hulameria0305
海外まではるばる来てくれるゲストのみんなが、快適で楽しい・来てよかったと思えるような式にしたかったので、「海を見渡せる解放感に溢れる空間で、ゲスト全員が分け隔てなく楽しめる参加型の結婚式」をコンセプトにしました。
ゲストの顔が一人ひとりちゃんと見渡せるところにいて、全員とたくさん関われる式が理想でした。
そして、式の時間も、ゲストに見守ってもらうだけでなく、一緒に作っていく時間としたかったので、人前式にしました。私たちだけでなく、ゲスト全員に順番に祭壇に来てもらって、結婚証明書にサインをし、ウエデイングツリーにスタンプを押してもらい、その際に一人ひとりと少し言葉を交わしました。
そのほかにも、ゲストからの承認は、拍手だけでなく、私たち二人で手作りしたリボンワンズを振ってもらいました。また、家族にはレイセレモニーを行いました。
式とパーティの間ではサンドセレモニーをお願いし、パーティーにはポリネシアンダンスショーを取り入れ、ゲストのみんなにも踊ってもらい、みんなで盛り上がり楽しみました。
挙式
270度ウォ―タービュ―で高台に建っている為絶景な上、天井も高く、全面的にガラス張りなので、底抜けに明るいです!
入場で扉が開いた際の開放感も、祭壇に上った時の見晴らしの良さも、とても感動しました。ずっと目に焼き付いてます。
ゲストの席もふかふかの白いソファとなっているので、ゲストもリラックスして座ることができます。
羽根がモチーフになっているチャペルで、退場の時に新郎新婦が羽根をキャッチするセレモニーもあり、その羽根を小瓶に入れて持ち帰ることができるので、とても思い出になります。
披露宴パーティ
新郎新婦の席の後ろの壁は、全面ガラス張りなので、とても開放的で、実際のお部屋の広さよりも広く感じます!また、ガラスの扉も開けることができ、海の音が聴こえてきてとても気持ちが良いです!
会場内の白で統一された壁も、とても品良くおしゃれにいろいろと装飾されているので、海の景色と併せて贅沢な空間となり、どこを見てもきれいで絵になる会場でした。
コンセプトやこだわったこと
メニュー表から小物まで、また挙式・パーティ各々での演出も、色々と自分たちで作ったり個別手配をしたりと、私たちらしさを散りばめて、心を込めたオリジナリティ溢れるものにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
海外挙式なので、海に映える白のウェディングドレス1着にしました。その代わりに、挙式・パーティ―、ビーチフォトと、すべてヘアスタイルをチェンジし、サッシュベルトやアクセサリ―も違うものを使い、場面によって雰囲気を変えるようにしました。
チャペルのモチーフが「羽根」だったこともあり、ウェディングドレスは羽根のようなふわふわしたデザインのものにしました。
インスタグラムで卒花嫁さんを見て一目惚れし、自分もこのドレスを着たいなと思い、試着しに行きました。他に4着着ましたが、一目惚れしたドレスが一番ピンときたことと、主人もコーディネ―ターさんも声を揃えてこのドレスが圧倒的に似合っているしチャペルにも映えると言っていたので、ほとんど迷うことなく決まりました。
切り替え位置が低めなので、ふわふわドレスではありますが大人っぽさもあって、大人可愛いという言葉がぴったりのドレスなのもお気に入りの点です。
SHOESシューズ
Benirさんのウェディングシューズを購入しました。
私は、足が甲高幅広なのですが、低身長の為、ヒールも12cmのものを履かないといけなかった為、自分の足に合った、ゆったりした靴が必須でした。そこで、日本のメーカーでデザインも可愛いBenirさんの靴に一目惚れし、取扱いしているドレスショップで実際に試着しました。
こんなに歩きやすいヒール靴があるのかと思うくらい歩きやすかったです!テイストはレース生地のホワイトにし、レース生地のリボンをオプションで付けました。レース生地のショートグローブや、ドレスの胸元のレース部分ともマッチしていて、とても気に入っており、今はおうちで大切に飾っています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式:低めのシニョンヘア
パーティ―:ローポニー
ビーチフォト:ハーフアップ
どの場面もがらりと雰囲気を変えて、自分のやりたいスタイルを全て取り入れました。
