同棲に挨拶は必要?パートナーの両親に好印象なセリフまで徹底解説
同棲を始めたいと考えているカップルにとって、最も悩ましいのはパートナーの両親に挨拶すべきか否かという問題ではないでしょうか。 結論から言ってしまえば、結婚をするつもりがあるなら、同棲の挨拶は絶対にしておいた方が良いです。 今回は同棲の挨拶をするタイミングから当日の流れ、親ウケ抜群の好印象なセリフまで、徹底的に解説します。
同棲2022.1.18 更新2020.3.12 公開
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目次
同棲の挨拶は「結婚前提」なら絶対にしておくべき
「同棲の挨拶って必要かな?」
同棲を考えているカップルの多くは、そんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
特に、30代以上のカップルであれば、もういい大人。
「わざわざ親の許可を取る必要もないのでは?」と思う人も多いでしょう。
しかし、もし、結婚を前提に同棲しようと考えているのであれば、どの世代のカップルであっても、パートナーの両親への、特に女性側の両親への挨拶は済ませておくべきです。
以下より、
- 同棲の挨拶をするメリット・デメリット
- 同棲の挨拶をするベストなタイミング
- 同棲の挨拶をするためにしておくべき準備
- 同棲の挨拶当日の流れ
- 同棲の挨拶で使いたい好印象なセリフ
- 同棲の挨拶で絶対に気をつけるべきポイント
を解説していくので、同棲の挨拶が不安で仕方がないという人は、ぜひ参考にしてください♩
同棲の挨拶をするメリット・デメリット
パートナーの両親に同棲の挨拶をする場合、同棲の挨拶をしなければ得られない大きなメリットがある一方で、人によっては無視できないデメリットも生じます。
そのため、パートナーの両親に同棲の挨拶をする前に、同棲の挨拶をするメリット・デメリットについてパートナーとよく話し合っておくべきです。
以下より、パートナーの両親に同棲の挨拶をする主なメリットとデメリットを解説するので、ぜひ検討してみてくださいね。
同棲の挨拶をするメリット
パートナーの両親に同棲の挨拶をするメリットとしては、次の3つが挙げられます。
堂々と生活できる
親に内緒で同棲を始めるとすれば、大人であってもなんだか後ろめたいもの。
「もしバレたら…」なんてビクビクしながら暮らすのでは、せっかくの同棲生活の楽しさもの半減してしまいます。
しかし、パートナーの両親への挨拶をしっかり済ませておけば、後ろめたい思いなどせず、大手を振って堂々と、2人で楽しく暮らせます♩
誰からも祝福されるような同棲生活をおくりたいのであれば、パートナーの両親への挨拶は絶対にしておくべきでしょう♡
いざというとき親に頼れる
パートナーの両親への挨拶を済ませておけば、生活費がピンチになったときや、2人とも病気で倒れてしまったときなど、いざというときに助けてもらえるでしょう。
親に賃貸契約の連帯保証人になってほしいと考えている人は特に、親への挨拶をしっかり済ませておいてくださいね♩
結婚までの物事がスムーズに進む
パートナーの両親に同棲の挨拶をする際、結婚の意思があることもしっかりと伝えておけば、結婚までの物事をスムーズに進めていくことができます。
もし、親に内緒で同棲し、結婚目前でバレたとしたら…もめにもめて結婚が遠のいてしまうかもしれません。
しかし、しっかりと同棲の挨拶をしてお互いの両親との交流を深めていけば、結婚後も良好な関係を築き上げていくことができるはず♡
結婚までの物事をスムーズに進めたいのであれば、お互いの両親への挨拶はしっかりと済ませておきましょう♩
同棲の挨拶をするデメリット
パートナーの両親に同棲の挨拶をするデメリットとしては、次の3つが挙げられます。
パートナーにプレッシャーを与えてしまう
パートナーの両親への挨拶は大きな負担になるもの。
特に男性側にかかるプレッシャーは計り知れません。
同棲の挨拶をするのなら、パートナーに必要以上のプレッシャーがかからないよう、しっかりサポートしてあげてくださいね♡
強く反対されてしまう可能性がある
男性側の両親が同棲に反対することはそうありませんが、女性側の両親が同棲に反対する可能性はかなり高いです。
なぜなら、同棲というものは、女性にとってかなりリスクの高いもの。
もし、男性に逃げられてしまったら…と考えると、女性側の両親は心配で仕方がないのです。
しかし、だからと言って女性の両親から大声で怒鳴られたら、男性だって嫌になってしまいます。
厳しい両親を持っているという女性は、男性のことをしっかり守ってあげてくださいね♩
