結婚準備期間の平均ってどれくらい?スケジュールから喧嘩の原因&対処法まで公開!
「結婚準備期間でどれくらいかかるもの?」と疑問に思うカップルは必見!今回は、結婚準備期間の平均から、一般的なスケジュール、準備期間に喧嘩になりやすい原因&対処法まで大公開します。本記事を読めば、2人に合った結婚準備期間や進め方が見つかるはずです*
お悩みQA2021.1.7 更新2021.1.7 公開
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目次
結婚準備期間の平均とは?
結婚準備期間とは、プロポーズを受けてから結婚式当日までの期間のことです。
結婚を意識している人や、結婚を決めたばかりのカップルの中には、「みんな結婚準備にどれくらい時間をかけているの?」と気になって仕方ない人もいるはずです。
結婚式は一生に一度の大切な儀式。
準備は抜かりなく行いたいし、どれくらい時間が必要なのか、目安があれば知りたいと思いますよね*
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、結婚式や披露宴、ウエディングパーティーの実施を検討し始めた時期・決定時期の平均は以下の通りです。
- 実施検討開始時期:結婚式の9.8ヶ月前
- 実施決定時期:結婚式の8.1ヶ月前
このデータを見ると、およそ10ヶ月が結婚準備期間の平均だと考えられます。
ただし、これはあくまで平均で、長い場合は式の1年前からはじめていたり、短い場合は3ヶ月以内で準備したりと、結婚準備期間はカップルによって大きな幅があります*
結婚準備に取り掛かる際は平均は参考程度にして、2人にとって最適な期間が設けられるようによく話し合ってみてくださいね♡
結婚準備期間を最短にしたい場合の目安
余裕をもって結婚準備期間を取りたいカップルもいれば、事情や個人的な考えから「短期間で結婚式の準備を進めたい」と考えるカップルもいるはずです。
結婚準備期間を最短にしたいと考えるカップルは、以下の期間を目安にしてみましょう*
- 大型挙式(親族から仕事関連、友人を招いた一般的な式):3ヶ月程度
- 親族や友人のみの小規模結婚式:2ヶ月程度
- 2人だけの式:すぐ~1週間程度
大型でも小規模でも、ゲストを招いて結婚式を挙げる場合は、招待状が相手に届いて3~4週間ほどは、返事を待つ期間として必要です。
そのため、返事を待つ期間に式の準備をする時間を加えたものが、最短の結婚準備期間だと考えられます。
2人だけの挙式であれば、自分たちの都合と式場のスケジュールが合えば準備期間は短くすることが可能です*
最も短い期間で結婚式準備を進めたい場合は、ぜひ参考にしてみてください*
短期の結婚準備期間のメリット・デメリット
3ヶ月~6ヶ月以内という短期間で結婚準備を進める際は、以下のようなメリットがあります。
- 集中して準備を進められる
- 気持ちが中だるみしたりマリッジブルーになったりしにくい
結婚準備期間が短いとテンポよく準備を進められて、程よい緊張感によって気持ちの緩みや不安を感じることが少ないです。
一方、短期間の準備期間には以下のようなデメリットも。
- 忙しい・時間に余裕がない
- 人気の時期・式場で挙げる場合は予約が取りにくい場合がある
結婚準備が短期間の場合はメリットも十分得られますが、とにかく忙しいので無理をしすぎないように注意してくださいね*
短期の結婚準備期間が向いているカップル
メリット・デメリットを踏まえると、以下のようなカップルは短い結婚準備期間が向いていると考えられます*
- 授かり婚など短期で準備を進めなければいけない事情がある
- テンポよく準備を進めたい
- 結婚式に対するこだわりが少ない
ただし、短期集中は忙しくなることは確実なので、仕事やプライベートとの調整もお忘れなく!
