挙式
正面には木々の鮮やかな緑が映えていて、たっぷり入る自然光によりとても明るいチャペルだったところが気に入りました。当日は少し曇っていましたが、それでもとても明るい写真が撮れたのでよかったです。
扉・サイン台・ゲストの椅子が優しいウッド調で、私の好きなナチュラルな雰囲気でした。
披露宴パーティ
中央の大きなシャンデリアが高級感があり印象的で、高砂後方からは自然光も入るので、ラグジュアリー系やナチュラル系などの多くの方の希望にマッチする会場だと思います。
ホワイエの奥にはプライベートガーデンがあり、席以外にもゲストの方々にくつろいでいただく場所がある点もおすすめです。
コンセプトやこだわったこと
一つめは『ゲストの方々へ日頃の感謝の気持ちを伝える』ということです。お料理や雰囲気をはじめ、あらゆる視点で楽しい時間を過ごしていただけるようにプランを練りました。
特にゲストが楽しみにされているお料理については、試食会でフルコースを目と舌で味わい、本来のコース内容から一部変更しました。また、多くの方々と会話を楽しんでいただけたらいいなと思い取り入れたデザートビュッフェは好評でした。
二つめは『ひとつひとつの物・事に意味を込める』ことにもこだわりました。一生に一度の大切な日なので、その気持ちを装花やケーキ、会場作りにて表現しました。全体的にナチュラルな雰囲気になるよう、パステルカラーを多く取り入れました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- TAKAMI BRIDAL
TAKAMI BRIDAL ホテル椿山荘東京店で選んだ『ポテンティラ』です。
ドレスを選んだポイントは、自然光が入るチャペル・披露宴会場に合わせて光に映えるドレスだったことです。『ポテンティラ』は一見シンプルでフェミニンな印象ですが、珍しくシルバーコードや乳白色の無数のスパンコールが使用されています。光に当たると煌き、透明感のあるレースとの調和が思い描いていたイメージとぴったりでした。
気に入っているポイントは、シンプルなAラインがスタイルを良く見せてくれるところです。また、取り外し可能なトレーンや可愛らしいチュール袖により挙式と披露宴とで雰囲気を大きく変えることができる点もお気に入りです。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
TAKAMI BRIDAL ホテル椿山荘東京店で選んだ『赤流水扇面鳳凰』という赤い色打掛です。母から「和装姿を見たい!」とリクエストされていたので、お色直しは和装と決めていました。
綺麗な朱色ベースに金色などの鮮やかな刺繍が映えた色打掛で、少し派手過ぎるかなと悩みましたが“まさに花嫁にしか着られない一着!”と思ったことが決め手となり選びました。
気に入っているポイントは“おめでたい柄”の刺繍がギュッと詰まっているところで、その一つ一つの意味を知るとますます結婚式にぴったりだと思いました。
SHOESシューズ
背が高いので、ローヒールのものをTAKAMI BRIDALさんでレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式は落ち着いた雰囲気にしたかったので、低いシニョンに前髪をふんわり流しました。
披露宴はナチュラルな会場の雰囲気に合わせて、カールを生かした清楚なハーフアップにしました。
和装の時は色打掛が豪華だったので、派手になりすぎないよう下の方にボリュームを出しシンプルにまとめました。
メイクは、ドレス着用時はアイシャドウ・リップ・チークを薄めにしてナチュラルに、和装では色鮮やかな色打掛に負けないよう少し濃いめに仕上げました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式の時はパールのアクセサリーでシンプル&大人っぽくしました。
披露宴ではドレスにチュール袖をプラスしたので透明感のあるキラキラアクセサリーに変更し、イヤリングにボリュームをもたせました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式ではティアラを着けました。他のアクセサリーとの調和を考えて、パールを使用した低めのシンプルなデザインのものにしました。
披露宴ではあえて何もつけずヘアスタイルを生かし、和装では衣装に合わせて大きめな紅白のお花を着けました。
NAILSネイル
薄ピンクをベースに、先の方だけ細かいゴールドラメをあしらったグラデーションにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花はナチュラルテイストを意識して、パステルカラーを多めに取り入れました。
当日の完成図を見ると、希望していた以上の仕上がりになっていました!打ち合わせで私たちの話を一生懸命聞き、イメージを汲んでくださったからだと思います。
FOODお料理のこだわり
ゲストがとても楽しみにしていることの一つだと思ったので、入念に準備しました。義両親と一緒に試食会に参加して、フルコースを4種類味わい内容を吟味しました。
コース内容を一部ランクアップさせたところ、披露宴当日はその一皿が大好評!「試食会に参加して本当によかった!」と思いました。
また、“席以外でも楽しい会話を楽しんでもらいたい!”や“いろんな種類のデザートを楽しんでもらいたい!”という思いから、デザートビュッフェを取り入れました。「種類が豊富でどれも美味しく、座りっぱなしではなく同じテーブルの友人以外と話せる機会もあって楽しかった」という感想をいただきました!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
パティシエの方に相談し、プロポーズの場面を再現したオリジナルケーキをオーダーしました。薔薇の花束を手渡すタキシード姿の新郎と、受け取るウェディングドレス姿の新婦を立体的に表現していただきました。
とても可愛らしく思い出の詰まった特別なケーキになり大満足でした!
