結婚式の前撮り《基礎知識まとめ》費用・衣装・活用方法など♡
どうして前撮りをするの?前撮りの費用は?衣装にはどんな種類があるの?など、前撮りに関する疑問をまるっと解決!前撮りに関する基礎知識をまとめました。前撮り検討中に読んでおきたいお役立ち記事です♡
前撮り(後撮り)2022.4.13 更新2020.7.17 公開
本コンテンツはウェディングニュース編集部と卒花ライターが協力して、独自に制作しています。アフィリエイト広告を利用しているリンクも含まれますが、コンテンツの内容やランキングの決定は編集部が自主的な意思で企画、編集、制作しています。
目次
前撮りとは?前撮りをする5つのメリット♡
『前撮り』とは、結婚式とは別で事前に行う記念撮影のこと。「別撮り」とも言い、好きな場所を選んで撮影スタッフやプロのカメラマン、ヘアメイクとともに撮影することができます。
結婚式ではウェディングドレス、前撮りでは和装、といったように前撮りは本番と異なる衣装で撮影するのが人気なようです♡
ゼクシィの結婚トレンド調査によると結婚した半数以上の62.6%の人が前撮りをしています。
そもそもなぜ前撮りをするのでしょうか?
卒花さんたちが前撮りをした理由と前撮りをするメリットを探ってみました!
〈前撮りをした理由〉卒花さんに聞いてみました♡
前撮りをした卒花さんたちにその理由を聞いてみました!
- 当日と違う衣装が着られる
- 和装で撮りたかった
- 当日のウェルカムボードに使うため
- 当日の式以外で撮りたいシーンがあった
- ゆっくり時間をかけて撮りたかった
- 当日の映像に使用するため etc.
挙式や披露宴当日とは別の衣装が着られたり、当日のアイテムに使用したり、といった理由が多くありました。
これらの理由から前撮りをするメリットをまとめてみました。
前撮りをする5つのメリット
それでは前撮りをするメリットを5つ紹介します。
前撮りをするか迷っている方はぜひ参考にしてみてください♩
1)好きな衣装が着られる
あれもこれも着たいけどたくさんある衣装の中から結婚式で実際に着られるのは1、2着……。
ですが、前撮りでは好きな衣装を着て撮影することができるので結婚式当日に着られなかった、諦めた衣装を着て撮影ができちゃいます♩
2)小道具やペットと一緒に撮影ができる
前撮りなら和装に合わせる和傘やふたりのイニシャルオブジェなど、好きな小物を使用しての撮影が可能◎
さらに大切なペットと一緒に思い出の写真を残すこともできますよ♩
3)結婚式当日のアイテムや年賀状に使用できる
前撮りで撮った写真をは当日のウェルカムボードやメッセージカード、プロフィールムービーや年賀状などいろいろな場面で活用できます!
前撮りでの素敵な写真をふたりで過ごす新居に飾ったり、両親へのプレゼントするのもおすすめです♡
4)ゆっくりリラックスして撮影ができる
結婚式当日も写真はたくさん撮りますが式の段取りで忙しく、ゆっくり撮影している暇はありません。
前撮りは自分たちのイメージを伝えて、好きなポーズや角度で焦らず撮影することが可能◎
前撮りならリラックスした表情で満足のいく撮影ができますよ♩
5)好きなロケーションで撮影できる
前撮りはスタジオで撮影するだけでなく、ふたりの思い出の地や海が見える場所、和装が映える神社など自分たちの好きなロケーションで撮影することができます!
映画のワンシーンのような素敵な写真を撮ることもできますよ♡
前撮りは「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類
実は前撮りにはスタジオ撮影とロケーション撮影があります。
ここではそれぞれの特徴を紹介していきます。
どちらがイメージに近いか想像しながらチェックしてみてくださいね♡
スタジオ撮影
スタジオ撮影のメリットは何と言っても、天候に左右されないこと!
また、スタッフさんと自分たちだけの空間ですので人の目を気にすることなく撮影に集中できますよ♩
スタジオでの前撮りは移動時間がないので結婚式まであまり時間のない方や忙しい方におすすめです。
スタジオ撮影のデメリットは屋内で背景が限られているのでロケーション撮影に比べるとバリエーションに欠けること。
ロケーション撮影
ロケーション撮影とはリゾート地や神社、式場のガーデンなどの屋外で行う撮影のこと。
ロケーション撮影のメリットは好きな場所を選べて、季節感のある写真が撮れること!
