年の差婚のメリット&デメリット*夫婦円満でいるための秘訣とは?
結婚相手と年の差がある「年の差婚」を考えている方は知っておきたい年の差婚のメリットとデメリットや、生きてきた時代が異なる二人がずっと夫婦円満でいるための秘訣など、年の差カップルが結婚前に知っておきたい情報をまとめました*
夫婦問題2020.5.15 更新2020.5.15 公開
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目次
年の差婚とは?
年の差婚とは、年齢に大きく差があるカップルの結婚のこと。
何歳差から年の差婚とされるのか明確な決まりはありませんが、多くは「10歳以上の年齢差」がある場合を年の差婚とされることが多いようです。
年の差婚ってどれくらいいるの?
実際結婚するカップルはどれくらいの年齢差が1番多いのでしょうか?
まず、男性と女性どちらが年上のカップルが多いのかを見ていきましょう*
(※以下、ゼクシィトレンド調査2019を参照)
同年齢:23.3%
女性が年上:21.4%
男性が年上のカップルが1番多いという傾向があるようです。
同年代と女性が年上のカップルがほぼ同じくらいなので、年齢に差があるカップルって意外と多いんですね!
年齢差の平均は?
では、どちらかが年上の場合年齢差はどれくらいなのか、データを基にグラフにしましたので見ていきましょう*
《男性が年上の場合》
《女性が年上の場合》
統計としては、「男性が年上」「女性が年上」どちらも「1歳差」が1番多い結果に。
一方、「10歳以上年上」は男性は7.4%、女性は0.3%と少数ですが男性が年上のケースが多いようです。
一般的に年の差婚といわれるカップルは数としてはそれほど多くない傾向にあるようですね*
年の差婚のメリット《男女共通》
では、年の差婚のメリットについて見ていきましょう*
まずは男性女性どちらが年上でも共通するメリットをご紹介します♩
①喧嘩になりにくい
10歳以上年齢差がある年の差婚の場合、これまでの経験や見てきた時代が違うといった価値観の違いが生まれやすいです。
価値観の違いはデメリットにとらえられやすいですが、年の差婚はそれを前提で結婚しているので喧嘩になりにくいというメリットがあります。
②会話が新鮮で新しい発見がある
夫婦は会話がなくなることで関係が冷めてしまうのだとか。
その点年の差婚は、年の差があることでお互いの世代の旬の話を新鮮に聞くことができる為、いつも会話が絶えず日々新しい発見があるそうですよ♡
年の差婚のメリット《女性が年上の場合》
では次に、女性が年上の場合のメリットを見ていきましょう*
①自立した関係でいられる
年上の女性の場合、仕事のキャリアを確立しているケースが増えてきます。
仕事を頑張って自立している女性のことを年下男性は尊敬し、もちろん仕事だけではなくいろいろな面で年上だからこそ人としても尊敬してくれることでしょう。
どちらか一方に頼る、頼られる関係ではなく、お互いに自立した関係を望む女性にとっては、年下男性はあっているのではないでしょうか*
②いつまでも若々しくいられる
年下男性と過ごすことで、いつまでも若々しくいられるというメリットも!
相手が若い分、ずっと綺麗でいたい!と思えるので、自然に美意識を保つことができるようです*
③人生で共有できる時間が多い
厚生労働省の調査によると、2018年の日本の平均寿命は、
男性:81.25歳
女性:87.32歳
となっています。
(※厚生労働省『平成30年簡易生命表』参照)
つまり平均でみると女性の方が6年程長生きなんです*
単純に考えれば、10歳以上男性が年下の場合、この6年の男女の寿命の差が縮まることになります。
その分、ふたりで過ごせる時間が長くなるというわけです*
老後もお互い助け合って、生活を楽しむことができるのは素敵なことですよね♡
年の差婚のメリット《女性が年下の場合》
次に、女性が年下の場合のメリットを見ていきましょう*
①夫が頼りになる!
男性が10歳以上年上の場合、包容力があり女性にとってとても頼れる存在となります。
これまで様々な経験を積んでいる為、仕事のことなど良き相談相手になってくれそう!
10歳も年が離れていると相手に甘えやすいのも◎
②経済的な余裕がある
社会人経験が長い分、経済的にも安定しているのが年上男性のメリットのひとつ*
すでにキャリアを構築している為、同年代よりも給与水準が高く、結婚を機に始まる新生活や子供の将来など今後の計画が立てやすいのは嬉しいですね♩
③子育てに時間を割きやすい
上記で年上男性は経済的にも安定しているとご紹介しましたが、それに伴い年下女性は専業主婦になるケースが多いようです。
専業主婦ならば共働きよりは時間に余裕があることが多いので、子供が産まれても育児に集中しやすいはず*
生活と心に余裕をもって育児ができるのは、大きなメリットと言えますね!
