先輩花嫁のハワイ挙式レポ♡キャルバリー・バイ・ザ・シー教会
花嫁レポ(結婚式レポ)2019.8.26 更新2016.11.9 公開
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2年の交際を経て、自分の誕生日に「婚約指輪を買ってくれる?」と切り出し、すぐにOKをもらったという新婦。家族への感謝の気持ちを伝えたいと、二人がWeddingの場所に選んだのはハワイのキャルバリー・バイ・ザ・シー教会。家族全員、海外旅行が好きで、特に新郎の母はハワイが大好きということで大喜び。結婚式準備中には大詰めのところで新郎と大げんか。危機にも直面したが、それを乗り越えた二人の様子もフィーチャー。
目次
家族への感謝の気持ちを伝えたいというのが第一条件だった
―なぜハワイで結婚式をしようと思ったのでしょう。もともとハワイが好きだったんですか?
mayuさん(以下敬称略)
「結婚式をしよう!」という話になった時、二人とも重視したかったのは、家族へ感謝の気持ちを伝えたいということでした。せっかくの機会だから、家族旅行も兼ねてどこか海外に行けたらな……という話になったんです。彼のご両親が単独でアクティブに動くのはそろそろ難しい年齢なので、これを機会に新しい家族全員で海外旅行を兼ねてということで。特に彼のお母さんはハワイが好きで、3~4回お友達と行ったことがあるはず。彼のお母さん以外はみんな初ハワイでしたが、家族全員が「ヤッタ~!」と喜んでくれました。
―では、挙式会場やパーティ会場はどうやって選んだのでしょう。
mayu
結婚式の準備を始めたのは、ちょうど1年前。そこからインターネットでハワイウエディングを検索していくと、あるプロデュース会社さんが目にとまりました。そこで早速、申し込みをして結婚準備をスタートさせました。でも準備を進めながら、ハワイで結婚式を挙げた先輩花嫁のブログを見ていると、「本当にココでいいのかな!?」と疑問を抱くようになって……。スケジュールや持込料などの制約に疑問を抱くようになりました。そして、もっと他のところにお金を使いたいと思うようになり、他のプロデュース会社を探した時に、たくさんのブログで取り上げられていたメケアロハさんを発見! 柔軟性の高さにひかれて、既に申し込みをしていた会社にキャンセルの連絡を入れて、変更しました。
―準備を始めてからどれくらいで変更したんですか。キャンセル料は高かったのでは?
mayu
変更を決めたのは準備を始めてから4カ月たったころ。キャンセル料金は数千円と良心的な価格だったのですごくありがたかったですね。自分の要望とちょっと違っただけで、その会社さんに非はありませんでしたから。ただ、変更する前に彼にはメリット・デメリットをまとめてプレゼンしましたよ(笑)。費用や自由度の話をして、すぐに納得してもらえましたけど。
50着試着して、ようやく巡り合えた運命のドレス
―ステキな衣裳ですが、こちらはどうやって選んだんでしょうか。
mayu
実はこのドレスを決めるまでに50着もドレスを着ました。このドレスは、White by Vera Wangというものなのですが、ドレスを探し始めたころはドレスのデザイナーやブランドに関する知識はゼロ。そこからネットサーフィンをして、自分のイメージに合うものを探し始めました。
ちなみにドレスを探した時の基準は、人とはちょっと違うもの。目にとまるのは、インポートもののドレスが多かったですね。
実は探している途中で、オーダーメードも考えたんですけど、オーダーメードはいろいろなパーツの組み合わせるのが難しくて失敗したという花嫁さんがいたんです。それを読んで、やっぱり既製品のものでイメージに合うものを探そうと、もう一度奮起。
それから表参道にあるドレスショップ「SOMETHING BLUE DOLCE」やイセタンブライドにお邪魔して納得がいくまで、ドレスを試着しましたね。2時間で6着くらいのペースで(笑)。ホント、大変でしたね。
でも結局、ブログを通じて仲良くなった子がステキなドレスを着ているのを見て、「それ、どこで借りたの?」と聞きました。このドレスに決めた時には、私の母も一緒に行ってくれたのですが、見た瞬間に「ピッタリね!」と言ってくれました。私もようやく「コレ!」と思えるものに出合えて、うれしかったです。ドレスは3月に探し始めて、8月にようやく見つかりました。Vera Wangのバレリーナとも迷ったのですが、試着してみると、Whiteしかないって感じでしたね。
このドレスを決めるまでに、試着したものを自分のブログにアップしていました。すると、ある方から私の試着写真を見て「それは全然、似合っていないと思います」と言われたことも。正直、自分でも似合っていないと思っていましたが、率直な意見に驚きました。でも、このVera Wangのドレスの写真をアップした時には、「よく似合っている」と言ってくれたのでうれしかったですね。
