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テーマは「Wizarding World Wedding 」です。
夫婦ともにハリーポッターが大好きなので、その世界観を取り入れました。ゲストが魔法界に招待されたような感覚を味わえる式をコンセプトにしています。
ハリーポッターの世界観を演出するためには、アンティークな雰囲気の式場がマストだと考えていたため、赤坂プリンス クラシックハウスは最初から第一候補でした。
非日常を感じさせる外観を求めていたので、一軒家の洋館というビジュアルが大きな決め手となりました。
もちろん内装のデザインも素敵で、外観やテーマ、やりたい演出とのギャップがないところが気に入りました。
ゲストハウスなので、建物全体の雰囲気が統一されている点も気に入ったポイントです。
さらに、建物の雰囲気だけでなく、お食事がとても美味しかったことも決め手になりました。
また、結婚式だけでなく、人生の節目に再訪できることを希望していたので、レストランとホテルが併設されている点も魅力です。
挙式
ゲストとの距離が近く、皆の顔がよく見えることです。
お部屋はあまり広くないですが、個人的に長いバージンロードよりも、短めのバージンロードを希望していたのでちょうど良い長さでした。
お部屋がコンパクトな分、窓からの日光が良く入り、照明自体も行き届いていて、とても温かみのある会場です。
披露宴パーティ
披露宴会場は天井が高く、ドアなども大きな造りなので、実際より広く感じられました。
披露宴会場の前にはガーデンとホワイエがあり、その空間はまるで海外の邸宅のようでとても素敵です。
ホワイエはビュッフェなどの演出にも利用できます。
披露宴会場は全体がウッドベースで、絨毯や壁の色も落ち着いていて素敵な雰囲気です。
元々の装飾が素晴らしいので、細かく指示をしなくても大人っぽくおしゃれな雰囲気になります。
また、クリスマスシーズンには披露宴会場の入り口付近に大きなクリスマスツリーが設置され、より特別感があります。
コンセプトやこだわったこと
世界観をしっかり作って、ゲストも自分たちも没入感を味わえるようにすることです。
特にペーパーアイテムとBGMにはこだわり、映画に出てくるアイテムをオマージュした小物を作ったり、サウンドトラックを使ったりと、演出にたくさん取り入れました。
プロフィールブックはホグワーツの入学許可証をイメージした封筒に入れてお渡ししたのですが、その中に4色のタッセルを入れて寮の組み分け要素を取り入れたところ、たくさんのゲストに楽しんでいただけました。
あまり作品に詳しくないゲストも楽しめるよう、なるべく一目でハリーポッターだと分かる有名なものを取り入れるように心がけています。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- LIZ MARTINEZ
このドレスを選んだ理由は、サイズや色味、デザインのすべてが自分にぴったり似合うと感じたからです。
デザインのディティールには今時っぽさがありつつも、シルエットや素材に王道らしさも感じられるドレスで、全てがお気に入りです！
ポケットが付いているドレスだったのですが、カジュアルダウンでき今時のデザインであるだけでなく、人と被らないところが特に決め手でした。
実際にスマートフォンを入れておける点も良かったです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- AMSALE
こちらもサイズがピッタリで、かなり綺麗に着こなせたので選びました。
正面には装飾がほとんどない、とてもシンプルなドレスだったため、決定するのに少し勇気がいりましたが、背の高さや肩幅の広さといった自分のコンプレックスが生かせるドレスだったので、これは自分にしか似合わないと感じて決断しました。
デザインとしては、背中側の裾まであるくるみボタンがインポートらしさ満点でお気に入りです。
自分だからこそ着こなせるドレスであること、シンプルなのに地味に見えない洗練された雰囲気、シンプルだからこそどんなコーディネートにも合う点が決め手です。
SHOESシューズ
＜挙式、披露宴＞
BENIRの白いレースの7cmヒールパンプスです。
ドレスのディテールが凝っているので、足元が見えた時にごちゃごちゃしないよう王道シューズにしました。
また、階段の上り下りやガーデンへの出入りなど、意外と動線が多いので歩きやすさを重視しています。
＜お色直し＞
ゴールドのグリッターパンプスです。
2着目のドレスは、つま先がチラッと見える丈だったので、テーマカラーの一つであるゴールドを取り入れました。
パーティー感や抜け感を出したかったので、グリッタータイプのシューズにしています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
＜挙式＞
王道のヘアスタイルにしたくて、シニヨンにしました。
ドレスのテイストと顔の雰囲気に合わせて、トップとサイドはゆるめにしています。
メイクはナチュラルで抜け感がある雰囲気にしたかったので、黒を使わずにブラウンとオレンジをメインに使用しています。
ドレスにカジュアルな要素があることや、ガーデンに出ること、自分の顔のタイプに合わせて、似合うメイクにしてもらいました。
＜披露宴＞