短期の結婚準備期間のスケジュールをすぐに知りたい人はこちら
長期の結婚準備期間のメリット・デメリット
結婚準備期間が6ヶ月~1年以上という長期にわたる場合も、メリット・デメリットがあります。
長期の結婚準備期間のメリットは以下の通り。
- DIYやリサーチに時間をかけることができる
- 仕事と式の打ち合わせのスケジュール調整がしやすい
- 精神的にも体力的にも余裕をもって準備に取り組める
一方のデメリットは以下の通りです。
- まだまだ期間があると思ってダラダラしがち
- 式までの期間が空き過ぎて結婚する実感がわきにくい
- こだわりすぎてついつい予算オーバーになる
結婚準備を長期間かけてしたい場合も、メリット・デメリットを把握して進めることが大事です*
長期の結婚準備期間が向いているカップル
メリット・デメリットから見る、長期の結婚準備期間が向いているカップルは以下の通り*
- 式場や演出、DIYなどいろいろこだわりたい
- 余裕をもって結婚準備がしたい
- 仕事やプライベートが忙しく、短期でまとまった準備期間がとりにくい
とくにこだわり派のカップルは、結婚式の準備に時間がかかる可能性大なので、余裕ある期間設定をするのがおすすめです。
準備期間を楽しみつつ、仕事やプライベートとも都合をつけながら進めることができますよ**
長期の結婚準備期間のスケジュールを今すぐ知りたい人はこちら
【短期】一般的な結婚準備期間のスケジュール
ここからは、一般的な結婚準備期間のスケジュールを紹介していきます。
まずは、結婚式期間が半年以内という短期の場合の、一般的な結婚式スケジュールをチェックしていきましょう*
6ヶ月~5ヶ月前
- 結婚式のイメージや予算、場所について話し合い、決定する
- 結納または両家の顔合わせをする
- 婚約指輪・結婚指輪選びを始める
- 衣装選びを進める
- ゲストをリストアップする
- DIYの準備を進め始める
- 新婚旅行の検討・式後すぐ行く場合は予約をしておく
4ヶ月~2ヶ月前
- 招待ゲストを決定する
- 招待状の作成・発送
- 指輪を購入する
- ブライダルエステを予約する
- スピーチや余興、受付などをお願いするゲストへ依頼する
- 職場や友人に結婚の報告をする
- 写真やビデオ、ムービーの手配をする
- 衣装を決定する
- 引き出物を決める
- 披露宴の料理や演出、BGM、ブーケの検討を進める
- 司会者との打ち合わせ
- 前撮りやロケーションフォトの手配
1ヶ月前~前日まで
- 料理やドリンク、ウエディングケーキの決定
- 披露宴の演出やBGMを決定
- ゲストの宿泊・交通、和装の着付け手配
- 結婚式場への支払いをする
- 花嫁の手紙や新郎の謝辞の準備
- スピーチや司会者、受付などの最終チェック
- 衣装の最終チェック
- ヘアメイクのリハーサル
- 会場担当者との最終チェック
【長期】一般的な結婚準備期間のスケジュール
続いて、結婚式準備を1年ほどかけて行う、長期の結婚準備期間の場合の一般的なスケジュールを見ていきましょう*
12ヶ月~7ヶ月前
- お互いの両親への挨拶を済ませる
- 結納または婚約食事会を行う
- 親友に報告する
- 婚約指輪の準備をする
- 結婚式のイメージや予算について話し合う
- 式場のリサーチ・決定
- 入籍日について話し合う
7ヶ月~3ヶ月前
- 招待状発送
- 衣装のリサーチ・決定
- 結婚指輪のリサーチ・購入
- 職場や友人など周囲に結婚の報告をする
- 引き出物を考える
- 披露宴会場の装飾や装花を決める
- 披露宴の演出や余興を考える
- スピーチや受付、余興などお願いする人へ依頼する
- ペーパーアイテムやDIYなどの準備を進める
- ムービーの手配
- 二次会準備を進める
- 前撮りをする
- 新婚旅行の検討・予約
3ヶ月~前日
- ゲストの宿泊先や交通チケットの手配
- お車代・お礼の準備をする
- ブライダルエステを手配
- ゲストの席次のチェック
- 引き出物やプチギフトの決定
- 料理やドリンク、ウエディングケーキの決定
- ブーケの決定
- 新郎謝辞や新婦の手紙の準備をする
- 当日の流れや持ち物チェックリストの作成
- スピーチや司会者、受付などの最終チェック
- ヘアメイクのリハーサル
- 衣装の最終チェック
- 会場担当者との最終チェック
より詳しく結婚準備期間のスケジュールや段取りが知りたい人はこちら*
結婚準備期間をスムーズに進めるポイント
短期でも長期でも、結婚準備期間をスムーズに進めるには、押さえておきたいポイントがあります*
ここでは、結婚準備期間をスムーズに進めるポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください♪
やることを把握しておく
結婚準備期間をスムーズに進めるには、やることを最初に把握しておくことが大事です。
やることが多い結婚準備期間はその内容をわかっていなければ、段取りを決めたり、テンポよく進めたりできません。
2人でするべきことや、会場がやってくれることなど、準備に必要な段取りを事前にリサーチしておくとスムーズに進められるはずです*
結婚準備期間にやることを把握したい人はこちらの記事もチェック!