―彼の衣裳はどうされたのでしょうか。
mayu
私のドレスがようやく決まった時、原宿通りを歩いていました。すると、TAKEO KIKUCHIの路面店があったので、「入ってみる?」と軽い気持ちで入りました。ちょうど夏の終わりくらいだったのでセール時期。ジャケットは2万5000円パンツは1万8000円、ベストは1万6000円でしたが、全部半額。結局、3万円でちょっとお釣りが来るぐらいでした。靴は長く使えるものにしたいと、定価で3万円くらいでしたが、あまりにも即決だったのでビックリしました。
記念に押し花にしたくて、生花を選択。でも夕方まで鮮度が保てるブーケも作った
―次にブーケですが、2種類のタイプのものを持っておられますね。
mayu
結婚式を終えたら、ブーケを記念に押し花にして取っておきたいと思いました。ですから、最初は生花しか考えていなかったんです。でも、私たちの挙式は午後にスタートだったので、暑いハワイでは夕方のレセプションまでキレイな状態でキープするのは難しいということが判明。そこで、ブログを通じて仲良くなったgreenplusweddingさんにハワイのブーケもお願いすることにしました。
日本で6月に1.5次会をする予定だったので旬のお花のあじさいを使ったものをオーダーしました。ピンクのブーケは、ネットで見つけていたイメージを見せて作ってもらいました。
―カメラマンさんはどなたにお願いしたのでしょうか。
mayu
Kayさんという方にお願いをしました。ハワイで有名なのは、Lavieさんやビジョナリーさん。魚眼レンズで撮影したものなど、いろいろと見たのですが、好きな画像をどんどん保存。ある時、ふと画像を見ていると、カメラマンのKayさんのものが多いということに気づいたんです。お友達のブログで幻想的な写真を見たのですが、彼女の写真がすごく気に入って……。ブログを通じて、知ったんですが、Kayさんも私のことを読者登録してくれていました。それから、撮影したシチュエーション、スケジュールをみっちり相談して、納得できる内容だったので納得できる内容だったので、Kayさんにお願いすることにしました。
―ハワイシアターの前で撮影した写真がとてもステキですね~。この風船はどうでしたんですか?
mayu
海外のサイトで見つけて、結婚式の1カ月前くらいに購入。到着がギリギリでしたが、「届かない時はしょうがない」と半ば諦めていたので、届いた時にはうれしかったです。
―海外ウエディングということでダンドリなど、不安な点はありませんでした?
mayu
いいえ。不安は全然なかったんです(笑)。私は4月に挙式だったんですが、前の年の10月に挙式予定の花嫁さんのブログをチェックしていました。だから、どのタイミングで何をすべきか? イメージはつきましたね。それにブログでは、花嫁さんが何カ月前には何をすべきなのか? Todoリストも上げていたので、余裕を持って準備できたと思います。花嫁さんの中には、前日、徹夜したという人もいますが、私の場合、前日は20時くらいに用意を終えて、ゆっくりできたので良かったです。
お色直しのワンピースは母のハンドメイド
―サンセットで着ておられる衣裳はどうされたんですか。
mayu
私のワンピースは母のハンドメイド。彼のアロハシャツは既製品のものです。
―でも同じ柄ですよね。
mayu
ハレハワイアンという、アロハの生地を売ってくれるところを見つけて母にワンピースの製作を依頼。もともと裁縫が得意だった母は、前年の夏の終わりくらいから作り始めていました。私がデザインのイメージを伝えて、その通りに作ってくれたので納得のいくものでした。
結婚式を通じて、両家の距離がすっかり近くなった
―ハワイにはどれくらい滞在されたのでしょう。
mayu
全工程は5泊7日。そのうち、3日間は結婚式の予定でビッシリ埋まりました。あと1日は現地の観光ガイドさんをお願いして、気の向くままにノースショアなどオアフ島を観光しました。最終日には、サンセットクルーズでディナーをいただいて、ショッピングも楽しみましたよ。家族の波長が近かったせいか、すぐに仲良くなってくれたので良かったです。
―2カ月後には国内でパーティされたんですよね。
mayu
同じ年の6月14日に表参道で行いました。披露宴よりも少しカジュアルな雰囲気で行いたかったので、「1.5次会」とインターネットで検索。75人のゲストを招待したのですが、会費制にしました。一番大変だったのは、引出物の贈り分けでした。喜んでもらえるものをと、目上の方にはビールグラス、男性ゲストにはシューケアセット、女性ゲストにはキッチングッズ。パスタを収納できるもので、実用的かどうかを重視しました。
―振り返ってみて、結婚式を挙げて良かったですか?
