和装着用時の下着は何が必要?自分で用意するアイテムをチェック!
和装結婚式で身に着ける衣装や小物のほとんどは、会場で当日にレンタルするのが基本。 しかし、肌に直接身に着ける下着類は、実は自分で用意しなくちゃいけないって知っていましたか? 今回は、結婚式で和装を着用する際にどんな下着が必要となるのか、詳しく解説していきたいと思います*
小物2022.4.27 更新2020.5.31 公開
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目次
和装着用時に必要な下着①和装ブラ
和装ブラは必ずしも必要というわけではありませんが、持っておくとかなり便利です♩
というのも、和装を着用する際は胸をなだらかに見せる必要があるから。
ウェディングドレスと違い、和装には凹凸のない筒状のシルエットがよく似合います。
しかし、胸の形がはっきりと分かるような下着を着けていると、和装姿になった時に胸元だけが浮いてしまい、何だかイマイチな和装姿になってしまうんですね。
和装結婚式に合わせる和装ブラの選び方
和装を着る際は基本的にノーブラでOKですが、「着付けの時に人前で胸を出すのが恥ずかしい!」という方は、和装ブラを用意しておくのがおすすめです。
和装ブラはアンダーバストに合ったサイズで、着脱のしやすいタイプを選びましょう♩
また、ナイトブラやスポーツブラなどを和装ブラの代用品として用意するのもアリ◎
ただし、代用品を用意する際はワイヤーレスでバストの形がはっきりと出ないものを選んで*
フリルやビジューなどが付いているものや、派手な色柄の下着もNGです。
和装結婚式におすすめの和装ブラ
結婚式で身に着ける和装ブラがなかなか決められない花嫁さんには、以下の商品がおすすめです♥
フェリシモ/ボリュームおさえて フラットなブラの会
画像引用:フェリシモ公式サイト
商品情報価格(税込)::3,143円
サイズ:S・M・L・LL
素材:ナイロン、ポリウレタンなど
フェリシモの下着は、補正効果の高さと和装ブラっぽくない可愛さが魅力的なポイント♥
和装ブラの中では価格もお手頃なので、和装結婚式の下着にもぴったりです♩
ただし締め付け感があって跡が残りやすいので、和装のみでの結婚式か、ウェディングドレスから和装にお色直しする場合に着けるのがおすすめです。
ユニクロ/ワイヤレスブラ リラックス
画像引用:ユニクロ公式サイト
商品情報価格(税抜):1,990円
サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL
素材:ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル
プチプラで購入できる下着を探している花嫁さんには、ユニクロのワイヤレスブラがおすすめ*
サポート力は和装ブラに劣りますが、着け心地は抜群!リラックスウェアやナイトブラとして普段使いできるのも嬉しいですね。
サイズの種類も多いので、グラマーな体型の花嫁さんにもおすすめです♩
和装着用時に必要な下着②和装ショーツ
和装ブラ同様、和装ショーツも必ず用意しなくてはいけないわけではありません。
ただ、かがんだ時にショーツラインが出てしまわないか心配な方は、和装と相性の良いショーツを用意しておくのがおすすめです。
和装結婚式に合わせる和装ショーツの選び方
和装ショーツはブラとセットになっているものが複数あるため、どれを選んでいいかわからない場合は同じシリーズで揃えておくと安心です。
和装ショーツの代用品となる下着を用意する際は、縫い目のないシームレスタイプのショーツを選ぶのがおすすめ♩
また、ローライズタイプのショーツを選んでおけば、トイレの時に帯が引っかかってしまう心配もありません。
和装結婚式におすすめの和装ショーツ
和装ショーツを単品で用意する場合は、以下の商品がおすすめです。
日清紡/きもの和装綿ショーツ
画像引用:楽天市場
商品情報価格(税込):オープン価格
サイズ:M・L
素材:綿
こちらの和装ショーツはトイレが楽にできる股割れタイプ。お手洗いの際にショーツを下ろす必要がないので、慌ただしい結婚式の和装ショーツにぴったりです。
綿100%で肌へのやさしさもばっちり◎
価格はメーカー希望価格ですが、大体どこも1,000円以内とリーズナブルなお値段で販売しています♩
マイ ネセサ/毎日はきたくなる綿混ボックスショーツ
画像引用:ベルメゾンネット
商品情報価格(税込):1,990円
サイズ:S・M・L・LL・3L
素材:綿、ポリウレタン
結婚式と生理日が重なっちゃいそう…。そんな時は、こちらの下着がおすすめです*
和装ショーツではありませんが、浅履きタイプでお手洗いが楽チンな上、ナプキンの羽根をしまっておけるので、多い日も安心して過ごすことができます。
また伸縮性が高く、カバー力もGOOD♩ワンコインで購入できるのも嬉しいですね♡
和装着用時に必要な下着③肌襦袢
肌襦袢とは、ブラやショーツの上に着用する下着を指します。
これは白無垢や色打掛などの衣装に、汗や皮脂が付かないようにするためのもの。
前項で紹介した和装ブラや和装ショーツよりと違い、和装を着用する上で欠かせないアイテムといっても過言ではありません。
和装結婚式に合わせる肌襦袢の選び方
肌襦袢は上下に分かれているセットアップタイプと、上下が繋がっているスリップタイプの2種類があります。
基本的にはどちらを選んでも構いませんが、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で選ぶと、より快適に和装を着ることができます♩
セットアップタイプのメリット・デメリット
