chanoma_to_camp
コンセプトは、「ふたりの"好き"を詰め込んだ自分たちらしい結婚式」です。
キャンプや自然、音楽フェス、そして新郎の地元・十日町が好きな私たちのことを、式を通じて知っていただけたらと思い、会場選定・装飾・料理などにこだわりました。
挙式
挙式・披露宴会場として使わせていただいた水辺のホールは、建築家の安藤忠雄さんが設計を手がけた施設です。
コンクリート打ちっぱなしの雰囲気と、天井まで続く大きな窓が切り取る自然の風景が美しくて、初めて伺ったときから大のお気に入りの場所です。
開放感や自然の雰囲気を感じられるうえに、天候に左右されないという点も安心でした。
水辺のホールの大階段での挙式は、それまでベルナティオでは前例のなかったことでしたが、そんな私たちのリクエストに常に前向きにご対応くださいました。階段なのでゲストのお顔もよく見えたし、ドレスの長いトレーンが映える写真が撮れたのも良かったです。
披露宴パーティ
ガラスの窓が開閉できるので、ウッドデッキにつながる半屋外の空間になります。高砂をウッドデッキ側に設置することで、ゲスト側から見ると美しい緑が背景になります。往来もしやすく、ナチュラル&ガーデンテイストの空間にしたかったので理想通りの場所でした!
コンセプトやこだわったこと
会場装飾やウェルカムスペース、お料理などで、自分たちらしさを表現することにこだわりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
衣装は式場提携のドレスショップでレンタルしました。
ナチュラルだけど程よく品がある感じがいいなと思い、甘すぎないエンパイアドレスを選びました。
時間の都合もありお色直しはしない予定でいましたが、ドレスがボレロつきで2wayで着用できたので、挙式と披露宴で少しイメージを変えられたのも良かったです。
挙式は階段を降りていく演出にしていて、ベールはトレーンの長いものを使わせていただきました。写真映えもして、大満足でした!
SHOESシューズ
ウエディングシューズもドレスショップでレンタルしました。足元はほぼ見えなかったので、プランナーさんにお任せしました。白のエナメル15cmヒールでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ドレスをお借りした衣装屋さんの美容師さんに依頼しました。InstagramやPinterestで見つけた写真を見せてイメージを共有させていただきました。
挙式では潔くオールバックで髪もアップにして、すっきりとした印象にしてみました。披露宴では、前髪を下ろし、編みおろしにしていただいて、会場やドレスの雰囲気にあったナチュラルなヘアスタイルにしていただきました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式のドレスはシンプルだったので、大ぶりのイヤリングを着用しました。デコルテはスッキリ見せたかったのでネックレスはつけませんでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式ではゴールド系を選びました。会場のイメージに合わせて、小さなお花と葉っぱのモチーフのものを選びました。
編みおろしのスタイルには、ドレスのプランナーさんが手作りしてくれたお花の飾りをつけていただいて、より柔らかな雰囲気に仕上げていただきました。
NAILSネイル
ネイルは朱色のような深みのある赤をベースに、ポイントで左薬指だけクリアカラーのラメ入りにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
式場提携のお花屋さんに好みの色味やインスタで見つけた好みの写真をお伝えしてイメージを共有しました。ナチュラルな雰囲気にしたかったのでグリーンは必須で、あとは華美すぎないくすみ系のお花を盛り込んでいただきました。
FOODお料理のこだわり
お料理は和洋中折衷のビュッフェ形式で行いました。
料理は基本小皿に分けたものか、スタッフさんが取り分けてくださったものを受け取る形式にしました。
メニューは副料理長さんと打ち合わせをして、ゲストに「私たちの大好きな十日町を知ってほしい」という想いがあったので、地元産の栗を使ったモンブランや、名物のお蕎麦など、食材・調味料に地のものを使っていただきました。式当日には、それらのお料理の説明を副料理長からしていただきました。
