挙式
一目ぼれした室内チャペル「アンの家」は、クラシカルでありながら木のぬくもり・あたたかみもあって素敵な場所です。厳かだったり、きらびやかな雰囲気が苦手な私にはとても居心地の良い空間でした。
披露宴パーティ
豪華絢爛という風なシャンデリア等が苦手な私ですが、こちらの会場はさりげない照明が素敵です。華美な装飾はなし、かといってカジュアルになりすぎない、バランスの良い会場でした。グリーンがとてもよく映える空間だと思います。
また、会場横には中庭と会場をつなぐホワイエがあり、ここがとても素敵空間です!ウェルカムドリンクを振る舞いながら談笑するにはぴったりの場所。会場の外でも中でも、肩の力を抜いてゲストとゆったり会話を楽しめました。
コンセプトやこだわったこと
私が披露宴を行った時期はコロナの再拡大と言われていた7月下旬だったので、とにかく感染対策をし、ゲストに少しでも安心・安全なおもてなしをすることが最優先でした。とはいえ、コロナ対策の結婚式はまだ情報も事例も少なく、対策=マイナスイメージだったので、「ポジティブな感染対策」を意識しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
提携ドレスショップのギャレリアコレクションさんでレンタルしました。総レースのマーメイドが着たい、と何年も前から決めていて(笑)、まさにこれ!というドレスに出会いました。担当の方が初回1着目の試着でそれを提案してくれて、試着1着目で即決してしまったのも運命だったなと思います。
SECOND DRESSドレス 2着目
もともとお色直しも白で考えていましたが、ウェディングドレスは白のマーメイドなので変化が欲しくて、スレンダータイプで全身にビシューがあしらわれたキラキラドレスを選びました。コンプレックスを隠しつつも女性らしい大胆な肌みせが大人っぽくて、一目ぼれです。素材違いの白ドレスを楽しむことができました。
SHOESシューズ
ハイブランドのブライダルシューズに憧れがあったものの、背が高いので1.5センチヒールを選びました。歩きやすく、彼との慎重さも確保できたので良かったかなと思います。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
メイクはいつもナチュラルなので、シャドウやチーク、リップはお任せで肌色になじむカラーを選んでいただきました。
ヘアはマーメイドドレスはボブ風アレンジでサイドに寄せました。クラシックなチャペルをとことん意識した大好きなヘアスタイルです。お色直しはブーケだけに色味を使いたかったので、ヘッドドレスは付けずシルバーの紐でポニーテールをランダムにくくりました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式はダイヤの一粒ピアスを。
プロポーズされたときに彼からもらった思い出深いものを選びました。クイックチェンジでC.A.Dtokyoさんの片耳フリルピアスをつけたのですが、大人女子たちに大好評!選んでよかったアクセサリーです。
お色直しはシルバービーズのタッセルピアスをチョイス。
白いドレスにシルバーのアクセサリーでとことん大人なスタイルを目指しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
マーメイドドレス×ボブ風アレンジの時は、レースのドレスに合わせてレースのヘッドドレスを付けました。
お色直しはポニーテールにした髪にシルバーの紐を巻き付けてもらい、シンプルなヘアスタイルにしてもらいました。
NAILSネイル
披露宴の演出で婚約指輪をつける予定だったので、ネイルはシンプルにして大好きな指輪を引き立たせてくれるよう、ヌーディーピンクにしました。肌なじみもよくて、指輪もブーケも邪魔せず大人っぽい仕上がりになり満足しています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
アーティフィシャルフラワーブーケです。
実はインスタのキャンペーンで出会った作家さんとご縁があり、特別に無償で作っていただけることに。マーメイドのドレスにはユニセックスな白、お色直しのドレスにはくすんだピンクのワントーンで大人かわいく、をお願いしました。
アーティフィシャルなので季節を気にせずに、大好きなワイン色のお花やグラデーションカラーの花びらのお花をつかってもらいました。夏はお花の元気がなくなる季節ですが、アーティフィシャルフラワーにしたことで華やかなブーケを持てたことが良かったです。
FOODお料理のこだわり
