紹介します!これから先負に結婚式を挙げようと思っているカップルはぜひ疑問を解決していただき、ぜひ前向きな先負の結婚式を実現してみて♡
式場を探す2023.11.24 更新2021.1.29 公開
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目次
先負はどんな日?読み方&意味や六曜について
先負は六曜の1つです。六曜とは、暦注(暦に書かれている日時や、方角などの吉凶・その日の運命を表している)の1つで、先負の他には先勝・友引・仏滅・大安・赤口があります。
そもそもは中国で時間を区切るときに使用されていましたが、その後日本にも伝わったと言われています。方角の吉凶や、運命など難しい感じがしますが、ざっくりと言うと「その日にやってはいけないこと」を知るための指標だと捉えてしまってOK。
先負に結婚式を検討する場合は、先負にやってはいけないことを押さえておくことが必要です。
先負の読み方&意味
先負は一体どのような意味を持つのかを最初に確認していきましょう。まず読み方についてです。
先負(せんぶ・さきまけ・せんまけ)
読み方としては3つありますが、一般的には「せんぶ」と読まれることがほとんどです。とは言え、さきまけ、せんまけと読んでも間違いという訳ではありません♩
次に先負の意味について確認していきます。
- 午前中は凶・午後からは吉とされている
- 急な事柄や争い事は避けた方が良い
- 平穏に過ごすのが良いとされている
先負は、「先んずれば即ち負ける」という意味を持ちます。その意味を簡単に解釈すると、上に挙げたような内容になります。
先負は午後から吉なので、何かを行うときは午後からが良いと言われています。
また、訴訟などの争いごとや急用などにもあまり良くないとされており、1日を通してできるだけ平穏に、穏やかに過ごすようにという意味が込められています。
先負に結婚式を挙げるのはOK?実際に式を行なっている人の割合も調査!
先負は結婚式を挙げるのに適しているのでしょうか?実際に先負に結婚式を挙げたカップルの割合を確認してみたいと思います。
先負に結婚式を行なっている人の割合*
データ引用:ブライダル総研結婚トレンド調査2020
一番人気は「大安」ですが、その他を見てみると、どのお日柄も結婚式を挙げているカップルがまんべんなくいますね♩
では次に、結婚式を挙げる際、そもそも六曜を重視する方がどれぐらいいるのか見ていきましょう。
データ引用:ブライダル総研結婚トレンド調査2020
六曜を重視するのかという質問に対しては、「やや重視した」人が最多となり、次に多いのは「あまり重視しない」という結果に。
「何となく重視するけれど、絶対ではない」という傾向が強い印象を受けますね。また、六曜を意識するかは、結婚式のスタイルによっても変わってくるかも。
結婚式に呼ぶ親族がそうしたしきたりにとてもこだわる家柄なのか、そうではなく、カジュアルなパーティー形式の結婚式で親しい身内だけで行うのかなどでも、カップルの意識も変化しそうですね*
【point】
- 一番人気は大安だけど、あまりその他の六曜はあまり大差はない
- 六曜は「やや重視した」人が最多で、絶対ではないと考える人の方が多い
- 結婚式のスタイルや親族の意向などで六曜を重視するかも変化する
先負に結婚式を挙げるなら時間帯に注意する必要アリ*
先負に結婚式を挙げるときには、式を挙げる時間帯に気をつける必要があります。
先負は午前中の時間が凶と言われています。そのため、結婚式を挙げるなら午後からの時間にするのがベスト*
では、具体的にどの時間が良いのか?ということですが、これには諸説があり、午前11時からOKとも言われています。
しかし、一般的には正午(12時)からと考えられることが多いため、午後からの結婚式であれば問題ないと考えましょう!
また、午前からスタートをし、終了が午後の場合はどうなの?と気になる人もいるかも。こちらも、スタートの時間が大切になるため、いくら終了が午後でもスタートを正午以降にするように考えると良いですよ♩
先負の結婚式を挙げることのメリットは?
