【親族のみ・少人数】結婚式を食事会スタイルで♡魅力や服装、おすすめの演出をご紹介♡
家族・親族中心の比較的少ない人数での結婚式なら、食事会スタイルにしてみてはいかがでしょうか。結婚パーティーを食事会にする魅力やメリットと、当日の会場や服装、演出やおすすめの進行プログラム例などをご紹介します♡
演出2021.8.24 更新2021.1.12 公開
本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。
目次
食事会スタイルの結婚式、気になってませんか?
結婚式というと、かつては「挙式+披露宴+2次会」という形が定番でした。
でもこのごろは結婚式のスタイルも多様化していて、従来の形式にとらわれず自分たちらしいスタイルの結婚式を選ぶカップルが多いです。
“食事会”スタイルの結婚式も、近年人気の結婚式の形のひとつ。「私たちに合いそうかも?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、食事会スタイルの結婚式の魅力やメリットと、具体的にどんな形で開催されることが多いのか、おすすめ演出や進行例などをご紹介します♡
“食事会”は最近人気な結婚式スタイルのひとつ♡
食事会スタイルの結婚式とは、結婚式の披露宴にあたる新郎新婦のお披露目パーティーを、家族・親族のみなど比較的少人数での“食事会”として開催するものです。
- 挙式+食事会を開催
- 挙式はせず、結婚記念の食事会のみを開催
- 2部制ウェディングの1部を親族食事会に
などの形で開催されるケースが多いです。
親族のみでアットホームな結婚式をしたいカップルや、ゲストとゆっくりと交流したいカップルに選ばれている結婚式スタイルです。
先輩花嫁の声
食事会スタイルの結婚式には魅力がいっぱい♪
食事会スタイルの結婚式には、このスタイルならではのメリットがたくさんあるんです。
比較されることの多い「ナシ婚」や「一般的な規模の披露宴」と比べて、それぞれどんな魅力やメリットがあるのかを見ていきましょう♪
ナシ婚と比べたメリット
「披露宴ではなく食事会」というと、結婚式を挙げず入籍だけする“ナシ婚”に近い印象を持たれるかもしれません。
でも、小規模とはいえ結婚パーティーを開催することは、「式もパーティーもなし!」という場合とはやはり異なります。
①人生のけじめ・思い出になる
結婚をお披露目してゲストから祝ってもらうことで、新たな人生のスタートにあたってのけじめとなります。
そして大切な人たちからあたたかく結婚を祝ってもらった日のことは、ふたりにとって忘れられない思い出となるはずです。
②親への感謝の気持ちを伝えられる
幸せいっぱいな花嫁姿を見せて安心してもらったり、親への感謝の気持ちを伝える場を設けることができます。
③両家の親交を深める場になる
結婚生活を始めてから両家の親族同士が顔を合わせる機会というのは、意外と少ないものです。
最初に両家が親交を深める場を設けておくことで、今後も良い関係を保っていくための基礎作りにも役立つでしょう。
先輩花嫁の声
一般的な披露宴と比べたメリット
披露宴とは結婚のお披露目のパーティーなので食事会も披露宴の一つの形なのですが、一般的にイメージされる披露宴というと、もう少し大規模なものかと思います。
ゼクシィ 結婚トレンド調査2020によれば、披露宴や結婚パーティーの招待客人数の全国平均は66.3人。
平均的な規模の披露宴と比べた場合の食事会のメリットとして、以下のような点が挙げられます。
①費用を抑えられる
披露宴に招待するゲストが多く大規模になるほど、大きな会場が必要だったり、会場に見合うおもてなしや装飾を用意したりと、多くの費用がかかることになります。
親族のみなど小規模な食事会スタイルなら結婚式にかかる費用を抑えやすく、新婚旅行や新生活などに多くの予算を回すことができます。
結婚式の費用を親が援助してくれる場合なら、費用を抑えて親の負担を軽減することもできるでしょう。
②準備のための負担が少ない
結婚式の規模が多くなるほど、事前に必要な打ち合わせや調整、手配が増え、準備にかかる時間や手間も多くなりやすいです。
食事会スタイルの場合も準備はもちろん必要ですが、ゲストが少ないので比較的スムーズに準備を進められることが多いでしょう。
③自分たちらしくアットホームな場にできる
食事会のプログラムは自由ですが、親しい人たちとの歓談をメインにしたなごやかな席にするカップルが多いです。
ゲストが多い一般的な披露宴では、新郎新婦がひとりひとりのゲストとゆっくりと会話するのは時間的に難しいですが、食事会スタイルなら比較的ゆっくりと会話を楽しめます。
「披露宴で大勢のゲストから注目されるのは恥ずかしい、柄じゃない」なんて思っているふたりにも食事会スタイルはおすすめです♪
コロナ対応にも◎
コロナ禍の今、結婚式を延期・中止したり、挙げるべきかどうか迷ったりしているカップルも多いですよね。
食事会スタイルの結婚式は、一度に集まるゲストの人数を少なくすることで、空間を広く使って3密を回避しやすい形と言えます。
コロナ時代の結婚式の形として、大規模な披露宴ではなく少人数での食事会スタイルを選ぶカップルも増えています。
先輩花嫁の声
結婚式食事会ってどんな形で開催する人が多いの?
食事会スタイルの結婚式の魅力は伝わったでしょうか?
「私たちも食事会にしてみようかな」と思われた方のために、ここからは、実際に食事会ウェディングを選んだ人はどんな感じで開催するケースが多いのかなどを紹介していきます。
会場はどんなところを選ぶ人が多い?
