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【2020年11月22日に私たちは恋人を卒業し、夫婦へ】
バージンロードは旧姓のまま父と歩きたいという私の想いから、籍を入れる前に結婚式を挙げたいというのが昔からの夢でした。なので、結婚式は彼と恋人として最後の、卒業する日。
そんな大切な日に、産んで育ててくれた両親、温かく見守ってくれた兄弟・親族、私たちのことをいつもそばで支え、応援してくれた友人たち。
大切で大好きな人たちとこの日を一緒に過ごせること、そしてこれまでに感謝を伝えたい。明日から二人は夫婦になるんだなぁって感動でいっぱいの結婚式にしたいという事が大きなテーマでした!
そんな思いから、私たちは人前式にしました。
ゲスト様ひとりひとりにも参加して頂きたかったので、結婚の承認としてピースをはめていただく結婚証明書。誓いの言葉は、新婦母から新郎へ、新郎母から新婦へとお互いの母からの問いかけ式に。大好きな甥っ子にリングボーイをしてもらったりと…。
チャペルがゲスト様と近い距離感だったので、しっかりとゲスト様に見守られながら無事に挙式できたこともすごく良かったです!
このご時世、なかなか外へお洒落して出掛けることが少ないからこそ、みんなからすごく楽しみにしてるとたくさん言葉をもらっていました。だからこそ、これまであまり行ったことのない雰囲気、特別感のある空間へ招待できるようにしたかったのも一つのテーマでした。
挙式
チャペルは全面ガラス張りなので、透明感が抜群でした!何も装飾しなくてもその空間だけでお洒落で、洗練されています。
もし天気が雨でも、雨のしずくでさえ味方にしてキラキラ光るような素敵なチャペルです。ゲスト様とも距離が近いので、ひとりひとりとしっかり目を合わせられ、大事なかけがえのないこの瞬間を、しっかり見守ってもらえていると実感しながら式を挙げることが出来ました。
披露宴パーティ
高砂の後ろがガラス張りで、そこからチャペルが見えるところが魅力です。チャペルもガラス張りなので、さっきあそこで式を挙げたんだなぁと、感慨深くなれる瞬間です!遠目からチャペル装花も眺めることが出来ました。また噴水もあるので、水の透明感が終始視界に入り、演出もして頂けました。
また披露宴会場は天井が高く、大きなシャンデリアと壁のタイルが特別感を演出してくれます。シックでスタイリッシュな空間なので、大人っぽく洗練された雰囲気で披露宴を執り行うことが出来ました。
コンセプトやこだわったこと
来ていただいたゲスト様へも何かしらの形で参加して頂きたくて人前式にしたこと。
このご時世もあり中々人と会う機会が少ない時期だったので、久々に再会する友人同士での歓談や、私たち自身も出来るだけみんなと触れ合う時間を設けたかったので、披露宴では内容を盛りだくさんにせずシンプルにしました!
装飾でいうと、あまり人と被らない、自分たちならではの雰囲気づくりにこだわり、人生に一度きりの自分たちが主役になれる日なので、恥ずかしいけれどタペストリーを飾ったり、二人のプロフィールブックを使って、前撮り写真などをたくさん見て頂けるようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
SHOESシューズ
ウェディングショップでレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式でのヘアスタイルはあまりフワフワさせず、後れ毛もあまり出さない、シンプルなシニヨンに。
披露宴入場のメイクで色を足す予定だったので、挙式のアイメイクは色を使いませんでした。でも、透明感たっぷりのチャペルに合わせて、細かい粒子のラメを目元に置き、チャペルから差し込む光にキラキラ輝くようにしました!
