【結婚式をドタキャンすることに。。】欠席する場合の失礼のない対応&基本マナー
やむを得ない事情で結婚式を直前でドタキャンすることになってしまった場合、迅速に相手に伝えることが重要です。この記事では、結婚式を欠席する場合の失礼のない伝え方やマナー、直前に出席をキャンセルする場合の適切な対応の仕方などを詳しくご紹介します*
基本的なマナー2021.6.11 更新2020.6.9 公開
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目次
結婚式を欠席する場合の基本的なマナー
結婚式を欠席する場合、マナーを守って相手に的確に伝えることが大切です。
欠席連絡をするときは、
直接会って伝えるor電話で伝える
⇓
返信ハガキを出す
の流れで正確に相手に伝えるようにしましょう。
返信ハガキだけでは、郵便事故などで届かず、相手に欠席だという事が伝わらない可能性があります。
また、直接会うor電話をすることでお詫びの気持ちを伝わりやすく、そのうえで返信ハガキを送って礼儀を尽くすことが大切です。
欠席でも招待状に記載されている返信ハガキの提出期限は守りましょう
欠席の場合の返信ハガキの書き方マナー
欠席の場合の返信ハガキの書き方ルールは3つ!
・自分への敬称を二重線で消す
・メッセージを書く
まず『欠席』に〇をつけます。
次に『御出席』『(欠席の上にある)御』『(名前の上にある)御』『(住所の上にある)御』を二重線で消します。
縦書きの時は縦二本、横書きの時は横二本で消すようにしましょう*
欠席の場合でもメッセージって書くべき?
招待状の返信ハガキを欠席で出す場合でも、必ずメッセージは添えるようにしましょう!
残念ながら欠席させていただきます
末長い幸せをお祈り申し上げます
このようなメッセージを空いているスペースに書きます。
不祝儀や法事はお祝い事では触れない方がいいとされているため、欠席の理由が不祝儀(身内の不幸・事故・病気など)の場合は、その旨を書く必要はありません。
ただし、理由がおめでたい事(出産・入学式・日程がすでに決まっている出張など)の場合は明記します。
【期間別】欠席連絡の方法
返信ハガキが新郎新婦に届くころ(挙式まで約1か月前)には、結婚式準備もほぼ最終段階に入っています。
会場によって変わりますが、披露宴の料理や引き出物などは、一般的に式の10~20日前くらいからキャンセル料が発生します。
そのため、出席できないと分かったらなるべく早いうちに電話でお詫びと欠席の連絡をすることが大切です。
相手に言いづらいかもしれませんが、お詫びの気持ちを直接伝えるためにも、メールやSNSは避けて電話で連絡しましょう。
招待状返信前に欠席する場合
電話で欠席の連絡をしていても、招待状が送られて来た場合は必ず返信すること!
決して電話やメールで終わらせないようにしましょう。
招待状の返信はできるだけ早いほうが良いとされていますが、「欠席」のはがきを早い段階で返信するのは新郎新婦をがっかりさせてしまうかもしれないので、数日経ってからお祝いとお詫びのメッセージを添えて返信した方が良いですね*
招待状の返信後に欠席する場合
先程も触れましたが、返信ハガキが新郎新婦の手元に届く頃には、すでに結婚式準備の最終段階に入っています。
たとえ一人でも欠席するとなると、いろいろと状況も変わってしまいます。
少しでも新郎新婦の負担をなくすためにも欠席が決まり次第、一刻も早く電話でお詫びするようにしましょう!
欠席の理由が不祝儀なら理由ははっきりと言わないようにし、仕事ならば正直に伝えた方が誠実です。
二次会を欠席する場合
二次会も結婚式招待状の返信同様、必ず期間内に連絡します。
紙の招待状が届いた場合は、返信にお祝いの言葉とお詫び理由を書いて送ります。
二次会だけに招待されていて欠席する場合は、当日電報を送るなどして礼儀を尽くしましょう*
急な欠席、特に当日の欠席は必ず幹事さんに連絡します。
二次会は会費制が多いのでご祝儀は贈らなくて良いとされていますが、後日お祝いのプレゼントを贈るのがおすすめです*
ドタキャンすることに、、当日欠席する場合の失礼のない対応とは?
結婚式当日、「急に体調を崩してしまった」「どうしても外せない急な用事が入ってしまった」などやむを得ない理由で結婚式を欠席する場合、失礼のない丁寧で迅速な対応が必要になります。
欠席連絡は直接会場へ!
当日は新郎新婦は超多忙!
