pomwmy
全体のテーマは「抜け感、ゲストへの感謝は私たちらしくゲストを巻き込んだ結婚式」です!
①「The東京」と思える都会的な会場
②海外のウェディングパーティーのようなスタイリッシュな会場
③おもてなしのひとつとしてお料理が美味しい
④余興でのダンスが出来るようにフローリング
上記の4つを意識して会場を選び、Fish Bank TOKYO(フィッシュバンク トーキョー)に決めました。
挙式
挙式自体は会場で行わず、両親のみを招待し地元の公園でオリジナルの人前式をしました。その様子を披露宴の再入場前にプロフィールムービーの代わりとして流しています。私たちらしい結婚の誓約ができ、一生の思い出になりました。
結婚式当日、本来挙式にあたる時間はチャペルでのフォトタイムと親族と過ごす時間にあてています。
都会的な景色を背景にオシャレなショットを沢山撮ることができました。また、遠方から来てくれた親族とお話したり、親族集合写真以外にも各家族で集合写真を撮ることができ、私たちにとって挙式よりも大切な時間を過ごしています。
披露宴パーティ
披露宴会場に入ると見える東京タワーと都会的な景色がとっても好きでこちらの会場に決めました。
全面ガラスなので高砂に向けての写真が逆光になることが難点ですが、撮影の仕方次第では全く気になりませんでした。またあまり広くない会場ですが、天井高があるので圧迫感はありません。階段入場が出来ることもオススメです。
コンセプトやこだわったこと
結婚式の形式的で堅苦しいところは自分の式の中でのイメージが全く湧かず、極力減らしました。
挙式をなくして映像で残したこと、感謝の気持ちとしてゲストに合わせたおもてなしをメインにしたこと、ゲスト全員を巻き込み皆で結婚式を創りあげることを特に意識しました。
進行や演出に関してもやりたい事とやりたくない事を分け、ほぼ全ての演出を定番通りにやっていません。テーマの『抜け感』をそういった意味で意識しています。
・何十年経った後も結婚式の余韻に浸れ、二人の軌跡を残せるように全て映像化したこと。
挙式の映像をはじめ、付き合った年から毎年手紙を送りあっているエピソードをエンドロールの映像としてまとめた後、各ゲストへ手紙を送りオープンレターをしました。そしてこの一部始終が後で見返せるように音声込みの記録映像で残しています。
・挙式の映像と披露宴を繋ぐ演出を取り入れたこと。
挙式映像では紙の結婚証明書に両親と私たちの6人が署名し、映像を流した後に披露宴に来てくれた全てのゲストの最終承認をもって結婚証明書が完成するように各ゲストが署名してくれたプレートが収まっている額に証明書をはめるセレモニーを実施しました。
結婚証明書は全てDIYしたので、世界にひとつしかないものをみんなで完成させたことがとっても嬉しく、素敵なものに出来上がりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
挙式はオリジナルオーダードレス専門店さんO.O.Dのサンプルドレスを購入しました。フレッシュ顔かつアウトドアな会場に合うようなAラインのドレスにしました。披露宴ではマーメイドドレスを着用しようと思っていたので、対照的な雰囲気にできて良かったです。
SECOND DRESSドレス 2着目
Oksana Mukha / ABIGALE
披露宴の1着目は高身長を活かした唯一無二のドレスが着たくて、マーメイドドレスを中心に探しました。
ヘルシー感とスタイリッシュさを兼ね備えたABIGALEを自分の体型に合わせて、胸元を少し閉じ、肩ひもをオフショルダーに近い形にカスタマイズしました。
手縫いの刺繍が大変綺麗で会場との雰囲気にも合っていて、お気に入りのドレスです。
THIRD DRESSドレス 3着目
お色直しの登場は余興の社交ダンスが出来るようにミディ丈ドレスで、テーマカラーに合うネイビーブラックのドレスを購入しました。
ミディ丈に合わせてレトロ感を出したスタイルにしています。
二次会はHALFY dressのドレスにしました。
披露宴で着用出来なかったカラードレスを選んでいます。様々な色を着用しましたがどれも素敵で迷った挙句、着用したときの色味の安定感とシックでオシャレなデザインが決め手となり、ブラックドレスにしました。
SHOESシューズ
特にこだわりが無かったので、SHEINで購入しました。歩きやすくて彼との身長差が少し出る6.5cmヒールの高さでドレス丈をオーダーしたので、その高さの靴を選んでいます。
つま先部分にビジューが付いていて、シンプルすぎないオシャレで素敵な靴でした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式:ヘアは風になびくようなゆるめのシニヨン、メイクはオレンジ系にしています。
披露宴:サイドにかき分けたダウンスタイルで前髪を高くしてひし形になるようにお願いしました。メイクはブラウンとゴールド系にしています。
お色直し:前髪はトーク帽がメインとなるようなレトロヘアを意識し、フィンガーウェーブでヒツジヘアにしました。メイクはレッドやパープル系です。
二次会:ベロアリボンを使ったポニーテールヘアでメイクはブラウン系にしました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式:揺れ感とフレッシュ顔の似合うボタニカルを意識して選んだBride meの小花のイヤリング
披露宴、二次会:finóのビジューイヤリング
お色直し:SHEINのゴールドのシェル型のイヤリング
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式:ブライズメイドとお揃いのゴールドのボタニカル系のヘッドパーツ
披露宴:友人からお譲りしてもらったビジューのヘッドパーツ
お色直し:レトロ感を意識した黒のトーク帽
二次会:黒で少しラメが混じっているベロアリボン
NAILSネイル
挙式は、ウェディングドレスとお色直しのドレスを組み合わせたような色味をベースに、撮影が9月だったので夏らしさを感じられる変形フレンチ&シェルネイルにしました。
披露宴は「手元が綺麗に見える」とネイリストさんにオススメされたヌーディカラーのグラデーションに、ウェディング感を出したライストーンの斜めフレンチにしています。
