a.o._.fam
今まで別々の人生を歩んできた2人、別々に築きあげてきた伝統を、これからは2人で紡いでいく。
多くの方との出会いを通し、学んだこと 大切な思い出 大切な方達と過ごした一瞬一瞬が私たちの伝統となっている。
そんな時間を与えてくれたゲストに見守られて、家族として歩み出す日を過ごしたい。そして感謝を伝えることができたら。
そんな想いを隠れテーマ
〜 On with the tradition〜 という言葉に重ねました。
会場装花のテーマは春のお庭。庭園の桜を生かしつつ、春の色とりどりな雰囲気を大切にしました。
挙式
和婚の人前式である和婚式会場。
家族のありがたみを改めて感じることができる時間を過ごせます。
なにより、今までお世話になった方に向けて自分たちの言葉で感謝を伝えることができます。
家族、友達、先輩…今までお世話になった方達と共に過ごす挙式の時間。
結婚式という大きな節目をより思い出深い時間にしてくれる空間です。
光の差し込む木の空間もとても暖かいです。
披露宴パーティ
八芳園の見どころである庭園からの入場が可能です。
大きな桜のあるお庭からの入場、桜の時期にはそれだけで大きな演出です。
桜のライトアップと庭園に並べたキャンドルはゲストにも好評でした!!
品のある豪華さがあり、和洋どちらとも相性のいい会場です。
コンセプトやこだわったこと
空間演出としての会場装花にこだわりました。
日本の四季の中でも華やかな春を感じてもらいたい…そして、和の庭園でもなく、洋風なガーデンでもなく、日本の家庭のお庭のようなイメージになるよう、色合い・組み合わせ・高低差・お花の種類にこだわり、会場に入った時に、「わぁ!」と思っていただけるような空間を目指しました。
ゲストが観客の時間だけで終わらないように…意識をしました。各方面から集まっていただいていますが、ムービー・挨拶・各卓演出等の中で、知っているエピソード、一緒に笑ったりうるっと涙したりできる…そんな時間が全員に訪れるように工夫をしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
八芳園提携
曽我 白無垢
刺繍が綺麗なもので、真っ白感を出したかったため、赤ふきのないものを選びました。
桜の時期の挙式のため、桜の刺繍・桜の部分のみほんのりピンクが色付いているものを選びました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
八芳園提携
曽我 色打掛
色打掛も刺繍が綺麗なものを重視しました。
古典柄の着物が好みのため、刺繍の柄も重視しました。
華やかな会場に合うように選びましたが、色の主張が強すぎない着物であったため、会場装花にも溶け込みやすかったかなと思います。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
アントニオリーヴァ
ウェディングドレス(八芳園提携ショップ内)
"チュールなし・シルクの質感、Backの空きが広めのもの、編み上げなし"という希望の中から探しました。
八芳園のプランを使いたかったため、提携ショップ内からの選択でしたが、ちょうど大好きなアントニオリーヴァーの取り扱いがあったため、即決でした!
シルクの質感・立体感、Backスタイルがお気に入りです。
SHOESシューズ
身長・ドレス丈に合わせて、ヒールの高さが必要だったため、会場でレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
クラシカルな雰囲気が出るようにしました。
〈和装〉
新日本髪&鼈甲簪をたくさん、アクセントとして手作りの玉簪もつけました。
メイクもシンプルに目尻にピンクのポイントを入れました。
〈洋装〉
ドレスの質感に合わせたヘッドアクセサリーをメインに、顔周りはすっきりとまとめました。
メイクは同じくシンプルにし、リップの色だけをややくすみカラーに変更しました。
ACCESSORIESアクセサリー
クラシカルな雰囲気が崩れないように、大好きなヴィンテージのピアス、一粒ダイヤのネックレスでシンプルにまとめました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
〈和装〉
和の雰囲気を大切にし、鼈甲簪をボリュームが出るように重ね付けしました。
色のアクセントとして手作りの手毬簪をプラスし、可愛らしくなりすぎず、品のある豪華さを目指しました。
〈洋装〉
ドレスの雰囲気に合わせて、同じ質感のCA4LAブライダルのヘッドアクセサリーをつけ、ロイヤルファミリーのヘッドハットのような立体感をイメージしました。
NAILSネイル
和装、洋装、会場にも合うような、かつシンプルなものになるよう、ゴールドの塗りかけネイルに華奢なワイヤーやストーンを入れてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
春のお庭をテーマに、メインのお花や色を寄せることなく、春のお花・色をたくさん混ぜることを意識しました。
色がボケないように、色合いがまとまるように、各色の細かい色合いを確認しました。
和洋どちらにも偏らないように、苔の質感やゼンマイ、生け花風なシルエット、空間全体のバランスとして、高さのある木も使いました。
式場提携のショップにお願いしました。
FOODお料理のこだわり
八芳園の出汁が大好きなため…出汁の美味しさが伝わるメニューのあるもの、胃に負担がかからないが満腹になれるもの、を重視しました。
既存のコースから大幅な変更はありませんがパフォーマンス料理があるため、中座中に楽しめたようで良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキはイミテーションでないもので、フラットでないものを選びました。
和装の際には日本酒升タワーを行いました。
WEDDING FAVORS引出物
親族含め、縁起物は入れておりません。
大まかに女性・男性で分けましたが、相手によって振り分けております。
主賓…それぞれの品を選びました。
女性陣…イッタラのグラスセット
男性陣…ビールグラスとお皿のセット
夫婦参加等…イッタラのボールセット
引き菓子は八芳園のkikiチョコレートです。
PETITE GIFTSプチギフト
軽くて帰り道にさくっと食べられるくらいのもの…と考え、会場提携内からポップコーンを選びました。
(食品関係の持ち込みは不可のため)
ENGAGEMENT RING婚約指輪
私が大好きな、CHANELファインジュエリーのカメリアコレクションです。
WEDDING RING結婚指輪
彼も大好きなブルガリで揃えました。
全くお揃いではないですが、フェディシリーズ内でまとめました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
瞬間のエピソードを選ぶのは難しいですが… 大好きなゲストに祝福してもらえたことです。
色々な表情や祝福の言葉をいただく中で、今までの思い出や想いを共有することの出来る時間を持てたこと、なにより私たちの大切な節目を一緒に過ごすことができ、2人の伝統のスタートに大好きなゲストが携わってくれたことに、テーマが叶ったような気がして嬉しかったです!
