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挙式は大聖堂で行ったため、厳かな雰囲気で行いました。
ただ自分たちらしさも取り入れたかったのとコロナ禍での結婚式に招待して来てくれた招待客への感謝の気持ちを表したかった為、人前式にして誓いの言葉は自分たちで考えました。
あとは結婚式でエンゲージリングをつけたかったのでエンゲージカバーセレモニーを入れました。
披露宴ではコンセプトを「パーティー」にして、厳粛な挙式とは雰囲気をガラッと変えました。
理由としては、夫婦で海外旅行に行ったりフェスに行くのが好きだったので、挙式は真面目に、披露宴は楽しく盛り上がりたいと思ったからです。
具体的には、音楽は花嫁からの手紙と両親への花束贈呈以外は全て洋楽にし、ハウスやジャズ、EDM、スウィングなどノリの良い曲ばかりを選曲しました。再入場ではEDMを流して新郎新婦でダンスしました。
挙式
大聖堂のバラ窓のステンドグラスが大きく迫力があり、とても綺麗でした。また天井が高く、バージンロードも長いため広々としており、100人以上参列できます。厳かでクラシカルな雰囲気ですので、ザ・大聖堂といった感じです。
私が挙式した日は雨だったのですが、高いところに窓があるので、雨でも光が入ってきて明るかったです。参列者や写真を見せた人たちにも素敵な会場だったと大好評でした。
披露宴パーティ
高砂の後ろが全面窓になっており、緑いっぱいの庭が広がっていて素敵な景色でした。1月に行いましたが、庭が綺麗に手入れされているので冬でも緑が保たれていました。どの時期でも綺麗な景色だと思います。庭や階段からの入場ができるのもポイントです。
コンセプトやこだわったこと
自分たちで用意できるものや作れるものはなるべく作りました。特にムービーは一番時間がかかり大変でしたが、写真を集めたり動画を撮りに行ったりして、一から自分たちで作ったため達成感がかなりありました。
新郎の母が手芸が得意だったため、何か一緒に作りたいと思いリングピローを手作りしました。義母には一から教えてもらったのですが、一度も手は出さずに私に作らせてもらいました。一度完成したものの納得がいかず、再度作り直してより良いものができました。
祝辞に関しては、新郎の職場上司にお願いする予定が欠席となってしまったので、新郎の海外にいる友人に声をかけてムービーを送ってもらい、それを一つの動画にして祝辞ムービーとして会場で流しました。なかなかない祝辞だったので、かなり評判がよかったです。
用意するグッズの色はテーマカラーに合わせてゴールドやホワイト、ベージュを基調とし統一感が出るようにしました。
結婚式についてはとにかくインスタグラムなどで情報をたくさん集め、自分はどこをどうしたいのかということをなるべく具体的にしました。その中でこだわりたいところとそうでないところを明確にし、こだわりたいところは力を入れて、そうでないところは低予算で抑えました。
特に映像は、エンドロールを絶対流したかったのとプロに任せた方が綺麗に残せると思ったので、エンドロールは一番いいプランにしました。結果素敵なエンドロールが撮れたので大満足です。
式と披露宴のプログラムは何度も司会の方と相談しました。ここでこんな説明をして欲しい、話を振ってほしいなど、細かく指定しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- LUISA
- ショップ
- DESTINY Line
提携のディスティニーライン横浜でレンタルしました。
ドレスはルイーザのLU3173です。
最初はアントニオリーヴァのAR0032を検討していたのですが、値段が予算を超えてしまっていたためサロンの方に相談したところ、紹介してもらったのがこのドレスでした。
シンプルなものが良かったのと袖のないビスチェタイプが良かったので、付属のレースの袖は付けずに着用しました。予算を抑えたものの、胸元のハートカットやシンプルでクラシカルなデザイン、程よいボリューム感が気に入り即決しました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- LUISA
- ショップ
- DESTINY Line
1着目と同じ提携のサロンでレンタルしました。
ブランドは偶然にも1着目と同じルイーザで、LU5136のラベンダーにしました。
1着目のウェディングドレスをシンプルで張り感のあるドレスにしたので、カラードレスは雰囲気を変えてふわっとした素材のものを選びました。プリンセスラインでボリュームがあるところと、後ろのトレーンがレースになっているところと、デコルテと背中にかけてのレースの透け感が可愛くてお気に入りです。
THIRD DRESS和装 3着目
- スタイル
- 白無垢
前撮りを和装(白無垢)で行いました。
ドレスと同じ提携のサロンでレンタルしました。事前に選ばず、当日持ってきていただいた3着の中で一番真っ白なものを選びました。前撮りは和装で撮れれば特にこだわりはなかったのですが、当日持ってきてもらったものでも満足でした。
SHOESシューズ
シューズは提携サロンでレンタルしました。
