挙式
ホテル内にあるチャペルか室内ガーデンを選ぶことができますが、私たちはチャペルで挙式を行いました。
バージンロードが青く光る幻想的なチャペルです。床に雪の結晶がほどこされていて、歩くとだんだんと床の色が変わっていく演出がとても素敵です。モントレならではのキャンドルセレモニーができるところも決め手の1つでした。
披露宴パーティ
3つある会場のちょうど真ん中の広さである“ケンジントン”が会場でした。
壁にガラスケースがあり、様々なアンティーク品が飾られています。ディズニーランドのワールドバザールを連想させるショーケースの数々に一目惚れしました。私たちはしませんでしたが、好きなガラスケース2つを選んで自身の思い出の品などを飾ることも可能です。
また、細かい点ですがスピーカーが剥き出しでなく、インテリアの中に組み込まれている点が雰囲気を崩さない工夫として好印象でした。
モントレ札幌は各会場にそれぞれキッチンがそばにある作りになっているので、出来立ての料理がすぐゲストに提供できるようになっていて、ホテル婚=ごはんを作り置いてる感があった私たちの不安も解消されました。
コンセプトやこだわったこと
第一に自分たちが楽しいと思えないことはしないということでした。コロナの中の結婚式ということもありましたが、基本的にゲストの手を煩わせる、身内ネタになりがちな演出を全て省きました。
あとは節約花嫁でもあったのでできるものは全部作ってしまうという意識があり、DIYにはかなり力をいれました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- JILLSTUART
ジルスチュアートのドレスです。
札幌のブライダルハウスBIBIさんで衣装をお願いしましたが、東京から取り寄せていただいたドレスです。試着をしていく中で、純白のドレスは顔色が悪く見えてしまいちょっとクリーム寄りがいいという点とレースの模様が気にいるものという点を軸に探しました。
結婚式のテーマであるアンティークの要素があることと、あまり着ている花嫁さんを見かけなかったことが大きな決め手ですが、初めて着た時点で1番似合うな、これだなという気持ちになった本当に運命のドレスです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- LANVIN en Bleu
LANVINのドレスです。
角度によってグレーとパープルがみえる不思議な色でした。元々パステルカラーが得意では無いのでパキっとした色味しか選択肢がないと思って探していましたが、初回の試着でこのドレスを見て即決でした。
グレーなのであまり結婚式ぽくない、せっかくの舞台にいつも着るような色味でいいのかと悩みましたが、3着ドレスを着るのを初めから決めていたので、2着だったら着れないような色を選ぶという考え方もあるという主人の意見もありこのドレスに決めました。当日は女性人気がとっても高かったドレスです。
THIRD DRESSドレス 3着目
フルオーダーメイドのドレスです。
結婚式が決まる前からずっとクラウディアのミッキードレスを着る!と強く心に決めていたのですが、試着をしてみてこれじゃない感がありました。
ただ、どうしても諦めきれず近い形で自分の似合う生地や好きなレース、新婚旅行でも着たいという要望を入れ込んでオーダーメイドで作っていただきました。ドレスはその後レンタルに回すか買取か選ぶことができ、迷わず買取にしました。
トップの部分は年齢に合った少し上品なレースで肌が見える部分も減らし、スカート部分は上質なシルクで作っていただきました。また、スカートは丈が2wayになっており、叶いませんでしたが2次会や新婚旅行時にはミニで着れるようにしてもらいました。
SHOESシューズ
3着のうち2着はレンタルのものでした。最後まで悩みましたが特に見えないのでそこは節約部分でした。
ミッキーのドレスの時にはダイアンのミニーコラボのレッドを履きました。お見送りの時にスカート丈をミニにしたので耳のついたかわいい靴もばっちり見せられました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
顔が面長なので基本は横か後ろにボリュームを持たせるようにしました。海外の花嫁さん達を参考にして何枚か写真を持っていき、リハで形にしました。
また、お色直しではヘアカットを行い、切りっぱなしボブで再入場しました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式の際にはパールのイヤリング(レンタル)
ボレロが首元まであったのでネックレスはなしにしました。
2着目のドレスではシルバーを基調とした花のついたイヤリング(レンタル)
ネックレスは似合うものが見つからず、逆にデコルテを綺麗に見せようとこちらもなしにしました。
3着目のドレスは全て持ち込みでミッキー型にパールがついているピアスをして、新郎新婦ともにミッキーの帽子と手袋をつけてミッキー全開でした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
1着目は顔が長く見えないように小ぶりなティアラ(レンタル)をつけ、その後フラワーシャワーの時にティアラとヴェールを外し、トークハットを被りました。
2着目ではシルバーのヘッドドレス(レンタル)を後ろの方につけました。
3着目はミッキーの帽子だったのでアクセサリーといえるか微妙です。
NAILSネイル