肌着と裾よけに分かれているセットアップタイプの肌襦袢は、吸湿性の高い綿素材が多く、着心地が良いのがメリット♡
また、裾よけの腰部分を折り返せば、お腹まわりの補正も簡単に行うことが可能です。
一方、デメリットとして挙げられるのは、スリップタイプに比べて着付けの手間がかかってしまうこと。
ただ、花嫁さんにとってはそこまで大きなデメリットではないので、さほど気にする必要はないかと思います。
スリップタイプのメリット・デメリット
肌着と裾よけが繋がっているスリップタイプは、1枚で着られるのが何よりものメリット♩
また、スリップタイプは普段着のインナーとして使えるものもあるので、実用性の高さで選びたい方にはおすすめといえるでしょう。
ただしスリップタイプの肌襦袢は、ポリエステル素材が含まれているものがほとんどなので、肌が弱い方は注意が必要です。
加えて、ポリエステル素材は通気性があまり良くないため、夏場の結婚式で和装を着用する予定の方にもあまりおすすめできません。
和装結婚式におすすめの肌襦袢
ここではセットアップタイプ、スリップタイプのおすすめをそれぞれ1点ずつ紹介します。
京越/礼装用 肌着セット
商品情報 価格(税込):2,990円
サイズ:M・L
素材:綿
肌襦袢をなるべく手頃な価格で手に入れたいという方には、肌着と裾よけのセット販売を購入するのがおすすめです♩
京越の肌着セットは、裾よけが絞りの付いたステテコタイプになっており、お手洗いの時に生地が床に着くのを防ぐことができます。
また、上肌着は普段使いもできるので、寒い日の防寒対策にも◎
ワフレ/肌ジュパン
画像引用:ワフレ公式サイト
商品情報価格(税込):21,780円
サイズ:S・M・2M・3M
素材:記載なし
ワフレは日本舞踊の師範である尾上博美さんがプロデュースしている、和装下着専門のブランド。
そのため、取り扱っている商品はどれも機能性が高く、着付け講師や和装愛好家から大人気なんです♡
中でもおすすめなのが、「はだけず・からまず・もたつかず」を実現したスリップタイプの肌襦袢。
リボンの位置や裾のカッティングなどに工夫が施されているので、結婚式の最中も快適に過ごせること間違いなしです♩
和装着用時に必要な下着④長襦袢
長襦袢は厳密にいえば下着ではありませんが、肌襦袢と同様に和装を着る上では欠かせないアイテムです。
衣装を汗や皮脂から守る他、防寒対策として使ったり、和装を美しく見せたりする役割を担っています。
和装結婚式に合わせる長襦袢の選び方
長襦袢は和装を着用した際に衣装の衿から見えるため、白無垢や色打掛のデザインに合わせたものを選ぶことがポイント*
どの色を選んでいいかわからない場合は、無難な白やクリーム色の長襦袢を選ぶのがおすすめです。
おしゃれに着こなしたい方は、花柄などが入った長襦袢を選んでみても◎
また、長襦袢の生地は、フォーマルシーンにふさわしいシルク素材を選ぶのがベター。
結婚式以外でも和装を着る機会がある方は、お手入れのしやすいポリエステル素材を選ぶのもアリです。
なお、長襦袢は前述の通り、衣装のデザインによって適したものが異なるため、おすすめ商品の紹介は省略させて頂きます。
和装を着る際に必要な下着は以上です。
着付けの流れとしては、和装ブラ・和装ショーツ→肌襦袢→長襦袢→着物の順番となります。
会場によっては当日に買い取りで用意してもらうことも可能なので、事前に担当者の方と相談しておくと良いでしょう。
【番外編①】和装着用時に用意しておくと便利なアイテム
結婚式で和装を着る際は、下着の他にも以下のアイテムを持参してもらうケースがあります。
こちらも会場によって対応が変わってくるので、事前に担当者の方に確認をとっておくことが必要です。
腰紐
腰紐はスリップタイプの肌襦袢・長襦袢・着物を着付ける際に使う紐のことです。
用意する腰紐の数は着付け方や花嫁さんの体型によって変わってくるので、担当者の方に確認しておくのがおすすめ。
また、色の指定はとくにありませんが、白無垢を着る際は白の腰紐を用意しておいたほうが安心です◎
足袋
和装結婚式では礼装用の足袋を履くのが基本です。
礼装用の足袋とは、「こはぜ」と呼ばれる留め金具が付いている白の足袋のこと。
自分の足のサイズにぴったり合うものを用意しておくと、より美しく和装を着こなすことができますよ♥
帯板
帯のシワ防止に使う帯板は、着用する衣装に合わせたものを選ぶことがポイントです。
白無垢には白無垢用の帯板があるので、間違えないように注意しましょう。
なお、帯板は前と後ろにはさみ込むため、2枚用意しておくことも忘れずに!
タオル
バスタオルやフェイスタオルは和装を着用する際、体型を補正する目的で使われます。
花嫁さんの体型によって使用するタオルの種類や枚数が変わってくるので、こちらも確認をしておくことが必要です。
【番外編②】新郎さんが和装を着る際に必要な下着もチェックしよう
和装結婚式は花嫁さんだけでなく、新郎さんも下着を用意しなくてはなりません。
用意するものは花嫁さんとほぼ同じですが、新郎の場合は和装下着がないので、普通の下着(トランクスやボクサーパンツなど)を身に着けて構いません。
また、肌襦袢の代わりに白の肌着、裾よけの代わりにステテコを用意してもOKです。
ただし、担当者の方によっては肌襦袢と裾よけを用意するように言われる場合もあるので、こちらも相談しておいたほうが安心です*
和装着用時に必要な下着の用意はお早めに
普通の下着ならデパートや洋服店などですぐに購入できますが、和装下着の場合は呉服店へ行ったり、通販で商品を取り寄せたりしないと手に入らないことも。
また、挙式日が近づくと、別の準備でさらに忙しくなることが予想されます。
式前日や当日に「あれを用意し忘れた!」とならないためにも、和装下着は早めに準備を済ませておきましょう。