シューズは白い無地のシンプルなパンプスであればセット価格の範囲内でレンタルできました。ヒールはドレスに合わせて7㎝でした。私は他のシューズは見ませんでしたが、プラスで料金を払えば他にも靴はあったかもしれません。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
私はロングヘアだったので、挙式はアップ、披露宴(お色直し後)はローポニーにしました。挙式では参考の画像を見せて、シニヨンでまとめてもらいました。前髪がないので、少し引き出すようにしてもらいましたが、後れ毛は出さないようにしました。
メイクはアイシャドウはブラウン系、リップはレッド系にしてもらいました。リップに関しては和装での前撮りで赤いリップにしてもらった時にとても気に入ったので、挙式でもツヤのあるレッド系にしてもらいました。ヘアメイクの方がとてもいい方で、希望を伝えるとリップを何色か混ぜてオリジナルの色にしてもらいました。
披露宴は最初は挙式と同じヘアメイクにしてもらい、お色直しでローポニーに変更しました。アップを崩した後にさらに巻いてもらい、ふわふわでボリュームを出してもらいました。
メイクはチークをピンク系に変更、リップは挙式のレッド系の上から青系のラメの入ったグロスを重ねてもらい、カラードレスに合わせた色味に変更しました。
ACCESSORIESアクセサリー
衣装と同じ提携サロンでネックレス・イヤリング・ベール・グローブをレンタルしました。(この4つをレンタルするセットの申し込みをしました。)ネックレス・イヤリングはレンタルのものと別に購入できるものもありました。
アクセサリーは、カラードレスがデコルテまでレース生地があったため、お色直しではネックレスのみ外しました。ベールは大聖堂とバージンロードで映えるようにレースのついたロングベールにしました。グローブはドレスに合わせてシルク生地の肘までの長さのグローブにしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングドレスの際は提携サロンでティアラをレンタルしました。キラキラしている質感のもので、厳かな雰囲気に合わせて少し高さのあるティアラにしました。
カラードレスではブーケで使用した生花をつけました。イメージや大体の色は事前に伝えていたのですが、生花なので当日にならないと花の大きさや量はわからなかったです。ですが式当日にみたら、大きいのから小さいのまでたくさん用意してもらえたので、かなり華やかになりました。
NAILSネイル
仕事柄普段ネイルはしないので、ラウンドのパラジェルネイルにしました。親指・中指・薬指は淡いピンクで細かいラメを入れてもらいストーンを2つずつ付けてもらいました。人差し指と小指のみシルバーラメのネイルにしてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
テーブルや高砂の装花は、赤とピンクのバラをメインにしてもらいました。ブーケは白とくすみピンクのバラにグリーンを足したクラッチブーケにしました。
FOODお料理のこだわり
事前に試食会があり、フレンチとフレンチジャポネを試食しました。伊勢山ヒルズはどのコースでも魚と肉の2つのメインが取り入れられているのと、食材もこだわっていていたので見た目がとても豪華でした。
私たちは出席者の年齢層が若かったのでフレンチにしました。コースも種類が豊富だったので予算に合わせて選びやすいと思います。ゲストからはどの料理も美味しかったと大好評でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
私は2段のネイキッドケーキにしました。演出はケーキ入刀とファーストバイトを行いました。ケーキの装花は最初つけようか悩みましたが、グリーンメインで会場の装花と同じバラを使用してもらいました。ネイキッドでスポンジが多い分寂しくなるかなと思いましたが、装花とフルーツのおかげで華やかになりました。
WEDDING FAVORS引出物
贈り分けはせず、親戚・職場・友人みんな同じ引き出物にして、多くもらった方のみお祝い返しとして後で贈り物をしました。
内容はル・クルーゼのペアタンブラー/ポップコーン/お赤飯とお吸い物のセットにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Cartierの1895ソリテールリング(プラチナ)です。
王道のエンゲージリングが欲しかったので、夫が好みを聞いて探してきてくれました。
WEDDING RING結婚指輪
BVLGARIのマリーミーにしました。
夫は少し太めでダイヤなし、私はスタンダードで、ダイヤが1粒あるものにしました。平打ちで厚みがあり、重厚感があるデザインに惹かれました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式前にファーストミートをした時、タキシードを着ている新郎と顔を合わせた瞬間が一番感動しました。
コロナで一度結婚式を延期して悔しい思いをしたり、コロナ禍での結婚式で思い通りに準備が進まなくて悩んだことを思い出し、やっと式が挙げられるんだと思うと自然と涙が出てきました。
その後両親ともファーストミートをしたのですが、両家の両親の喜んだ顔を見て嬉しくなり、また涙してしまいました。
それから挙式でゲストの顔を見た時も感動しました。
コロナ禍にも関わらず、私達の結婚式を楽しみにしていてくれて、来てくれたゲストの人の顔を見た時に、たくさんの人に支えられているんだと実感しました。