そんな新郎新婦に欠席の連絡をするのは、現実的ではないですしマナー違反です!
この場合は、会場に直接連絡を入れて、新郎新婦に伝えてもらうのが1番良いでしょう。
一緒に参加する友人に連絡するのもいいですが、それはサブ的な連絡。
必ず自分の欠席連絡は人頼みにせず、式場スタッフに連絡するようにしましょう!
可能ならば、新郎新婦の担当スタッフに直接連絡がとれることが一番いいですね*
出席をキャンセルした場合、ご祝儀はどうすればいいの?
結婚式に出席できないとはいえ、一度は「出席」の連絡をしているのでご祝儀は渡すのがベター。
ご祝儀の金額は、結婚式の何日前にキャンセルしたかで変わってきます。
結婚式の10~20日前にキャンセルする場合
会場にもよりますが、結婚式の10~20日前ならば、まだ引き出物や料理のキャンセルが利くこともあります。
「料理や引き出物のキャンセルができるなら、ご祝儀はなくてもいいかな」と思うかもしれませんが、キャンセルをするにも手間はかかるもの。
お詫びの気持ちを込めて、本来のご祝儀(出席していたら包んだであろう金額)の「半額程度」は渡したほうが良いでしょう。
結婚式直前にキャンセルする場合
結婚式直前にキャンセルする場合は、出席していたら包んだであろう金額の「同額」のご祝儀を渡すのが一般的です。
結婚式の直前ともなると、料理や引き出物の手配を済ませているだけでなく、席次表にもあなたの名前が載っていることになります。
当日、席が空いたままになっていることもあるかもしれません。
新郎新婦に多大な迷惑をかけることになるので、渡す予定だった金額を包むのがよいでしょう。
ご祝儀を渡すのは、結婚式が終わって新郎新婦が落ち着いたころに直接渡すのが◎
大安や友引などお日柄の良い日に渡すと尚良いです。
出典:yuubinya.com
遠方だったり、都合が合わず会うことが難しい場合は、「現金書留」で送ってもOK!
サイズを選べば、ご祝儀袋に入れたまま現金書留の封筒に入れることも可能です。
この場合も到着日を、大安や友引などお日柄のいい日に選ぶといいでしょう。
その際にお詫びとお祝いのメッセージを添えると、誠意が伝わりますよ*
自分の結婚式に出席してもらった相手の場合
すでにあなたが結婚式を終えていて、相手がその結婚式に出席してくれていた場合は、貰ったご祝儀と同額を渡すのがマナーとされています。
欠席する場合でも、それは同様です。
結婚式当日はお祝い電報を送ろう!
結婚式当日にフォローの気持ちも込めて、お祝い電報を送ると新郎新婦も喜んでくれるでしょう。
「出席できなくて残念です」
「ふたりの晴れ姿を見られず残念です」
など、出席できないことを残念に思う気持ちを、できるだけオリジナルの言葉で伝えるといいですね♩
最近は電報のデザインも様々なので、新郎新婦の好みを知っていたらぴったりの電報を選んで、お祝いの気持ちを伝えましょう*
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代理人は立てるべき?
当日を含め、直前に出席をキャンセルした場合、席を空けてしまう可能性があります。
また、主賓の挨拶や友人のスピーチなどを頼まれていたのに欠席する場合、他の人にお願いし直さなければなりません。
ただ、新郎新婦に迷惑がかかるからといって、相談もなく代理を立てるのはNG!
あなたが挨拶やスピーチができないと分かった時点で、他の人に依頼するのは新郎新婦がすること。
新郎新婦に判断してもらった方がトラブルにもなりません。
どうしても出席できなくなったことを、一刻も早く伝えることが先決です。
落ち着いたころに改めてお詫びをしよう*
結婚式が終わり、新郎新婦の新婚旅行や新居への引っ越しなどが終わって落ち着いたころに、改めてお詫びとお祝いの言葉を送るとより好印象です*
ご祝儀を渡していなかった場合は、このタイミングで渡しましょう。
身内の不幸や自身の体調不良など、欠席の理由を伝えてなかった場合はこの時に打ち明けるといいですね。
欠席するときは早めの連絡と礼儀を尽くすことが大切!
やむを得ない事情で結婚式を欠席しなければならなくなることは、誰にでもあり得ることです。
ただ、結婚式を欠席するという事は、新郎新婦に残念な思いをさせてしまったり、手間を掛けさせてしまったりすることも。
出席ができないと分かった時点で、できるだけ早めの連絡とお詫びの気持ちを誠意をもって伝えましょう!