親からプレッシャーをかけられてしまう
同棲に賛成してもらえたとしても、いざ同棲を始めると、お互いの両親から「いつ結婚するの?」と執拗にプレッシャーをかけられてしまう可能性があります。
もし、親と顔を合わせる度に「結婚は?」と聞かれたら、お互いに窮屈ですよね。
執拗なプレッシャーをかけられたくないのであれば、結婚の予定日を決め、それをお互いの両親に伝えた上で同棲を始めましょう♡
同棲の挨拶をするベストなタイミング
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パートナーの両親に同棲の挨拶をするベストなタイミングは、ズバリ、2人の新しい家を探す前です。
もし、2人で住む家を決めてから同棲の挨拶したとしたら、親から「事後報告か…」とガッカリされたり怒られたりしてしまうかもしれません。
また、親から猛反対されてしまったとしたら、せっかく2人で積み上げた努力や夢が水の泡になってしまいます。
パートナーの両親への同棲の挨拶は、必ず、物件探しの前に済ませておいてくださいね♩
同棲の挨拶をするためにしておくべき準備
パートナーの両親への同棲の挨拶を成功させるためには、いくつかの準備をしておく必要があります。
以下より、同棲の挨拶をするためにしておくべき準備を紹介するので、同棲の挨拶の計画を立てる際は、ぜひ参考にしてください♩
自分の親に同棲を考えていることを伝えておく
まず、何よりも先に行ってほしいのが、自分の両親にパートナーとの同棲を考えている旨を伝えておくということです。
事前に知っているのと知っていないのとでは、親の覚悟や判断も変わってくるもの。
同棲の挨拶を確実に成功させたいのであれば、自分の親の説得は自分で事前に済ませておいてくださいね♡
同棲の挨拶のアポを取る
それぞれの両親に自分の言葉で同棲したい旨を伝えたら、いよいよ両親へのアポ取り。
同棲の挨拶の日取りや場所を決めましょう。
アポをとるタイミングは、同棲の挨拶に行く予定の日の2週間前くらいがベスト。
細かい予定の擦り合わせは、それぞれのパートナーとその両親に任せましょう。
そして、気になる挨拶の場所ですが、基本的にはそれぞれの実家に伺うのが礼儀です。
ただ、店を指定されたり、店選びを任されたりすることもあるので、臨機応変に対応してください。
ちなみに、店選びを頼まれた場合、個室のある落ち着いた雰囲気の店を選ぶのがおすすめです♩
ただ、中には「遠方だし、わざわざ挨拶に来なくても大丈夫」と言ってくれる両親もいるでしょう。
そのような場合、挨拶は不要と言われたとしても、電話や手紙で同棲の挨拶をしておけば、好印象を与えることができますよ♡
挨拶の日に着て行く服を用意する
パートナーの親と既に交流があるという人はカジュアルな服装でもかまいませんが、初対面だという人はできるだけ真面目で誠実な印象を与えられる服を選ぶべきです。
男性と女性それぞれのおすすめの服装と避けるべき服装を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
OK | NG | |
男性 |
|
|
女性 |
|
|
挨拶の日に持って行く手土産を用意する
パートナーの両親への同棲の挨拶に手ぶらで出かけるのはNGです。
必ず3,000~5,000円くらいの手土産を用意しましょう。
おすすめの手土産は次の5つです。
- 地元の名産品
- 和菓子・洋菓子の詰め合わせ
- 果物
- お酒
- ケーキ
ちなみに、これらの手土産を選ぶ際には、次のポイントをチェックしておくことをおすすめします。
- 渡す相手の好みに合うか
- 高価すぎないか
- 相手の家族の人数で割り切れる個数か
- 包丁で切り分ける必要がないものか
- 賞味期限は1週間以上あるか
また、手土産を用意するとなると、熨斗紙が必要かどうか悩む人もいるかもしれませんが、基本的に熨斗紙をかける必要はありません。
もし、どうしても熨斗紙をかけたいというのであれば、紅白5本蝶結びの熨斗紙を選び、表書きに自分の名前と「御挨拶」と書いておくと良いでしょう♩
同棲の挨拶当日の流れ
同棲の挨拶に格式のようなものはありません。
しかし、おさえておきたい大まかな流れは存在します。
以下より、同棲の挨拶当日のおおよその流れを紹介するので、ぜひ参考にしてください♡
1.パートナーと2人で待ち合わせしてから約束の場所に向かう
パートナーの両親がいる場所にたった1人で向かうのは、少し気が引けるものですよね。
その上、もし、道に迷って約束の時間に遅れてしまったら…同棲の許しどころか、会ってもらうことも難しくなってしまうかもしれません。
