婚約指輪と結婚指輪の違いって?意味やデザインの特徴などを紹介
婚約指輪・結婚指輪2022.11.10 更新2020.8.5 公開
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結婚を考えているなら知っておきたい「結婚指輪と婚約婚約指輪の違い」。それぞれ意味や選ぶときのデザインなどが異なります。どちらも一生に一度だけ購入する特別なものなので選ぶときに失敗のないよう事前に知識を入れておくのが懸命です!今回は婚約指輪と結婚指輪の違いを意味やデザインの特徴を紹介します。選ぶときのポイントも合わせて解説するので参考にしてみてください♪
目次
結婚するなら知っておきたい婚約指輪と結婚指輪の違い
はじめに婚約指輪と結婚指輪の違いについて把握しましょう。それぞれの持つ意味や必要性など基本的な情報を紹介します。
婚約指輪とは?
婚約指輪とは別名エンゲージリングとも呼ばれ、婚約の証として男性から女性贈る指輪のことです。「婚約の約束を形にする」「決意の象徴になる」「一生の財産になる」との意味が込められています。
婚約指輪はプロポーズや結納の際に贈るのが一般的。プロポーズ時にサプライズで贈る場合は、相手の好みを考えて婚約指輪を選ぶ必要がありますよ。しかし、最近ではサイズの問題や彼女の好みのデザインに合わせるためプロポーズ後に一緒に選びに行くカップルも多いです。
婚約指輪は一生に一度しか購入できない二人にとって特別なジュエリー。彼女がファッションにこだわりがる場合は、一緒に選んだ方が喜んでもらえるでしょう。素敵な指輪なら見るたびにプロポーズなどの思い出が蘇りますよ♪
婚約指輪は必ず必要?
婚約指輪に憧れている女性も多いですが結婚指輪とは異なり、購入しないカップルもいます。ゼクシィ結婚トレンド調査2019によれば、婚約指輪を買わなかったというカップルは3割も!
「婚約指輪は身につける回数が少なくてもったいない」「婚約指輪の費用を結婚指輪に当てたり、旅行に使いたい」と考えるカップルもいるためです。
「身につける回数が少ない」と考えている人は、シンプルなデザインの婚約指輪であれば結婚指輪と重ねて身につけることもできますよ♪重ねづけしやすいように結婚指輪と婚約指輪が同じラインで揃っているブランドもあるので、検討してみるとよいでしょう。
結婚指輪とは?
結婚指輪とは別名マリッジリングとも呼ばれ、結婚式で二人が愛を誓い合って交換する指輪のことです。シンプルなデザインが一般的で、左手の薬指につけるのが基本。結婚指輪は周囲に既婚であることを伝える手段の一つでもあります。
結婚生活で肌身離さずに身につけて生活するため、扱いやすさやつけ心地のよさを基準に選ぶのがよいでしょう♪
婚約指輪と結婚指輪のつけ方
婚約指輪と結婚指輪は、結婚式当日や挙式後でつけ方が異なります。以下では基本を踏まえて、抑えておくと役立つ婚約指輪と結婚指輪のつけ方を紹介♪
- 基本的に婚約指輪は結婚式までは左手の薬指にはめる。
- 結婚式当日は右手の薬指に移動。挙式で結婚指輪を交換する際にお互いの薬指にはめる。
- 挙式後に結婚指輪をはめた薬指の上から婚約指輪をはめる。
婚約指輪と結婚指輪はそれぞれ異なる意味を持つため、適切な付け方を把握しておくとよいでしょう。
婚約指輪と結婚指輪のデザインの特徴は?
