結納に家族書や親族書を準備すべき?正しい書き方やテンプレートを大公開

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結納の儀式を行う際に準備する家族書や親族書。実際「本当に必要なの?」と必要性を感じていなかったり、作成しようと思っても記載する内容や書き方などが分からない人が多いです。 今回は家族書についての知識や事前に確認しておきたいポイント、正しい書き方などをテンプレートを用いながら紹介します!

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家族書・親族書とは?

家族書とは新郎新婦の二親等以内の親族の名前と本人との続柄を書いた書類。
親族書とは家族書に載せなかった三親等までの親族を書いた書類のことを指します。

結婚は家と家の結びつきであることから、家族や親族が賛成している証拠として家族書と親族書を結納の儀式で交換します*

現在では家族を紹介する意味で交換することが多く、「相手の兄弟と自分の兄弟が同じ年」「親戚が実は知り合いだった」など、お互いの情報を知ることで話のネタができ両家の仲を深めるきっかけにもなります♡

結納など改まった場所で交換するものなので、家族書や親族書は正しい書き方で作成して渡す必要があります。次では、家族書や親族書を準備する前に事前にチェックしておきたいポイントを紹介するので押さえておきましょう。

家族書・親族書を準備する前にチェックしておきたいポイント

家族書や親族書を準備する前にチェックしておきたいポイントは以下の3つです。

  • 家族書や親族書を交換するのかを確認する
  • 書き方を統一する
  • 記載する内容を話し合う

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

家族書や親族書を交換するのかを確認する

結納の儀式で家族書や親族書を交換するのかを事前に確認しましょう!
現在では家族書や親族書を省略することもあります。

しかし、相手方が持ってきているのに準備していなくて交換できないと失礼にあたるため、結婚が決まり結納や両家顔合わせを行う際は、家族書や親族書を交換するかを忘れずに確認してください。

両家で書き方を揃える

家族書や親族書を準備する場合、両家で書き方を揃えましょう。

和紙の一種である「奉書紙」に筆を使って墨で書くのが正式ですが、PCや和便箋に万年室やペンなどで作成しても問題ありません*
最近ではPCで作成した方が読みやすいとPCで作成する方が多いです。

相手方が正式な書き方で作成しているのに、こちらがPCで作成したものだと違和感があります。奉書紙や便箋を使用するのかなども、事前に確認しておく必要があります!

結納品専門店で筆耕をお願いすることもできるので、自分で作成するのか注文するのかも両家で相談しましょう。

「奉書紙」とは、コウゾを原料とした和紙のこと。
純白で厚みがあり上質なため、礼式文書や目録などに用いられる。文房具用品店などで購入できる。

PCで家族書や親族書を作成するときの注意点

Wordなどを利用してPCで家族書や親族書を作成する場合はサイズやフォント選択に注意してください。
儀式で交換するものなので、ゴシック体などは適していません

基本的にはA4サイズで楷書体行書体を使用して作成し、住所や名前などによって文字の大きさを見やすいように変えたり行間を空けたり見やすいように調整しましょう。

PDFに書き出して問題ないかを確認してから印刷するのがおすすめです。また、名前にふりがなを振る場合は、印刷後に手書きで記入しても問題ありません。

記載する内容を話し合う

家族書や親族書に何を書くのかを、事前に両家で話し合いましょう。

家族の名前と本人との続柄だけでなく、学歴や年齢・勤務先を記載することもあります。家族書や親族書は、家族の一員になる人の情報を知ることができる書類です。

家族書や親族書を準備する前に、どこまで情報を記載するのかを事前に話し合っておくことを忘れないようにしてください!