準備の優先順位を決めておく
結婚準備期間にすることが把握できたら、準備の優先順位を決めておきましょう*
早めにやっておけること、後回しでOKなことを振り分けておけば、テンポよく準備が進められます。
たとえば、席札メッセージやプチギフトの装飾などは、ゲストの人数分作業する必要があり、準備に時間がかかるので早めにしておくのがおすすめです*
また、準備の優先順位は2人で共有しておくと、よりスムーズに進められますよ♡
早めに準備しておきたい項目が気になる人はこちら*
挙げたい式のイメージを明確にしておく
結婚式の準備をスムーズに進めるには、挙げたい式のイメージを明確にしておくことも大事です。
挙げたい式のイメージがあやふやだと、演出や式場装飾なども決まりにくく、思い通りに進められない可能性があります。
やることのリストアップと並行して、実現させたい結婚式のイメージは初めのうちに決めておくのがおすすめです**
結婚準備期間のはじまりには、ウェディング関連のサイトや先輩花嫁さんのブログをチェックして、結婚式のイメージを膨らませてみてください*
イメージが膨らむ花嫁ブログを探したい人は、こちらの記事もチェックしてみましょう♡
大人のマナーを守って進める
結婚準備期間は、「大人のマナー」を守って行動すると、よりスムーズに進められます。
ここでいう大人のマナーとは、周囲への結婚報告や挨拶、受付・主賓などの依頼のこと。
一般的な大人のマナーを守っておけば、「この方には失礼にならないように余裕をもってお願いしよう」「仲の良い友達には早めに報告しておこう」というように、自然と準備するべき最適なタイミングが見えてきます。
結婚準備期間をスムーズに進めるには、大人のマナーも意識してみてください**
基本的な大人のマナーを知っておきたい人はこちら*
アプリを活用する
今や、ムービー作成や情報収集、スケジュール管理など、結婚準備に使えるアプリは豊富にあるって知っていましたか?
