kanchaaan
私たちもゲストも、食べることやお酒が大好きなので、食事やお酒を存分に楽しんでもらえるような工夫をしつつ、アットホームで温かい式にしたいと考えていました。
これを叶えるために、式場を選ぶ際の決め手となったポイントは3つあります。
1つ目は"人"です。
4箇所式場を巡りましたが、The Place of Tokyoが一番スタッフの質が高く、スタッフ全体の連携がきちんとできており、潤滑に運営しているように見えました。見学で担当してくださるプランナーさんは、どの式場も概ね良い方でしたが、大抵の場合、当日までのプランナーさんと契約時のプランナーさんは異なるので、他のスタッフの動きを注意深く観察していました。
The Place of Tokyoでは教育がしっかり行き届いているように感じ、私の場合は、当日まで担当してくださったプランナーさんも本当に仕事のできる素敵な方で、安心して任せることができました!
そして、どこの式場よりも、契約時からこちらの要望をなるべく反映した見積もりを作ろうとしてくれているように感じました。こちらの要望通り、最初の見積もりからそれなりのランクの食事をつけてくれた点もとても好感が持てましたし、契約時の金額交渉ではかなり厳しいお願いをしてしまいましたが、最初から無理と断るのではなく、現実的な折衷案を出してくれたことも、良かったです。
2つ目は"料理"です。
本当に美味しくて、この料理をゲストにぜひ食べて欲しいと感じました。
3つ目は"挙式会場"です。
私の大好きな東京タワーをこのような角度から見られるなんて!と感動しましたし、この景色を大切な人たちにも見てほしいと思いました。
以上の理由から、The Place of Tokyoで結婚式を挙げることに決め、ここで結婚式ができて本当に良かったと思っています。
挙式
ゲストは80人程度でしたが、席はほぼ満席でした。
バージンロードを歩く練習や、ブーケの位置、ベールをあげる練習など、当日はそんなにできないので、事前に二人でよく練習しておくことをおすすめします。
本当にあっという間の式でしたが、The Place of Tokyoの人前式スタイルは感動的で、とても素敵です!結婚式に何度も参列した経験のあるゲストからも「こんな結婚式初めて!とても印象的でうるっとした」と言われる程だったので、こちらで挙式する方には絶対、人前式をおすすめします!
天井がガラス張りになっているため、東京タワーを下から眺めることができる唯一無二の挙式会場で、挙式当日に見た東京タワーは一生忘れないと思います。
披露宴パーティ
温かく、落ち着いた雰囲気のラグジュアリーな会場です。オープンキッチンとグランドピアノが設置されており、ピアノの生演奏を楽しむことができます。披露宴は、挙式会場と雰囲気を変えたかったので、あえて東京タワーが見えない会場を選びました。
コンセプトやこだわったこと
自分がゲストとして参列した時に、何が印象に残っていたかやどんなことが嬉しく感じたかを考え、自己満な式にしたくなかったので、何でも「ゲスト目線で決める」ことを意識しました。
そこでまず、料理にはこだわりました!
自分自身、友人の結婚式に何回も参列していますが、印象に残っている式はどこもご飯が美味しかったため、料理が美味しい式場を選ぶことと、料理には絶対にケチらずお金を出そうと夫と決めていました。
日頃の感謝の気持ちを込めて、美味しいものをたくさん食べて欲しかったので、上から2番目のコースを選び、味わって食べて欲しいという思いから、余興として「お肉の格付け」を行いました。
さらにテーブルラウンドでは「ビールサーブ」を行い、私の地元の銘菓であるハラダの「ワインに合うラスク」をおつまみとして振る舞いました。格付けもビールサーブもとても盛り上がり、予想を超える勢いで楽しんでもらえていたようで、私たちも大満足です!
他にも、ゲストに気持ち良くお酒を飲んでもらう配慮として、化粧室にウコンを設置し、送賓の際にはプチギフトでチェイサーとして、サンクスウォーターを渡しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- FOURSIS & CO.