着用したいリボンのヘアアクセサリーがあったので、それに合わせてローポニーテールにしました。
パーティーらしさを出したかったので縦ロールのポニーテールです。
少し個性を出すために前髪のカールを強めに付けました。
メイクは挙式と同じです。
＜お色直し＞
パーティ感をより強く出すことと、挙式、披露宴からガラッとイメージを変えるために、ウェーブのダウンスタイルにしました。
メイクも大人っぽさを出すために、アイラインをやや長くしたり、リップの色を赤に変えています。
ACCESSORIESアクセサリー
＜挙式＞
スワロフスキーとパールを使ったリーフデザインのものを着用しました。
ヘアスタイルに合わせて、王道らしいデザインを選んでいます。
＜披露宴＞
Maria Elenaの肌なじみの良いオレンジカラーのスワロフスキーのイヤリングです。
ヘアスタイルやヘアアクセサリーと合わせた時にごちゃつかないよう、馴染みの良いカラーでやや小ぶりなものを選びました。
＜お色直し＞
Oscar de la Rentaの深緑のビジューにゴールドの小花がフープ状に組み合わされている、大ぶりなイヤリングを着用しました。
ドレスがシンプルなので、顔周りはとにかく華やかにしたくて大きめなものを選んでいます。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
＜挙式＞
スワロフスキーとパールの付いた細めのカチューシャを着用しました。
ドレスの装飾に合わせてリーフと小花をモチーフにしたものです。
挙式は王道に寄せたいと思っていましたが、ティアラがドレスにも顔にもあまり似合わなかったので、頭にぴったり沿うタイプのカチューシャにしました。
＜披露宴＞
DECOLOVEの羽二重シルクの大きなリボンです。
正面から見た時にちらっとリボンが見えるサイズ感や素材の透け感、小さくついたパールなどがとても気に入っています。
前撮りで使用した際にとても可愛かったので、本番でも絶対に使いたいと思っていたアクセサリーです。
無事、シルクの色味がドレスと合ったので本番でも着用できました。
＜お色直し＞
生花のヘッドパーツです。
装花をお願いしたお花屋さんに作成していただきました。
ドレス、ブーケ、テーマカラーをお伝えして、その上で装花にも合うように依頼しています。
今後、生花のヘッドアクセサリーを付ける機会はそうそうないかと思い、最後に思い切って付けてみることにしました。
NAILSネイル
ピンクベージュのベースに、ゴールドの極細フレンチライン、金箔、極小パールをあしらったデザインにしました。
ベースカラーは手元がきれいに見える色を選んでいます。
また、挙式以外のアクセサリーがゴールドなので、金箔を加えました。
極小パールは、ドレスの小花部分のパールとヘアアクセサリーのパールに合わせました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フラワーショップ：mini et maxi
メインで使ったお花：ダリア、バラ、パンパスグラス、アンスリウム
装花はお花と同じくらいオブジェをたくさん使いました。
オブジェはトランクや本、キャンドル、ランタンといったアンティーク風のものがメインです。
ハリーポッターの世界感を出すために、少し革の褪せたような色のトランクや外国語の厚みのある本などを置いています。
フラワーショップを選ぶ際に、使用できる花器やオブジェの雰囲気についても教えていただき、一番イメージに近いアンティークなものを取り揃えているところにお願いをしました。
お花は、深みのある色やこっくりした色のものをメインに使用しています。
グリーンも瑞々しいものはなるべく避け、秋や冬の雰囲気を感じる深い色のものが多いです。
お花のサイズは一輪が大きいものの割合を高くし、小花はほとんど使っていません。
また、魔法っぽい雰囲気をより強く演出するために、アンスリウムなどの変わった素材感のお花も多めに入れました。
赤系の花だけだと冬らしい印象が強くなりすぎるので、アクセントとして少しだけ黄色の花も加えています。
当日装花を見た時には「こんなにも私のイメージを具現化してくれるなんて！」ととても感動しました。
お花のチョイスはもちろん、オブジェがとても好みで驚き、披露宴会場の雰囲気ともマッチしていて流石だなと思いました。
こちらのショップにお願いをして良かったと心から思います。
FOODお料理のこだわり
お料理は、フィレ肉がメインのフレンチのコースです。
元々あるメニューですが、試食で美味しさに感動したのでそのままお願いしました。
フィレ肉はとても評判が良く「おかわりが欲しかったくらい」というゲストがたくさんいました！
また、お食事に加えておつまみとデザートのビュッフェも用意しました。
こちらは「飲み物やお腹の空き具合に合わせて、各自で楽しめた」と好評でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
シンプルな2段重ねのケーキで、トップにカップルの飾りがついています。
ハリーポッターシリーズの映画「ファンタスティックビースト」に登場するウェディングケーキに似ていたので、即決しました。
WEDDING FAVORS引出物
・ギフトカタログ
・赤坂プリンスク ラシックハウスの紀尾井町クッキー
・豆源の豆菓子「多幸ボール」