年の差婚のデメリット《女性が年上の場合》
ここまで年の差婚のメリットについてご紹介してきましたが、次は年の差婚のデメリットについて見ていきましょう。
実は年の差婚は離婚率が高いと言われており、年齢差が上がるほど離婚率も上がるという説もあるそう。
「こんなはずじゃなかった」とならないように、結婚前にしっかりとデメリットも把握しておくことが大切です。
最初は女性が年上の場合のデメリットです。
①お互いにコンプレックスを持ってしまう
女性が年上、男性が年下の年の差夫婦でよくあるのが「お互いにコンプレックスを持ってしまいがち」ということ。
例えば年上女性は二人で出かけているときなどに、「周りから自分は彼と見比べてどう思われているんだろう、、」と見た目のことを気にしてしまいがち。
一方年下男性は、妻と比べて社会経験が少ない自分に、収入や精神的な余裕の面で引け目を感じてしまいがちなんだそうです。
②妊娠・出産のリスクが高くなる
女性にとって妊娠・出産は人生のターニングポイントのひとつ。
結婚後の人生設計においてとても重要なポイントとなります。
そして、出産には明確な期限があり、高齢出産となるとリスクも高まるためできるだけ早く出産したいと考える女性も多いでしょう。
しかし、男性が年下だとまだ子供を作らずに、二人の時間を楽しみたいと希望することもあるかもしれません。男女の考え方の違いで、妊娠や出産に焦る年上女性の気持ちが伝わりづらいことも。
また、男性側の両親が子供を授かれるかという点で、結婚に反対することもあるかもしれません。
③母親のような立ち位置になってしまう
女性が年上の場合、年下男性を甘やかしていると、妻というより母親のような立ち位置になってしまうことがあります。
そうなると、夫が妻を「女性」として見なくなってしまい、浮気に走ってしまうのではないかと不安になってしまうかもしれません。
年の差婚のデメリット《女性が年下の場合》
続いて、女性が年下の場合の年の差婚デメリットを見ていきましょう。
①女性側の両親から反対されやすい
女性が年下の年の差婚で、最初にして最大のハードルとなるのが、女性側の両親への結婚報告。
「可愛い娘のことが心配だ」という気持ちから反対されやすいようです。
男性が10歳以上も年上となると、将来彼の介護問題など娘の将来が不安になってしまうようです。
両親へ結婚の報告をする際は、親の不安に耳を傾け、その不安を払拭できるようにきちんとした話し合いをするようにしましょう。
②将来の不安
女性が年下の場合、男性が先に老いていってしまうことも大きなデメリットとなります。
すでに経済的に安定はしているものの、それは定年退職まで期間はあまり長くないという事でもあります。
なので、子供のことを含めた将来のことを早めに考えなければいけません。
また、年齢差があることで男性の親の介護問題と、子供の育児のタイミングが重なってしまう可能性もあり、女性にかかる負担が大きくなってしまうことも視野に入れておかなければいけません。
年の差婚の夫婦円満の秘訣とは?
ここまで年の差婚のメリットとデメリットについて見てきましたが、同年代同士の結婚よりもいろいろ考えることや、覚悟しておかなければならないことが多いことは事実です。
次は、そんな年の差婚夫婦が円満に生活していくための秘訣をご紹介していきましょう♩
①年齢差による価値観の違いをクリアにする
年齢差があることで喧嘩になりにくいことは年の差婚のメリット。
しかし、妊娠・出産などの人生設計については価値観が違ったままでは、結婚生活の継続が難しくなってしまいます。
生きてきた時代が違えば価値観が合わないのは当然のこと。
その違った価値観をすり合わせる為に、しっかりと話し合いをするようにしましょう*
将来設計に関わるような大きなことではなくても、日常生活で価値観の違いを感じることもあるでしょう。
若い子をころに流行ったものを共有したりするのは難しいかもしれません。
そういった違いを受け入れて、新たな発見としてお互い理解し合うことは年の差夫婦がずっと仲良くいるために大切なことなんです*
②お互い年齢に期待しすぎない
一般的に相手の年齢が上だと頼りがいがありますよね*
しかし、そのメリットに期待しすぎると二人の関係がギクシャクしてしまうこともあります。
年上だから、年下だからとその年齢差に期待しすぎないようにしましょう。
年上であっても甘えたい人もいれば、年下であってもリードしたい人もいます。
その人個人にあった接し方や関係性を築いていきたいですね*
③将来についての心構えをしっかりと!
年齢差があると、どうしても老い方に差が出てきてしまいます。
年の差婚を考える場合は、そのことをしっかり理解しておく必要があります。
女性が年上の場合は、いつまでも若々しく綺麗でいられるように、美容と健康に気を遣うようにしましょう。
男性が年上の場合は、子育てや介護のタイミングが重なった時のことを想定して、将来のことについてパートナーとしっかり話し合っておきましょう!
お互いを思いやる気持ちが1番大切♡
1番大切なのは、年齢差よりも人間同士の相性です*
どれだけ年齢差があっても相手を思いやること、相手を敬う気持ちを忘れないようにしましょう。
年齢差により価値観の違いにお互い歩み寄って理解し合えば、きっとずっと仲良し夫婦でいられることでしょう♡