FOURSIS & CO.で選んだAalto(アールト)というドレスです。ドレスはどれが良いのか全く分からず、試着に行くのが毎回憂鬱で、結婚式準備の中で唯一鬱々とした気持ちになる程でした(笑)
あまりにも決められないので、KOYUKIさんというウェディング専門のイメージコンサルタントにドレス診断をお願いして、ほぼほぼお任せで決めましたが、結果的には大正解でした!!
KOYUKIさんにおすすめされたAalto(アールト)は、ソフトマーメイドのデザインで、身長が156cmしかない私には似合わないのではないかと思いましたが、実際に着てみると試着したドレスの中で不思議と一番しっくりきました!
胸元のリーフレースがとても可愛らしく、でも甘すぎず、好み的にもドンピシャなデザインで即決でした。KOYUKIさんに出会っていなければ、納得のいくドレスに出会えず、鬱々としたままだったと思うので、KOYUKIさんに出会えて本当に良かったです!
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- FOURSIS & CO.
こちらもFOURSIS & CO.で選んだ、GIGI(ジジ) というイエローのドレスです。
カラードレスも本当に悩み、何着も試着しましたが、最終的にはウェディングドレス同様、KOYUKIさんのドレス診断結果をもとに選択しました。
淡い色はあまり好みではないのですが、パステルカラーの黄色がよく似合うとおすすめされたので試着してみると、どの色より顔色が良く見えました!最初に着たプリンセスラインのイエロードレスは、お値段的にも可愛く、顔色も良く見えたのですが、私にはラブリーすぎて似合わず、AラインのドレスGIGI(ジジ)に落ち着きました。
当日大多数のゲストからは、その色を選ぶとは思わなかったと言われましたが、とても似合っているとお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。
SHOESシューズ
少しでもマーメイドドレスを美しく着こなしたかったので、12cmヒールの白いシューズを選びました。ドレスショップでレンタルしたものです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
普段からショートカットで過ごしており、髪を伸ばすか悩んでいたのですが、KOYUKIさんからショートボブが似合うと言われたので、伸ばさずに当日を迎えました。これも結果的に大正解で、マーメイドドレスにショートボブは、我ながらとても良い感じだったと思います。
メイクに関しては、ピンク&オレンジ系の色合いでまとめ、ファンデーションがほうれい線に溜まりやすいので極力薄く、クマ隠しは念入りに、と注文しました。その分、肌管理は当日まで丁寧に頑張りました!
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスには髪型に合わせて、3連になっているパールのピアスをつけました。
カラードレスではゴールドでシェル型の大ぶりなピアスにチェンジしています。
ネックレスはバランスを考えて、あえて使用していません。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ヘッドドレスは似合わなかったのであえてつけず、ウェディングドレスの時には、パールシールをつけてスッキリとしたボブにまとめました。
カラードレスでは外はねにしてもらい、金箔とゴールドのヘアピンを使っています。
NAILSネイル
職業柄ネイルをすることが難しいので、ネイルチップをウェディング用に作成しました。秋らしくオレンジ+ゴールド系で大人っぽくまとめてもらい、本当に可愛くてお気に入りです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フローリストは日比谷花壇の若月佑香さんにお願いしました。
装花は、オレンジ×くすみグリーンをメインに使用しています。オレンジのマーガレットやオレンジの丸いとうがらしの実、ユーカリ、パンパスグラスなど、ナチュラルで秋らしいお花で揃えてもらいました。
また、なるべく値段が跳ね上がらないように、キャンドルなどを設置し、お花がそんなに多くなくとも寂しくならないように工夫をしています。
花の名前に詳しくなくて、うまく説明できなかったですが、当日は全てがイメージ通りで、自分の好きなものが詰まっており、ただただ感動しました。
予算感も伝えていたのでまさかあの値段で、ここまでイメージ通りの装花に仕上げてもらえると思わず、衝撃を受けました。大満足です!
FOODお料理のこだわり
ゲスト全員が満足できる、質と量の両方を満たすことを意識し、上から2番目のコースを選びました。秋らしさも取り入れた、箸で食べられるコース料理で、年配のゲストも食べやすい料理です。
両家両親にも事前にコースを食べてもらい、花丸をもらっていたので、当日は絶対ゲストに楽しんでもらえると確信していました!
