anya_weddingstory
テーマは『大人のクリスマスウェディング』&『ディズニーの様な魔法にかけられた世界』です!
12月結婚式の特権ともいえる“クリスマスの雰囲気”を取り入れることは絶対に外せなかったので、BGMはCDではなくピアノの生演奏をお願いし、装花にバラ&コットンフラワーを使いました。
また“ディズニーの世界観”をつくりつつ、子供っぽくなりすぎることは避けたかったので、クロスやナフキンはネイビー&イエローで統一し『美女と野獣』の世界を意識しました。
ホテル椿山荘東京に決めた理由は、見学時に案内していただいたプランナーさんの“ホテル椿山荘東京への愛”がすごく伝わってきたからです。他に見学した式場とは違う熱量を感じ「こんな素敵なスタッフさんがいるなら、安心して結婚式を挙げられるだろう!」と思いました。また、神殿の雰囲気や披露宴会場の広さなどハード面にも圧倒され、特に迷うことなく直感で決めました!
挙式
挙式をした庭園内神殿“杜乃宮”は類を見ない圧巻の挙式会場です。ホテル椿山荘東京らしく椿のレリーフがあしらわれた壁が特徴的で、正面の大きな窓から差し込む光は、まるで神様から祝福をいただいているようでした。
披露宴パーティ
プライベートガーデン&ホワイエ付きで、開放的な雰囲気がとても素敵な“胡蝶”にて披露宴を行いました。
中に入ると存在感のある輝くシャンデリアがあり、上品な濃紺の絨毯が更に煌びやかな雰囲気を演出してくれていました。
コンセプトやこだわったこと
来てくれた方全員に「来てよかった!」と思ってもらえる雰囲気づくりにこだわりました。
待機時間が退屈にならない様、ウェルカムスペースにオリジナルの企画を用意したり、ホテル椿山荘東京で新しく始まった『東京雲海』の演出をゲストにも楽しんでいただきました。「久しぶりにこんな緑の中で息を吸うことができて幸せだった」というお声もあり、取り入れて良かったです!
また、新型コロナウイルスの感染対策を徹底し、遠方の方も安心して参加できるリモート併用型の結婚式にしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 引き振袖
祖母・母がそれぞれの披露宴で着た引き振袖を挙式で着ました。白無垢や色打掛も考えましたが、いつも写真で見ていた引き振袖の印象が強く、着たいと伝えたところ喜んで準備してくれました。
持ち込むことで私のみならず母が何度もサロンを伺いましたが、美容担当の方は都度丁寧に対応してくださいました。元々持ち込みで着付けも難しいはずなのに、しっかり希望通りに仕上げていただいて感謝しています。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Hatsuko endo
ドレス名:Ana
ウェディングドレスはたくさん悩んだ結果、写真を振り返りまた着た時に“気分がパッと明るくなって、ときめくドレス”を選びました!
決定はなんと3ヵ月前とギリギリ!キャンセルが出たことで着られる様になり、まさに運命のドレスだと思っています。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Hatsuko endo
ドレス名:Christelle
ファーストダンスを考えていたので、トレーンが長すぎずテーマの『大人のクリスマスウェディング』にちなんだ、赤いスパンコールがキラキラ輝くドレスを選びました。
SHOESシューズ
Manolo Blahnikの“Hangishi Royal Blue”7cmヒールを着用しました。
新郎が結婚式1ヵ月前の私の誕生日にプレゼントしてくれたものです。ファーストダンスやサイズの相談を先にお店でしてくれていたそうで、図らずともシンデレラになった気分でした♡
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
元々ショートヘアだったので、結婚式ではウィッグを使いたいと考えていました。
ウェディングドレスでは、ローポニーにして会場名の“胡蝶”にちなんで胡蝶蘭を挿しました。
カラードレスでは、王道のプリンセススタイルを目指していたので、ティアラに合うシニヨンスタイルでお願いしました。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスでは伯母から貰ったパールのイヤリングを、カラードレスではティアラに合わせてパール&ジルコニアのイヤリングを着用しました。
金属アレルギーなので、肌に合うイヤリングを見つけるのに時間がかかりました…
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
カラードレスでは、大好きな映画『今夜ロマンス劇場で』で知ったLove Tiaraのティアラを着用しました!
