挙式
音楽室をつかった挙式でした。
アットホームでありつつ、重厚感と品のある挙式会場は本当に素敵でした。
装花等も基本のまま、特段追加もしませんでしたが、その必要もないほど素敵な会場でした。
披露宴パーティ
鹿鳴館やニコライ堂の建築で有名なジョサイアコンドル博士が百年前に作った重厚感のある本物の洋館は、友人だけでなく上司や年配のゲストから「今までで一番素敵な式場だった」とたくさん褒めて頂けました。
また、麻布十番という土地ながら、ほぼ貸し切り状態で使える点、広い庭園、スタッフの接客サービス力の高さ、料理のおいしさ、何をとっても最高の式ができたと思っています。
コンセプトやこだわったこと
コンセプトはわんわん物語の曲のBella Notte。この曲を流したくて夜の時間帯の披露宴にしました。
ペーパーアイテムや動画は夜をテーマにして作っています。
お互いおもちゃやゲームが大好きなので、クラシカルさのなかに、なるべく違和感のでないように自分達らしさを出す工夫をしました。
ブーケや装花・装飾は全体を通してアネモネのお花を使うことで統一性を出しました。
また、人と被ることがすごく嫌だったので、なるべくありきたりではない、ほかの人のやっていない演出や手法をとるようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- YNS WEDDING
LaVenie Collection ウェディングドレス
ほかの人と被るのが嫌で、オーソドックスなAラインのベアトップネックは見ないようにしていました。笑
最初はグレイスケリーのような長袖のAラインドレスを希望していたのですが、記念に試着したマーメイドタイプがすごく気に入ってしまい、以降マーメイドタイプでドレスを探しました。
会場に大きな階段があるため、トレーンは長め、また会場負けしないよう、レースはなるべく太目の裾レースでビーズ刺繍の入った華やかなものが良いと思いました。
最終的に、デザインの変更が可能で(胸元をハートカットからストレートに変えました)、幅広の裾レースと、ボディのビーズ刺繍が素敵だったYNSさんのマーメイドに近いAラインのドレスに決めました。
SECOND DRESSドレス 2着目
友人に母のドレスも使いつつ製作して頂きました。
元々は母のドレスをリメイクしてウエディングドレスを作ってもらう予定でしたが、ウェディングをどうしてもマーメイドタイプにしたくなってしまったため、カラードレスを作ってもらいました。
母のドレスの生地以外に、日暮里やネットで生地を購入し、バレエやスケートの衣装を作っている友人に作成して頂きました。
ありきたりなデザインではせっかく作ってもらう意味がないかな、と思い、パフスリーブの大きめの袖をつけたり、人と被らないような色に染めてもらったり、いろいろわがままを聞いていただきました。笑
サコッシュにつかったリボンは日暮里で一目ぼれして購入したもので、ドレスとアクセサリーの色合いはこのリボンを中心に決めました。
おかげで、ほかの誰とも被らない、自分だけの大切なドレスを着ることができました!
SHOESシューズ
ウェディングは歩きやすさを重視してエスペランサの靴に母作成のシューズクリップを付けました。
カラードレスはダイアナの踵にリボンのついたデザインのパンプスにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアとメイクの土台は式場提携先のハツコエンドウさんにお願いしました。髪型は普通とは逆にしたくて、ウエディングでダウンヘア、カラードレスでアップのヘアスタイルにしました。
また、メイクは普段からお世話になっているメイクアップアーティストの友人に、最後のアイメイクとリップだけお願いし、その様子を写真も撮ってもらったり大切な思い出になりました。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングはドロップ型のパールのイヤリングと同じくパールのネックレスでクラシカルにまとめました。
カラードレスの時は、真ん中にアンティークショップで購入したローズ色の石のチャームをつけたチョーカーにしました。
アップヘアで背中が見えるので、チョーカーのリボン部分を長くとって、背中側に垂らしました。
ピアスはアネモネの花風のパーツに一目ぼれしてしまったため、パールや石をシャワー代に固定して手作りしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングは本当はクラウンが良かったのですが、好みのものがどうしてもみつからず、花の形のレースの飾りにしました。少し寂しかったので、お花の部分にビーズ刺繍をして少し豪華にしました。
カラードレスは、ブーケが造花だったので同じお花と、ピンクっぽいお花を足して髪飾りにしました。
NAILSネイル
白地に、カラードレスに合わせた薄紫でお花を描いてもらいました。左手の薬指と右手の親指には、ネイリストさんが「サムシングブルーですね」とブルーの小さなストーンをつけてくれました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花・ブーケ(ウェディング・カラー)すべてにアネモネを使用しました。