披露宴でのヘアは形づくりにこだわり、前から見るとゆるっと結んでいるようなヘアスタイルにし、フワフワの巻髪にしました。
メイクは、ミラズウィリンガーのウェディングドレスが少し薄いピンクが入っていたので、それに合わせてアイメイクにピンクを指し色にし、大きめなホログラムのラメを目じりに載せて、パーティー感を出しました。
お色直しでのメイクは、艶肌を一番に意識しました。夕刻を過ぎてからの再入場だったので、ライトに当たる肌がツヤツヤするように肌を作りました。ドレスがサテンのマーメイドラインだったので、大人っぽくガラッと変えるためにも、アイメイクのラメをとり、リップカラーもアイメイクの色もオレンジベージュをベースに仕上げました。
ヘアは少し自分的には挑戦したヘアスタイルで、タイトシルエットに。カラードレスを着用しなかった分、ヘアスタイルで印象をがらりと変えるように意識しました。
ACCESSORIESアクセサリー
披露宴入場時の白の陶器のイヤリング:taala
お色直し時:a.b.Ellie
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
シンプルにドレスを主役にしたかったので、ピアス・イヤリング、指輪以外のアクセサリーは使用していません。
NAILSネイル
テーマカラーのゴールドホワイトをベースメインに、天然石やシェルをふんだんにのせて透明感を出しました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
胡蝶蘭、シンビジウム、蘭系のお花、アンスリウム、オンシジューム、ルナリア
FOODお料理のこだわり
お料理がおいしいと評判だったので、安心していました。ゲスト様からも、親族からもおいしかった!と言ってもらえてとてもうれしかったです!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ケーキもあまり装飾をせず、シンプルにしました。
テーマカラーのゴールドを取り入れたかったので、金箔を流すように散りばめてもらいました。
色味を抑えるためにフルーツであまり飾らず、ブルーベリーとブラックベリーなどでトップを飾ってもらい、大人っぽいウェディングケーキにして頂きました。
WEDDING FAVORS引出物
あまり手荷物で負担をかけたくなかったのと、好きなものを選んでほしかったので、カタログを引き出物にしました。
PETITE GIFTSプチギフト
男性ゲスト様へは 三滝荘 の丸窓、女性ゲスト様へはロクシタンのハンドクリームを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ENUOVE ciottolo
エメラルドカットがずっと憧れでした。あまり人と被らないデザインで、特別感たっぷりなデザインがお気にいりです!
WEDDING RING結婚指輪
Cartier
シンプルな少し太めのぷくっとしたゴールド。主人とまったくお揃いです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
彼がファーストミートの時にサプライズで手紙を読んでくれたこと、ベールダウンで母が涙ながらに伝えてくれた想い、お義母さんが涙ながら問いてくださった誓いの言葉、友人の手紙、、、、一番と順位はつけ難いほどたくさん感動しました。
でも一つ感慨深く感動したのは、私の父。
とても寡黙で、私の周りのみんなも周知してるほどの厳しい父で、見た目も怖がられがちですが。(笑)
そんな父と念願のバージンロード。彼の手へと送り出され父の手を放そうとした瞬間、引き留められるかのように力強くグッと手を握られました。その瞬間、結婚式まで寂しいとか特に何も口にしたことのない、とてつもなく口下手な父の想いが、力強くも温かい、その握った大きな手から伝わってきました。
グッと握られた手、みんなからしたらちょっとした時間だったかもしれないけれど、私からは父が口にできなかったすべての想いをその時間で感じることが出来た、かけがえのない瞬間でした。想いをしっかり込めて、グッと握った手を放し、しっかりと彼の元へ手を放さず送り届けてくれたこと、私の中で本当に感動しました。
二人らしさとは
私たちの二人らしさは、素の笑顔です!
