りぃ
テーマは『大切な家族への恩返し』です。
式場を探す前から、私の父が「まだ動けるうちに海外旅行がしたい」と言っていたことと、夫の両親が「約30年前に新婚旅行で行ったハワイは本当に楽しかったよ」と言っていたことを思い出し、自然と"式を挙げるならハワイだ!"と夫婦で考えていました。
両家仲が良いので、家族全員行きも帰りも同じ飛行機、滞在先もモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパから近いホテルを全員分予約しました。挙式だけでなく、ハワイ旅行も楽しんでもらいたかったので、家族全員でアクティビティをする日と、各自自由行動の日もあらかじめ決めて行きました。
挙式
<おすすめポイント>
・ワイキキビーチの目の前でガーデン挙式ができる
・雨天の場合、追加料金なしでチャペル挙式に変更可能
・100年の歴史あるクラシカルなホテルで撮影ができる
・ガーデン挙式の場合、バージンロードを一緒に歩く人を二人まで選べる
ガーデン挙式に憧れがあったので、目の前にワイキキビーチが広がるザ・モアナチャペルにしました。
雨天時は、追加料金なしでチャペル挙式に変更ができるため、万が一雨が降っても安心でした。
また、100年以上の歴史あるクラシカルなホテルで館内撮影ができることも、こちらの挙式会場ならではです。モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパの大階段。ハワイ好きの方であれば、一度は目にしたこともあるのではないでしょうか。
また、ガーデン挙式の場合、チャペル内とガーデンとでバージンロードを一緒に歩く人を2人まで選ぶことができます。父と歩くのが通常の挙式ですが、バージンロードの最初の半分を母と、残りの半分、新郎が待つ場所までを父と歩くことができたことも、私にとってとても素敵な思い出となりました。
披露宴パーティ
モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパでのパーティはせず、自分たちでレストランを予約し両家揃って食事をしました。
挙式後のランチは、挙式会場の横のホテル"Outrigger Waikiki Beach Resort"にある『Duke's Canoe Club』で。
ディナーはPrince Waikiki近くのレストラン『Chart House Waikiki』で食事をしました。
両家の全員が、挙式で着たアロハシャツやハワイアンドレスを1日中着ていたので、新郎新婦も現地で購入したものを着用し、とても華やかでハワイらしい食事の写真を残すことができました。
プロデュース会社による式場でのパーティをカットし、自分たちでレストランを予約したことで大幅な節約となりました。両家が、かしこまったフルコースの料理よりもカジュアルでローカルなレストランでの食事を好んでいたため、このような形でランチとディナーを取り入れています。
コンセプトやこだわったこと
「家族に楽しんでもらう」を一番に考えました。
できるだけ家族に負担をかけたくなく、ハワイを楽しんでもらいたかったので、挙式代と全員の宿泊代は全て夫婦で負担しました。
また、挙式当日に着るアロハシャツやハワイアンドレスも、新郎新婦でお店まで誘導し、全員に自分の好きなデザイン・色を選んでもらいました。
"全員同じ柄で揃える"という案もありましたが、スカートの丈や袖の有無など好みのデザインがひとりひとり異なるため、全員が好きなものを着れるように各自で選んでもらようにしています。
両家揃って服選び、フィッティングをしたこともいい思い出になりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- WITH A WHITE
ARLUIS DRESSのWAW-042 5号です。
プラン内ドレスと呼ばれるシンプルなソフトマーメイドのドレスです。
挙式プランの内容がドレス持込み不可だったため、ARLUIS DRESSでいろんなドレスを試着しています。
前撮りでAラインのドレスを着用し王道プリンセスの雰囲気にしたため、結婚式は全く違う雰囲気のマーメイドドレスに決定しました。
リーズナブルなお値段にも関わらず、シンプルで大人っぽい印象になりボディラインも綺麗に見せてくれるのでとても気に入っています。
歴史あるモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパの館内で撮影するファーストレディフォトにもぴったりなデザインです。
ガーデン挙式に合わないかどうか懸念される方もいるようですが、そんなことはなく、緑のガーデンと真っ青な空の下でとても素敵な写真が残せました!
