satochi8
せっかく来てくださるゲストの方にどうしたら楽しんでいただけるか?を考えました。
この様な状況の中で少しでも安心してしてもらえる様に事前に「コロナ対策」をわかりやすくお伝えしていました。
「きちんと感もあるけれどアットホームな雰囲気」にしたかったので、特に挙式は潔いコーディネートにしました。ドレスの広がりが少ないものにしてカジュアルさも出しました。
また「笑いあり涙あり」の結婚式にしたかったので、面白い写真やゲームを取り入れたり、思い出の写真を沢山使い、ゲストにサンクスムービーと歌を送りました。
挙式
昔オルゴール館だったチャペルは趣のある歴史を感じる建物。真っ白のチャペルが緑に囲まれている様子も素敵。窓から覗く緑もとても綺麗です。オルガンでの生演奏にとても感動しました。
披露宴パーティ
一面がガラス張りでお庭の緑を眺めることができます。また、天井近くの窓からは空が見え、太陽の光も感じられます。もともと白だったレザーの床は長い年月を経て茶色に変わっています。多くの方々がここで式を挙げてこられたのだと思うと感慨深く、感動しました。
コンセプトやこだわったこと
会場装花、ブーケ、ドレス、ヘアメイク、アクセサリーなど全てのコーディネートとバランスにこだわりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
poetika
芦屋にあるインポートドレスショップpoetikaさん。
6年前に姉のドレス選びの付き添いで伺った際に、世界観の可愛さに感動し、私もいつか必ずここでと思っていました。
選んだのはスレンダーラインのシンプルなドレス。素材はジャージーなシルククレープのドレス。裾にかけて広がるドレープがとても綺麗でした。もともと体型を気にしてゆとりのあるシルエットを選んでいましたが、身体にフィットするデザインの方が着膨れせずすっきり着ることができると気がつきました。
ややオフショルダー気味のノースリーブで肩が出すぎない所やVネックで首元が綺麗に見える点も気に入っています。バックスタイルもVになっており、小さなくるみボタンが可愛らしいです。
SECOND DRESSドレス 2着目
同じくpoetikaさんのフランスのアンティークレースボレロ。とても細かくて繊細なレース。透明感の出る絶妙な透け感です。
予算的にもそうですが、ドレスは一着を長く着たいと思っていたのでシンプルなドレスを選び、お色直しにレースのボレロを上から着用しました。
小物で印象を変えて楽しめるところがpoetikaさんのドレスならではだと思います♡
SHOESシューズ
アイボリーの太めのヒールを探していましたが、見つからなかってのでドレスショップでレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
シーン別で印象が変わる様に4パターンのヘアスタイルを作っていただきました。スタイルに合わせてヘッドアクセやイヤリングも変えました。
タイトなスタイルではじまり、ローシニヨン、ローポニー×紐アレンジ、お色直しはルーズな編みスタイルに。
メイクのポイントは、ブーケカラーに合わせて変えたところです。
挙式では白とベージュを基調としたブーケだったのでナチュラルな赤リップとベージュ系のアイシャドー。
ガーデンは爽やかなオレンジリップにシンバーのアイシャドー。
お色直しはワインレッドやパープルのくすみ系のブーケだったので、シックにブラウンレッドのリップにゴールドのアイシャドーにしました。
ACCESSORIESアクセサリー
ヘアスタイル同様、シーンに合わせて4つイヤリングを変えました。
○ 挙式
fua accessories
ピンクベージュのパールイヤリング
シンプルでタイトなデザインのドレスだったため、ボリュームのあるパールのイヤリングがとても合いました。
○ガーデン乾杯
クリスタルイヤリング
ガーデンからレースのボレロを着用したため、アクセサリーはシンプルにまとめました。
ナチュラルなガーデンの雰囲気には、あえてスタイリッシュなクリスタルを合わせ透明感を出しました。
○披露宴
一粒パールのイヤリング
母が大事に使っていたパールのイヤリングを借りました。
○お色直し
atelier el
ゴールドのフープイヤリング
秋色の装花やブーケに合わせてここではゴールドに。ルーズなヘアスタイルと合わせてカジュアルな雰囲気にしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式ではシンプルにヘッドアクセサリーはなしに。
ガーデン挙式ではシャンパンゴールドのレザーの紐を使ってアレンジしました。
披露宴ではpluieのクレセントコームで華やかに。
お色直しは装花の花飾りをつけて大きく印象を変えました。
NAILSネイル
ベージュをベースにシャンパンゴールドを混ぜたシンプルネイルにしました。ブーケやヘアメイクに変化が多いため、ネイルはさりげないカラーを意識しました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
会場装花は華やかになるようにワインレッドやピンク、パープルなどの秋らしいくすみカラーを選びました。大小の花瓶を使うことで透明感や抜け感のあるとてもお洒落な雰囲気にしていただきました♡
高砂や釣花にはスモークツリーのドライが入ってニュアンス感たっぷりに。紅葉した葉や細長いユーカリを使っていただき可愛すぎず落ち着いた雰囲気にしていただいたのが、とても気に入っています。