ゴールドを基調としたニュアンスネイルにしました。ブライダルネイルと呼ばれるものがあまり好きではなかったので3ヶ月前からサロンのネイリストさんと色々と試して決めたデザインです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
基本はほぼバラでした。くすみカラーを出すのに様々な種類のバラを使用してもらいました。
FOODお料理のこだわり
式場を探す上で最も重視したのが「すべての料理を箸で食べられる」でした。次いであそこは料理がおいしかったと言ってもらえることでした。
私たちはモントレの新作コースをベースに何箇所かアレンジを注文してお願いしました。試食で気になった点は料理長さんに改善していただき、ミッキーシェイプのお野菜やソースをお料理の中にちりばめていただきました。
メニューを簡単に紹介すると、
サーモンのガトーとエビのマリネ
蟹のクリームパイ
白身魚と帆立貝のポワレ
白老産黒毛和牛の赤ワイン煮
蟹と帆立の蒸し寿司
ロールケーキ・マカロン・ムース・シャーベット
です。
蒸し寿司は元のコース料理ではないもので、炊き込みご飯だったものを手でも食べられて、さいごにご飯かーという感じを減らすのに変えてもらいました。ステーキは年齢層も加味して柔らかい赤ワイン煮になっているものをチョイスしました。
ナイフとフォークなくても食べれて〜といった声と料理が美味しかったという声はかなりゲストから貰えたので拘ってよかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
大きなこだわりがなかったので、アンティークの雰囲気に合うようなくすみピンクにチョコのレースがあしらわれているものにしました。ケーキトッパーのみ持ち込みで用意しました。
WEDDING FAVORS引出物
3種を送りわけしました。
基本は女性に発酵バターのバウムクーヘン、男性にお茶漬けセット、道外ゲストには北海道名産のスープセットにしました。甘党・辛党が分かっている友人は男女関係なく選び、ご夫婦やご家族には満遍なく色んな種類になるように分けました。
北海道は会費制なのであまり引き出物の文化がなく基本は1000円程度の引き菓子になるので、道外ゲストにはあらかじめ説明をしておきました。
PETITE GIFTSプチギフト
受付時にアルコールハンドジェル、お見送り時にはディズニーの缶に入った小さなパズルとハロウィンのプレッツェルをセットラッピングしたものを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
以前から欲しいと言っていたディズニーのファンタジアコラボのものをプロポーズの際にいただきました。
WEDDING RING結婚指輪
ブランドにとくにこだわりがなく、北海道の地元企業であるレガンさんのものを購入しました。デザイン・品質・アフターサービスも大満足でお値段も非常に良心的です!
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
乾杯が終わり歓談が始まった時のことです。
誰も高砂に来てくれなかったら・・・しらけてしまったらとまだ不安がありましたが、最初にそれも真っ先に来てくれたのが中学時代の友人3人でした。そして3人はその時にたった1人で会場に知り合いも全くいない中来てくれた高校時代の大親友を一緒に連れてきてくれました。
お互いに初対面の人と同じテーブルになってしまう旨は伝えていましたが、こんなに嬉しいことはなかったです。この場で初めて会った私の大切な人たちが一緒に楽しそうに写っている写真も何枚もあり、改めて素敵な人たちに支えられて今日を迎えられたんだなと感じました。
二人らしさとは
「相手を笑顔にしたい」です。
それは夫婦においても、私たちと関わってくださる皆に対しても笑顔にするための努力は惜しまないところです。
嬉しかった参加者の反応
ディズニーに来てるみたいだった!!
こだわりとセンスが今までもこれからも1番すごい。
という反応をもらった時は大変だった準備が報われた瞬間でした。
純粋に人生で1番かわいい・綺麗・素敵を言っていただけたのが嬉しかったです。
私にとって結婚とは
この人だけは信じてもいいんだという相手といられること。
後悔していること
やりたいことが多すぎて全部出来なかったことが後悔ポイントです!スケジューリングは本当に大切だと感じたので、こだわりたい人や持ち込みが多くなりそうだなというプレ花さんはもうとにかく早め早めに終わらせていかないと次々にやりたいことが出てきます。
やりたかったけれど諦めたこと
・20年以上ダンスをやっていたので、当時のメンバーとフラッシュモブがやりたかったのですが、主人が大のサプライズ嫌いでした。まだ具体的に考える前からフラッシュモブはやめてくれと釘をさされてしまい、断念しました。
・バルーンリリース演出をやってみたい憧れがありましたが、雨男・雨女のためどうしても天候に左右される会場が怖くて決めきれませんでした。
節約のための工夫
ブライダル価格だな、私の常識的にこの値段でこの商品は高すぎるなと思うものは「作る・代替え・持ち込みする」を基本にしました。なので持ち込み料に関しては会場を回っている段階からかなり突っ込んで聞きました。
その分プロの仕事を感じるところには惜しみなくお金は使いました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ゲストに感謝を伝えること、とても大切です。
ただ、まず自分が楽しいと思える結婚式にしてほしいです!こだわりも、やりたいことも逆にやりたくないことも、まず2人で話してみてください。一生に一度の結婚式を準備から楽しんでください。