saya0909ki
『感謝と伝統』をテーマに、親族への感謝の気持ちや想いを伝えることを優先しました。
少人数ながらも司会の方を入れたり、乾杯の発声や祝辞をお願いすることで“クラシカルさ”と“厳粛さ”を保てたと思います。
披露宴では、日本酒での鏡開きやケーキカット、箏と三味線の演奏などのイベントも行いました。また、少人数だからこそできる演出を盛り込みたかったので、ムービーには全員の映像を入れて、思い出を綴ったのがこだわりです。
ホテル雅叙園東京は、神殿が室内にあり挙式前〜披露宴まで屋外にでることなく完結できること、神前式にぴったりな和テイストな内装、ホテルなので式後も宿泊や食事に訪れられることが決め手となり選びました。
他にも、私たちが目指すテーマに合っていたこと、見栄えするラグジュアリーな雰囲気、滝のある庭園で写真が撮れることなども惹かれたポイントです。
挙式
和で統一された内装が素晴らしく、入口から雰囲気を味わってもらえるので、和装や神前式を考えている方にはオススメです。豪華絢爛な会場で、和の会場としては見てきた中で一番だと感じました。
また、私が雨女なので、神殿から外を通ることなく、披露宴まで全て室内で行える所もポイントが高かったです。建物全てが美しく、ゲストの方にもそれぞれの会場を目で見て楽しんでもらえると思います。
披露宴パーティ
神殿同様、披露宴会場の内装も素晴らしかったです!
和装が映える会場なので、入場シーンの襖が開く瞬間と和装がぴったり合っていて素敵でした。洋室のドアオープンとはまた違う雰囲気があります。
少人数にも対応した和テイストの披露宴会場は少なく、中々魅力的だと思う会場に出会えていませんでしたが、こちらの“竹林”はとても魅力的でした。
壁と床の色が独特なため、使用するテーブルクロスや装花でイメージがガラリと変わり、コーディネートも楽しめると思います。
コンセプトやこだわったこと
ハワイにて洋装でのチャペル挙式を済ませていたので、日本での結婚式は『和装』&『親族への感謝』をテーマにしました!
少人数だからこそ、ムービーには沢山のメッセージや思い出を綴り、ゲストに感謝の気持ちが伝わるよう、そして喜んでもらえるようにしたのがこだわりです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
神殿での挙式のため、やはり白無垢に決めました。ホテル雅叙園東京で取り扱っているものです。
「シンプルなものを」と考えつつも決め手となったのは鶴の刺繍で、主人の苗字に『鶴』が含まれることから、縁起を担ぐつもりで選びました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
紅白で縁起の良い色であること、私の顔がハッキリとしているため、淡い色ではなく華やかな印象を与えられることから赤の色打掛を選びました。白無垢同様にホテル雅叙園東京で取り扱っているものです。
こちらも鶴のデザインですが、白無垢とは一転してガラリと印象を変えることができたので満足です!
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
白無垢時に綿帽子を被るか、洋髪にするか本当に本当に迷ったので、ヘアメイクリハーサルは2回行いました。
「お鬘を被るのは嫌だけど、新日本髪も嫌…だけど和装っぽい日本的な髪型にしたい!」と希望があったので、洋髪だけども和風っぽく、かつ洋髪ならではの華やかな髪型にしてもらったのがこだわりです。
メイクは日常と変わらない位で仕上げていただきました。
ACCESSORIESアクセサリー
当日は結婚指輪の他にダイヤの指輪をどうしても付けたかったので、指輪交換の邪魔にならないよう右手に付けていました。その他は、和装なので特にアクセサリーは付けていません。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式は綿帽子、披露宴は生花とカンザシを付けました。
披露宴では生花が良かったので、式場提携のお花屋さんにお願いしてダリアを選びました。お着物と同じ赤で華やかさを重視し、小顔効果を狙い大きめなものにしたのがポイントです。
NAILSネイル
やはり白のネイルで、グラデーションにすることで透明感のある指先にしてもらいました。
白無垢でも赤の色打掛でも悪目立ちしないシンプルなデザインにしたのがポイントです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ブライダルフェアの展示を見て主人が気に入った竹モチーフの装花に『ご縁を繋ぐ』という意味を持つ組紐を合わせていただきました。
和なイメージの中にも華やかさが出るようにキャンドルやガラスの小物も使ったのがポイントです。
イメージしていたよりもボリュームは少なかったですが、竹が良い味を出していたと思います。
FOODお料理のこだわり
『和』をテーマにしたこと、お年を召した親族が多かったことから「洋食より和食の方が喜ばれるだろう」と考え、ランクを上げて和食のコースを選びました。
色々な種類のお料理が少量で出てくるので、飽きることなく皆さまに完食していただけましたし「美味しかった!」と大絶賛だったので良かったです。
ホテル雅叙園東京のお料理はお味だけでなく、目で見ても楽しめるような素晴らしい工夫があり、特にお皿にこだわられているのがブライダルフェアの時から印象的で式場選びの決め手にもなりました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
和装なので必要か迷ったのですが、ケーキカットと両家の母にサンクスバイトを行いました!