地酒や地ビールもオプションで盛り込んだのですが、当日はあまりお酒を飲む人がいなかったため、少しもったいなかったかもしれません。お酒を飲めた人からは大好評でした。
WEDDING FAVORS引出物
ACTUSのカタログ/スーホルムカフェのドレッシング・ジャム/スズキ食堂車の焼き菓子詰め合わせ/ふきん
PETITE GIFTSプチギフト
ナカムラコーヒーロースターズのドリップコーヒー
WEDDING RING結婚指輪
セミオーダーのプラチナリングです。ねじりを加えたシンプルなデザインで、新婦側だけダイヤ入りにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
もともと70名ほどの友人・親族をゲストとして県内外からご招待していたのですが、新型コロナウィルスの影響を鑑みて、ご招待を取り止めさせていただくことにしました。
結局、同県内に在住の両親親族のみ約20名で行わせていただくことに。。。招待の返信も出揃い、会場の準備もほぼ整っていた中での苦しい決断でした。涙 その後、プランナーさんの計らいで、リモートでつないで県外の親族や友人にはオンラインで参加していただくことになりました。
当日は、親族紹介の他にオンラインで見てくれた兄弟・友人を紹介するコーナーも設けました。県外に住む兄家族からはサプライズで歌のプレゼントもあり、気遣いが嬉しくて、思わず泣いてしまいました。
本当は会場で直接、これまでの感謝を伝えたかったけれど、それでもオンラインでつながることができて、とてもうれしかったです。
二人らしさとは
自然体でいられること。
難しい選択をせまられたときでもお互いに意見を交わして、一緒に考えて、お互いが納得する選択をすることを大事にしています。
嬉しかった参加者の反応
「大好きな十日町をみんなにも楽しんでほしい、伝えたい」という想いがあったので、県外のゲストを呼べなくなったことがとてもショックで、しばらく立ち直れずにいました。
しかし会場に来れた親族だけでなく、リモートで参加してくれた友人からも、いい結婚式だったねと言ってもらえて、少し救われた気持ちになれました。
私にとって結婚とは
家族や友人とは異なる、強い絆を他者と育んでいくこと。
後悔していること
お酒のランクをあげてこだわって地酒を加えたものの、結局飲む人が少なかったこと。(自分自身も妊娠中で飲めなかったです…)ゲストの交通手段や飲むかどうかを吟味してから決めてもよかったなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
県外在住の家族や友人を招待すること。
コロナの影響を鑑みて、感染リスクを少しでも下げるために県内の親族のみで行いました。
節約のための工夫
・写真撮影をセミプロの友人に依頼しました。イメージ通りの写真を撮ってくれて、式場でお願いするよりお安くなりました。
・会場装飾は私物を持参したり、無料のものを使いました。ウェルカムスペースには私たち夫婦の趣味であるキャンプでいつも使っている焚火台やローチェアといったキャンプギアを設置しました。
披露宴会場に選んだ「水辺のホール」は、通常は研修などにも使われている場所だったのでやや殺風景な気がしていて、ウェディングっぽく演出したいと考えていました。
そこで天井からチュールなどを垂らせないか・・・と考え、知り合いの職場で余らせていたトイレットペーパーの端っこ(トイレットペーパーの製造過程でどうしても出てしまう端っこで、150cm×4mくらいある大きな紙です。遠目にはトイレットペーパーとは思えないものです。)を無料でゲットしました。
天井から垂らしたい、という私の無茶なリクエストに、ベルナティオのスタッフの皆さんが快く対応してくださり、オリジナルの会場を作ることができました。お金をかけずに特別感を出せたので大満足でした。笑
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
わたしは結婚式について、初めは「親が喜ぶから」なんとなくやった方がいいんだろうなと考えていましたが、式を終えるまでに夫といろんなことを話し合い、2人で選択・決断していく過程を経験することで、夫婦としての自覚も芽生えたように思います。きっと一生の思い出になります!楽しんでください(^^)