婚約指輪と結婚指輪のデザインの特徴を解説していきます。
婚約指輪のデザインの特徴
婚約指輪のデザインは、小さな1粒のダイヤモンドが配置されている華奢なものから大粒のダイヤモンドが配置されている華やかなデザインもあります。
中でもダイヤモンドが中央に1粒配置された「ソリティアリング」が定番です♡ダイヤモンドの美しさを引き立ててくれるデザインでもあります。しかし、石座が高すぎるとものに引っかかったりと日常的に身につけにくいため、手に馴染みやすく扱いやすさを考えるなら座席が低いデザインを選ぶとよいでしょう。
ソリティアリングの他にも優美な曲線が女性らしい「ウェーブラインリング」や小さなメレダイヤをあしらった「エタニティリング」などもあります。イエローやピンクダイヤなどのカラーダイヤや誕生石を周りに配置した、個性を放つデザインも人気ですよ。
結婚指輪のデザインの特徴
日常的に身につける結婚指輪は大きいダイヤモンドなどの装飾品が少ないシンプルなデザインが特徴的。曲線が美しいデザインのリングやメレダイヤを半周あしらった「ハーフエタニティリング」や一周させた「エタニティリング」などがあります。結婚指輪と重ねて身につけられるものが人気です。
男女ペアで同じデザインを選ぶのもよいですが、長い期間身につけるものなのでそれぞれ好きなデザインを選ぶカップルもいます。リングの裏には二人の結婚記念日を刻印したり、誕生石などをあしらってもらえば特別感がアップするのでおすすめです♡
婚約指輪と結婚指輪の価格相場は?
婚約指輪と結婚指輪の価格相場は以下の通りです。
- 婚約指輪・・・20〜30万円前後
- 結婚指輪(ペア)・・・20万円前後
婚約指輪はお給料3ヶ月分などとされていましたが、現在はお給料の1ヶ月分程度であることがわかります。指輪はブランドや使われている素材がプラチナやゴールド・シルバーかによっても価格に差が出て、プラチナ・ゴールド・シルバーの順に安くなっていきます。
特に婚約指輪はダイヤモンドを配置しているため、質によっても価格が左右されますが結婚指輪よりも相場が高いです。結婚指輪はシンプルなものであれば1つ10万円以下で購入することも可能♡女性の結婚指輪はダイヤがあしらわれていれば価格が高くなりますよ。
婚約指輪や結婚指輪を選ぶときのポイント
婚約指輪や結婚指輪を選ぶときのポイントは以下の3つです。
- 素材から選ぶ
- ダイヤモンドの質から選ぶ
- つけ心地のよいものを選ぶ
- アフターサービス内容を確認
婚約指輪や結婚指輪は一生に一度の大切なジュエリー。後悔しないためにも選ぶポイントを抑えておくとよいでしょう。
素材から選ぶ
婚約指輪や結婚指輪は素材から選ぶのも重要です。日本では強度や耐久性に優れた「プラチナ」が主流でしたが、最近では「ゴールド」素材も人気があります。
素材別の特徴は以下の通りです。
- プラチナ・・・明るい色合いで高級感がある素材。強度もあるため毎日身につけやすい。
- ゴールド・・・コンビネーションなど華やかでおしゃれなデザインが可能な素材。カラーバリエーションも豊富で、ファッションやライフスタイルに合わせて選べる。
プラチナの次に人気なのがゴールド。最近では肌馴染みのよいピンクゴールドを選ぶ女性も多く、独自の色合いに仕上げているブランドも多いです。洗練された指輪を探しているなら「プラチナ」、カジュアルに身につけられる指輪なら「ゴールド」素材のように選ぶとよいでしょう。
しかし、ゴールドは身につける人の肌の色によっても適した色味が異なるため、色選びも重要です。イエローベースの肌の人はピンクゴールド以外の色味が向いていて、特にイエローゴールドが最適。ブルーベースの肌の人はプラチナやホワイトゴールド、ピンクゴールドが肌を美しく見せてくれるのでおすすめですよ♪
金属アレルギーがある人は素材に注意
金属アレルギーがある人は素材に注意して選びましょう。特にゴールドにパラジウムや銅・銀などの素材を配合して色を変えるため、配合している素材によっては金属アレルギーを引き起こすこともあります。金属アレルギーが気になる人は純度100%のプラチナか軽くて強度に優れたチタン素材の指輪を選ぶと金属アレルギーが少ないのでおすすめです。