恥ずかしい演出が苦手だったので、ファーストバイトではなくサンクスバイトをチョイスしましたが、少人数ならではの演出にもなり良かったです。
デザート代わりにオーダーしたこともあり、デザインにはこだわらず一番オーソドックスなものにしたのですが、十分美しく、味も美味しいと好評でした。
WEDDING FAVORS引出物
全員に縁起物・引菓子・引出物の3品を用意しましたが、荷物になり帰りの負担になってしまうのが嫌だったので、後日ご自宅に郵送orご挨拶がてら直接届けに行きました。
親族のみだったので、叔父叔母・祖母・両親・従兄弟と兄弟の4パターンで贈り分けし、縁起物はおうどんのセット、引菓子はバームクーヘンなどの焼き菓子、引出物はカタログギフトなど…それぞれに喜んでもらえるように選んだのがこだわりです。
PETITE GIFTSプチギフト
帰りにバスをチャーターしていたので、その中で飲んでもらえるように、手作りしたオリジナルのタグを付けた『moogy(ムーギー)』というペッドボトル飲料をお渡ししました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
「指輪よりも使い勝手の良いネックレスが良い!」と伝えていたため、婚約指輪の代わりにHARRY WINSTONのネックレスを頂きましたが、やはり挙式が近づくにつれて指輪も欲しくなり…誕生日に改めてCHANELの婚約指輪を頂きました。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪もCHANELのもので、私はフルエタニティのキラキラしたリング、主人はシンプルなプラチナリングにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
結婚式は感動の連続ですが、挙式前のお支度が終わり主人と二人で会った瞬間は一番感動しました!かしこまったファーストミートは照れくさかったので、何事もなく会ったのですが「いよいよだなぁ」という緊張感と共に感極まりました。
また、主人からのサプライズプレゼントにも感動しました!
二人らしさとは
「少人数だからこそ、ゲスト一人ひとりにこれまでの思い出をムービーにして伝えたい」「日頃照れくさくて伝えられなかった感謝を伝えたい」そんな想いから日本での結婚式も決意しました。
また「遠方で普段滅多に会えない主人のご両親に主人が立派になった姿を見せてあげたい」という想いもありました。
嬉しかった参加者の反応
結婚式が久々の親族や、従兄弟や兄弟などは初めての結婚式だったので「こんなに結婚式が良いものだと思っていなかった」と言ってもらえて嬉しかったです。半年以上経った今でも「感動した」と話題にしてもらえます。
私にとって結婚とは
特別に夢を抱いていたわけではないので、現実的なことばかり思い浮かんでしまいますが、心の安定というか絶対的な味方ができたような気持ちです。
何があっても、お互いに想い合える存在ができるのが結婚だと思います。
後悔していること
ゲストへの気遣いを中心に考え過ぎてしまい、当日もゲストに気を回し過ぎてしまったので「自分たちが主役!」という気持ちで臨めば良かったかなと思います。
また、会場側との細かい意思疎通ができておらず、頂いた祝電の飾り方など、こうすれば良かった…と思うこともあったので、希望をしっかり伝え確認することが大事だと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
神社での挙式です。雨女なので、当日雨が降ったら残念なことになるなぁと思い、神社での挙式は諦めました。
節約のための工夫
親族のみのため、ペーパーアイテムはカットしました。招待状ではなく直接お伝えしたり、お料理のメニューも司会の方に口頭で伝えていただいたり…ドリンクメニューは自作し、席次表も1枚だけ準備し受付に置きました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ホテル雅叙園東京を選んで良かったと思うポイントは、写真を撮るにあたり素晴らしい背景が沢山あることです。庭園の滝はもちろん、廊下ですら美しいので、素敵な写真を何パターンも残すことができて、思い出になり嬉しかったです!
また、結婚式の前後で宿泊したのですが、バタバタせず済んだのも良かったですし、宿泊施設としても本当に素晴らしく、素敵なホテルで大満足でした!
スタッフさんは各部門ごとに担当が変わる分業制でしたが、当日担当してくださった介添人さんがとても良い方で安心してお任せできました。ヘアメイクさんは細かいことに気を配ってくださる方で、撮影前のメイク直しを何回もしてくださったり、カメラマンさんはこだわりを持ちながらも面白い方で、素晴らしい写真を沢山撮ってくださいました。本当に良い方ばかりだったので感謝の気持ちでいっぱいです!
結婚式というのは、ついついゲストのことを優先に考えてしまいがちですが、まずは「自分達が主役で、自分達が一番最高な瞬間を迎える!」という気持ちで臨んで欲しいです。多少わがままを言ってでも、自分のやりたいことを叶えられる素敵な日になりますように。