挙式
チャペルは一面ガラス張りなので、光が差し込んで、写真も映像も美しく残すことがきました。
また、緑豊かなガーデンに囲われているので、青空と緑のコントラストでとても爽やかな雰囲気でした。
たとえ雨の日でも、雨水が少し斜めになっているガラスをつたって落ちるので、幻想的でロマンティックだと思います。(挙式当日は快晴、見学のときは大雨でしたので、両方の表情を拝見できました。天候に左右されないということも決め手の一つです。)
披露宴パーティ
一面がガラス張りになっており、プールがあるテラスに出られるようになっていますので、披露宴の演出にも活用できました。
一番のポイントは、お色直し後の再入場はテラスから登場できることでした。(流れとしては、中座→カーテンを閉めてプロフィールムービーの上映→その間にテラスにこっそりスタンバイ→ムービーの終わりとともにカーテンが開かれて登場)
また、コロナ感染予防の対策として、ゲストとのフォトラウンドも換気のよいテラスで実施しましたので、ゲストも少し安心して写真撮影のときだけはマスクを外すことができました。
コンセプトやこだわったこと
ゲストとの時間を持つこと。
来場されたゲストも、オンライン参加されたゲストも、飽きないように司会進行やペーパーアイテムなどを工夫しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ショップ:新横浜にある「アリスガーデン」さん
ドレスのこだわりポイントは、アメリカンスリーブになっている襟元です。首回りがゴージャスになり、どの角度からでも写真映えしてよかったと思います。
SECOND DRESSドレス 2着目
中国上海でオーダーメイドしたチャイナドレスです。
私が中国国籍であることもあり、中国では花嫁は赤い衣装を着ますので、赤い生地にシルバーの鳳凰の模様をお願いしました。
SHOESシューズ
銀座かねまつで購入した赤のパンプスです。
二着目の赤いドレスに合わせました。一着目のドレスもアンティーク調でしたので、違和感なく履けました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアスタイルは、どちらのドレスもハイネックスタイルなので、バランスよく、高めにアップしました。
メイクに関しては、口紅の色はドレスに合わせて、一着目は少し暗めで大人っぽく、二着目はチャイナドレスの色に合わせて鮮やかな赤にしました。
ACCESSORIESアクセサリー
顔回りを華やかにするピアスにこだわりました。
一着目は大振りなパールのピアスで、二着目は「ヴェニスの商人」というお店で購入した赤とシルバーのイアリングでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式時はプリンセス風にティアラ、披露宴開始時はカジュアルダウンしてサイドにビジューを付け替え、そしてお色直し後はチャイナドレスに合わせて赤と白のプリザーブドフラワーを全体的に飾りました。(チャイナドレスがとても派手なので、顔回りの華やかさを足すために、わざとオーバーめにしました。)
NAILSネイル
どちらのドレスにも合うように、シルバーのラメグラデーションにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ドレスが白と赤なので、そのどちらにも合うように、色とりどりのブーケにしました。メインとしては、存在感のある赤とピンクのダリアを使用しました。
FOODお料理のこだわり
少し値段が高めでも、より手の込んだ、品数の多いコースにしました。緊急事態宣言中でアルコールの提供がなかったのですが、その分料理を味わっていただけたと思います。ノンアルのメニューもとても充実していて、飲み比べなどができ、楽しんでもらえたようです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
コロナ対策による規模縮小で実現できませんでしたが、本当は新婦の大好物であるエッグタルトでタワーを作って、ケーキ入刀の代わりに二人でシュガーを振りかけるという演出を予定していました。
本番はイチゴが全面にデコレーションされたケーキを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
カタログギフト、スープセット、フィナンシェ詰め合わせ
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ブルガリのエタニティタイプの指輪です。
WEDDING RING結婚指輪
ヴァンドーム青山のダイヤ入りのマリッジリングです。付け心地で選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
ベールダウンのときの、母の笑顔です。
すごくうれしそうで、誇らしそうでした。我ながらよい親孝行ができたかと思います。
二人らしさとは
二人の周りにいたすべての方たちへの感謝です。
その方たちに晴れ姿を見せて安心してもらい、そしてこれからも見守っていただけるように気持ちを伝えるのが結婚式だと思います。
嬉しかった参加者の反応
「和やかで落ち着く」「何度か涙が込み上げた」との感想をいただきました。お酒を飲んでワイワイするというより、おいしい料理を味わいながら、思い出話をして、穏やかに祝っていただけました。
私にとって結婚とは
助け合いだと思います。
私に足りないことを相手が補い、相手が苦手なことは私がサポートし、お互いを補完しあい、人生を全うすることだと思います。
結婚式準備で喧嘩することもありましたが、基本的にはサポートしあえたことが、これからの夫婦関係の自信にもつながりました。
後悔していること
ヘアメイクのリハーサルまでに、当日つける髪飾りをそろえられなかったこと。
2着目の髪型はお花をたくさん飾るようにしたく、その花の準備がリハーサルに間に合わなくて、ぶっつけ本番で飾ることになりました。結果的には、理想と少し違うスタイルになってしまいました。(お色直しの時間はとてもタイトです。)
やりたかったけれど諦めたこと
オンライン中継をする際には、会場の規約上、著作権フリーの音楽しか使えず、挙式中にぜひ生演奏していただきたかった曲を依頼できなかったことです。
そのため著作権フリーの楽曲を探して使用しましたが、結果的にはとてもよかったです。
節約のための工夫
ペーパーアイテムとビデオは自作しました。
今はスマホアプリのCapcutなど、無料でも高性能の動画編集アプリがありますので、簡単に素敵なビデオが作成できると思います。
ただ、DVDやブルーレイに書き出すのは想像以上に難しいときがありますので、早めに準備するか、試しに一度トライしてみることをおすすめします。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
完璧にしようとせずに、準備の過程も二人で楽しむことです。コロナで以前のような結婚式はできなくても、自分たちの納得する結婚式ができれば、きっと素晴らしい思い出になります。