思い出の地や新婚旅行先のビーチなど特別な場所で撮影ができるのは嬉しいですよね♩
桜が咲く春や紅葉がきれいな秋はロケーション撮影に人気のシーズンです♡
とても魅力的なロケーション撮影ですが、スタジオで行う前撮りに比べてデメリットがすこし気になります。
1つは屋外撮影なので天候に左右されてしまうこと。
2つ目は場所によっては移動に時間がかかること。
さらに観光地など有名なスポットで撮影する場合は周りの人の目が気になるかもしれません。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分たちに合う方を選んでくださいね。
続いて気になる前撮りの費用について紹介します!
前撮りにかかる費用の平均は14万円!
ズバリ!卒花さんたちが前撮りにかけた費用の平均は14万円!
スタジオ撮影で前撮りした方の費用の平均は13.7万円。
ロケーション撮影で前撮りをした方の費用の平均は15.2万円でした。
前撮りの費用は衣装や撮影地によって変動する
実は前撮りにかかる費用の相場がいくらです、というのはとても難しいです。
というのも、前撮りの費用は撮影の依頼先、衣装の種類や着数、撮影枚数、スタジオ撮影なのかロケーション撮影なのか、どれを選ぶかによって金額が大きく変わってくるからです。
ほとんどの場合、基本費用にすべての撮影データが含まれているわけではなく、データを購入するにはオプション費用がかかります。
また、基本費用に衣装代が含まれていても選ぶ衣装によってはオプションとして追加料金がかかることもあります。前撮りで何着も衣装を着るとその分の費用がかさみます。
ロケーション撮影の場合は基本費用の他に移動費や施設利用料が発生することもあるので事前にチェックしておきましょう!
詳しくは「前撮りの疑問を解決!Q&A」を参考にしてみてくださいね。
予算と相談しながら撮りたい写真のイメージに近いものを選ぶのが良さそうです◎
前撮りで人気の衣装は和装♡衣装の種類をチェック!
衣装の種類は大きく分けて2種類、和装と洋装があります。
さらに和装には色打ち掛けと白無垢、黒引き、洋装にはウェディングドレスとカラードレスがあります。
結婚式ではウェディングドレスを着る方が多いので前撮りではガラリと雰囲気を変えられる和装が人気です♡
卒花さんが前撮りで着た衣装〈TOP3〉
卒花さんたちは実際に前撮りで何を着たのでしょうか?
TOP3を紹介します♡
- ① 色打掛 59.1%
- ② ウェディングドレス 32.8%
- ③ 白無垢 19.3%
- この結果から和装の中でも色打掛がダントツで人気があることがわかります。
すでに結婚式の衣装が決まっている方は前撮りでは印象の異なるものを選んでみるといいかもしれません。
結婚式と同じ衣装でもロケーションが変わるだけで素敵な写真を残せるので予算と相談して決めてみてくださいね♡
参考までに色打掛、白無垢、黒引き、ウェディングドレス、カラードレス、5種類それぞれの前撮り写真を載せておきますね!
【参考画像】前撮り衣装5種類
色打掛
和装の色打掛を着た前撮りでは神社や庭園でのロケーション撮影が人気です♩
白無垢
和装の白無垢を着た前撮りでは神社や庭園だけでなくに小物をうまく使ったスタジオ撮影も人気です♩
黒引き
黒引きの和装はモダンな雰囲気があるので洋館での前撮り撮影がおすすめです♡
和装の前撮りについては以下の記事で詳しく紹介しています♩
ウェディングドレス
ウェディングドレスの前撮りは白が映える街中やビーチなどのロケーション撮影が人気◎
カラードレス
カラードレスを着ての前撮りは式場の館内や庭園、テーマに合うロケーションでの撮影がおすすめです♡
前撮りに関する疑問を解決!Q&A
ここまで前撮りの基礎知識や費用、衣装について紹介してきましたが前撮りのことわかりましたか?
まだ前撮りのアレコレ、卒花の皆さんはどうしていたのか気になりませんか?
そこで最後に前撮りのスケジュールやおすすめの時期、撮った写真の活用方法など前撮りの疑問をここでぜーんぶ解決しちゃいましょう!
Q.前撮りっていつやるの?スケジュールは?
前撮りをする時期やスケジュールはスタジオ撮影の場合とロケーション撮影の場合で異なります。
それぞれの前撮りをするタイミングとスケジュールを紹介します。
■スタジオ撮影〈前撮りは1、2ヶ月前〉
卒花さんが実際に前撮りをした時期は結婚式の2ヶ月前と答えた方が最も多かったです。
続いて多かったのが1ヶ月前でした。
スタジオでの前撮りは大きな移動(海外などのロケ地へ行くこと)がないためギリギリでOK!