WEDDING FAVORS引出物
引出物はロイヤルコペンハーゲンの食器で統一し、同僚・親族・友人で種類を変え贈り分けしました。
引き菓子は可愛らしいデザインの焼き菓子のセット、縁起物は誰でも使いやすいように出汁パックのセットにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
ハート型のクッキーにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
メインのダイヤモンドの両脇にリリーモチーフがデザインされた婚約指輪にしました。
普段から絶やさずお花を飾るようにしているくらいお花が大好きなので、着ける度に「可愛い!お花のデザインにして良かった!」と笑顔になれます。
WEDDING RING結婚指輪
常に身に着けるものなので、ハーフエタニティのシンプルなデザインの結婚指輪にしました。
中央のダイヤモンドが一粒だけ大きくなっていて、控えめながらも個性があるところが気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
行動力ある主人が、私に内緒で私に縁のある方々を訪問してメッセージビデオを撮影してくれ、披露宴でサプライズムービーを流してくれたことです。思いもよらぬ人たちからの温かいメッセージに驚いたのと同時に、こんなに多くの方々に支えられてきたのだと再確認し感謝の気持ちが溢れました。
上映後は主人がテーブルを回り、私の好きなお花をゲストから受け取り花束にして渡してくれたこともとても嬉しかったです。
二人らしさとは
“いつも感謝の気持ちを忘れない”ということです。人と比べたりせず私たちらしさを大切にすることで、自分自身が大きな幸せを感じることができると思います。
「今の私たちがあるのは、家族や支えてくださるすべての方々あってこそ!」という気持ちを忘れず行動することが大切だと心にいつも留めています。
嬉しかった参加者の反応
幅広い年代のゲストから、お料理に対し高い評価をいただいたり、「高級感がある披露宴会場の雰囲気が素晴らしい!」という声もいただきました。
また、接客のプロとして働く友人たちが、ホテル椿山荘東京のスタッフの目の行き届いた細かな対応に感心していました。
私にとって結婚とは
お互いを認め合い、素直に支え合うことが大切だと思います。
育ってきた環境や考え方が違うのは当然で、分かっていてもお互いになかなか直せないところはあります。それでも無理して理想の夫婦像を作ろうとするのではなく、「これがこの人なんだ!」とお互いに認め合うことが大切です。
足りない部分は素直に歩み寄って支え合うようにすることで、ふたりともストレスにならず、成長しながら楽しく過ごすことができています。毎日笑いあうたびに「結婚してよかった」と思います。
後悔していること
一つめは、もっとウェディングドレスの試着をしておけばよかったと思いました。当日着用したドレスに後悔はないのですが、マーメイドドレスを試着しなかったことが心残りです。少しでも良いと思ったら、何着でも遠慮せず試着した方が良いと思います。
二つめに、マツエクの本数&長さを控えめにしたことです。会場のナチュラルな雰囲気に合わせましたが、思った以上にアイメイクが映えませんでした。マツエクをもっと多めにするか、自まつ毛にマスカラを塗ればよかったと後悔しました。
やりたかったけれど諦めたこと
主人がサプライズで楽器の演奏を考えていたようですが、楽器の持ち込みが不可で実現できなかったそうです。
前もってやりたい演出が決まっている場合は、それが実現できる会場かを確認しておくと良いと思います。
節約のための工夫
節約すべき点とそうでない点を分けることが大切だと思いました。
食事や装飾などゲストの満足につながるものは節約せず、自分たちが求めるクオリティを保ちつつ、より安く実現できる方法がないかを考えました。例えば、ブーケ・ブートニアについては、お世話になっていた近所のお花屋さんにオーダーしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式は、主役の新郎新婦が心から楽しむことが大事だと思います。その幸せそうな様子を見てゲストは幸せな気持ちになるはずです。
一生に一度しかない大切な日なので、まずはご自身が満足できる結婚式にするには『何を大切にしたいのか』について二人で話し合いながら進めると良いと思います。
後になり知ったことですが、当日トラブルが発生した際はスタッフの方々のお気遣いにより、私たちの耳に入らぬよう適切に対応してくださいました。プロフェッショナルなホテル椿山荘東京のスタッフの方々の対応に深く感謝しています。ありがとうございました!