神前式の費用相場は?トータル費用から挙式費用の明細まで徹底解説♡
神前式といえば荘厳なイメージが強く、「教会での結婚式よりも費用がかかるのでは?」と思っている人も多いでしょう。 しかし、意外なことに神前式の費用は境界での結婚式費用よりも安く抑えられやすいと言われています。 今回は、そんな神前式のトータル費用の相場から衣装やオプションなどの費用明細までを徹底的に解説します♩
結婚準備のはじめかた2020.4.22 更新2020.4.22 公開
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目次
神前式の費用相場はどのくらい?
「神前式の費用はオーソドックスな教会での結婚式や人前式と比べ、どのくらい違うのだろう?」
そんな疑問を抱えている人は多いでしょう。
そこで、今回は神前式の費用相場について、挙式+披露宴のトータル費用から衣装やオプションなどの明細まで徹底解説♡
神前式を挙げたいと考えている人はもちろん、神前式と他の挙式方法とで迷っているという人も、ぜひ参考にしてください♩
神前式における挙式のみの費用相場は?
神前式における挙式のみの費用相場はズバリ30万円前後と言われています。
教会での挙式の費用相場が40万円前後であることと比べると、神前式は10万円ほど安く済むと考えて良いでしょう♩
ただ、神前式の費用はたったの3万円ほどで済ませることもできれば、40万円以上の費用が必要になることもあり、挙式費用の幅がとても広いです。
特に由緒ある神社で神前式を挙げる場合、挙式費用が高くなる傾向があるので注意してくださいね。
神前式における挙式+披露宴の費用相場は?
神前式だけでなく披露宴も行いたいというカップルもたくさん居ますよね♡
披露宴を執り行う場合の費用相場は参列者の人数によって前後しますが、参列者1人あたりの費用相場は3万円前後と考えて計算すると良いでしょう。
もし、50人で披露宴を執り行うのであれば、披露宴にかかる費用は150万円前後となります。
この金額に神前式の費用相場である30万円を足すと、参列者50人で神前式と披露宴の両方を執り行う場合の費用相場は180万円前後となることがわかります。
ただ、やはりどこで神前式を行うか、ゲストを何人呼ぶかによって費用は大きく前後することを念頭に置いておきたいところ。
特に、神前式の会場と披露宴の会場が遠い場合、移動費用もかさんでしまうことを忘れないでくださいね。
なお、多くの式場では神前式と披露宴をセットにしたお得なセットプランを提供しています。
セットプランをうまく活用すれば、費用を抑えることができるので、ぜひ活用してみてくださいね♩
神前式における初穂料(玉串料)・謝礼の費用相場は?
神社で神前式を執り行う場合には初穂料(玉串料)、神社ではなくホテルなどで神前式を執り行う場合は謝礼金を挙式費用とは別に用意しなければなりません。
初穂料(玉串料)の費用相場は5~10万円前後と言われていますが、由緒正しい神社で神前式を執り行うのであれば、20万円以上の初穂料(玉串料)を用意する必要があります。
一方、ホテルや専門式場などで神前式を挙げる場合の謝礼金の費用相場は5万円前後となっていることが多いです。
ただ、ホテルや専門式場への謝礼金は挙式料や会場使用料に組み込まれていることも少なくありません。
ホテルや専門式場で神前式を挙げたいと考えている人は、事前に確認しておいてくださいね♡
神前式における衣装の費用相場は?
神前式における衣装の費用はどのような衣装を着るか、どのような小物を使うかによって大きく前後します。
神前式における主な新婦の衣装とそれぞれのレンタル費用の相場は以下の表のとおりです。
白無垢 | 15万円前後 |
色打掛 | 25万円前後 |
引き振袖 | 15万円前後 |
十二単 | 40万円前後 |
ウェディングドレスのレンタル費用である25万円前後と比べると、白無垢や引き振袖はリーズナブルと言えるでしょう。
しかし、選ぶ着物によってレンタル費用は大きく前後するものであるため、白無垢や引き振袖を選べばウェディングドレスよりも安く済むとは一概に言えません。
神前式の着物を選ぶ際には、好みと予算のバランスをよく考えるように心がけてくださいね♩
なお、花嫁衣装の小物については別途料金が課せられることが多いです。
花嫁衣装の小物とそれぞれのレンタル費用の相場については、以下の表をご覧ください。
綿帽子・角隠し | 1万円前後 |
かんざし | 1万円前後 |
かつら | 7万円前後 |
ちなみに、花婿の衣装については、小物と衣装がセットになっていることが多いようです。
神前式における花婿の主な衣装とレンタル費用相場については、以下の表を参考にしてください。
五つ紋付羽織袴 | 7万円前後 |
束帯 | 30万円前後 |
また、男女問わず、肌襦袢や足袋を自分で購入しなければならないことが多いことも忘れてはいけません。
肌襦袢と足袋の両方を自分たちで用意しておかなければならない場合、別途5,000ほどの費用がかかると考えておきましょう。
神前式における着付け・ヘアメイクの費用相場は?
衣装代の他、着付け代やヘアメイク代がかかることも忘れてはいけません。
新婦の着付け・ヘアメイクにかかる費用の相場は以下の表のとおりです。
着付け | 5万円 |
ヘアメイク | 3万円 |
一方、新郎の着付け・ヘアメイクにかかる費用の相場は次のようになっています。
着付け | 1万円 |
ヘアメイク | 3万円 |
新郎・新婦でヘアメイクにかかる費用はほとんど同じであることが多いようですが、着付けについては新婦の方が高い場合がほとんどです。
神前式における撮影料の費用相場は?
和装で前撮りをしたり神前式の様子を余すところなく写真や動画に収めたいと考えているカップルも少なくないでしょう♡
和装でのスタジオ前撮り撮影の費用相場は15万円前後、神前式当日の撮影はカメラ1台につき10万円前後となっています。
少し高いと感じる場合、写真や動画を撮るのが上手な信頼できる親族や友人・知人に謝礼を払って依頼しても良いかもしれません。
神前式におけるオプションの費用相場は?
神前式では巫女による舞や笙・篳篥・龍笛、すなわち三管による雅楽の生演奏がオプションとして設けられていることが多いです。
これらのオプションは、それぞれ大体3~5万円前後で付けることができます。
なお、お得なセットプランを選べば、オプションが既に挙式内容に組み込まれていることも少なくありません♡
オプション料金を節約したいという人は、お得なセットプランを提供してくれている神社やホテル、式場を選んでくださいね♩
費用相場を念頭に置いてお得に神前式を挙げよう
神前式の費用は教会式の結婚式よりも安く抑えられる可能性が高いです♡
しかし、神前式を執り行う場所や衣装によっては、教会式の結婚式よりも費用がかさむ場合があります。
本当に必要なもの以外はよく吟味したり、お得なプランを活用したりして、よりお得に素敵な神前式を挙げてくださいね♡