mayu
家族に感謝をしたいというのがかなえられたので良かったです。実は結婚式の4カ月前に彼と大げんかしたんです。ブログの人と連絡を取り合って、必死に準備を進める私に「キミは僕と結婚したいんじゃなくて、ただ結婚式をしたいだけなんじゃないのか」と言われてしまって……。それを聞いた私は「彼の言う通りかも」と反省。ただ自分ががんばっているのはふたりのためで、結婚式をしたいだけじゃないいう気持ちを少しでも分かってほしいと、一生懸命準備をしている気持ちを説明したんです。すると、彼も私の気持ちを理解してくれました。
ただ彼からそう言われて「ビジュアルばかりに気をとられてしまって、本来の家族に感謝したいという気持ちを忘れていない?」と立ち止まって考えたのは良かったと思います。その後、彼と二人三脚で準備を進めて、結婚式当日「キミのおかげで最高の結婚式ができた!ありがとう」と言われた時にはうれしかったです。
結婚式の準備をすることで、私たち、二人の絆も深まったと思います。花嫁のみなさんも、準備期間中に大変なこともたくさんあると思いますが、体調を崩さないようにがんばってくださいね。
―ありがとうございました!
▼Wedding Profile
Kazuto Yano&Mayuさんご夫妻
挙式日時/2014年4月14日
挙式会場/キャルバリー・バイ・ザ・シー教会
パーティ会場/ビーチハウス・アット・ザ・モアナ
国内パーティ会場/サルヴァトーレクオモ表参道
食事/メケアロハの特別メニュー
ドレス/White by Vera Wang(新婦)、「TAKEO KIKUCHI」のタキシード(新郎)
お色直しの衣裳/ハレハワイアンの生地で新婦の母がワンピースを制作(新婦)、ハレハワイアンアロハシャツは既製品のもの(新郎)
アクセサリー/Twigs & Honey フローラルクリスタルカチューシャ、Erica Koesler ブレスレット 9300(レンタル/Twigs & Honey フローラルクリスタルカチューシャ)
撮影/isle media kay(ハワイ)、Lavie Factory DiceK(国内)
ブーケ/greenpluswedding(tetoteというサイトで見つけてブログを通じて仲良くなった)
親へのギフト/ハワイのコーヒーセット
■当日のスケジュール(ハワイ)
8:15 ヘアメイク到着
9:00 カメラマン到着、撮影開始
新郎がバルーンの空気を入れに外出
10:15 新婦のヘアメイク完了
10:40 撮影のため、ホテル出発
11:00 カハラビーチ到着・前撮り開始
12:00 カハラビーチ出発
12:20 ホテル到着 ヘアチェンジ
この間に新郎の支度シーンを撮影
13:00 セルフフラワーシャワーの撮影
13:20 ファーストミート、ホテル内で撮影
14:10 ホテル出発
リムジン内で撮影もこのあたりで。
14:30 教会到着し、リハーサル開始
15:00 挙式スタート
15:45 教会出発、ダウンタウンへ
16:30 タウンフォトの撮影開始
ヘアメイクが時間差で到着し、即席ヘアチェンジ。いくつかショットを撮ってレセプション用にヘアチェンジ(10分)。
17:30 ダウンタウン出発し、レセプション会場へ直行
17:55 モアナサーフライダー到着
18:15 レセプション開始
18:45 カメラマンの撮影終了
20:15 パーティ終了
モアナからハレクラニまでのメインストリートをドレス姿のまま、徒歩でホテルに帰った。
■国内、当日のスケジュール
13:00 受付開始
13:10 入場直前にハワイ挙式ダイジェスト映像の放映
13:30 新郎新婦入場
ウェルカムスピーチ
13:35 新郎側代表あいさつ
13:40 新婦側代表あいさつ
13:50 食事スタート
14:00 プロフィール紹介
14:05 抽選で当たった人からあいさつ
14:15 ケーキ入刀
14:25 新婦中座
14:35 新郎中座
14:50 再入場
15:05 テーブルラウンド
15:25 デザートタイム
15:40 シャンパンプルズ
15:45 祝電披露
16:00 新郎新婦退場