真珠とジルコニアを使用したティアラで、プリンセス感を演出できたと思います。
NAILSネイル
和装・ウェディングドレス・カラードレスに合わせるため、シンプルなワンカラーでは「逆に浮いてしまうかも」と思い、赤をベースに金色をポイントに入れたデザインにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
“クリスマスウェディング感”を出すためにバラをメインで使用し、ブーケには会場名“胡蝶”にちなんだ胡蝶蘭を入れました。
FOODお料理のこだわり
ホテル椿山荘東京の伝統メニュー“米茄子の鴫炊き”は絶対に入れたかったので、特に金額はこだわりませんでした。また、ゲストの方々には前菜から楽しんでもらいたかったので、9品がワンプレートで出てきて写真映えもしそうな前菜の入ったコースを選びました。
アレルギーの方専用のメニューもありましたが、アレルギーの方を別のフルコースで提供するのではなく、アレルギー食材の入ったお料理のみの変更をお願いしました。ご対応いただけたことで、私たちの結婚式のコンセプトである“全員に楽しんでいただく“ことが達成でき、みなさまにご満足いただけるコースになったと思います。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
新型コロナウイルスが怖かったので元々生ケーキは考えておらず、背の高いケーキが憧れだったこともありイミテーションケーキにしました!
ケーキの装花は、クリスマスにちなんで赤いバラ&コットンフラワーを入れて華やかに仕上げ、会場に入るゲストを豪華な雰囲気で出迎えることができたと思います。
WEDDING FAVORS引出物
新型コロナウイルスの感染対策も考えて宅配便にしました。
男性ゲスト:The Laundressのファブリックケア
女性ゲスト:熊野筆セット/John Masters Organicsのヘアケアアイテム
共通でおうどん・おもち・鰹節のセットをお贈りしました。
PETITE GIFTSプチギフト
新型コロナウイルスを考慮し、プチギフトはお渡ししませんでした。
その代わり、ホテル椿山荘東京のオリジナルマスクケースを人数分用意し、披露宴会場に用意していただきました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪はありません!
私が20歳の時に両親から貰った指輪を大切にしていて、それを新郎も知っているのと、私自身が婚約指輪への憧れが強くなかったからことから、なしにしました。
WEDDING RING結婚指輪
Cartierの“Ballerine”です。
ウェーブがかかっていて、指を綺麗に見せてくれるデザインです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
“お祝いをしてくれる親族・同僚・友人がいてくれる”ということに改めて気付かされ、感動しました。
コロナ禍で結婚式をすることに、世の中の意見が否定的であることは知っていたため、結婚式1ヵ月前からは涙を流さない日はありませんでした。20日前には義両親から「やっぱり東京には行けない」と言われ、急遽リモート結婚式の手配もすることに…直前期をバタバタと慌ただしく過ごし当日を迎えました。
当日の前撮りが終わり、親族や友人が集まる挙式にて指輪交換の後、写真を撮るために参列者側を振り返ると…そこにはマスクの上からでも分かるほど、満面の笑みで見守っていてくれている友人たちがいて「友人を呼ぶことができて本当に良かった!」と感動したのを覚えています。
その後も、高砂に集まってきて「おめでとう」と言ってくれたり「すごく楽しくて素敵な式だった!」と楽しんでくれた様で…新型コロナウイルスの流行前には当たり前だった情景が、どれも特別な輝きを持っている様に見えました。
二人らしさとは
私たちの二人らしさは“ゲストを思う気持ち”だと思います。
コロナ禍でも来ていただけるゲストには、何より「来てよかった!楽しかった!」と思ってもらいたかったので、新型コロナウイルスの感染対策はもちろん、動線・演出・時間の使い方には気を配りました。
丸1日掛けたリハーサルも2回行いましたが、今となっては良い思い出です。笑
嬉しかった参加者の反応
結婚式が終わり改めてお礼に伺った際「あれからずっと結婚式の動画見てるよ」と言っていただけたことが本当に嬉しかったです!ファーストダンスやピアノの生演奏でのディズニー曲メドレーを演出に取り入れたことから、心地良い時間を提供できたかなと思っています。