食事会スタイルの結婚式の会場は、レストランや料亭の個室というケースが多いようです。
チャペル併設のレストランやホテル、専用式場で、挙式後に食事会というケースも。
ホテルや専用式場の場合、一般的な披露宴で使用するスペースよりは小さめのスペースを会場とすることが多いです。
先輩花嫁の声
当日の新郎新婦、ゲストの服装は?
当日の新郎新婦の服装は、ウェディングドレスとタキシード、打掛と羽織袴といった婚礼衣装の場合と、ワンピースとスーツなど平服(略礼装)の場合、いずれもあります。
会場や、どんな趣旨・雰囲気の食事会にするのかによって、好みで選びましょう。
一般的には「新郎新婦が礼装なら親族も礼装」と服装の格を合わせるのが基本ですが、食事会の場合は「新郎新婦は婚礼衣装(正装)、ゲストである親族は平服」とするケースも多いです。
ゲストの服装の格がちぐはぐにならないよう、あらかじめ正装か平服、どちらにしてほしいかを伝えておきましょう。
先輩花嫁の声
ご祝儀制?会費制?
食事会は家族のみ、親族のみなどのケースも多いことからか、意外に「会費制」とするケースは少ないようです。
結婚のお披露目として食事会に招待して、ゲストからご祝儀をいただく形が多いです。
会費制としない場合、ご祝儀の相場額に見合った料理や引き出物を用意するようにしましょう。親族からのご祝儀は5~10万円が相場です。
想定していたより多くご祝儀をいただいた場合は、後日、内祝いとしてお返しすると良いですね。
引き出物やプチギフトは?
食事会であってもご祝儀をいただく場合は、引き出物を用意するケースが多いようです。
プチギフトについては、引き出物の有無にかかわらず、お礼としてゲストに配るカップルも多いです。
食事会スタイルならゲストは比較的少人数なので、ひとりひとり相手に合わせた品を選んで贈り分けるのも良いですね。
結婚式食事会のおすすめ演出と進行例
結婚式を食事会スタイルにするなら、単なる親族が集まる食事会というだけではなく、結婚式として思い出に残る席にしたいですよね。
食事会スタイルの結婚式におすすめな演出や進行についてご紹介します♡
食事会でも司会者って必要?
食事会の場合、司会者を立てず新郎新婦が司会進行役をする場合も多いです。少人数ならではのほのぼのとした良さを感じられます♡
司会者を立てるのもおすすめです。単なる食事会ではなく結婚式らしい雰囲気になりますし、演出を取り入れる場合も司会者がいればスムーズです。
プロの司会者に依頼すれば、食事会といってもメリハリのきいた特別感ある雰囲気になるはず。
親族の中から誰かにお願いするなら、人前で話すのが得意そうな人に頼みましょう。
結婚式らしい演出を取り入れて♡
食事会だからといって、食事と歓談を楽しむだけの会にしなければならないわけではありません。
もちろん「結婚式っぽくしたくないから、あえて演出はなしで!」というのもありですが、せっかくの結婚式なら、披露宴でよく取り入れられる演出を組み込むのがおすすめ♡
たとえば新郎新婦のプロフィールムービー上映などは、結婚式らしくてゲストにも喜ばれるはず。
また、結婚式の演出の定番、新郎新婦によるケーキカットは、食事会にも取り入れやすい演出です。
カットしたケーキを新郎から新婦へ、新婦から新郎へ食べさせてあげる「ファーストバイト」や、親から子への「ラストバイト」、子から親への「サンクスバイト」も盛り上がります。
両親に感謝の気持ちを伝える「花嫁の手紙」や「花束(記念品)贈呈」なども、思い出に残る演出になるはず。ぜひ取り入れてみてください**
ゲストが参加できる演出があると◎
一般的な披露宴の場合、親族は主催者側の立場になりますが、親族中心の食事会スタイルならメインのゲストとなります。
せっかくなので、ゲストである親族が参加できる演出を取り入れるのがおすすめです。
たとえば、ゲストひとりひとりから自己紹介を兼ねてお祝いの言葉をいただいたり、それぞれとの記念撮影の時間を作ったり。
ゲスト全員が参加できる演出を取り入れて、みんなが楽しめて思い出に残る食事会にしましょう。
おすすめの進行プログラム例
結婚式らしい演出を盛り込んだ、食事会のおすすめ進行プログラム例をご紹介します。
- 開宴
- ①新郎新婦入場・挨拶
- ②乾杯
- ③歓談
- ④ケーキカット~ラストバイト・ファーストバイト
- ⑤親族紹介とお祝いメッセージ
- ⑥歓談
- ⑦花嫁の手紙
- ⑧両親へ花束贈呈
- ⑨新郎挨拶
- おひらき
乾杯の音頭は、親族の中の年長者(新郎父または新婦父など)にあらかじめお願いしておくのがおすすめです。
上記の例では歓談中の演出としてケーキカットや親族紹介を取り入れてみましたが、ほかの演出にしたり、さらに演出を盛り込んだりと、自由に工夫してみてくださいね♡
食事会スタイルで思い出に残るあたたかな結婚式を…♡
少人数で開催する“食事会”スタイルの結婚式の魅力やメリットと、具体的にどんな形で開催されることが多いのか、おすすめ演出や進行例などをご紹介しました。
「結婚式はしなくてもいいかな」と思っている方や、コロナ禍で結婚式をどうするか迷っている方も、食事会スタイルの結婚式は選択肢の一つとして検討してみる価値があると思います♡
大切な人たちに囲まれて思い出に残る、あたたかな食事会ウェディングを計画してみてはいかがでしょうか。