二人らしさとは
私たちは共通の趣味など、2人というまとまりを表現するものは特にありません。
それぞれ個性の強い私たちそれぞれが、自分らしさを出せること、それが私たちらしさかな…と思っています。
結婚式という特別な時間ではありますが、ゲストの方達に、いつもと同じ笑顔を向けることができたり、新郎新婦それぞれのこだわりが伝わったり…お互いのゲストに自分らしかったと言ってもらえること、そして、結婚式という時間を通して新郎のゲストに新婦のこと、新婦のゲストに新郎のことが伝わること。
そんな時間を持てることが2人らしいかなと思います。
私にとって結婚とは
今まで違う環境で違う時間を過ごしてきた2人が、家族として同じ時を紡いでいくことです。
たくさんの方達と出会い、たくさんのことを経験し、どこかで何かが違っていたら、2人が紡ぐ時はまた違っていて、そして2人が出会うこともなかったかもしれない…そんな素敵な偶然が起きたのは、家族を含め、今までお世話になった方達のおかげです。
ゲストにお声がけをする、ムービー等を作る中で思い出を振り返る、こだわって空間やアイテムを選ぶ・作る…準備時間を通して、ゲストへの思い、自分たちのこだわりたい内容が出来上がった背景・経験等、今までの自分を振り返るきっかけのひとつだと感じています。
結婚という節目を通して、今までの生活・周囲への感謝を改めて感じることで、夫婦としての相手への感謝・かけがえのない存在であることを実感することができたと思います。
後悔していること
最終的には自分のコンセプトを見出すことができたかな、と思っていますが… たくさんの情報がある今、ああしてみたい…こうしてみたい…色々と比べてしまい心が狭くなってしまう時間もありました。
色々なキラキラに憧れることは誰にもある当たり前のことだと思います。
でも、1番喜んで欲しい存在・伝えたい存在、伝えたい思い・作り上げたい時間、忘れることなく準備が出来たら、準備期間がもう少し心にゆとりを持てたのかな…と思います。
やりたかったけれど諦めたこと
全てが叶うわけではないので大きな後悔はありません。
1番は、もっともっとゲストとお話しする時間があればよかったなーと思います。
あとは、ウェルカムスペースの準備に時間を割けなかったことです。
節約のための工夫
当日以外に八芳園での写真を撮る機会をどうしても作りたくて、リハーサル兼写真撮影ができるTBPを利用するために衣装は式場プランを採用しました。
ウェルカムスペースの小物は家で使っているお気に入りのもの、もしくはこれから使いたいものを中心に採用しました。
ペーパーアイテムやテーブルアイテム等は手作りのものも多く取り入れました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
私の後悔ポイントと同じですが…
たくさんの情報がある今、ああしてみたい…こうしてみたい…色々と比べてしまい心が狭くなってしまうこともあるかと思います。
また、決め兼ねれずモヤモヤしたり、気に入ったものに先約があったり…。
でも、今までの人生のようにめぐり合わせってあると思います!
当日の思い出が素敵になれば、自然と1番のお気に入りのアイテムになります!!
時間がなくてキリキリしたり、伝わらない…ってモヤモヤしたりもあると思います。
忙しくて準備が出来ない時も仕事を頑張れていれば後悔は残りません。
上手く伝わらない部分があっても、最善の努力をしていると妥協できる部分も出てきたりします。
1番喜んで欲しい存在・伝えたい存在、伝えたい思い・作り上げたい時間… そんな自分自身にしかない想いを大切にしながら、最高の1日になるといいですね☆☆
そして、情報が多い今、困った時は助けてくれる方もたくさんいます!
結婚式を機にまた新しい出会いもたくさんあります。せっかくの一大イベント!
たくさんのhappyと出会うことができるといいですね☆☆