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【テーマ】 カーネーションの記憶
【大切にしたこと】両親への感謝はもちろんのこと、色々な方々への感謝の気持ちを大切にしました。あとは、潔さ。
【理由】次の日が母の日だったので、沢山の愛と感謝を込めたかった為
挙式
杉の木の温もりと優しい香りに包まれるグランドチャペルは、厳粛な上品な雰囲気です。
高い天井から降り注ぐ自然光もとても美しいです。
斬新なデザインのこのチャペルに一目惚れでしたが、当日改めてこのチャペルで挙式が出来たことに感動しました。
披露宴パーティ
洗練されていてスタイリッシュで上品な雰囲気の会場です。 天井も高く、ドラマティックに演出してくれます。
そして何と言っても…!きめ細やかな心配りをしてくださるスタッフの方々は、ホスピタリティに満ちた時間を一緒に創り上げてくださいます。
コンセプトやこだわったこと
お花畑にはとことんこだわりました。(詳細は装花に記載)
披露宴が始まってからは、アンバーと薄いピンクの照明にしてもらいました。絨毯の色と会場の雰囲気にマッチしていて、温かい会場にしたかったので。ブライダルフェアで、照明のチェックをしてもらえて雰囲気が分かったので、良かったです。
ゲストの皆様からは、会場に入った瞬間びっくりしたよー!こんなの初めて!映画のワンシーンみたいで、本当に素敵だったよ〜と大好評でした。ブランドコレクション、ファッションショー、映画や音楽 様々なジャンルを参考にしたアイデアです。
歓談中に、みんなにお花畑のお花を摘んでもらいました。歓談中、ゲストのみんなが高砂に写真を撮りに来てくれますよね。その際、お花を摘んで高砂に来てもらいたかったんです。
長テーブルで晩餐会風にしていて、テーブルごとに写真を撮るのも難しかったので、歓談中出来るだけゲストの方々と写真が撮りたかったんです。男性や主賓の方々は、恥ずかしがって摘んできてくれるか心配でしたが、心配しなくても良かった程、みんなが楽しんでお花を摘んで並んでくれました。
お花を摘んで持ってる姿って、本当に美しくて素敵なシーンでした。
そして、その摘んできてくれたお花を、みんなには高砂テーブルの端に置いていた花瓶に入れてもらいました。ゲストのみんなが摘んできてくれたお花のおかげで、高砂装花がより素敵なものになりました。
10分で読める短編小説を作りました。 唯一無二 一つ一つ丁寧な言葉で 二人だけのストーリー 人生で最も幸せな瞬間までを 思い出をカタチにしたかったのです。
わたしには、ご縁で繋がったライフストーリー作家のお友達がいます。 新郎の友達は新婦の事を知らなかったり、新婦の友達は新郎の事を知らなかったり…。そんな事もありますよね。 私達は、受付の際に プロフィールの代わりに、「10分間で読める私達の馴れ初め小説」を配りました。 馴れ初めやプロポーズの前夜の心境を…。 その小説の中で、その人の 人となり が何となくでも分かってもらえるように。 その中で新しい自己紹介は無いかと考えた末、作家さんにお願いしました。
乾杯の発声も、もちろんお花畑で行いました。
中座も、もちろんお花畑を通ります。導線は全てお花畑を使ってます。
両親への花束贈呈は、 歓談中に、ゲストのみんながお花畑から摘んできてくれたカーネーションを、自分達の歳の数の本数を花束にしました。 大切な大好きな人たちの手で出来た、この花束。沢山の感謝をこめて。
そして、父に渡すブートニアは、お花畑のカーネーションを自分で摘みました。
全てストーリーが繋がっているような演出にしました。
ゲストのみんなには会話を楽しんでもらいたく、演出にはこだわりましたが、なるべくシンプルな進行にしました。 音楽は、ほぼオリジナルで、歓談中も全て選曲しました。司会の方が最初お互いのプロフィールをお話すると思うのですが、そこは母に前に出てきてもらい、質問形式で 母にしか分からないエピソードや母が想う息子 娘という視点で話してもらいました。
照明の明るさにこだわったり、テーブルの幅や距離感にこだわったり、全てにおいて 演出にこだわりました。 メニュー表、席次表ともに、ポスター形式になってます。デザインも1つにこだわらず、色々なデザインにしたので、会場には美しい様々なデザインが溢れてました。
そして、披露宴後、ゲストの皆様に自由にお花を摘んでもらうようにしました。 次の日が母の日だったので、一輪でも持って帰ってくれたら嬉しいな〜っと思って。 女性だけでなく男性も沢山摘んでくれたそうで、終わった頃には ほとんどお花は無かったそうです。
この結婚式では、沢山の友人や知人が携わってくれて、支えてくれました。 そして、次の日が母の日だっということに、感謝してます。 人と人との繋がりを大切にしてた私達にとって、結婚式を通じて、より ご縁の大切さを感じることが出来ました。 この縁を きちんと 自分達の手で育てていきたいなと思ってます。こだわったところ全てです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Vera Wang
フェルナンダ