また、ゲストとの歓談の時間を増やすため、結婚式の定番であるプロフィールムービー&花嫁の手紙をなくしました。お食事の手を止めてしまうのがあまり好きではなかったので、プロフィールムービーはオープニングムービーに組み込むことで解消し、花嫁の手紙は親族控室で読むことで披露宴中は記念品の贈呈のみとしました。
この2つがなかったことで、終始楽しむ時間を過ごしていただけたと思います。これから結婚予定の友人からは「この流れ真似させて!」と好評でした。
私にとって結婚とは
楽しいことばかりでないのが人生です。今回、新型コロナウイルスの影響で身に沁みて、生きていくには辛いこともあるのだと思い知らされました。
それでも「一緒に生きていきたい」と思える人と出会えたことに感謝し、共に手を取り合って歩むことが結婚だと思っています。
後悔していること
実はあまりありません!!ホテル椿山荘東京スタッフの方がとても良くしてくれて、十分満足に過ごせました。
一点だけ上げるとすれば、当日スタッフの方との打ち合わせが足りなかったことです。結婚式のリモート中継に際して、当日操作いただく方との打ち合わせを入れなかったため、結局親族に操作をお願いしてしまったことが唯一の後悔ポイントです。
やりたかったけれど諦めたこと
素敵なプライベートガーデン&ホワイエ付きの会場だったので、契約時にはデザートビュッフェをしたいと思っていました。
新型コロナウイルスの影響で泣く泣く断念…こればかりは仕方ないですね。
節約のための工夫
「他の花嫁さんがしていることを真似しすぎない」「こだわりたいポイントだけこだわる」という2点に気を付けていました。
今はSNSでたくさんの情報が流れてきて「こんな素敵な演出があるんだ!」と目移りすることも多いと思いますが、あれもこれもとやっていると破産してしまいます。
前撮りもお金を掛けようと思えばいくらでも掛けられますが「他の花嫁さんがしているから私もしたい」と思うものは必要ないと感じました。
また、こだわりたいポイントを絞ることでテーマが自然と決まってくることもあり、クオリティの高い結婚式が見込めると思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
世の中の状況が変わってしまったことで「結婚式をしても良いのか」と日々悩み続けました。ほとんどの新郎新婦の方々が同じだと思います。
そんな時、支えになったのはゲストからの温かいお言葉でした。中でも「コロナ禍で暗いニュースが多い中、お祝いの席に参列できることを嬉しく思う」と言っていただけたことは本当に嬉しかったです。
「正直行きたくない…と思っているゲストもいるだろう」とネガティブになる時期もありましたが、半年・3ヵ月・2週間前とそれぞれ連絡した時に「楽しみにしているよ!」と返信を貰えたことはとても励みになりました。出席のプレッシャーにならない様、一斉送信ではなく個別に連絡したことで、大切な友人とよりコミュニケーションが取れたように思います。コロナ禍で“直接人と繋がる機会”を奪われてしまいましたが“気持ちで繋がり励まし合える友人がいる“という有り難さを改めて感じることができました。
日々感染者が増える中、一人で悩み「祝福されていないんだ」と落ち込んでいましたが、結婚式後も「おめでとう」と祝ってもらえることが多く、結婚式をしたことで“幸せな喜びの気持ち”を持つことができました。
コロナ禍での結婚式に不安は付きものですが、決して一人で悩まず時には友人を頼って、楽しい気持ちで準備を進めてもらえたら嬉しいです。
担当プランナーさんはコロナ禍でマイナスな気持ちになっている私たちに「心配」や「不安」という負の言葉は使わず、いつでも落ち着いて「大丈夫ですよ!」と励ましてくださる素敵な方でした!本当にプランナーさんのお人柄に助けられたと思っています。
音響さんは新郎が中座のBGMで迷っている時、粘り強く選曲にお付き合いくださいました。また、リモート中継を結婚式20日前にやることになり慌てていると、パソコンの手配からWi-Fi等の設備までサポートいただいたおかげで、なんとか乗り越えることができました。
当日のキャプテン・カメラマンさんも明るい方々で、緊張する私たちを盛り上げてくれました。
ホテル椿山荘東京のスタッフの方々の温かさとプロ意識に囲まれて、無事結婚式を終えることができたと改めて感謝しております。本当にありがとうございました!