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結婚式のコンセプトは「To Make Bloom」です。
私たちの価値観や生い立ちをヒアリングの上、式場の方に作成いただいたもので、これからの人生でも「たくさんの花を咲かせられますように」との思いが込められています。私たちは「花を咲かせるってどういうこと?」「それを人生に置き換えて考えると?」といった対話をしながら、結婚式準備を進めました。
結婚式を通して「結婚とは?」「人生とは?」といったことを夫婦で考えるきっかけにしたいと思っていたので、コンセプトに基づいた結婚式ができる式場を探していた私たちにはぴったりの式場でした。
挙式
結婚式のコンセプトに沿った自由な進行の人前式にしました。
ゲストの皆さんと一緒に作った鉢カバーに入ったオリーブの木で土合わせの儀をしたり、新郎(新婦)友人から新婦(新郎)に誓いのことばを投げかけたり、夫婦の誓いを立てたりしました。
またギター&サックスの生演奏では、好きな曲をオーダーして演奏していただくことができました。当会場お馴染みのコンフェッティは、コンセプトにしたがってリーフシャワーにしました。
披露宴パーティ
結婚式のコンセプトに沿った進行を式場の方にたくさんご提案いただきました。
ゲストがお花を飾ったフラワーロードから新郎新婦が入場したり、ゲストと一緒にポプリをつくったり、「To Make Bloom is…」という余興(新郎新婦のゆかりの品を抽選でプレゼントしながら、ゲストに新郎新婦についてインタビューする)でゲストに参加してもらえるような披露宴にしました。
コンセプトやこだわったこと
「To Make Bloom」というコンセプトに基づいて、初めの「招待状」から最後の「披露宴会場」に至るまで、種をまき、根を張り、芽が出て、蕾をつけ、花が咲くという過程を表現しました。また全てがリンクする様に、ペーパーアイテム、会場装飾、進行(余興)、料理もコンセプトに基づいてコーディネートしました。
BGMについては、エンドロールムービーの曲をコンセプトに合ったいきものがかりの「心の花を咲かせよう」という曲を選び、日々歌詞を2人の心に刻んでいます。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
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ドレスショップMIRROR MIRROR
Isabelle Armstrong Palermo
シンプルなデザインながら、生地がジャガードになっていたり、バックのリボンがフェミニンすぎずオシャレなところが気に入りました。何着も試着しているうちに迷ってしまいましたが、ドレスコーディネーターさんが「今まで着たどのドレスよりもこれが似合ってます。」と背中を押してくださったのが決め手です。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
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ドレスショップMIRROR MIRROR
CHERUBINA CAMILE
お花がテーマの結婚式で、披露宴会場は満開のお花の装花にすることが決まっていたので2着目のドレスもお花が引き立つよう白のドレスにしました。ウェディングドレス2着を着ることになるので、生地感も形も1着目と全く違うドレスになるように選びました。
背中にたくさんついたくるみボタンや、ボリュームがあり透け感のある袖のついたファッショナブルなデザインがお気に入りです。
SHOESシューズ
歩きやすいこと、スタイルがよく見えることを重視しました。ドレスは2着とも丈が長いものだったのであまり見えることはないかと思い、MIRROR MIRRORでレンタルしたエナメル質のヒールのついたものにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式はアップスタイルで、パッと華やかできれいな印象のメイクにしていただけるようにお願いしました。ヘッドパーツを用意しない予定だったので、流れるように金箔をたくさんつけていただき、特別感を演出しました。
お色直し後は、生花のピアスが映えるヘアメイクにしていただけるようにお願いしました。「やりすぎないモード系」のイメージとお伝えしました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式では、ヘアにつけた金箔と合わせてゴールドの揺れるイヤリングをつけました。挙式会場が蕾のお花を表現する控えめな装飾だったので、アクセサリーも派手でないものを選びました。
披露宴からは生花のピアスをつけました。生花のピアスのデザインはブーケ同様、会場のデコレーションデザイナーの岩本さんにお願いしました。仕事で育てているミニ胡蝶蘭もピアスになり、思い出に残るアクセサリーになりました。