SHOESシューズ
ARLUIS DRESSの12cmヒールを無料レンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
『海外風な大人×エレガント』なイメージをオーダー!
可愛いプリンセス感よりも、海外風な大人×エレガントなイメージが好みのため、ヘアは全体をゆるく巻いてもらいダウンスタイルにし、前髪は毛量少なめのシースルーバングにしました。
肌の色味からオレンジ・ゴールド・ブラウン系でアイメイクをしてもらい、瞼には程よくラメをのせています。リップはオレンジ系にしていただいたので、顔色が明るくなりました。
ACCESSORIESアクセサリー
アクセサリーはBride me【FP-52】のイヤリングのみ合わせています。
着用するのがマーメイドドレスで、全体的にシンプルかつエレガントに仕上げたかったので、ヘッドアクセサリーとネックレスはなしに。その分イヤリングにボリュームを持たせました。大ぶりなフラワーのデザインが写真映えしたので、とても気に入っています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
シンプルで大人っぽい雰囲気にしたかったため、ヘッドアクセサリーはなしにしました。
NAILSネイル
自分の好きな色に、夫婦共通で好きなバンドの名前にスターが入っていることから、スターのチップをつけてもらいました。とにかく"自分の好き"を詰め込んでいます!笑
"ブライダルネイル"というとピンクやホワイト系のキラキラしたイメージがありましたが、一生に一度の日だからこそ自分の好きな色がいい!と思い、水色に。
白いウェディングドレスに馴染むか心配でしたが、撮ってもらった写真を見て「好きを貫いてよかった!」と感じています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ブーケはアーティフィシャルフラワーを使用。
ドレスがシンプルなため、ボリュームと色味のあるブーケを探していました。フリマアプリで好みのブーケが見つかったので、節約することができました。
ウェディングドレスにとても映えるブーケなので、とてもお気に入りです。
WEDDING FAVORS引出物
挙式会場でのパーティをしていないため、用意しませんでした。
PETITE GIFTSプチギフト
引出物同様、挙式会場でのパーティをしていないため、用意しませんでした。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
購入していません。
WEDDING RING結婚指輪
Tiffany & Co.『ミルグレイン バンド リング』
ブランドやデザインにこだわりがなく"結婚指輪はTiffany&Co."という夫婦共通のイメージがあったため、他のブランドと検討することもなく決まりました。
私も夫もミル打ちのデザインが気に入ったため、夫婦で同じデザインのミルグレインに。
私のリングにはダイヤモンドが埋め込まれています。私の指は関節が少し目立つので、指輪の存在感が出るように細すぎない3mmのリングにしました。骨格上、着けていると指輪が回ってしまいますが、均一のデザインのため気にすることなく着けていられます。
サイズは6号、夫が13号です。
Q&A先輩花嫁に質問
二人らしさとは
『笑顔あふれる温かい雰囲気』
最初から最後まで笑顔が溢れていました。
感動で泣くかな?と心配していましたが、そんなことは全くなく、私たち夫婦らしい笑顔いっぱいの結婚式になりました。参列した家族も自然を笑顔がこぼれ、両家の雰囲気を象徴する温かくて楽しい式となった気がします。
結婚する前から、二人の決め事は必ず一緒に考え、各々が感じたことは良いことも悪いこともシェアしながら生活しています。準備を進める上でも、ここはどうしようか?こうしたら良いか?など悩む場面がたくさんありましたが、その度に二人で話し合いお互いの意見をシェアしたため、二人が納得する結婚式ができたんだと感じます。
嬉しかった参加者の反応
参列した家族のみならず、モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパに宿泊している方たちが「Congratulations!」と声かけしてくれたことです。
ガーデン挙式の会場は、一部の棟のテラスから見下ろせる場所でした。
早朝の挙式にもかかわらず、いくつもの部屋から宿泊者の方が、私たちが楽しそうに写真を撮ったり話したりする様子を見ていて「Congratulations!」と拍手をしてくれました。
また「What a beautiful bride!」と話しかけてくれるおばあちゃんもいて、改めてハワイの優しい雰囲気とザ・モアナチャペルでの挙式の良さを感じました。
私にとって結婚とは
『一人ではできない決断と行動ができる!』
性格も思考も正反対の夫と私。だからこそ、同じ体験をしても感じることが違うのでいつも発見を与えてくれます。もちろん、普段の生活の中でのズレ「ここはこうじゃないでしょ!」と相手の行動に納得できないことやイライラはありますが、それは当たり前。
育ってきた環境も背景も異なる二人だからこそ、思ったことはちゃんと伝える、嫌なこともちゃんと伝えることで、相手のことを知ってひとりでいるよりもさらに良い解決策を見つけられる気がします。
結婚式をしてよかった点は、家族の前でちゃんと「夫婦になった」と示せたこと。
私たちは、3年間の同棲後に入籍。当時はコロナ禍で結婚式もすぐに考えてはいなかったため、夫婦を感じることなく、正直なところ彼氏彼女の延長線のような感じでした。
そのため今回の結婚式は、家族のためだけではなく、自分たちのためにも、改めて夫婦になったんだと感じることができてよかったと思っています。
後悔していること
チップを入れるポチ袋を日本で買っていけばよかったです!