有名ブライダルジュエリーブランドではチタンを使用している指輪が少ないですが、比較的価格が安いためオーダーメイドで作ってもらうのもよいでしょう。
ダイヤモンドの質から選ぶ
予算も大切ですが、ダイヤモンド付きの指輪を選ぶなら質をチェックするのも選ぶときの重要なポイントです。ダイヤモンドは以下の「4C(カラット・カラー・カット・クラリティ)」を基準にランク付けされます。
- カラット・・・ダイヤモンドの重さ。重くなるほどサイズが大きくなる。
- カラー・・・ダイヤモンドの色。透明なものほどランクが高い。
- カット・・・ダイヤモンドの研磨状態や形のよさ。ランクが高いほどダイヤモンドが輝いて見える。
- クラリティ・・・ダイヤモンドの透明度。内包物やキズ、欠けなどの少なさいものほどランクが高い。
全体のランクが高いほどダイヤモンドの輝きが美しく、価格も高くなります。一生に一度の特別な指輪なので、ダイヤモンドの質も考えて選ぶとよいでしょう。
つけ心地のよいものを選ぶ
素材やダイヤモンドの質も重要ですが、婚約指輪や結婚指輪はつけ心地のよさも選ぶときのポイントのひとつです。指のフィット感は指輪によっても異なります。特に結婚指輪は毎日身につけるものなので、購入前につけ心地を試してみるのがおすすめです♪
サプライズで贈りたい場合は、事前に口コミや店員さんへのリサーチを怠らずつけ心地のよさを確認するのがよいでしょう。
アフターサービス内容を確認
特別なジュエリーを大切に使い続けるためにも、アフターサービスが受けられるかどうかも重要です♪以下のようなアフターサービスが充実しているものを選びましょう。
- クリーニング
- サイズ直し
- 磨き直し
- 歪み直し
- 石留めなどの修理
中には有料で手厚いサービスが受けられるブランドもあります。しかし、無償の場合受けられる条件や回数や期間が決まっていることもあるため事前にチェックするようにしましょう。
それぞれのサービス内容を詳しく解説します。
クリーニング
指輪をいつまでも美しく保ちたいなら店舗でクリーニングが受けられると助かります。表面の汚れを落とす程度のクリーニングなら自分で行えますが、こびりついた汚れなどはなかなか落とせません。店舗でクリーニングしてもらえれば、超音波洗浄機などを使用して美しさを取り戻せますよ♡
サイズ直し
サイズ直しがあるかどうかも選ぶ上での重要なポイントです。「サプライズで婚約指輪を贈ったらサイズが少し大きい」なんて問題が起こる可能性も。購入後でもサイズ直しをしてもらえれば、フィットしたサイズの指輪を手に入れられるので安心です♪
しかし、デザインによってはサイズ直しをしてもらえない場合もあるため、サイズ直し可能かどうかを購入前に確認しておきましょう。
磨き直し
指輪は長い間使っていると、キズなどが目立つようになってしまうため指輪の磨き直しを受けられると購入時の質感を取り戻せます。特に結婚指輪は、身につけたまま家事を行うことでキズがつきやすいです。
せっかくのジュエリーなので、気持ちよく身につけるためにも磨き直しのアフターサービスを受けられるかどうかを確認してみてください!
歪み直し
指輪は使用することで歪んで以前のようなフィット感がなくなることも。歪み直しのアフターサービスが受けられれば、購入時に使い形状に矯正してもらえますよ♪
石留めなどの修理
ダイヤモンドがついている指輪は石留めは劣化することがあるため修理してもらえるかどうかも重要です。石留めが劣化することで落石してダイヤモンを紛失することもあります。石留めが変形してきたり、ダイヤモンドのぐらつきを感じたらすぐに店舗へ連絡しましょう。
クリーニングに出す際に石留めの状態をチェックしてもらえば、「気づいたらダイヤモンドがない!」などのトラブルを防げますよ♪
\より詳しい選び方を知りたいなら♩/
一生身につけたくなる素敵な指輪で永遠の愛を誓いましょう!
今回は婚約指輪と結婚指輪の意味や選ぶポイントなどの情報を紹介してきました。婚約指輪は婚約をした証であり、結婚指輪は二人の愛を誓うためのものです。予算を踏まえた上で指輪の素材やダイヤモンドの質・アフターサービスなどを基準に選ぶのがポイント。一生身につけたくなる素敵な指輪で二人で永遠の愛を誓いましょう♡