そのような事態に陥らないようにするためにも、あらかじめパートナーと2人で待ち合わせをした上で、約束の場所に向かうようにしましょう♡
2人の待ち合わせの時間は、パートナーの両親との約束の時間の20~30分前にしておくと安心です。
喫茶店でお茶を飲みながら挨拶の流れを確認するなどして、お互いの緊張をほぐしておきましょう♩
2.軽く挨拶をしてお土産を渡す
2人で緊張をほぐしたら、約束の時間の5分前に約束の場所に着くように出発しましょう。
そして、約束の場所に着いたら、相手の両親に「はじめまして。○○と申します」と軽く挨拶し、パートナーのお父さんにお土産を手渡してください。
3.自己紹介をして世間話でアイスブレイクする
席に着いたら改めて自己紹介をし、相手の両親の質問に答えながらアイスブレイクしていきましょう。
両親からは仕事や趣味、馴れ初めなど、さまざまなことを聞かれると思います。
それぞれの質問を盛り上げることは難しいかもしれませんが、ひとつひとつ誠実に答えていけば、「真面目そうだな」と好印象を抱いてもらうことができるはず♡
答えに窮してしまったら、「すみません、ちょっと緊張してしまって…」と弱いところも見せてOK♩
正直さと誠実さをアピールできれば、場の雰囲気も自然と和らいでいきますよ。
もちろん、自分の両親への挨拶の際にパートナーが困ってしまったら、透かさず助け船を出してあげてくださいね♡
4.場の雰囲気があたたまったら本題を切り出す
ひと通り世間話で盛り上がったら、いよいよ本題を切り出しましょう。
本題を切り出すときは「そろそろ本題に…」と一言添えると、相手の両親も居ずまいを正してくれます。
パートナーの両親の心の準備が整ったのを確認できたら、「結婚前提」という言葉を前面に押し出した上で、「一緒に暮らすことをお許しください」とお願いしましょう。
とにかく、真剣だということをアピールするのが大切です。
もしかすると、パートナーの両親から「なぜ同棲したいの?」と先に聞かれることもあるかもしれません。
そのような場合は、たとえ世間話の延長線上のような雰囲気であっても、しっかりと襟を正し、真剣に同棲の理由を話して許しを請うてください。
和やかな雰囲気だからとヘラヘラしてはいけません。
パートナーとの同棲を心の底から賛成してほしいのであれば、必ず、真剣にお願いしてください。
5.どんな返事だったとしても丁寧に挨拶してから帰宅する
パートナーの両親に同棲の許しを請うた後、「かえって、こちらこそよろしくお願いします」と丁寧に許してもらえることもあれば、「同棲を許すことはできない」と許してもらえないこともあるでしょう。
しかし、どんな返事だったとしても、「本日はありがとうございました」と丁寧に挨拶をしてから帰ってください。
もし、その場では許しをもらえなくても、丁寧に挨拶をしておけば、認められる日が来るはず。
たとえ思い通りの返事が得られなくても、最後まで誠実な姿勢を見せるように心がけてくださいね。
同棲の挨拶で使いたい好印象なセリフ5選
パートナーの両親に同棲の挨拶をする際には、どちらの両親が相手であっても、基本的には男性がリード、女性がサポートという役割を果たすことになるでしょう。
そこで、以下より、男性が言うと女性の両親からの好感がアップする、親受け抜群のセリフを5つ紹介します♡
絶対に同棲の挨拶を成功させたいという人は、ぜひ活用してくださいね♩
本日はお時間をいただき、ありがとうございます
両親への挨拶のはじめと終わりに言っておきたいのが「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」というセリフです。
この言葉を添えるだけで、「相手の事情も慮れる人なのだな」と好印象を与えることができます♩
男性はもちろん、女性が言っても好印象を与えられる言葉なので、ぜひ覚えておいてくださいね♡
○○さんとは結婚を前提にお付き合いをさせていただいております
同棲の挨拶をする場合、最も大切なのは誠実さをアピールすること。
誠実さをしっかりアピールしたいのであれば、自己紹介の際、「○○さんとは結婚を前提にお付き合いをさせていただいております」というセリフを使えばOKです♡
「結婚前提」という言葉を聞けば、相手の両親も胸をなでおろして話に耳を傾けてくれるはず。
パートナーを大切にしているということをしっかりアピールしておきましょう♩
○○さんとの将来について真剣に考えた結果、結婚を前提に一緒に暮らすべきだという結論に至りました
同棲といえば、けじめがないものという印象を持っている人は少なくありません。