メイクは派手になりすぎず、普段と顔が変わり過ぎないない程度に、でもはっきりとした華やかな印象になるよう、目元は目尻から半分だけつけまつげを付け、眉は優しい表情で写真映えするようになだらかなラインでしっかりめに描き、アイシャドーやチーク、口紅はその場でいろんな色味のものを見せて頂き相談しながら、しっかりめに塗って、パッと明るい表情になるようにしてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式:キュービックジルコニアで作られたフラワーモチーフのエタニティネックレス、それとお揃いのイヤリングを着用しました。また、レース生地のショートグローブを着用しました。
パーティ―:イヤリングと左腕のブレスレッドに、オーガニックパールやスワロフスキー、フラワーチャーム・リーフチャームなどを用いたコーラルピンクの小枝アクセサリーを着用しました。
その他、アクセサリーと併せてピンクのサッシュベルトを着用しました。
ビーチフォト:挙式で着用したイヤリングを付けました。ネックレスはしませんでした。
その他、ブーケやビーチフォトの際の黄色のスニーカーと色を揃えて、黄色のサッシュベルトを着用しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式:スワロフスキークリスタルとパールを使ったハートのデザインが真ん中に入ったティアラを着用しました。
パーティ―:イヤリング、ブレスレッドとお揃いのデザインのヘッドドレスを着用しました。
ビーチフォト:白いデンファレの生花のハクレイを着用しました。
NAILSネイル
アクセサリーやブーケの色味に合うよう、コーラルピンクをベースにし、そこにゴールドのラインや白いお花のシール、パールを乗せました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
海の景色や会場の装飾だけでも十分華やかでしたので、その景観を大事にしたい気持ちもあり、パーティ会場には装花は使いませんでした。
チャペルは予め白の装花が施されており、最前列のシートの脇にある装花には、チャペルモチーフの羽根も交えられてました。
FOODお料理のこだわり
メニューは予め4つの中から選ぶようになっています。私たちが選んだコースは基本プラン内のコースなのですが、ホタテ・ロブスター・白身魚・アンガスビーフと、魚介からお肉まで様々なお料理が食べられるコースです。リゾートでの結婚式だったので、シーフードができるだけ多く盛り込まれたコースがいいなと思っていました。
ホワイトアロウチャペルはシェラトンラグーナグアムの敷地内にあります。チャペル選びの際、パーティ―のお料理の質を左右するのはそのチャペルのあるホテルのグレードにあると思っていたのですが、さすがはシェラトン、とても美味しく、ゲストからも大好評でした。
また、アレルギーがあるゲストには、事細かにお伺いし、数人対象者がいたので、それをコーディネ―ターさんを通して現地にお伝えして頂いたところ、すべて、アレルギー対応食に個別に対応してくださっており、それもすごく美味しかったようで、アレルギーをお持ちのゲストもみんな安心して食べることができ、この対応にも味にもすごく喜んでくれていました。
ゲスト一人ひとりを大切におもてなししてくれるサービスにとても感動しました。おかげで私たちも含め、ゲストみんなが大満足のお料理となりました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ベリー類がたくさんのった可愛い2段ケーキにしました。ケーキトッパ―はインスタグラムで見つけた職人さんに個別にオーダーしました。
WEDDING FAVORS引出物
海外挙式なのでご祝儀制にはしていないので、引出物は用意しませんでした。
PETITE GIFTSプチギフト
リゾートをイメージしたジュエル石鹸をお渡ししました。(インスタグラムで見つけた職人さんに作っていただきました。)
また、席札もプチギフトの要素としてお渡しできるようにと、アゲート席札をオーダーしました。
黄色・水色・ピンク・グリーンなど、ゲスト一人ひとりのイメージに合う色を選びました。
ゲストに聞いたところ、パーティ―会場に入ったとき、ゲストのみんなが様々な色形のアゲート席札がテーブルを鮮やかに華やかに演出しているのを見て、各々に手に取って喜んでたそうです。且つおうちで飾ったりキーホルダーにもできるようになっていたので、気持ちがこもっていてとても嬉しかったと言ってくれました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ヴァンドーム青山の婚約指輪を頂きました。