シンプルなシルエットですが、とても洗練されていて 上品かつロマンティックな雰囲気、また王道なのがお気に入りです。胸元も綺麗に魅せてくれます。
また、母のお気に入りでもありました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Vera Wang
オデール
無駄を極限にそぎ落とし、本来の美しさを引き出すようなウェディングドレス。シンプルでありながら、エレガントで大人っぽくスタイリッシュなリラックスした雰囲気。バックスタイルがとても美しいです。
SHOESシューズ
Christian Louboutin
シルバーのキラキラ(ラメ)と輝くデザインで、深く切り込んだ形のヒールにしました。ドレスがシンプルなデザインなので、ドレスからチラッと見える靴はレッドソールとキラキラ輝くものを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
私の憧れで尊敬するエンドウハツコの岡山ユキヒコさんにお願いしました。岡山さんの作るスタイル、メイクアップがとっても大好きなんです!! 私のモヤモヤにも優しく寄り添ってくださり、何度もメールをして相談に乗ってくださったり、何度もリハーサルをしてくださったりと、最後の最後までとことん付き合ってくださいました。
当日どんだけ泣いても全く崩れなかった透明感のあるヘアメイク。当日その日の気分で決めたヘアスタイルにアクセサリーは、何もかも完璧でした。ドレスで、様々なシーンで、リップを変えたりアイメイクを変えたり、チークを変えたりと…常に側にいてくださいました。
会場の雰囲気、ヘアスタイルを当日決め、アクセサリーを選びました。なので、何パターンか用意してたんです。そのくらい、信頼している大好きな方です。当日一番近くにいるヘアメイクさんは、とっても大切です。岡山さんにお願いして、本当に良かったです。
ACCESSORIESアクセサリー
チャペルでは、シンプルに小さなダイヤモンドのピアスをつけました。
披露宴の1着目は、MARIA ELENAで揺れるデザインのキラキラした華やかなものを。
お色直し後は、華奢なDiorのパールをあしらったデザインのものにしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
チャペルでは、王道のティアラを。
披露宴でのフェルナンダには、サイドにビジューをあしらったヘッドアクセサリーを。
お色直し後には、wholeの綱川禎子さんに作っていただいた ナデシコのヘアパーツをつけました。
NAILSネイル
王道のシンプルな白フレンチネイルで、色味もナチュラルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
記憶に残る一面のお花畑! 会場の真ん中に大きなお花畑を作りました。会場に入った瞬間 目の前には大きなお花畑。記憶に残る会場装花にしたかったんです。 お花が溢れた美しい会場 みんながわくわくするような そんな会場を。そして、全てのシーンが美しいお花で溢れるように。
一本一本手作業。一本一本高さを変えて、自然なお花畑になるようにしてもらいました。次の日が 母の日だったので、会場の真ん中のお花畑は、 全て様々なピンクのカーネーションにしました。映画のワンシーンのような演出をしたかったです。
私達は、型破りな提案をし、フロリストさんを悩ませてしまいました。でも、とことん一緒に悩み、とことん話し合い、そして何よりも皆で楽しみました。 本当に、沢山の時間をかけた会場装花。会場を生でみた瞬間は、忘れられません。色のセンスも抜群で、大人可愛い美しい会場になりました。人工芝にどのように植えるか何回も何回も話し合いました。芝の大きさや本数や形など…。それに加えてテーブルの幅やテーブル間の距離など、細かく指定させていただきました。出来上がった会場は、本当にお花畑にいるかのように素敵にしていただきました。私達は、会場装花を本当に大切にしていたので、自分達が納得いくまで、沢山話し合っていただきました。ホテルの方々も初めてのことで、装花の打ち合わせは、何回したか覚えてない程…(笑)。メールのやり取りや打ち合わせを前日までしていただきました。(こだわりが強すぎて進行内容も細かかったので、、) でも、とことん話し合ったので本当に素晴らしい会場になりました。
高砂装花は、最後の最後まで悩みました。ゲストテーブルとの一体感、カーネーションのお花畑との一体感。そして、和の要素を少しだけ入れたかったんです。イメージは、つるバラ。 自然に生えているイメージ。 ゲストテーブルに置いた白木は、高砂では高さを変えてキャンドルを置きました。
キャンドルは高さは出さず、シンプルなデザインのものを。 柔らかい色味の芍薬と薔薇、そして少しくすんだピンク色のカーネーション。
グリーンは、ゲストテーブルと同じくドウダンツツジと自然なグリーンを。