ギフトカタログのみ、ゲスト毎に価格帯を変更しています。
PETITE GIFTSプチギフト
PIARYの星形のパッケージに入ったクッキーを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ブランド：LAZARE DIAMOND
デザイン：THE BROOKLYN
メインのダイヤと両サイドにダイヤがついたメレタイプのウェーブ型リングにしました。
ダイヤを支えるアームが立体的になっていて、たくさんの光を取り込むデザインです。
婚約指輪は普段使いしたかったので、横にダイヤが並び、主張が強すぎないメレタイプのデザインを選んでいます。
ダイヤの輝きが美しいものを探していたところ、LAZARE DIAMONDのダイヤが虹色にキラキラ輝くところが気に入り、購入しました。
WEDDING RING結婚指輪
ブランド：LAZARE DIAMOND
デザイン：ECHO
正面側にダイヤが斜めに並んでいるデザインの指輪です。
憧れている上司の結婚指輪がダイヤ付きのもので素敵だなと思っていたので、自身の結婚指輪もダイヤ付きのものにしたいと思っていました。
ダイヤ付きの指輪はダイヤが取れてしまう不安があったのですが、こちらは埋め込みタイプでその心配が少なく、ダイヤの配置が斜めなので輝きが変わらないとのことで選びました。
また、婚約指輪との相性が良かったことも大きいです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式会場から退場し、ゲストみんなの顔が見えた時にとても感動しました。
ゲストと距離が近い挙式会場なので、本当に端から端まで顔を見ることができました。
顔を見た瞬間、普段からよく会っている友人や親族だけでなく、しばらく会っていなかったゲストも、今日は本当に私たちのためだけに集まってくれたんだと実感しました。
そして、全員が笑顔だったのがとても印象的です。準備中は本当に皆来てくれるのかという不安もありましたが、一気に幸せな気持ちになりました。
二人らしさとは
気取らずにみんなと楽しみ、みんなにも楽しんでもらうということを大事にしました。
ゲストがほぼ友人だったこともありますが、せっかくみんなと顔を合わせる機会なので、楽しいのが一番だと考え、ゲストと触れ合う時間を多くとるようにしました。
堅苦しい進行や挨拶などもなるべく減らしています。
嬉しかった参加者の反応
「今までで一番楽しい結婚式だった」「世界感がしっかりしてた」という言葉が嬉しかったです。
ハリーポッターファンなら気づく小ネタも、ペーパーアイテムなどにいくつか仕込んでいました。
それに気づいたゲストが写真を撮ってくれたり、後からSNSに投稿してくれたりしたことも嬉しかったです。
私にとって結婚とは
結婚とは、新しいスタートだと思います。
結婚式をして良かったなと思うのは、少し疎遠になっていた友人と結婚式を機にまた頻繁に連絡を取るようになったり、夫の家族や友人、上司など新しいコミュニティと繋がったり、世界が広がったように感じたことです。
後悔していること
テーブルラウンドで1卓当たりに時間をかけすぎて、その後の進行に影響が出たことです。
酔っぱらっているゲストが多い卓は想定以上に引き留められるので、長すぎる場合はスタッフさんにも促してもらうなどの対応が必要だったなと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
カラードレスの着用を諦めました。
提携ショップが1店舗のみで、持ち込みが不可だったので、気に入るカラードレスを見つけられませんでした。
そもそもカラードレスの取り扱いが少ないショップだったので、予約が被っているなどの理由で、着てみたいドレスの試着すらできなかったことが少し悔やまれます。
節約のための工夫
ペーパーアイテムを自作したり、ブーケを持ち込みました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
理想の結婚式をするためには、情報収集がとても大切だと思います！
式場から提供される情報だけでは、本当に基本的なことしか分からないので、プレ花嫁さんや卒花嫁さんの体験談やレポートはとても重要でした。
情報を得るのは大変ですが「もっとこうしたかった」「他の人はこうしてたのに…」といった後悔がないように頑張ってください！
赤坂プリンス クラシックハウスは、元々憧れていたことと自分のイメージした世界感とマッチしていることを理由に選びました。
また、プランナーさんとのやりとりも非常にスムーズでトラブルなく終えることができました。
お花や撮影といったパートナーさんも、依頼できるのは提携企業のみでしたが、これらが私のイメージととてもマッチしていました。
式場の雰囲気と自分の好みはやはりリンクするのだと思います。
また、私たちは式場からかなり遠方に住んでいるのですが、打ち合わせをオンラインで行ったり、日程を事前にすべて決定したりと柔軟に対応してもらい、ありがたかったです。
結婚式が終わってからしばらくはロス状態でしたが、これからもレストランや宿泊で訪れることができるのは、赤坂プリンス クラシックハウスを選んで良かったなと思うポイントです。
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