「料理が美味しすぎて、テーブルのみんなで味わいながら食べてた」と友人ゲストから言われる程で、前菜からメイン料理のエビや肉、パンまで全て大好評でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
結婚式全体のテーマカラーであるオレンジ×くすみグリーンを意識しつつ、大好きなオレンジをふんだんに使った爽やかなケーキです。3段のケーキで、上から下に流れるようにオレンジの輪切りとミントをちらしてもらい、ケーキトップには東京タワーのマジパンを乗せてもらいました。
WEDDING FAVORS引出物
遠方からのゲストや年配のゲストも呼んでいたため、引出物は後日郵送するシステムを活用することにしました。外注でPIARYのヒキタクを利用して、ゲストに合わせて贈り分けしました。
*親戚
6000円程度のカタログギフト・バームクーヘン・鰹節のおつまみ
*女性友人ゲスト
4000円程度のカタログギフト・バームクーヘン・鰹節のおつまみ
*男性友人ゲスト
4000円程度のカタログギフト・ブラウニー&フロランタン詰め合わせ・鰹節のおつまみ
外注したことで10万円ちょっと節約になりました。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはPIARYのサンクスウォーターです。
お酒を楽しんでもらった後のチェイサーにもなるかなと思い、最初からプチギフトは水にしようと決めていました。
プランナーさんにおすすめされた東京タワーで販売している東京タワーの形の水も素敵だったのですが、プチギフトにあまりお金をかけたくなかったので、安くて可愛かったPIARYのサンクスウォーターを選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
I-PRIMO(アイプリモ)の婚約指輪です。
ダイヤはそのまま、指輪のデザインは後日一緒に選び直すことができるというものを選んでくれたので、プロポーズ後に一緒にデザインを見に行きました。
プレゼント選びが苦手な夫が何度も足を運び、たくさん考えて選んでくれたことがとても嬉しく、大切にしています。
WEDDING RING結婚指輪
こちらもI-PRIMO(アイプリモ)のケイローンという指輪です。
何回も何回も足を運び婚約指輪を悩み続けた夫に、根気強く付き合ってくれたスタッフの方から結婚指輪も買いたいと思い、I-PRIMOにしました。
結婚指輪はお互いに相手の分を購入し、贈り合いました。指輪の内側にはダイヤモンドを入れ込むことができると言われ、お互いに相手を思いながら選んだダイヤモンドを指輪にはめ込んでもらいました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式での新郎母から新郎へ向けたメッセージです。
司会者が代読した新郎母のメッセージを聞いて、両親からとても大切に育てられてきたんだなと思いつつ、家族になったことを改めて実感し、なんだかジーンとしました。不思議と実母からのメッセージより義母のメッセージが刺さり、入場前から予期せず泣いてしまいました。
二人らしさとは
「二人らしさ」というと難しいですが、私たちはいつも話し合うことを大切にしています。結婚式を挙げると決まってからも、どんな結婚式にしたいか双方の希望をたくさん話し合って決めていったので、お互いのらしさが出た結婚式になったのではないかと思っています。
嬉しかった参加者の反応
「こんなに笑った結婚式は初めて」
「笑いあり、涙ありでとても温かく良い式だった」
などの言葉をもらいました。
ゲストには私たちを見て微笑ましいなという思いで笑うのではなく、口角が痛くなる程全力で笑い、心から楽しかったと思ってもらえるような式にすることが目標だったので、ゲストからの反応に、とても嬉しくなりました。
私にとって結婚とは
結婚とは人生を豊かにするものだと考えています。
元々結婚願望はあまりなく、結婚しなくても自分のことは自分で幸せにできると思っていましたし、楽しく生活していけると考えていました。でも結婚したことで、楽しいことや嬉しいことは倍になり、嫌なことや不安なことは半減したように感じています。
一人でも絶対に楽しい人生だったと思いますが、一人の時よりも人生が幸せに感じられているのは夫のおかげだと思うので、夫と出会い結婚できて本当に良かったなと思います。
後悔していること
親族とあまり写真を撮れていないことが、一番の後悔ポイントです。友人は高砂の方にたくさん来てくれたので、いっぱい写真が撮れているのですが…。
テーブルラウンドで写真が撮れると思い込んでいたのですが時間の関係上、なかなか厳しくその辺の動きや、親族と写真を撮るための工夫をしっかり式場スタッフと話し合っておけば良かったと後悔しています。
あとは司会者との打ち合わせをもっと詰めておけば良かったかなと思っています。ムービー作成などは基本的には私が作成はしたものの、夫にも手伝ってもらいながらだったのですが、当日上映時に「新婦が作成した…」というような言い方で紹介してくださったため、ゲストから「新郎は非協力的だったの?」と後日言われてしまい、実際には二人で協力しながら準備を進めていたので、ゲストによっては非協力的な夫と思われてしまったのかと思うと、何とも言えない気持ちになりました。
打ち合わせ後にメールでやりとりしている時にも、なんとなく違和感を感じていたので、もっとしっかり話を詰めて、誤解が生じないようにしておくべきだったと感じました。
やりたかったけれど諦めたこと
特にありません!