そして、歓談中にゲストのみんなが摘んできてくれたお花があってからこそ、披露宴中に高砂装花が完成したと思ってます。 高砂やゲストテーブルの装花は、 お花畑を先に考えた為、ゲストテーブルの装花は、とにかくシンプルさにこだわりました。 そのおかげで、ゲストの皆様が 存分に会話とお食事を楽しんでいただけたと思います。 和の要素も入れたかったので、ドウダンツツジを白木の上に置く事にしました。横に置いた理由として、ゲストテーブルの装花に高さが出ると ゲストの視線を遮ったり、圧迫感があると思ったからです。白木の上に置く事で、影がテーブルに映り とても美しいテーブルになりました。そして、キャンドルも一番小さなシンプルなキャンドルに。
高砂のモックアップをしていて、ついでに ゲストテーブルのイメージを作ってもらってたとき、何気なく置いた芍薬とドウダンツツジがとっても美しく…また この時期だからこそ、芍薬は取り入れたかったんです。 テーブル幅もこだわり、晩餐会風に。みんなが 会話とお料理を存分に楽しめるように、打ち合わせを何回もしました。、シンプルなデザインのものを。 柔らかい色味の芍薬と薔薇、そして少しくすんだピンク色のカーネーション。 グリーンは、ゲストテーブルと同じくドウダンツツジと自然なグリーンを。
FOODお料理のこだわり
ちょっと贅沢なコーヒー。2人ともバリスタということで、ゲストの中のバリスタは、誰に頼んでもいいほど、日本でも世界でも活躍してる方で、素晴らしい友人&先輩がいらっしゃいました。旦那さんの会社の方と、今年の世界大会の日本代表でもあった友人とコーチにお願いしました。お豆のチョイスは主人で、パナマのゲイシャブレンドです。ゲイシャ種のもつ香り、アフターテイストの甘さを存分に楽しんでもらえるコーヒーでした。 大行列で、ゲストの皆様から 美味しかった!と大好評でした。 最後の最後まで五感で結婚式を楽しんでもらいたかったのです。
また、コーヒーが飲めない方には、私の故郷である愛媛県のみかんジュースを用意しました。 もちろん、蛇口からみかんジュース。地元のお友達に特別に作ってもらったみかんジュースの蛇口。 ジュースも愛媛のお友達に送ってもらいました。10factory です。 品種 不知火(しらぬい) 最後の最後まで五感で結婚式を楽しんでもらいたかったのです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
やはりケーキといえば、白いケーキに赤! そして、グランドハイアットといえば!というケーキにしました。グランドハイアットのチャペルをモチーフにしたケーキです。外注ばかりだったので、ケーキはグランドハイアットらしく、定番にしたかったのです。
WEDDING FAVORS引出物
引き出物は、人それぞれ違います。いくつか選び、一人一人思い浮かべて その人にあった引き出物にしてます。
ティファニーのペアマグカップ、マリメッコのデザイナーとして活躍され、陶芸家でもある愛媛県出身の石本藤雄氏がプロデュースするMUSUTAKIVIのカップなど いくつか選び、その人にあった引き出物にしてます。あと、愛媛のおもてなしとして 嫁入り豆、主人の会社のコーヒーを入れました。
PETITE GIFTSプチギフト
地元愛媛の友達がやっている10factoryで、様々なみかんの品種の飲むみかんゼリーを配りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
BOUCHERON
WEDDING RING結婚指輪
BOUCHERON
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
全ての時間が宝物です。 咲き誇る花々に包まれて誰もが笑顔になり、何よりも両親がとても喜んでいたことです。
二人らしさとは
人と人との繋がりを大切に。全てストーリーが繋がっている。潔いシンプルさ。 人と人との繋がりを大切にしてた私達にとって、結婚式を通じて、よりご縁の大切さを感じることが出来ました。この縁をきちんと自分達の手で育てていきたいなと思ってます。
嬉しかった参加者の反応
映画のワンシーンのようだった。
ストーリーが繋がってて感動的な結婚式。
今まで行ったことのない結婚式。
こだわりぬいた演出に感動した。
とにかく記憶に残るわくわくすり結婚式だった。
美しくてびっくりした。
終始涙が出る結婚式だった。
などなど、皆さんの記憶に残る結婚式になったようで、とても嬉しかったです。
私にとって結婚とは
記憶の共有。今伝えたい事は恥ずかしがらずに今伝えよう、 記憶の共有の為に。好きなら好き、大切なら大切と、ありがとうと、嬉しいと。 一日一日を丁寧に、誠実に、思いやりを忘れずに心を込めて積み重ねていくこと。 足並み揃えて、身の丈にあった生活を、一緒に笑顔で歩むこと。
やりたかったけれど諦めたこと
お料理を友人達に作ってもらうことです。理由は、食材を持ち込むにあたり、衛生的な面でホテルだと難しかったです。
節約のための工夫
なるべく自分たちの友人に頼めることは、持ち込みにしたことです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
とにかく自分たちのしたいことにイメージを持つこと。諦めずにとことんこだわってください^^ そして、一番大切なことは、とにかく、準備期間である今を存分に楽しむことだと思います。