結婚式当日は色んなスタイルにドレスチェンジするので、どのドレスやブーケにも似合い、手元がキレイに見えることを重点に置きました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
LAGUNAPRIER(ラグナプリエ)さんにお願いしています。
全体的にはモノトーンを意識しつつ、グリーン、グレー、ベージュの装花でゴールドをアクセントカラーにしました。披露宴会場はテーブルの形が2種類あり、それぞれ雰囲気を変えています。
円卓はグレージュのテーブルランナーにして、グレー×ベージュ×グリーンのカクテルグラスタイプのフラワーアレンジメントにしました。高さがあると対角線にいるゲストと目線の妨げになるので、高すぎず低すぎないアレンジメントを選んでいます。
長テーブルはネイビー×グリーン×ゴールドで、葉っぱを散らし、ゴールドのキャンドルを置きました。デーブルに置くアイテムもテーマカラーを意識したモノトーンやゴールドだったので、とってもシックな雰囲気に仕上がっていました。
FOODお料理のこだわり
通常はレストランを営業している会場なので料理は何を食べても美味しかったです。婚礼メニューから1品ずつ変更することが出来ます。
Fish Bank TOKYO(フィッシュバンク トーキョー)さんといえば『ウニのフラン』なので前菜をひとつ上のランクに変更し、メインもランクを上げました。「見た目も鮮やかでどの料理も美味しかった」とお声をいただいています。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは生ケーキとの事でした。
特にこだわりがなかったので、ベースの1番シンプルな1段ケーキにいちごとブルーベリー、金箔をオシャレにのせてもらっています。
WEDDING FAVORS引出物
引出物は後日自宅に届くようにヒキタクを使いました。翌日だと遠方の方は帰っていない可能性も考慮し、1週間後に届くように手配しています。
ゲストに合わせてカタログギフトの種類と引き菓子、縁起物を選びました。特に縁起物では、料理をしそうなゲストに管理栄養士である花嫁オススメのだし塩を贈っています。
PETITE GIFTSプチギフト
披露宴では、新郎新婦が大好きなポムポムプリンの形をしたチョコレートとスープのセットをDIYしてお渡ししています。
二次会はお酒好きが多いので水にしました。Colorgenicさんに依頼しています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
C DE CARTIER
もともと婚約指輪に興味が無かったので購入しませんでした。彼のご両親から婚約記念として指輪の代わりにネックレスをプレゼントしていただきました。
WEDDING RING結婚指輪
LAZARE DIAMOND / ECHO
あまりブランドやアクセサリーに興味が無かったので、オススメされたショップの中でダイヤモンドがとにかく素敵だったことと、指が綺麗すぎる彼の指が男性らしくみえる指輪だったことから、ECHOを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
二人らしさとは
それぞれの得意不得意を理解し、頑張りすぎずお互いが支え合える関係であること。
当たり前の事が当たり前ではないし、形式にとらわれず自分たちの思いのままに自由に表現できること。
それが二人のみならず周りにも良い影響が連鎖して幸福を分け、共有できること。
そのためには相手や周りの方に感謝と尊敬を忘れず、常に謙虚でいることだと思います。
嬉しかった参加者の反応
最後の手紙はとにかく驚かれ「昔の事を思い出して懐かしくなった」「あの時の事覚えててくれてありがとう」等、後日色んな感想をいただき、想いが伝わっている事が実感できたのでとっても嬉しかったです。
また、サプライズで行った余興の社交ダンスは私たちの出会いのきっかけなのですが、二人で踊っている姿をほとんどのゲストは見たことがなかったため、ダンスの感想が1番多かったです。
私にとって結婚とは
夫婦で不足分を補い、お互いを尊重しながら生涯を共に過ごすことだと思います。また、一生のうちに大切な方が一同に会し、祝福してくれることはそんなにある事では無く、そのような機会が作れたことに感謝しています。
そして何よりも嬉しかったのは「結婚式をやる意味があまり見いだせない」と最初に言っていた彼が式を終えて「結婚式をやって本当に良かった。なんなら自分たちの結婚式が最高に良い式だったんじゃない?」と言っており、やる前とのギャップが大きかった分、やって良かったと思いました。
後悔していること
全体的には後悔はありません。強いて言うなら、カメラマンさんやヘアメイクさんも自分で手配出来るくらい自由度の高い会場も検討すべきでした。後々から“お願い出来るならこの方に”と欲が出てしまいました。
しかし、当日対応してくれたスタッフのみなさんは大変素敵な方々でしたので、感謝しかありません。
やりたかったけれど諦めたこと
・ソファ高砂
レストランの会場なのでリースする必要があり、予算オーバーでした。相談して、二次会をソファ高砂にしています。
・披露宴でのカラードレスの着用
余興のダンスと時間を優先して二次会で着ることにしました。
節約のための工夫
・ペーパーアイテムはDIY
・装花とケーキはシンプル
・引出物やプチギフトは自分たちで手配
また、契約前に価格を事実ベースにするためにやりたい演出を考えておき、予算アップを極力減らすことが1番の節約でした。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
プロの意見や、多くの方の結婚式の失敗点や良かった点などを聞きました。そのときは参考にならないと感じたことも、後から思いがけないところで役立ったりして情報は力だなと実感しました。
その甲斐あって、後悔と妥協のない結婚式になったと思っています。
またプランナーさんをはじめ、たくさんのスタッフさんに支えられた結婚式でした。特にプランナーさん無しではこの結婚式の形にはなり得なかったので、沢山の想いを伝え、一緒に創りあげる仲間として結婚式準備が出来たことに大変感謝しています。