可愛すぎず、かといってモダン過ぎないものが良かったので、ウェディングは白黒のアネモネを中心に、葉はシルバーグレーのものを多めに入れてもらいました。
カラードレスのブーケは、ドレスにぴったりの色のシャクヤクの造花が見つかったので、それとピンクのアネモネを中心に造花で作ってもらいました。髪飾りにも同じお花を使っています。
装花も同じくアネモネを使用しましたが、こちらはアネモネ部分のみ造花にしました。披露宴会場が全体的に赤っぽいので、装花はそれとカラードレスの色にも合うように、くすんだピンクと白でまとめてもらいました。
FOODお料理のこだわり
三井の迎賓館として現在も機能している三井倶楽部は、首相をはじめ数々の著名な方も来館しているとのことで、食事については全く心配しておりませんでした。
料理のランクもスタンダードなコースにしましたが、ゲストの皆さんも口をそろえて美味しかったと言ってくれていたので大満足です。
こだわりは少しお値段が高かったのですがどうしてもやりたかったデザートビュッフェです。自分でも食べる気満々だったのですが緊張と忙しさであまり食べれなかったのがこの結婚式唯一の後悔です。
みんな美味しかったと言ってくれているので、私も三井倶楽部の式に呼ばれたいです。笑
WEDDING CAKEウェディングケーキ
デザートビュッフェがあったため、ケーキはイミテーションを使用しました。
ケーキのトッパーは、幼馴染でパティシエをしている友人につくってもらいました。
家で飼っている猫と、たくさんのお花で可愛く飾ってもらってとてもうれしかったです。
WEDDING FAVORS引出物
引菓子は、「みんなバームクーヘン飽きたでしょう」ということで、大好きな資生堂パーラーの個包装されているお菓子にしました。笑
ゲストからは味はもちろん、個包装なので気軽に食べれてよかった、入れ物の缶が可愛くて小物入れにした、等予想以上に好評でした。
引出物はカタログは帰りに重いだろうと考え、カードタイプのギフトにしました。 ゲストによってランクが違ったため、間違い防止を兼ねて席札を封筒にして、その中にカードを入れておきました。
ご夫婦で1つの引出物の方もいらしたので、サンキューカードひとりひとりの封筒の中に入れて、空の封筒が内容に工夫しました。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはレンジで作れるポップコーンの輸入菓子にしました。最初は一人用ラーメン等も考えたのですが、家族がいる人に1つはな…と悩み、結局価格も安く、独身・世帯者関係なく気軽に食べられるかなと思いポップコーンを選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
オリジナルで作成しました。
WEDDING RING結婚指輪
昔からお世話になっている宝石店で購入しました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
劇団員の友人と声優の友人に、ミュージカル調の余興をお願いしていたのですが、最後には大学の友人を中心にたくさんの人が余興に参加してくれていてとても嬉しかったです。
二人らしさとは
「二人とも、ゲームやおもちゃとねこが好きで、手作りが得意で、人が喜んでくれる事が大好き」ということかなと思います。
皆が笑顔になって楽しんでくれるような式を目指しました。
嬉しかった参加者の反応
まずは会場にいてはほとんどのゲストの方からお褒めの言葉を頂きました。
また、コツコツ作ったペーパーアイテムや動画については「あれ自分でつくったの!?」と驚いていただけたのが嬉しかったです。
私にとって結婚とは
一番信頼できて、自分のことを理解してくれる人が、いつも一緒にいる安心感がとっても心地よいなと思います。
後悔していること
デザートビュッフェが全然食べられなかったのが一番の後悔です!!!!本当に美味しそうで食べたかったです!!!笑
やりたかったけれど諦めたこと
和装はしてみたかったなと思います。また、ドレスのできる時期がぎりぎりだったため前撮りができていなくて、結局後撮りもできていないのでやりたいなと思っています。
節約のための工夫
ペーパーアイテムはなるべく自作することでだいぶ安くすみました。(時間と手間はかかりましたが…)引出物も、カードにして席札に入れてしまったため持ち込み料が発生せず節約になりました。
また、ドレスは購入することでレンタルより大幅に安くなりました。新郎のタキシードもサイズがなかったので購入したのですが、結果的に安く済んだのでとてもよかったです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式は準備は大変だし、喧嘩もしたりすることもありますが、きっと終わった後はやってよかったな、と思えるはずなので頑張ってください。
そしてぜひ式場選びは妥協せずじっくりすると良いと思います!