先負に結婚式を挙げることは、メリットもあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式場の費用が割引になる可能性がある
一般的に、仏滅や赤口に結婚式をする場合、結婚式場側が割引のプランを提示してくれる場合が多いです。それに並んで、先負の場合も仏滅などに比べると割引率は低い可能性はありますが、正規の値段に比べると割引になることが多くあります。
式場によっては交渉次第で割引率も変わる可能性もあるため、少しでもコスト面で抑えたいと思うカップルにとって先負の結婚式はオススメと言えるでしょう*
さらに結婚式費用を抑えたいカップルに♩
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日程を選びやすい
結婚式を挙げるときに、六曜上で人気があるのは大安と友引と言われています。そうした日程は予約が混み合う可能性が大きく、かなり前から予約が必要になる場合も。
しかし、先負は比較的日取りを抑えやすいため、結婚式まであまり日がない場合などでも希望の日程を抑えやすいでしょう。事情があって急いで結婚式を挙げたい場合にもオススメ◎
先負の結婚式で親を納得させたい人必見♡5つのポイントを押さえよう!
六曜にこだわる家柄の場合や、厳格な式の場合などは、先負に結婚式を挙げることをよく思わない人もいるかもしれません。
そんな場合、どう親や周囲の人達を説得したら良いのでしょうか。押さえておきたいポイントを以下にまとめてみましたので、
ぜひ活用してみてくださいね♩
式場の予約が取れなかった
結婚式は土日に行いますが、その中から大安や友引を選ぼうとすると、どうしても先着順になってしまいます。「希望した日があったけれど、どうしても希望の式場側の予約が一杯だった・・」と理由を伝えることで、納得してもらえるでしょう。
もし、「では他の式場にしては?」と言われた場合は、この式場が良い!と、式場へのこだわりもプラス伝えると、説得力が増して◎
大安に入籍をする
入籍と、結婚式は別の日にするパターンは多いです。どうしても先負に結婚式を挙げることを周囲が気になっている場合は、「入籍は大安にするから」と説得してみるのも◎
結婚式と違い入籍は書類のみなので、融通が効きやすく、大安に役所へ提出することも難しくはないでしょう。少しでも親に安心してもらいたいなと思っている人はぜひ試してみて*
出席者の日程に合わせた結果
結婚式に招待する方の中には、遠方から来られる方もいるかも。その場合、宿泊が伴うのかなどによっても日程を考慮する必要が出てきます。
それぞれの出席者の日程を調整した結果、先負の土日になったという理由であれば、両親も理解してくれるでしょう。
先負は本来は「吉日」だったことを伝える
六曜は中国が発祥ですが、昔は先負も「小吉」「周吉」と、大安に並ぶ「吉日」のひとつだったのです。それが「負」という漢字のイメージが先行してしまい、だんだんと「吉日」の印象がなくなってしまったと言われています。
本来は「吉日」だったことを伝えてあげることで、両親の先負へのイメージも変化するかも。
先負が天赦日&一粒万倍日と重なる日に結婚式をする
もう1つ、知らない人も多いと思いますが、六曜とは別にとても演技の良い大吉日として「天赦日」「一粒万倍日」という日があります。その日が、先負と重なるときに結婚式を挙げるという方法も。
先負自体のイメージを良く思っていない両親に対して、実はとても良い日なんだよと説得できるでしょう*
カレンダーで実際にぜひ日程も確認してみてくださいね♡
先負の結婚式をぜひ自分たちらしく楽しんで♡
先負に結婚式をしようと検討したとき、日取りのこと、両親や周囲の人たちへの配慮など、いろいろと考えることがあるかもしれません。
しかし、結婚式の日程を決めるときに一番大切なのは2人の気持ちです。例えば、2人が日取りには全くこだわらないのに、周囲の目を気にして周囲の意見で決めてしまっては、後悔してしまうかも。
もし周囲の声が気になる場合は、今回お伝えした説得ポイントをうまく活用していただき、ぜひ気持ちよく先負の結婚式を楽しんでくださいね**