家族書・親族書の書き方や折り方・包み方

家族書と親族書の書き方と包み方をご紹介します。

家族書の書き方

家族書は基本的に同居する二親等以内の家族(父、母、祖父、祖母、ご兄弟※年齢順、本人)の名前と本人との続柄を記載します。
兄弟が独身で一人暮らしをしている場合は家族書に加えましょう。

「家族書」または「家族」と最初に書き、次に住所・家族の順に縦書きで書きます。

以下がテンプレートです。

※基本的に家族書や親族書は縦書きなので、テンプレートを縦書きにしてください。

家族書

◯◯県〇〇市〇〇町
父  〇〇〇〇
母    〇〇
兄    〇〇
本人   〇〇

以上
平成 年 月 吉日

最後の日付は入れても入れなくても問題ありません。苗字が父と同じ場合は省略できますが、母方の祖父など同居していても苗字が異なる場合は苗字を書くようにしてくださいね。

また、亡くなっている方や離婚していて別に暮らしている親は記載せず、兄弟が結婚している場合は親族書に記載しましょう。

親族書の書き方

続いて、家族書の書き方を紹介します。

親族書には三親等である伯父や伯母(父母の兄か姉)、叔父や叔母(父母の弟か妹)・甥や姪の名前を記載します。テンプレートは以下の通りです。

親族書

◯◯県〇〇市〇〇町
義兄  〇〇〇〇
姉    〇〇
姪    〇〇

父方
◯◯県〇〇市〇〇町
祖父  〇〇〇〇
祖母    〇〇
伯父    〇〇
義伯母    〇〇

母方
◯◯県〇〇市〇〇町
祖父  〇〇〇〇
祖母    〇〇

◯◯県〇〇市〇〇町
叔父   〇〇〇〇

親族書は世帯や母方・父方別に書くのが一般的です。親族書も交換する場合は、どこまで名前を載せるのかを事前に確認しておきましょう。

三親等には含まれませんが、親戚が少ない場合はいとこまで記載することもあります。
また、仲が良く付き合いがある親戚がいれば記載してもOKです!

「忙しくて作成する時間がない」「筆で書くのが苦手」なら、結納品専門店に頼むこともできますよ。

結納品専門店などに頼む場合は、依頼するときに住所や名前などに間違いがないように確認するのを忘れないようにしましょう。

家族書・親族書の折り方と包み方

家族書・親族書に奉書紙か便箋・PCを使用したかによって折り方や包み方が異なります。それぞれ詳しく紹介していきます。

奉書紙を使用した場合

奉書紙を使用した家族書の場合は、横長に二つ折りにし、折り目を下にして墨書きをしてから左・右の順に三つ折りにたたんで表紙をかけます。

表書きは「家族書」「親族書」とするのが一般的です。基本的に家族書や親族書に水引は必要がありませんが、市販のものや結納品専門店に依頼すると付いている場合もあります。

和便箋やPCを使用した場合

和便箋やPC印刷の場合、読み始める部分が上になるように三つ折りにします。

封筒は白無地のB5サイズなら長形4号定形、A4なら長形4号定形を使用。奉書封筒であれば、厚手で高級感があるため家族書や親族書を入れるのにおすすめです。
表書きは、奉書紙同様に「家族書」「親族書」と書きます。

家族書と親族書を一緒に包むか別に包むかどうかで表書きが変わるため、事前に相談しておきましょう。

結納での家族書の渡し方

結納での家族書や親族書は、結納品と同じく白木台に載せて差し出します。

親族書が一番下、家族書、結納の目録か受書の順に入れるのがマナーです。

しかし、結納を行わない場合は、結婚が決まった後の両家の顔合わせの食事会の際に交換することがあります。両家顔合わせのみなら、席について家族を紹介し終わってから渡すのがタイミングです。

事前に両家で話合って家族書や親族書を作成しよう!

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大切な結納の日や両家顔合わせの時に交換する家族書や親族書。
事前に家族書や親族書の有無の確認や、必要なら何を使用してどのような内容を書くかなどを両家で相談してから作成してください♩

地域や家庭によっても結納や家族書などへの考えが異なることがあります。
気持ちよく結納や両家顔合わせを終えるためにも、今回紹介した事前確認は必ず行い不備や失礼のないように準備を行いましょう!

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