NAILSネイル
ネイルの中でもお花が咲くまでを表現してもらいました。
全体的なテイストはアースカラーにしつつも、結婚式らしいきらびやかなゴールドを使用したデザインにしました。ドライリーフを使用したり、細い筆でお花の絵を描いていただいたり、凝ったデザインにしました。
ファクトリーガール表参道店にお願いしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
仕事で育てているミニ胡蝶蘭です。
特別に数鉢郵送させていただき、会場が用意したお花に混ぜて装飾していただきました。
「ミニ胡蝶蘭が印象に残る装飾にしてください。」とお願いしたところ、高砂の1番目立つ位置におしゃれに飾っていただき、主賓の方の挨拶でも触れていただくことができました。
FOODお料理のこだわり
コンセプトに基づいたお料理になるようにウェディングデザイナー、シェフと打ち合わせしました。お料理でも花が咲くまでの過程を表現しました。具体的には、お料理を「To Make Bloom」「光と水」「種」「根」「芽」「蕾」「花」というテーマに沿ったメニューにし、それぞれのお料理に願いを込めました。
式場見学の試食でお料理が美味しく、オーダーメイドでメニューを決められるという点も、決め手の一つでした。実際に、料理が美味しかったとゲストに喜んでいただくことができました。
私たちは式中、お食事をいただくことはできませんでしたが、披露宴後にあたたかいお料理を用意してくださり、お心遣いに感謝しております。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ケーキ入刀の余興を行う予定がなかったのでデザインにはあまりこだわらずシンプルにしましたが、結婚式のコンセプトに合うように色あざやかなお花を配置していただきました。披露宴後ケーキをいただきましたが、甘すぎずケーキの中のいちごがとても美味しかったのが印象的です。
WEDDING FAVORS引出物
ゲストがご帰宅後もコンセプトを感じられるように、引菓子もお花のバームクーヘンにしました。
引出物は、上司・女性友人・男性友人・家族でそれぞれ分け、できるだけお花や植物、樹といったコンセプトにちなんだもの、そしてゲストが普段の生活で使いたくなるものを考えて贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
コンセプトである「To Make Bloom」が印字されたオリジナルデザインの携帯アルコールスプレー2種を用意しました。コロナ禍での結婚式も思い出のひとつということで、このプチギフトを選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪はつける機会が少ないと思い、Cartierのホワイトゴールドのブレスレットをもらいました。仕事の際にもつけられて重宝しています。
WEDDING RING結婚指輪
夫婦でお揃いのプラチナの2mmのティファニークラシックバングリングにしました。シンプルなデザインが良かったのでブランドにこだわりはなかったのですが、最終的につけ心地で決めました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
コロナ禍でノンアルコールでの結婚式にもかかわらず、たくさんの方が喜んで参加してくださり、楽しんでくださったことが何よりも嬉しかったです。
二人らしさとは
いただいた「To Make Bloom」というコンセプトを題材にして、2人でさまざまな考えを深掘りできたことです。結婚式の準備をする過程で、お互いへの理解が深まっていくのを感じました。
嬉しかった参加者の反応
「こんな結婚式初めて参加した」「2人のこだわりが伝わってきた」「料理がおいしかった」「お花がきれいでおしゃれだった」といった感想のほか、後日、結婚式でゲストが作ったポプリを使ってくれているのを見たときはとてもあたたかな気持ちになりました。
私にとって結婚とは
自分の知らない価値観を相手から教えてもらったり、お互いの不得意を補ったりしながら、力を合わせてたくさんの花を咲かせることです。
節約のための工夫
コンセプトに関わるところや、お料理や引出物にお金をかけたかったので、それ以外の箇所(ペーパーアイテムやウェディングケーキの仕様等)は、基本料金内で工夫を凝らせるように心掛けました。
また、衣装代は式場提携のドレスショップからレンタルすることで大分節約になったと思います。(それでも、少し予算オーバーしてしまいました。)
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
私たちも準備を進めるにあたり、Instagramやネットの記事など、先輩花嫁さんの事例を参考にさせていただきました。少しでも参考になる点があれば幸いです。