やりたいことは基本的に全て詰め込みました。
節約のための工夫
持ち込み無料のものが多い式場なので、持ち込めるものは持ち込んで節約しました。
*ペーパーアイテム・引出物・両親プレゼント
→PIARYで外注
*ムービー類
→minneとココナラでテンプレートを購入し、パワーポイントにて作成
*小物類
→楽天やAmazon等で注文
*フラワーシャワー
→ダイソーにて花びらを購入
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
契約前にたくさんたくさん情報を集めてください!本当にそれにつきると思います。そして、契約の時からやりたいことはどんどん伝えてください。あとから言うと、どんどん予算が跳ね上がります。
また、式場見学する時はいろいろなウェディングサイトや公式ホームページをチェックして、自分にとって有益な特典があるところから申し込んでください。どの式場も、サイトによって特典内容が結構異なります!
持ち込み料は式場によって全然違うので、何が無料で持ち込めるのか、持ち込み料がかかる場合はいくらなのか、よく聞くことをおすすめします。
ペーパーアイテムは外注でかなり安く作れますし、持ち込み料無料なところが多いので、ペーパーアイテムを無料にしてもらうくらいなら、別のものを特典としてつけてもらった方が良いと思います。
私はたくさん情報収集して、節約できるところは節約しましたが、それでも当初の見積もりから200万近く上がりました。見積もりが上がったことに関しては妥当だと思っていますし、削りたくないところでもあったので、私は大満足していますが、人によってはこんなはずじゃなかった...と思うかもしれません。お金のことで後悔しないように、たくさん情報収集して、夫婦でたくさん悩んで、たくさん話し合って決めてください!
私たちがThe Place of Tokyo良かった!と思う一番のポイントは、素敵なプランナーさんに巡り合えたことです。心配性で細かいところまで気にしてしまう私たちは、打ち合わせのたびに毎回いくつも質問を用意して臨んでいましたが、全ての質問に対し、丁寧かつたくさんの情報をくださり、大変助かりました。次回何を準備すれば良いか、分かりやすくまとめたメールをその都度くださり、その配慮にいつも感動していました。本当に仕事が早く、丁寧で、信頼できるプランナーさんで心強かったです。
私の性格上、他のプランナーさんだったら不満や不信に感じることもあったのではないかと思いますが、本当に非の打ち所がない方でした。夜遅くまで対応することも多く、大変な仕事だと思いますが、最後まで寄り添ってくれたことに感謝しています。
また、式場見学の際には、私たちの好きなものを聴取されたのですが、その後コースターをひっくり返すと、私たちが好きだと言っていたものを貼っていてくださり、おもてなし精神と言いますか、サプライズ力にとても感動しました!そのコースターは記念として、今も取ってあります。
そして、私たちも結婚式の際に取り入れさせてもらい、友人ゲストのメッセージカードの裏にそれぞれのゲストの好きなものを貼っておくという、プチサプライズをさせてもらいました。ゲストにも結構好評で、お互いに裏面を見せ合いながら楽しんでくれていたようです。