一粒大きなダイヤが付いており、その周りにメレダイヤが散りばめられ、ゆるやかなカーブを描いたデザインになっています。
WEDDING RING結婚指輪
ヴァンドーム青山の結婚指輪を二人で購入しました。
やさしくカーブを描きながら2本のラインがクロスしたデザインとなっています。
片方のラインには、メレダイヤ散りばめられています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
チャペル入場後、まずはじめにベールダウンを行ったのですが、ベールダウンの時に、母親が「とてもきれいだよ、幸せになってね」と笑顔でささやいてくれたときにぐっときました。
海外挙式だし、笑顔で楽しくみんなと過ごしたいと思っていたので、泣き始めると大泣きになり止まらなくなる私は、今日一日は絶対笑顔で過ごす!と心に決めてました。
ただ、このベールダウンの時だけは、思わず泣きそうになり、ありがとうと言葉にならない声と精一杯の笑顔で返事をし、前を向きなおしてバージンロードを歩き始めました。
二人らしさとは
穏やかさだと思います。
相手を責めない、助け合う心を大事にする、感謝の心を忘れず笑顔で過ごす、これが私たちの中での知らず知らずに作り出された二人の間の空気感だと思います。
嬉しかった参加者の反応
「こんなに素敵な結婚式に参列させてもらえて本当に良かった、本当にこんなにゲストのみんなもすごく良い人たちばかりで、今日ここで出会ったばかりなのにみんな一体感があって、ほんわかしていてとても暖かい時間だよ」と、口々に言ってもらえて嬉しかったです。
私にとって結婚とは
私にとって結婚とは、一つ一つの幸せが2倍になることです。相手のご家族も本当に素敵な穏やかな良い方々ですし、日々の生活も安心と喜びを日々感じて過ごせています。
どちらかが大変な時は、身動きの取れる方が支えになり、家事などの面でも助け合って支え合えているので負担がかなり軽減されました。また、天災など、大変な状況下でも、色々と話し合って、安心安全に快適に楽しく暮らしていけるよう一緒に工夫する中で、怖いものも減りました。
他愛のないことから相談事まで、ありとあらゆることをよくお互い話すので、コミュニケーションもしっかりとれていると感じており、心の安定につながっています。
後悔していること
ゲストが喜んでくれる為のアイデアをいろいろと考えることに多くの時間を費やしていたので、ついつい自分の撮影の指示書を作成することを怠ってしまいました。
プロのカメラマンさんにいろんなポーズの提案を頂き、撮りたかったポーズもほぼ撮れたので満足しているのですが、いくつか撮りたかったポーズを帰国後に思い出したので、現地に行けば必ずこのショットは撮ってもらえるだろうとは考えずに、必ず撮りたい!というポーズがあれば、指示書は作っておいた方が良いかなと思いました。(私はハネムーン等で後撮りをする際に撮り損ねたポーズで再チャレンジしようと思ってます。)
やりたかったけれど諦めたこと
カラードレスを着たかったのですが、リゾート婚にはやっぱり白のドレスがいいなと思い、カラードレスは諦めました。その代わりにサッシュベルトなどの小物にカラーを取り入れました。
カラードレスは、また後撮り等で着ようと思います!
節約のための工夫
●招待状は海外挙式の場合、必須ではないのですが、来てくれるゲストがわくわくするようなものを渡したいと考えてました。人数が少ない場合、発注すると高くなるのですが、姉が作成すると言ってくれたので、姉にお願いしました。
封筒のあて名は自分自身で書きました。また、メニュー表もプラン内のものだとシンプルなので、何か別で発注したいと思いましたが、こちらも姉に作ってもらいました。ペーパー類は姉に依頼することで、かなり節約になりました。
●アルバムやムービーは、ある程度質の高いものにはしましたが、パーティーなどゲストへのおもてなしに力を入れたかったので、いくつか検討しているプランの中では一番リーズナブルなものにしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
プレ花嫁の皆様、結婚式は本当に楽しくて、ゲストの方々から一斉にお祝いの言葉を頂けるとてもとても幸せな空間です。結婚式間際となると、準備も佳境に入り、日々大変になるかと思いますが、結婚式が終わると、その準備期間もとても素晴らしい良い思い出となります。
ゲスト一人ひとりの喜ぶ顔を思い浮かべながら、二人の持ち味を存分に出して、思いっきり幸せな結婚式を作っていってください!