挙式当日にヘアメイクさんやカメラマンさんにチップをお礼の渡すときにポチ袋に入れて渡せたらよかったな〜と思います。
前日の打合せでチップや相場について聞いていましたが、ちょうどいい袋がなく、結局当日現金をそのまま渡してしまいました。「そのままですみませんーー!」と言って渡し、特に嫌な顔をされたわけでもなく、お互い気持ちよくお礼が言えたので、"失敗した"というほどではないですが(笑)
可愛い袋に包んで渡した方がよかったかな〜というくらいです。
やりたかったけれど諦めたこと
◯フラワーシャワー
先輩花嫁さんたちの写真を見て、自分たちもやりたいな〜と考えていました。
生花は高いので、コンフェッティシャワーを持ち込みたかったのですが、持ち込みNGだったので諦めました。
改めてフラワーシャワーをやりたいと思った理由を夫婦で掘り下げたところ、行き着くところは「写真映え」だったので、写真のためだけなら削ってもいいよね、となりフラワーシャワーなしで最終決定しました。
◯レイセレモニー
生花のレイは高いので、リボンレイの持ち込みを検討していましたが、最終的にはレイなしとなりました。
挙式のみパーティなしのプランで、レイを着ける時間がほんのわずかなことから夫婦で話し合いの末ナシにしました。その分、家族でいろんなパターン写真を撮る時間が増えたので、後悔は全くナシです!(^^)
節約のための工夫
挙式のみパーティなしのプランにしたこと!
あえてパーティを外し、挙式のみに振り切ったことで大幅な節約になりました。
パーティをしない代わりに、挙式後のランチとディナーはそれぞれ事前に予約したレストランに行き、みんなで一緒に食事をしました。
昼も夜も、全員が好きなものを好きなだけ頼み、お腹いっぱいになるまで食べて飲んだにもかかわらず、"パーティあり"で見積もってもらった金額よりはるかに安かったです。
もともと両家の仲が良く、年に数回はみんなで飲み会をする関係性だったので、ハワイのカジュアルでローカルな雰囲気が味わえるレストランで食事ができてよかったです!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
リゾート挙式は、結婚式だけでなく現地での旅行も楽しめるので大切な人たちと素敵な思い出を残すことができます。
特にハワイは、季節問わず暖かく治安が良い上に日本人旅行者も多いので、海外旅行に不慣れな人にも易しく、高齢な親族でも安心して旅行を楽しめる気がします。
私たちを担当してくれたプランナーさんは大のハワイ好きだったので、オススメなお店や観光スポットをまとめたマップを作ってくださり、ハワイについて色々教えてくれました!
挙式の準備のみならず、家族と一緒に行くハワイ旅行をいかに満喫できるか、協力してくれたのでとても感謝しています。
挙式だけでなく、大切な人たちと現地を満喫する方法もプランナーさんにアドバイスをもらってみてください!