km_ourweddingday
「これまで自分たちを支えてくれた人たちに感謝を伝えたい」
思っていてもなかなか言葉や行動で伝えられない感謝の気持ちを、結婚式の場だからこそ改まって表現できるのではと思い、結婚式を「ありがとうを伝える日」にすることに決めました。
私たちが感謝を伝える場に求めたことは、ゲストがリラックスできる日常に近い空間であることです。豪華な装飾よりも日常を感じられる空間の方が、自分の気持ちを素直に表現できると考えました。
そんな時に偶然出会ったのがMAYAです。MAYAはまさに私たちが求めていた"日常が感じられる空間"でした。結婚式を挙げる場であることを忘れてしまうほど、温かみのある居心地の良い空間が広がっていました。
「家」としての居心地を大切にしているMAYAで、大切な家族や友人に私たちの家に遊びに来たときのように、ゆっくりくつろいでほしい、お酒を片手に美味しい料理を楽しんでほしい、心置きなく楽しんでほしい、そして日頃の感謝を伝えたいと思いました。
これが、私たちがMAYAを選んだ理由です。
挙式
挙式会場は、お庭と畳のお部屋のどちらかを選ぶことができます。お庭には四季折々の自然が広がっており、安らぎと癒しを届けてくれます。
私たちの挙式は、ゲストに結婚の証人となってもらう人前式を選びました。夫婦2人で手を繋いで入場し、6つの誓いの言葉を2人で読み合い「植樹の儀」を行いました。
「挙式だからこうしなければならない」がMAYAには一切ありません。私たちも決まった枠にとらわれず、自分たちらしい挙式は何か?ということに真剣に向き合いました。真剣に考える時間があったからこそ、私たちらしい笑顔が絶えない時間になりました。
披露宴パーティ
披露宴会場であることを忘れるほど、古民家ならではの温かみのある居心地の良い空間が広がっています。自然と人たと人の距離が近づき、知らないゲスト同士も仲良くなってしまうような温かい空気が流れていました。
私たちの披露宴ではできるだけゲストと気軽に話せる距離感でいたかったので、高砂は設けずにゲスト卓の中に席を用意しました。
披露宴中は自由に移動をしゲスト卓を回っていたので、席に座っている時間はほとんどありませんでした。「こんなに動き回る新婦は初めて見た」と言われるほどです!笑
コンセプトやこだわったこと
MAYAでは挙式や披露宴のやり方に縛りがないので、自分たちで構成を創り上げることができます。
私たちは構成を考える上で以下の2つのことを大切にしていました。
①私たちの家に来た時のようにゲストをもてなしたい
②ゲストに普段伝えられない感謝の気持ちを伝えたい
その上で特にこだわったポイントは以下の通りです。
・自分たちの家に招いた時と同じように、受付と披露宴の司会は新郎新婦で行う
・ゲストを紹介する場を設け、関係性やエピソードを話す
・ケーキセレモニーにて、友人ゲストへのサプライズサンクスバイトを行う
・メッセージムービーでゲスト全員に感謝を伝える
・イベントは最小限にし、ゲストとの歓談の時間を確保する
また、ウェディングアイテム制作もこだわりました!オリジナリティを出すために夫婦のイラストを制作し、プロフィールブックやウェルカムボード、引き出物を入れるマルシェバック、オリジナルWebサイトにて活用しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Nuance
パフスリーブドレスです。
パフスリーブのポワンとした袖やハリがある生地感、ナチュラルな雰囲気でシンプルなシルエットに完全に一目惚れでした。
ドレス選びの1軒目でお気に入りの1着に出会えて嬉しい反面「他のお店も見たほうが良いかな」「1軒目で決めちゃって良いかな」といった考えが頭をよぎり、ドレス探しを続けましたが、このドレス以外に着たいと思えるものは結局見つかりませんでした。
結果的に、私のドレス探しは早々に幕を閉じましたが、こんなにも早い段階で運命の1着に出会えた奇跡に感謝しています。
SHOESシューズ
お庭用:ボタンフラットシューズ
室内用:モロッコ・バブーシュ
歩きやすさを重視しつつ、古民家に馴染むようなホワイトベージュの色味の靴を選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
外ハネボブで、毛先はオイルをたっぷりつけてウェット感を出してもらいました。普段のヘアセットに近い形が一番しっくり来たので、特別なアレンジはしていません。
ACCESSORIESアクセサリー
ドレスに合わせてイヤリングもNuanceで、ゴールドの葉っぱのものをレンタルしました。トータルコーディネートを考えた時に、ヘアセットにはアレンジを加えなかった分、イヤリングは主張しすぎない程度で気持ち大きめのサイズを選びました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
生花(雪柳)を左サイドに着けてもらいました。
ブーケにも入れていただいた大好きな雪柳。小花と枝感がたまらなく可愛いです!
