結婚式にストライプスーツはOK?おすすめの着こなし&柄物スーツ!
結婚式に呼ばれた男性ゲストの中には、「ストライプスーツを着て参加したいけどいいのかな?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。おしゃれな服装で式に参加したいのは、男性も女性も変わりませんよね。今回は、結婚式に参加する際のストライプスーツの選ぶポイントや、おすすめの着こなしを大公開します。
男性ゲスト2021.7.18 更新2020.10.12 公開
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目次
ストライプ柄はアリ?結婚式の基本スーツマナー
「結婚式に呼ばれたけど服装どうしよう…ストライプのスーツって着て行っていいのかな?」という男性は、まずは基本のスーツマナーをチェックしてみてはいかがでしょう。
基本を押さえておけば、結婚式に着て行くべき服装も自然と見えてくるはずです!
さっそく、簡単に結婚式の基本スーツマナーを紹介しますね*
ゲストは『準礼装』または『略礼装』が基本
結婚式に呼ばれたゲストは、『準礼装』または『略礼装』が基本の服装です。
それぞれの違いは以下の通り。
- 準礼装:『正礼装』の次に格式の高い服装。結婚式の主賓や職場の上司にふさわしいスタイル。ディレクターズスーツやタキシードなど。
- 略礼装:一般招待客にふさわしいスタイル。ブラックスーツやダークスーツなど。
結婚式ゲストの服装は、『正礼装』『準礼装』『略礼装』の順番に格式の高さが決まっています。
最も格式の高い『正礼装』は、新郎や新郎新婦の父親が着る服装のことなので、ゲストが着ることはありません。
主賓を頼まれた方や職場の上司に該当しなければ、略礼装であるブラックスーツやダークスーツなどの無地のスーツを着用するのが一般的なマナーです。
しかし、昨今ではそれほどスーツマナーについて厳しくなく、式の雰囲気に合っていて最低限のマナーを守れば、ストライプなどの柄物スーツを着て結婚式に参加できます*
結婚式にNGな着こなしに要注意!
『準礼装』や『略礼装』を押さえていても、結婚式にふさわしくない服装で参加してしまえば、お祝いムードが台無しになってしまう可能性があるので注意が必要です。
結婚式にNGな男性ゲストの服装には、以下のようなものがあります。
- 白スーツ:新郎が着る服装と色が被る
- 黒スーツ×黒ネクタイ×黒ベストなどの黒づくしコーデ:「葬式」を連想させる
- 派手すぎる柄・色のスーツ:新郎新婦より目立つ
- ビジネススーツ:お祝いの場にふさわしくない
- アニマル柄スーツ:「殺傷」をイメージさせる
上記のようなスーツやコーデは結婚式では避けるべき服装なので、しっかり頭においておきましょう。
ストライプスーツで参加OKの結婚式
結婚式のスタイルによっては、ストライプスーツで華やかに装うことで、お祝いの気持ちを新郎新婦に伝えられますし、場の雰囲気にもマッチします*
ここで新たに疑問に上がるのが、「じゃあどんな結婚式なら、ストライプスーツを着て行ってもいいのか?」ということですよね。
そこでここでは、ストライプスーツを着用して参加OKの結婚式を紹介します*
カジュアルな雰囲気の結婚式
カジュアルな雰囲気の結婚式であれば、ストライプスーツを着て参加しても問題ないといえます。
きっちりしたフォーマルなスーツよりも式の雰囲気にマッチして、華やかかつスマートな印象で式を盛り上げるのに一役買いますよ*
カジュアルな雰囲気の結婚式といえば、以下のような式です。
あらかじめ新郎新婦に結婚式の雰囲気を確認しておけば、ストライプスーツを着て行ってもOKかどうかわかります*
友人の結婚式
友人の結婚式は服装マナーも比較的緩くなるので、ストライプスーツを着て参加することができます。
ただし、参加するゲスト層や結婚式スタイルによっては避けるべきなので、新郎新婦にきちんと確認をとっておくことをおすすめします。
また、上司や目上の人の結婚式は関係性を考慮して、基本のブラックスーツやダークスーツを選んだ方が無難です。
格式高い結婚式はストライプスーツは避けたほうが無難
格式の高い結婚式に参加する際は、たとえ友人の結婚式であってもストライプスーツは避けたほうが無難です。
場の雰囲気にふさわしくありませんし、基本のフォーマルスーツのほうがTPOに合った装いができます*
格式高いスタイルの結婚式は、以下のような式です。
- 神社挙式やチャペルウェディング
- ホテルウェディング
新郎新婦に結婚式の形式や雰囲気をチェックして、格式高い式を挙げることが判明すれば、ストライプスーツは選択肢から外しておくことをおすすめします。