そのため、同棲の許しを得るためには、相応の理由を説明する必要があります。
そんなときに使いたいのが「○○さんとの将来について真剣に考えた結果、結婚を前提に一緒に暮らすべきだという結論に至りました」という言葉です。
しかし、もしかすると、「○○との将来を真剣に考えるなら、結婚してから住むべきではないか」と反対されてしまうかもしれません。
そのようなときには、「もし、自分が至らないせいで○○さんの戸籍が汚れてしまったら、その方がつらいです」とあくまでパートナーの将来のことを最大限心配しての同棲だということをアピールしてみてください。
少し気難しい両親でも、心を動かしてくれるかもしれませんよ♩
○年○月には入籍したいと考えております
いくら結婚前提ということをアピールしても、「どうせ口先だけ」と思われては元も子もありません。
そのため、結婚前提ということをアピールする際には「○年○月には入籍したいと考えております」と具体的なプランもあわせて伝えるように心がけてくさい。
具体的な年月を提示されれば、親としても安心です♩
同棲の許可を得た後は、有言実行を目指し、同棲生活を乗り切ってくださいね♡
2人の将来のため、誠意を持って○○さんと暮らしたいと考えているので、どうかお許しください
同棲の挨拶は、あくまで許しを請う形で行ってください。
「同棲します」と報告する形で伝えてしまうと、パートナーの両親の機嫌を損ねてしまう可能性があるため、注意が必要です。
パートナーの両親に同棲することを快く認めてほしいのであれば、「2人の将来のため、誠意を持って○○さんと暮らしたいと考えているので、どうかお許しください」と丁寧にお願いしましょう。
同棲の挨拶で絶対に気をつけるべきポイント
パートナーの両親は挨拶に来た人がわが子を本当に大切にしてくれるかどうかを見極めるべく、その言動ひとつひとつをしっかりと吟味します。
そのため、少しでも違和感を感じさせることのないように、言葉遣いや立ち居振る舞いには十分に気を配る必要があります。
以下より、パートナーの両親への同棲の挨拶で絶対に気をつけるべきポイントを紹介するので、しっかりと肝に銘じておいてくださいね*
パートナーのことは「さん」付けで呼ぶ
パートナーの両親の前でパートナーのことを呼ぶときは、必ず名前に「さん」付けで呼びましょう。
呼び捨てにするとわが子を大切にされていないように感じさせてしまいますし、あだ名で呼ぶと節操がないと思われてしまいます。
少しよそよそしくて違和感を覚える人もいるかもしれませんが、パートナーを大切にすることをアピールするためにも、「○○さん」と呼んであげてくださいね♩
パートナーの両親を「お父さん」「お母さん」と呼ばない
パートナーの両親のことを突然「お父さん」「お母さん」と呼んでしまうと、馴れ馴れしいと不快に思われてしまう可能性が高いです。
そのため、パートナーの両親のことは「ご両親」「◯◯さんのご両親」「お二人」「○○さんのお父様・お母様」と呼ぶようにしてください。
「同棲」ではなく「一緒に暮らす」と言う
同棲という言葉はなんだかふしだらに感じられてしまうという人も少なくありません。
そのため、同棲という言葉を使うのはできるだけ避け、「一緒に暮らす」という表現を使うようにしましょう。
ハキハキと敬語で話して誠実さを前面に押し出す
明朗快活な人というのは、初対面の人に良い印象を与えるもの。
その上、正しい敬語を使うことができれば、ますます印象が良くなります。
正しい敬語をハキハキとした声で話すように心がけ、誠実さをアピールしましょう。
感情的に反対されたらひとまず撤退する
どれほど誠実さをアピールしようと思っても、パートナーの両親が怒り狂って猛反対してきたら、話を聞いてもらうことは不可能です。
このような場合、無理矢理説得を試みるようなことはせず、丁寧に挨拶をした上で、一時撤退してください。
撤退後は、パートナーの両親がクールダウンするのをひたすら待ち、もう一度同棲の挨拶のアポを取ってみてください。
ちなみに、クールダウン期間中は、パートナー自身が1人で、両親に同棲したい理由について真剣に説明しておくことをおすすめします。
そうすれば、次回の成功率は格段に高まるはずです。
同棲の挨拶は片方が頑張ればなんとなかるというものではありません。
2人でしっかり協力して同棲の挨拶を成功させてくださいね♡
同棲の挨拶をして両家の仲を深めよう
結婚を前提に同棲をはじめたいのであれば、パートナーの両親への挨拶は絶対にしておくべきです。
今回ご紹介した内容をもとに同棲の挨拶を成功させ、結婚に向けて両家の仲をしっかりと深めていってくださいね♩