結婚式に向けてダイエットなどのボディケアをしている人にはより良い状態で前撮りができて嬉しいですね♩
挙式3〜4ヶ月前 前撮りの依頼先決定・申し込み
挙式1〜2ヶ月前 前撮り撮影試着を予約する
■ロケーション撮影〈前撮りは2、3ヶ月前〉
卒花さんが実際に前撮りをした最も多い時期は結婚式の2ヶ月前。
意外にもスタジオ撮影と同じでしたが続いて多かったのが3ヶ月前でした。
ロケーション撮影ではどこで撮るのかが前撮りをする時期を決めるのに重要になってきます。
海外や国内でも旅行をかねた前撮りをする方は余裕を持ったスケジュールが良さそうですね♩
挙式4〜5ヶ月前 前撮りの依頼先決定・申し込み
挙式2〜3ヶ月前 前撮り撮影試着を予約する
Q.前撮りにおすすめの時期、季節は?
前撮りにおすすめな時期はズバリ春と秋!
※スタジオ撮影は屋内で天候や四季に関係なく撮れるのでこれはロケーション撮影の場合です。
屋外での前撮りでは桜の咲く春と紅葉のきれいな秋がおすすめ♡日本の四季ならではの素敵な写真が撮れること間違いなしです♩
人気の季節に前撮りをするには早めの計画が必要です。
着物などの和装は夏は暑く、薄手のドレスで冬の前撮りは寒いので衣装を考慮して前撮りの時期を決めてくださいね!
Q.前撮り写真の活用方法は?
せっかく撮った前撮りの素敵な写真は上手に活用しましょう!
前撮りのおすすめ活用方法を3つ紹介します。
① 挙式当日の装飾・演出に使う
素敵な前撮りの写真は挙式の装飾や演出に使っちゃいましょう!
前撮りした写真をウェルカムボートやプロフィールムービーなどに使用することで当日と違った雰囲気の衣装姿をお披露目することができますよ♡
前撮りをした業者さんにウェルカムボードの作成も依頼できたりするので事前に確認してみてください。
② 両親へのプレゼント
前撮りで撮った写真をアルバムにして両親にプレゼントするのもおすすめです。
子どもの晴れ姿をカタチに残したいと思う親は多いので喜ばれること間違いなし♡
③ 年賀状や結婚報告はがきに使う
前撮りの素敵な写真は年賀状や結婚報告はがきにうってつけです。
特に和装の雰囲気はお正月にぴったりなので年賀状に使っちゃいましょう!
Q.前撮りの依頼先、カット数について
前撮りの依頼先はどのように選べばいいの?カット数はどれくらいがいいんだろう?
卒花さんの体験をもとに前撮りの依頼先を選ぶときの重視点やカット数をまとめました!
■前撮りの依頼先を決める際の重視点
- 手頃な価格
- いろいろなカットを撮影してくれる
- カット数が多い
- 写真の仕上がりが良い
- 写真のセンスが良い
- プランの内容が良い
前撮りの依頼先を決める際はお得さと写真の仕上がりをチェックするのが良さそうですね◎
依頼する前に写真の仕上がりやセンスはしっかり確認しておきましょう!
■前撮りのカット数
前撮りで依頼するカット数の平均はスタジオ撮影とロケーション撮影、どちらを選ぶかによっても変動がありました。
まずスタジオ撮影で前撮りをした方のカット数は100カット前後(平均 98.5)。
挙式の前撮りオプションでしょうか、スタジオ撮影で20カット未満という方も全体の20%ほどいました。
ロケーション撮影で前撮りした方は200カット弱(平均 187.1)でした。
やはり特別なロケーションで前撮りしたらより多いデータが欲しくなりますよね。
参考になりましたか?
予算と相談しながら自分たちが納得のいくプランを探しましょう♡
【関連記事】Q.前撮りのポーズどうしてる?
前撮りのポーズについては詳しい記事があるのでこちらを参考にしてみてください♩
前撮りは予算と相談しながら計画的に♡
いかがでしたか?
今回は結婚式の前撮りについて紹介しました。
前撮りをする場合は予算と相談しながらはやめに計画を立ててみてくださいね。
納得のいくステキな写真が撮れますように♡
この記事は「ゼクシィ結婚トレンド調査 2019」を参考にしています。