結婚式にふさわしいストライプスーツを選ぶポイント
参加する結婚式の雰囲気を確認して、「ストライプスーツを着て行こう!」と決めたら、スーツを購入しに行きましょう*
ここでは、結婚式にふさわしいストライプスーツを選ぶポイントを紹介するので、ぜひ新調する際の参考にしてみてください。
また、手持ちのストライプスーツを着る予定の人も、今一度結婚式にふさわしいデザインか確認してみてくださいね。
なるべくジャストサイズを選ぶ
ストライプスーツを選ぶときは、なるべくジャストサイズを選ぶのがポイントです。
ゆとりを持たせたサイズより、ジャストサイズのほうがストライプの柄の特徴を生かすことができ、スマートでおしゃれな印象を演出できます。
なるべくジャストサイズのストライプスーツを選んで、お祝いの場にふさわしい、洗練されたスタイルに仕上げましょう*
親族の結婚式や受付、司会を頼まれた場合は目立たないストライプ柄を選ぶ
基本的に、親族の結婚式では親族同士交流したり、他のゲストにお酌したりなど立ち回ることが多いので、目立つスーツは避けたほうが無難です。
また、受付や司会を頼まれた立場であれば、結婚式でも重要な立ち位置にいるので、どんなゲストからも好感を抱かれる服装が好まれます。
そのため、親族の結婚式や受付、司会を頼まれた場合は、略礼式を選ぶか目立たないストライプ柄を選びましょう。
これらの場合にストライプスーツを着用するなら、柄の主張がさり気ないシャドーストライプがおすすめです。
太め・コントラストが目立つストライプは難易度高
太めのストライプやコントラストが目立つストライプ柄は、着こなせる人が限られます。
人によっては野暮ったく見えたり、柄だけが浮き出てしまったりと悪目立ちする可能性があるので、着こなせる自信がない人は選ばないほうが無難です。
柄の主張が激しいストライプは難易度が高いことは、スーツを選ぶ際に頭に置いておきましょう。
結婚式におすすめのストライプスーツ
続いて、結婚式におすすめのストライプスーツを紹介します。
結婚式にふさわしいストライプスーツを選ぶポイントと共にチェックして、自分に合ったスーツを見つけましょう*
シャドーストライプ
シャドーストライプは、柄が控えめでフォーマルな場にもおすすめなストライプスーツです。
ストライプ柄に初めてチャレンジする人でも、取り入れやすいでしょう*
ストライプの柄に光が反射することによって生まれる、上品な光沢感が特徴です。
ピンストライプ
ピンストライプは、ピンでマークしたようなドットが並んだストライプ柄。
シャドーストライプよりは柄がはっきりわかりますが、主張は激しくないので着こなしやすいです。
ただし、着こなし方によってはビジネスマンのようになってしまうので、ネクタイやインナーなどを華やかにするなどのコーデ術を押さえておく必要があります。
ペンシルストライプ
ペンシルストライプは、鉛筆で線を引いたようなストライプ柄が特徴。
王道のストライプ柄としても知られています。
こちらもピンストライプと同様に、ビジネスマンっぽくならないように着こなしに気をつけるのがマストです。
チョークストライプ
チョークストライプは、チョークで線を引いたような、少しかすれたラインがおしゃれなストライプです。
他のストライプスーツよりもカジュアルな雰囲気が強いので、参加する結婚式の形式やゲスト層をしっかりチェックして、着て行ってもOKか確信を持って選ぶのがおすすめ。
ストライプスーツに合わせるアイテムはどうする?
ストライプスーツに合わせるアイテムを間違えたら、スマートな印象もおしゃれな雰囲気も演出できません。
ここでは、ストライプスーツに合わせるアイテムのおすすめの選び方を紹介します*
ネクタイは無地のものがおすすめ
ストライプスーツに合わせるネクタイは、無地のものがおすすめです。
無地のネクタイを合わせるとスーツの柄が映えますよ*
すでにスーツにストライプ柄が入っているので、柄物ネクタイを合わせるとものによっては派手な印象になってしまいます。
結婚式にふさわしいネクタイの色は、白やシルバーだといわれているので、その色の無地を選べばコーディネートは外しません*
他にもスーツと同系色やネイビーやグレーなどの落ち着いた色でも、スタイリッシュなコーデが叶います。
柄物ネクタイを選ぶ場合よりおしゃれなコーデにしたい人は、柄物ネクタイを選んでもOK。
次のような柄物ネクタイなら、ストライプスーツともコーディネートしやすく、センス良く仕上げられます*
- スーツやシャツと同系色
- スーツとは真逆の明るいカラー(ワンポイントになるような)
- 小さめの柄
結婚式のネクタイマナーについて詳しく知りたい人はこちらの記事もチェック!