NAILSネイル
ボルドーのワンカラーネイルです。
ドレスやヘアメイク、ブーケなど、トータルでコーディネートを考え、差し色がほしかったのでボルドーにしました。結婚式の3〜4ヶ月前からボルドーの細かい色味の調整をネイリストさんと行いました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
会場全体のイメージを左右するといっても過言ではない装花の打合せなので、しっかりと自分たちのイメージを伝えられるように夫婦でお花屋さんに足を運び、イメージを膨らませ、たくさん話し合いました。
<実際に伝えたこと>
・白と緑を基調とした色味
・ブーケには白のチューリップを入れてほしい
・ブーケ、テーブル装花、ヘッドセットに雪柳を使いたい
・くねくねとしたアリウムを使いたい
・お庭に桜を飾りたい
・生花のフラワーシャワーを準備してほしい
・サンルームに置く用の植物を準備してほしい
想像を遥かに超える素敵なブーケと装花を作っていただき、心の底から嬉しい気持ちになりました。
フラワーショップは苔丸さんです。
Instagramアカウント:kokemaru_kusabanaya
MAYAから紹介してもらいました。
FOODお料理のこだわり
内覧会の時にお料理をいただきましたが、MAYAこだわりの品々は全てとても美味しくて、MAYAを即決した理由の一つでもあります。
結婚式のコンセプトにて「ゲストの方々に飲み物を片手に美味しい料理を食べてもらいたい」ということを挙げていたので、MAYAならそれを叶えることができると確信しました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキはMAYA経由で@cakeshop_mieさんにお願いしました。
どんなデザインにしたいか、たくさん探してみましたが、なかなかピンとくるものがありませんでした。そんな中、唯一夫婦共にピンときたデザインが@cakeshop_mieさんのケーキです。
シンプルなデザインながら、さりげないおしゃれさがとても可愛いです!!
季節のフルーツであるブラッドオレンジを丸ごと上に乗せてもらうようお願いしました。
WEDDING FAVORS引出物
友人ゲストには引き出物を選ぶ工程も楽しんでもらいたい!と考え、引き出物マルシェを開催することにしました。題して「ありがとマルシェ」です。
クッキー缶と雑貨の中からそれぞれ一つずつ選んでもらえるよう、プロフィールブックに紹介文を記載しました。私たちが試食して本当に美味しいと思った4種類のクッキー缶と、雑貨は思い入れのある品やお店から厳選した5種類を用意しています。
当日は本物のマルシェのように机の上に並べ、新郎新婦からゲストが選んだ商品を手渡ししました。
引き出物を入れるマルシェバックも自作しました。エコバックとしても使ってもらえるようにシンプルなデザインに仕上げています。
親族にはiihoshi yumikoさんのお皿とAddict au Sucreのクッキー缶を贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
特に準備しませんでした。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪の購入はしていません。
WEDDING RING結婚指輪
ブランド名:Cayof Jewelry
自分が本当に気に入ったデザインの指輪を身につけたいと考えており、結婚指輪は最初からオーダーメイド一択でした。
Cayof Jewelryは職人さんが一つひとつ手間をかけて着け心地、肌馴染み、耐久性など目には見えない部分にもこだわりを持って作ってくださっているため、サンプルで見せていただいたデザインはどれも本当に素敵でした。
素材や色、加工からデザインの細かいあしらいまで全てオーダーメイドで作ってもらった唯一無二の指輪はとってもお気に入りです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
MAYAのスタッフの皆さんの優しさと温かさ、そして私たちがやりたいと思うことに全力で向き合ってくださったことです。
元々、挙式はお昼にお庭で行う予定でしたが、前日の時点で雨予報でした。悔しさと悲しさで、やり場のない感情を抑えるのに必死でした。
そんな中、プランナーさんは私たちの気持ちを汲んでくださり、挙式と披露宴の順番を逆にし、雨が上がる可能性がある夕方に挙式をする提案をしてくれました。
雨予報だから難しいと一蹴するのではなく、私たちの心に寄り添ってくれたことが本当に嬉しかったです。
当日は結局、夕方も雨が上がらず室内で挙式を行いましたが、MAYAの皆さんが私たちのために最後まで尽力してくれたこと、そして何より披露宴が心の底から楽しく幸せな時間だったので、前日の沈んだ気持ちは全て綺麗さっぱりなくなり、挙式も無事に執り行うことができました。
MAYAの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
二人らしさとは
主役はゲストであるということです。
大切な家族や友達には、私たちの家に遊びに来たときのように、ゆっくりくつろいでほしい。また、お酒を片手に美味しい料理を楽しみ、心置きなく楽しんでほしい。そして、日頃の感謝を伝えたい。これが私たちらしさです。
嬉しかった参加者の反応
「時間を忘れるくらい楽しかった」
「結婚式の概念が変わった」
「こんな楽しい結婚式初めて」
「トータルコーディネートが可愛すぎる」
ありがたいことにゲストの方々から嬉しい言葉をたくさんいただきました。
何よりも嬉しいのは、結婚式から数ヶ月経った今でも、両親が会うたびに「本当に良い結婚式だった」と言ってくれることです。
私にとって結婚とは
結婚式をして良かったことは、普段は恥ずかしくて伝えられない両親や友人への感謝の気持ちを、直接伝えることができたことです。
また、結婚式の準備期間を通じて夫婦の絆が一層強まったことも良かったことの一つです。
後悔していること
計画的に準備を進められなかったことです。
結婚式前夜も深夜まで、当日もギリギリまで作業をしていたため、余裕が全くありませんでした…。
せっかく前日からMAYAに宿泊していたのに、ゆっくり過ごせなかったので、計画的な準備の大切さを身にしみて感じました。
やりたかったけれど諦めたこと
やりたいことは全てやり切ったので、諦めたことはありません!
節約のための工夫
こだわり重視で妥協はしたくなかったので、節約らしい節約はできませんでした。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
「なぜ結婚式を挙げるのか?」
その理由を夫婦で納得のいくまで話し合うことで、その後の結婚式のコンセプトややりたいことにつながると思います。
MAYAのプランナーさんは2泊3日の過ごし方について全力で向き合ってくれ、やりたいことを手助けしてくれる心強いパートナーです。「結婚式という形にとらわれず、自由な発想で結婚式を創りたい」そういう方にはとってもおすすめです。
大切な家族や友人とゆっくり過ごされたい方にとっては、古民家ならではの温かみのある空気感の中で家族の歩みを静かに始める場所にぴったりだと思います。