FOODお料理のこだわり
もともと会場の1階がレストランになっており、お試しで食べさせていただいた際に美味しくてびっくりしました。ゲストの方からも、結婚式でこんなに美味しい料理は食べたことが無い。全て美味しいと絶賛の声をいただきました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
旦那さんの要望でショートケーキに。アットホームな雰囲気と、シンプルで大人っぽい雰囲気を意識して装花はトップのみにしました。
ファーストバイトの前に両家の両親にお手本バイトをお願いしました。喧嘩するほど仲の良い両親ですが、しょうがないなぁと言いながら楽しんでくれていて、とても心が温まる時間でした。
WEDDING FAVORS引出物
縮小する前は遠方のゲストが多い予定だったので、カタログギフトのカードタイプで持ち帰りやすいものを選びました。また縁起がいいと言われるバームクーヘンを選び、家族の方でも分けて食べていただけるものにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
“ruru marys”のガトーショコラにしました。
パッケージが可愛くて自分がもらったらすごく嬉しいと思いました♡
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Atelier d'antan
ペアでファッションリングを購入したことがあったお店のものを旦那さんがサプライズで選んでくれました。さりげなく普段から愛用できるデザインですが、整えていない天然の石の形で唯一無二なところが気に入っています。
WEDDING RING結婚指輪
Atelier el
グリーンゴールドという、ゴールドとシルバーの間くらいの肌に馴染むカラーがとても気に入っています。作ってくれた岡本さんのお人柄が本当に素敵です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式の最後に、司会者の方からゲストの皆様に「二人の結婚に賛同してくださる方は大きな拍手をお願いします」という声かけで、盛大な拍手をしていただいた事です。
大切なゲストの方全員が私たちのために集まってくださったこと、賛同して見守っていただけたことが心から嬉しく、とても感動しました。
二人らしさとは
マイペースで飾らないところ。
目指していた「きちんと感もあるけどアットホームな雰囲気」の式になったと思います。
私自身、デザインを考えるのが好きだったので、招待状やプロフィールブック、メニュー表、ウェルカムボード、タペストリーなどを手作りしました。ドレスコーディネートに関しても「好き」を追求することが楽しく、自分らしい雰囲気だったと思います。
旦那さんはプロフィールムービーやクイズのムービー、サンクスムービーを担当してくれて、要所要所にゲストを笑わせる画像や仕掛けを作ってくれました。
普段から私を笑わせてくれる旦那さんですが、当日は私もリラックスして楽しむことができましたし、ゲストも笑ってくれて、旦那さんらしさを皆さんに知ってもらえたと思います。
嬉しかった参加者の反応
「笑いあり涙ありの良い結婚式だったね!」
「旦那さんは頼もしくて面白い人なんだね!」
「ちいやんらしさが詰まったセンス抜群の式やった!」
という嬉しい言葉をいただきました。
私にとって結婚とは
私にとっては旅立ちと始まりでした。
結婚式の準備をしている中でアルバムなどを見返して両親が育ててくれたありがたさを再認識できました。
当日感謝の気持ちを伝えることができて、旦那さんと一緒に支え合って困難を乗り越えていこうと決意できました。
これからは両親に親孝行のできる立派な女性になりたいと思っています。
後悔していること
ありません。
コロナの影響で延期をしたり、何故この時期に予約してしまったのだろうと後悔した時もありました。ですが、旦那さんといつも以上に本音で話し合ったり、周りの人に相談に乗ってもらう事で乗り越えられ、今ではキャンセルせず結婚式をしてよかったと思っています。
やりたかったけれど諦めたこと
ゲストに拇印を押していただく結婚証明書やブーケセレモニー、果実酒ラウンド、ブーケトス。
コロナ対策を考えて諦めました。
代りに目で楽しんでいただけるフラワーウォールやクイズ大会、サンクスソングで楽しんでいただきました。
節約のための工夫
ドレスは1着だけにしたこととペーパーアイテムやタペストリーをDIYしたことです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
私もそうでしたが、この様な状況の中で正解が無いからこそ悩むことばかりで、しんどい気持ちになってしまいますよね。
私たちは、一度延期し、二度目の延期ができず、中止の場合は大きなキャンセル料金がかかってしまう中で、どうするべきか本当に悩みました。
そんな中、親戚の叔父が言ってくれた「どんな形であれ二人が幸せならそれが一番だ。」という言葉に助けられました。
親戚の方は欠席になってしまいましたが、離れていても心から祝福していると気持ちが伝わりました。どんな形であれ後悔がないまで二人で考えて答えを出すことが大切だと思います!
今はオンライン受付やリモートなど接触を避ける工夫なら沢山あるので、どうか諦めず結婚式の準備を楽しんで欲しいです!