ワイシャツは白の無地が無難
結婚式に着て行くワイシャツは白の無地が基本。
そのため、ストライプスーツの場合も基本の白無地のワイシャツを選ぶのがおすすめです*
襟の形はレギュラーカラーか、セミワイドカラーを選びましょう。
柄入りや色付きのワイシャツを選んでもマナー違反にはなりませんが、ストライプスーツに合わせるのは難易度が高いので、センスに自信がなければ避けたほうが無難です。
白無地のワイシャツなら、フォーマルな印象をストライプスーツにプラスすることが可能*
どんな結婚式でも着用できるので持っておいて損はないはずです!
結婚式の正しいシャツマナーについて知っておきたい人はこちら*
靴・靴下はベーシックな黒で
ストライプスーツに合わせる靴や靴下も、結婚式の基本である黒を選ぶのがおすすめです。
靴は黒の革靴、またはエナメル素材のものを選びます。
靴下はネイビーやグレーなどの暗めのカラーなら、黒以外でも問題ありません。
しかし、立ち上がったり座ったりしたときに素肌が見えないように、ロング丈の靴下を選ぶようにしましょう。
結婚式の靴マナーについて詳しく知りたい人はこちらの記事もチェック*
冬の結婚式に呼ばれている場合はコートにも気を配って*
冬の結婚式に呼ばれている人は、コートも選ぶ必要がありますよね。
ストライプスーツに合わせるならフォーマル向けのコートで、シンプルかつベーシックなデザインがおすすめです。
ストライプの柄とも好相性で、スタイリッシュにキメられますよ*
結婚式のコートマナーについてはこちらの記事をチェック!
結婚式お呼ばれにぴったりなストライプスーツ着こなしスナップ5選
ここでは、結婚式お呼ばれにぴったりなストライプスーツ着こなしスナップを厳選して紹介します。
結婚式のストライプスーツコーデの参考にしてくださいね*
光に反射して浮かび上がるストライプが上品なスーツ。
イエローのネクタイがアクセントになっていて、センスの良さが感じられますね*
光沢感が上品なストライプスーツ。
ベストをプラスするとフォーマル感がアップするので、結婚式によりふさわしい着こなしにできます。
スタイリッシュにキメたいならこちらのストライプスーツもおすすめ。
さり気なくおしゃれな雰囲気をアピールできます*
ブラック×ストライプは結婚式にぴったり*
同柄のベストも着用して、フォーマルかつおしゃれな印象に。
ストライプスーツ×柄シャツ×柄ネクタイなら、他のゲストと差をつける着こなしに。
カジュアルな結婚式の雰囲気ともマッチするはずです*
ストライプ以外のおすすめ柄物スーツ
ストライプスーツ以外にも、結婚式におすすめの柄物スーツはあります。
最後にストライプ以外のおすすめ柄物スーツを紹介するので、ストライプスーツと比較して選んでみてはいかがでしょう*
チェック柄
模様が目立たないチェック柄なら、着用して結婚式に参加することができます。
おすすめはシャドーチェックやグレナカートチェックです。
シャドーチェックは、光の反射によってチェックの柄が浮かび上がって見えるのが特徴です。
遠目から見ると無地に見えることもあるほど控えめなチェック柄なので、取り入れやすくカジュアルな結婚式の雰囲気にもぴったり。
グレナカートチェックは、グレンチェックと呼ばれることもある英国の伝統的な柄です。
こちらも遠目では無地のようにも見えながらも、上品さをさりげなく演出できます。
ハウンドトゥース(千鳥格子柄)
ハウンドトゥースとは格子柄のことで、飛んでいる鳥のように見えることから日本では「千鳥格子」と呼ばれる柄です。
細かいハウンドトゥースなら派手になりすぎず、結婚式に着て行くことができます。
結婚式にふさわしいストライプスーツを選んでスマートにきめて*
結婚式の服装については悩むことも多いですが、ストライプスーツの着用はNGではありません。
しかし、結婚式の雰囲気やゲスト層、新郎新婦との関係性を考慮した上で選ぶのがポイントです!
結婚式の雰囲気に合ったストライプスーツなら、スマートかつオシャレな印象が叶います*
服装マナーや新郎新婦の気持ちを汲みつつ、結婚式にふさわしいストライプスーツを選んでくださいね。