婚約指輪を用意しなくても大丈夫!?指輪なしプロポーズを徹底解剖!
プロポーズ=『月給の3ヵ月分』と言われている婚約指輪を用意する・・・と昔から定番のようによく言われていますが、最近ではその概念はもうなくなりつつあります。 そして実はメリットがたくさんの婚約指輪なしのプロポーズ。婚約指輪にこだわらなくてもいいのです。この記事ではその全てを解き明かします!
男性目線2021.8.23 更新2015.10.27 公開
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1.指輪なしプロポーズって割合はどのくらい?
ゼクシィ首都圏の結婚トレンド調査2014によると、『結婚を決めた当時の婚約指輪に対する考え(複数回答可)』について、「憧れていた」との回答が47%あるのに対し、「婚約指輪にお金をかけるのはもったいない」が33%、「高額のものをもらうのは申し訳ない」が28%、「婚約指輪よりもお金をかけたいものがあった」が15%と、婚約指輪に対して『不要』と感じる価値観を持つ女性も多くなっています。
実際に購入しなかった人の理由も、TOPが40%で「お金がもったいないから」という回答となっています。
また、実際に「婚約指輪等の婚約記念品があった」と答える人も年々減少しており、消費税増税や天災などを経験し、別のところにお金を使いたいと考える人が増えているのも現状です。
98%の人が購入している結婚指輪に比べ、婚約指輪というのは購入しない人も一定数おり、今のご時世では「必ず必要なものではない」という考え方になってきています。
2.『結婚』にはお金がたくさんかかる!
こちらもゼクシィ首都圏の結婚トレンド調査2014での統計を参照すると、婚約指輪を用意する場合にかかった金額で最も多かった回答が30~40万円未満(全体の28%)となっていました。その次に多い回答でも20~30万円未満(全体の21%)となっています。
婚約指輪を購入した人全体の約半分の人がおよそ30万円前後の金額を婚約指輪にかけているということになります。『月給の3ヵ月分』というほどではなくなってきているものの、30万円とは決して安い金額ではありません。
結婚をする時には婚約指輪だけを用意すれば良いわけではなく、さらにたくさんのお金が必要です。
具体的には結婚式、結婚指輪、新婚旅行、同居する家を借りるための諸経費、家具の購入・・・などがあります。
実際に結婚の時点で必要な費用の目安をお伝えすると、結婚式は平均340万円程度(自己負担額の平均は141万円程度)、結婚指輪は2人分で平均24万円程度、新婚旅行はお土産代を含めると平均80万円程度。また、ゼクシィの新生活準備調査2014によると、家を借りるための諸経費は敷金・礼金に前家賃や引っ越し業者の費用も含めると平均30万円強、家具の購入は家電も含めると平均78万円程度です。
そして、その後2人の間に生まれてくるであろう赤ちゃんの出産費用に、ベビーグッズの購入費なども考えておかなければなりません。そう考えるとお金は少しでも多くあった方が安心ですよね。
婚約指輪はプロポーズで登場した後は、奥深くで眠っているまま・・・という話しもよく聞きます。実際普段は結婚指輪を付けているという人が圧倒的に多いです。
とてもお金がかかる結婚で、その1度のためにおよそ30万円ものお金をかけるというのは本当に必要だと言えるでしょうか?
3.何もないのは残念・・・じゃあこんなのはどう?
婚約指輪は用意しないにしても、プロポーズに何もないというのはなんだか物足りない。
そんなあなたにはいくつかのアイディアをお伝えします。
①花束
お花が好きな女性は少なくないはず。彼女が好きなお花や、ちょっと定番ですが年齢の数のバラの花などを花束にして用意するのはどうでしょうか?
お花で指輪を作って渡すなんていうのも素敵ですね。また、「お花は枯れてしまう」と心配をしているなら、プリザーブドフラワーというずっと枯れないお花などもあります。
②サプライズメッセージ
サプライズが流行っている今はいろいろなところで協力してくれます。映画館のスクリーンにメッセージ、街中の液晶ビジョンにメッセージなどなど探すとたくさんのサプライズメッセージの方法が見つかるでしょう。
何気なく映画に誘ってスクリーンに突然のプロポーズが出てくる。そんなサプライズがあったらきっと彼女の心にしっかり残るはずです。
③ネックレスなどのプレゼント
ネックレスやペンダント、時計などをプロポーズと一緒にプレゼントするのはいかがでしょうか?
女性に人気のティファニーなどのブランド物でも数万円で購入することができるので、婚約指輪を購入するよりも安価です。上記にあげたようなネックレスや時計などはいつも身につけていられるものですし、指輪がつけられない職業の彼女にもピッタリです。
④フラッシュモブ
最近流行のフラッシュモブです。実はフラッシュモブを演出してくれる業者というのが存在します。自分自身も加わった方がよりサプライズ度は増すと思いますので練習の時間は少し必要かもしれませんが、これは絶対インパクト大!
一世一代のプロポーズのために、ダンスが苦手でも少し頑張ってみましょう。
まとめ
女性の夢であると言われてきた婚約指輪ですが、「必要ない」と感じている女性もだんだんと増えてきました。また、バブルが崩壊して以降お金に対しての考え方も変わってきて、今や高額で実用性のない婚約指輪はもう古くなりつつあるのかもしれません。
プロポーズをするためには、婚約指輪だけが全てではないのです。少しの工夫で指輪をも超えられる感動を彼女に感じてもらうことで、絶対に忘れられない素敵なプロポーズになることは間違いなしです!