たとえば、プロフィールムービーを自作するときは「Magisto(マジスト)」、結婚式に関する情報をリサーチするには本サイトがリリースしている「Wedding News(ウェディングニュース)」がおすすめ*
スケジュールを2人で共有できる「TimeTree(タイムツリー)」は、忙しい結婚準備期間のスケジュール管理に重宝します**
他にも便利なアプリは豊富にあるので、上手く取り入れてみてはいかがでしょう♡
結婚準備期間に役立つアプリをさらに知りたい人はこちら
結婚準備期間で喧嘩になりやすい原因&対処法
結婚準備期間はスムーズに進めようと思っても、壁にぶつかるときもあります。
些細なことから彼・彼女と喧嘩になることも多く、精神的に辛く感じることも…。
ここでは、結婚式準備期間に喧嘩になりやすい原因とその対処法を紹介するので、いざというときに役立ててみてください。
準備の負担が偏りすぎ…
結婚式の準備の負担が一方に偏り過ぎて、喧嘩になることは珍しくありません。
とくに、花嫁さん側ばかりが結婚準備に奔走して、花婿さんが非協力的というケースが多く、不満が募ってしまい喧嘩になることが多いようです。
「2人の結婚式なのに…」という想いに加え、膨大な準備ステップを1人で進めている現実を目の当たりにすれば、耐えられずに喧嘩になるのも自然な流れですよね。
喧嘩を回避するためにはしっかり話し合って、2人で準備を進められるルールや役割分担を決めておくのがおすすめです*
喧嘩しないための対処法
- 「招待状作成は自分、ゲストリストアップは相手」というように役割分担を決めておく
- やってほしいことははっきりとお願いする
- 「やらないことには文句は言わない」「BGMは2人で決める」など結婚準備のルールを決める
結婚式の予算や金額
結婚式の予算や金額が喧嘩の原因になることも多いです。
会場や演出にこだわればこだわるほど費用はかかりますが、すべて意見を通す余裕があるとは限りません。
「なんでそんなにお金をかけるの?」とすれ違いにならないために、事前に結婚式にかける予算や金額についてはしっかり話し合っておきましょう。
喧嘩しないための対処法
- 結婚式の予算を決めておく
- お金をかけたいポイントがあれば、理由や想いをきちんと説明する
- お金をかけずにできる方法がないか探してみる
結婚準備のお金の疑問について知りたい人はこちら*
結婚式の日取り
結婚式の日取りで喧嘩になる可能性もあります。
たとえば、理想の結婚式場に予約しようと思ったら、希望の日取りは埋まっていたという場合は、「ここで式がしたい!」「でも日取り埋まってるし無理だろ!」と揉める原因になることも。
結婚式の日取りで揉めそうになったら、まずは落ち着いて話し合うようにしましょう*
喧嘩しないための対処法
- 日にちか結婚式場か、優先順位を決めておく
- 希望の日取りが予約できるように余裕をもって式場探しする
結婚式の日取りの決め方が知りたい人はこちら**
マリッジブルー
結婚準備期間中は、マリッジブルーになりやすく、それが喧嘩の原因になることもしばしばあります。
些細なことで価値観や意見の違いを目の当たりにし、「本当にこの人でいいのかな…」と不安に感じてしまうのです。
しかし、結婚準備期間はやることが多くただでさえ大変なので、「マリッジブルーになるのも当然」「多少の喧嘩はつきもの」と考えることもできます。
もしも喧嘩になっても思いつめないで、思いやりの気持ちを忘れずに、2人で協力し合って進めてみてくださいね*
喧嘩しないための対処法
- 喧嘩も前向きに捉える
- マリッジブルーからキツいことを言ってしまわないように注意する
- 適度に息抜きしてストレスを溜め込まないようにする
マリッジブルーの克服法が知りたい人はこちらの記事もチェック*
両親の介入
「この日はダメ!」「この神社で式を挙げてほしい」などと、両親が口出ししてきたことが原因で、喧嘩になることも少なくありません。
聞き入れられる意見ならいいですが、食い違って揉めることもしばしば…。
両親の介入を阻止することは難しいですが、お互いの妥協点を見つけられるようにその都度話し合ってみてください。
喧嘩しないための対処法
- 席次や日取りなど、揉めそうなポイントは事前に両親に相談する
- 妥協できるところとできないところをはっきり決めて、ある程度の意見は受け入れてみる
- もしも揉めてしまったら、時間をおいてじっくり話し合う
結婚準備期間の喧嘩についてさらに備えておきたい人はこちら*
結婚準備期間は2人で楽しく・協力し合って進めよう
結婚準備期間は短期間だったり長期間だったりと、カップルによって異なります。
期間の長さが違っても、スムーズかつ円満に進めたいものですよね♡
そのためには、2人がお互いに協力し合うことが大事です。
2人でしっかり話し合いながら進めて、今だけしか味わえない結婚準備期間を楽しんでくださいね♪