二人らしさとは
私たちの二人らしさとは、何事にも挑戦すること、笑顔でいることだと思います。
とにかく明るく、フットワークが軽い私たちですので、日本国内だけでなく海外旅行も好きで色んな場所に出かけます。そこでたくさんの経験をすることで自分の幅も視野も可能性も広げることができると思っています。その経験から友人にも恵まれ、交友関係が広がっていると感じています。
笑顔でいることについては、お互いを尊敬し合い、好きという気持ちを持ち続けているからこそ二人でいると自然と笑顔でいれます。周りには二人仲良いよねとよく言われるため、そのような雰囲気が出ているんだと思います。笑
嬉しかった参加者の反応
笑いあり涙ありの楽しい式だった、参列していて飽きなかったと言われたのが嬉しかったです。
私にとって結婚とは
大好きな人とずっと一緒にいると約束することです。
結婚するなら当たり前のことだと思いますが、大好きな人たちの前で大好きな人と一生一緒にいることを誓い、祝福されることがとても幸せなことなんだと、結婚式を挙げたからこそ思えます。
後悔していること
式当日が雨だったので、外でフラワーシャワーができなかったことと披露宴開始の際に庭からのサプライズ入場ができなかったのが残念でした。(天気は当日にならないとわからないので仕方ないですが…)
やりたかったけれど諦めたこと
フラワーシャワーにリボンシャワーを混ぜようと思って途中まで作成したのですが、時間がなく間に合わなかったので諦めました。余裕を持って準備しておけばよかったなと思います。当日はフラワーシャワーだけでも十分綺麗だったので、結果的には満足しています。
節約のための工夫
持ち込みできるものを確認し、持ち込みで安くなるものはなるべく自分たちで用意したり作成するようにしました。
私は席次表・席札・テーブルナンバー・リングピロー・ウェルカムボード(友人に作成依頼)・ウェルカムスペースグッズ・誓いの言葉(市販の写真立てに入れました。)・オープニングムービー・祝辞ムービー・プロフィールムービー・感染対策グッズ(1つ100円ほどのマウスシールドをAmazonでまとめ買いし、100均のジップロックにメッセージカードを添えて入れたもの)を用意しました。
ウェルカムスペースはなるべく低予算で済ませたかったので、インスタグラムなどを参考にして100円ショップをメインにグッズを集めました。
装花に関しては、伊勢山ヒルズの場合はセットプランになっていて、コースによって値段が違いました。値段が上がると花をつけられる場所も増えました。装花は値段が上がりやすいので、自分の中でこだわりたいところを明確にし、いらないところを省いてこだわりたいところにプラスしました。
(例:ナイフフラワー、マイクフラワー、グラスフラワーを無しにして、その分ブーケの値段に当てるなど)
前撮りの衣装、自分のアクセサリーなどの小物類、靴、一部の装花、テーブルコーディネート、結婚式のアルバムはあまりこだわらずセットのものにしたり低めのランクにしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
少し前までは当たり前に出来ていた結婚式。
このような状況で結婚式を挙げようか悩んでいる新郎新婦も多いのではないかと思います。私は2020年7月に結婚式を挙げる予定でしたが、新型コロナウイルスが流行し招待状を出す頃には緊急事態宣言も出てしまったので、2021年1月に延期しました。
その後はどんな状況になってももう延期はしないと決めて、当日まで準備をしてきました。実際再び緊急事態宣言が出てしまい、宣言中の結婚式だったので欠席者もいましたが、当日来たゲストはみんな私たちの結婚を喜んでくれて、結婚式を楽しみにしてくれていた人ばかりでした。
このご時世に結婚式を挙げることについて、色んな情報や意見があると思います。ですが、私は結婚式を挙げてもいいと思います。私自身、こんな状況だったけど結婚式を挙げてよかったと思いましたし、後悔していません。むしろ大満足だったと胸を張って言えます。
一生に一回、自分たちが主役になれる日が結婚式です。式を挙げても挙げなくても、夫婦二人が納得する結論ならどちらも間違いではないと思います。ただ、結婚式を挙げたいけどこんな状況だから諦めた方がいいのかな…と悩んでいる新郎新婦がいるのなら、私は挙げてもいいよと背中を押したいと思います。
出席者が少なくても、親族だけでも、あなた達夫婦が結婚することを笑顔で祝福してくれている人は必ずいます。私は自分の体験を通して、コロナ禍でも幸せな結婚式ができることを皆さんに伝えたいです。
たくさん情報を集め、自分のやりたいことは精一杯叶えてください。そして、後悔しないようやりきってください。結婚式場のスタッフの人たちはプロなので、安心して何でも相談してみてください。できる限り力になってくれるはずです。
準備中はコロナに振り回され大変でしたが、結婚式場のスタッフの方々は誰一人諦めている人はいませんでした。私たち夫婦が不安になっても、私たちは応援します!と背中を押してくれました。前向きなスタッフの方がいたからこそ、当日まで準備を続けてこれたんだと思います。
なので私は伊勢山ヒルズのスタッフに感謝していますし、こんな素敵な式場で結婚式を挙げることができてよかったと思っています。