6年間恋人として交際してきましたが、いつも周りの友人から本当に仲が良いと言ってもらえることが多く、私たち自身も年々仲良しだなと思います。
目が合うと何も面白くないのに笑顔になれて、二人が本当の素の状態で自分らしく居られて、そんな自分を好きでいられる、そんな関係性を築けてきたことが私らしさだと思います。
嬉しかった参加者の反応
今までで行ったことのない結婚式だったとか、こだわりいっぱい詰まったのがどこ見てもわかったし感じたよとか、今まで二人を見てきたから夫婦になるなって感慨深いって言ってもらったり…たくさん嬉しい感想を頂きました。
私にとって結婚とは
まだまだ未熟で語れる身分ではないけれど、私の中では生涯大好きな人と一生一緒に居られることです。
私たちは結婚式まで籍を入れなかったのと、籍を入れるまでは同棲をしていなかったので、今こうして結婚して夫婦になり、一緒に暮らしていますが、一番うれしいことはやっぱり、手を伸ばせば触れられる距離にお互いがそばに居られること。しんどい時にそばで支え合うことが出来ること、何もしなくても一緒に居られること、それだけでハッピーな毎日です!
後悔していること
撮ってほしいDIYなどのアイテムを事前に伝えていたらよかったなと思いました。
あと、私はインポートドレスでヒールの高さを15cmと高いものを履かなければいけなかったのと、あまり見えないだろうと気にしていませんでしたが、意外と写真で写ってたりしたので、人生に一度の結婚式、靴もきちんと考えてたらよかったなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
ドレス選び。
広島で中々自分のあこがれるドレスを取り扱っているところがなく、県外などでもドレス探しをしたかったのですが、このご時世もあり、ちょうど時期も時期だったので、憧れのドレスショップなどへ中々行くことが難しく諦めました。
節約のための工夫
プロフィールブックを自分で手作りしました。
はじめは外注してデザインして頂こうと思っていましたが、自分でやってみるととっても楽しく、自分好みでデザインできました。
スタジオ前撮りでは知人にカメラマンをして頂きました。
有名なプロカメラマンではないけれど、その分二人とも素でいることができ、自分たちの思い描いているものを都度伝えながら、納得いくまで写真を撮ることが出来ました!
あとは二人の生い立ち映像やプロフィールムービーを自作しました。初めての作業だったのでなかなか手こずりましたが、一秒一秒納得いくまで手をかけることができ、今でも時々流したくなるお気に入りの映像を作ることが出来ました!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式は初めての事ばかりで、いろいろ調べれば調べるほどたくさんの情報が出てきます。まずは自分がどんな雰囲気の結婚式にしたいか、どんなカラーの装飾をしたいか、どんなドレスを着たいか、調べて終わるのではなく、きちんと自分自身で紙にまとめてみるといいと思います!
(私もプランナーさんとの初回お打ち合わせの前に、自分たちのテーマやこんな感じにしたい!というまとめた写真付きのものを事前に送らせて頂いてました!)
こんなのもしたいあんなのもしたい、、、とたくさんありますが、すべて出来ることが難しそうであれば、この結婚式で何を大切にしたいか、を原点に戻って考えるといいと思います。
両親、親族、友人…ゲスト様への感謝を伝える場面ではありますが、、、本当は私のコンプレックスこうだからこんなメイクがいいのに言い出しにくい…と1回のヘアメイクリハーサルで伝えられず本番を迎えてしまったり、周りがこっちがいいというけど本当はこっちのドレスを着たいのに、、、とドレスを妥協してしまったり、とか…。
周りの意見はすごく大切だと思いますが、それで肝心の花嫁さんが心からの笑顔になれないなら本末転倒だと思います。感謝を伝えることはもちろん大事ですが、ゲスト様はきっと心から笑顔で、幸せそうな姿を見たいと願ってくれているはずです。私は一番そこを大切にしてほしいです。
楽しいことばかりではなく、大変だと思う準備期間になる時もあると思いますが、結婚式が終わってみると、その時期でさえ愛おしいと思える日が絶対に来ます!
人生で一度きりのこのプレ花嫁である瞬間、たくさん二人で話し合い、心の底からお互いが納得して、心の底から笑顔で笑い合える幸せいっぱいな結婚式になることを願っています!