3段階のグレードの、真ん中を選びました。
一番下のグレードでも十分な満足感だったのですが、決め手は〆の鯛茶漬け。夫婦で見積もりとにらめっこしている時、「ゲスト一人一人への一番のおもてなおしは、やはり料理だ」ということになり、とてもおいしそうだった鯛茶漬けが入ったコースにグレードアップを決めました。
結果、来てくれたゲストから一番多く寄せられた声が『今まで参加した結婚式で一番おいしい料理だった』というお喜びの声。おもてなしの気持ちが体現でき嬉しかったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ナチュラルな会場によく合う、2段のネイキッドケーキにしました。赤と青のベリーが鮮やかなケーキは味もとてもおいしく、飾りすぎないナチュラルな雰囲気を明るくしてくれました。30代同士の結婚式には十分素敵なケーキです。
WEDDING FAVORS引出物
ギフトカタログにしましたが、荷物が重くなることを回避して冊子ではなくQRコードの書かれたカードを用意しました。親族、上司、友人は金額で贈り分けしました。
引菓子は京都の有名なデニッシュパン。
式場スタッフさんがおすすめしてくれた人気のお品です。縁起物には今治のタオルセットを選び、全体的に突飛なチョイスを避けて全世代に受け入れられやすいことを意識しました。
PETITE GIFTSプチギフト
おめでタイまんじゅうを式場様手配のリストから選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
長年憧れていたエメラルドカットに絞って探しました。
そこで出会ったのがオレッキオさん。ヒトメボレでした。セミオーダーで石を縦置きにしてもらい、想いの詰まった指輪です。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪は私の旧姓にちなんでスタージュエリーさんにて。新しい元号を迎えた記念の特別モデル(Year Model 2020-Twin Planets-)があったのでそちらに決めました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
彼の謝辞です。
コロナ禍にもかかわらず快く集まっていただいた皆様への感謝の気持ちを素直に、的確に言葉で表現していて、元コピーライターの私も驚くほど素敵な挨拶でした。後日友人や親族からも反響があったことが印象的です。
謝辞の一部を花嫁アカウントのインスタに投稿したら、保存件数が私の投稿で一番多かったので更に驚きました。
二人らしさとは
どんなときにもお互いの話をよく聞くこと。
たくさん会話する関係。
嬉しかった参加者の反応
友人から言われた「結婚式、挙げてくれてありがとう」の言葉が一番胸に響きました。お礼を言うのは私のほうなのに、こんな風に想ってくれる友人を持てたことが誇らしくて嬉しくて、不安だった私の心が軽くなりました。
「こんな時期だからこそ、みんなに再会できる場をあきらめないでくれて嬉しかった」「素敵な相手に出会えたね」この時期に結婚式を挙げていなかったらいただけなかった素敵な言葉を、たくさんのゲストからいただくことができました。
私にとって結婚とは
それぞれが大切にしてきたご縁が倍に広がること。
一人でも十分に幸せな人生を、お互いがさらに豊かにさせること。
後悔していること
後悔は特にありません。
やればよかった、という後悔は残さないように、準備は早め早めにできると良いと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
結婚式ではないのですが、二次会がしたかったな…と思っています。
節約のための工夫
ペーパーアイテムはすべてDIYしました。
インスタのキャンペーンを活用して、素敵なプロの作品にも出会えましたし、コスト面でもかなり助けられました。
あと、装飾アイテムなどは結婚が決まるずっと前からちょこちょこ集めていたので準備期間の出費はそんなに大きくならなかったです。普段から好きなものを式に取り入れる、という感覚が良いのかもしれません。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
大切なことは夫婦2人が式で何をしてゲストをもてなすか、どうやって感謝を伝えるか、だと思います^^未曽有の事態にも少しずつ慣れ、今後はさらに「2人らしさ」が結婚式のポイントになってくるのだと感じました。できることは無限大にあると思って、準備期間すらも楽しんでいただけたらと思います。