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こだわりを持ちつつ、抑えるところはしっかり抑えてメリハリを大切にしました。会社関係者は招待せず、本当に仲の良い友人と親戚だけで、ゲストが思い切り楽しめるような環境を選びました。
牧師役を他のゲストにはサプライズで友人にやってもらったり、サンクスバイトとして、友人にビッグスプーンで食べてもらったりしました。
乾杯やスピーチをしてくれた友人も、変に気を使うことなく、新郎新婦をいじり倒してくれました。
また、自分がもらって要らないものは配らないようにしました。たとえばプロフィールブックは作りませんでしたし、お見送りのプチギフトも手軽な消え物であることを意識しました。
挙式
挙式会場が、チャペル/ガーデン/ビーチ/バンケット内 から選べて、私たちはビーチを選択しました。
貸切ですので天候などで直前でも挙式会場を変更することができる為、外で挙式したいけど雨だった場合の保険が欲しい私たちにはぴったりでした。
青い空と白い砂浜と立派なグリーンの植物があり、十分すぎるロケーションな為、装飾は思い切ってゼロにして大幅にコストカットしました。
バージンロードは、ドアオープンで入場ではなく、前方からゲストの脇をぐるりと回ってバージンロードへ入るため、通常のバージンロードと比べると、長さ自体は普通ですが、ゲストから見えている時間は大幅に長くなります。その分、素敵な写真もたくさん残すことができました。
披露宴パーティ
披露宴会場の2面が天井までのガラス張りで、そのうち1面は完全に開放することができます。開放できる1面からはビーチが、もう一方の面からはガーデンが見えてとても開放的です。
ガーデン側を正面とするなら、高砂装花以外にも後ろのガーデンのグリーンが高砂を彩ってくれます。
また、ガーデンエリアやビーチエリアに椅子を出して
デザートタイムからは「外でお好きな席で〜」なんて貸切ならではなこともできるので、とにかくロケーションを最大限に活かしたい方に本当におすすめです。
コンセプトやこだわったこと
厳かすぎず、自分達らしいものにすることです!
牧師を友人にお願いしたこと、挙式中に牧師に写ルンですで沢山撮ってもらったこと、音楽は王道ではなくQUEENやTHE BEATLES にしたことなど。
また、両親にスポットライトが当たるよう、新郎はスーツセレモニーで父からジャケット、母からブートニアを受け取り、新婦は両親と腕を組んで入場し、バージンロード入り口で母からブーケを受け取り、父と2人で歩きました。
結婚証明書は一枚板にシルクスクリーン印刷したものを自分達で作成し、挙式中に名前の間にロゴを刷ることで完成させました。刷る瞬間はまさに共同作業で、とても良い演出ができたと思います。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- claire pettibone
- ショップ
- befitsyou
claire pettibone の chantilly を befitsyou でレンタルしました。
元々chantillyを着たいと考えていて、状態と価格とサイズの条件でベストなショップを探しました。
繊細な背中のレースと、肩のデザイン、デコルテの見え方、体へのフィット感、全体のデザインの何もかもが素敵でした。特に着た時の後ろからはもちろん、横からの姿もとても美しく見せてくれます。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Jenny Packham
- ショップ
- THE DRESS ROOM
Jenny Packham の eden を THE DRESS ROOM 代官山店でレンタルしました。
こちらも元々edenを着たいと考えていて、状態と価格とサイズの条件でベストなショップを探しました。
素敵なビーズ刺繍に一目惚れで、肩のデザイン、デコルテの見え具合、白ではない絶妙なラグジュアリー感ある色合い、全体のデザインの何もかもが素敵です。
1着目は美しいものすぎて背伸びした感がありますが、2着目は美しい中にも自分らしさがあるようなものに出会うことができました。
SHOESシューズ
1着目のchantillyに対しては、trippen の Hopper。
こちらはウッドソールの変形ヒール約9cmです。
見た目に反してとても歩きやすいです。
ドレスは人気のデザインのものだったので、靴は他と被らない、自分らしいものを探しました。
2着目のedenに対しては、JIMMY CHOO のゴールドのサンダル(商品名はわかりません。。)でピンヒール約7cmです。ビーチサンダルのように親指と人差し指の間があり、歩きやすいです。
ピンヒールなので、もしもドレスの裾を踏んでしまった場合のダメージが少し心配でしたが華奢な雰囲気がドレスのビーズととても合うのでこちらにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
遊び心を大切にし、自分らしさを出せるようなデザインでお願いしました。
挙式ではシニヨンでしたが、ただのシニヨンではなく、ワッフルを混ぜたデザインにしました。
メイクは厚塗りや粉っぽくならないよう、普段の自分から乖離しすぎないように、ヘルシーな感じにしていただきました。
披露宴ではくずしめのお団子にしましたが、毛先をちゃんと収めずに、ルーズに出しっぱなしにしました。
お色直しでは、縦にツインにしてやりたいことを全て詰め込み、顔まわりをクルクルに巻きました。
メイクも白のアイラインで遊びました。
ACCESSORIESアクセサリー
chantilly(挙式)
atelier ST,CAT の Ear Cuff Pearl Left
バロックパールイヤリング
chantilly(披露宴)
A.B.ELLIE の Magnolia Stem Drop ピアス
atelier ST,CAT の Hand Cuff
eden(お色直し)
TOGAPULLA の Metal fringe earrings (ホワイト)
atelier ST,CAT の Hand Cuff
ノーブランドの指輪3つ
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
chantilly(挙式)
PLUIE のネイキッドコーム(ゴールド)
自分で作ったパール付きスカーフ
chantilly(披露宴)
PLUIE のホーンクラウン(ブロンズ)
eden(お色直し)
無し
NAILSネイル
シンプルに、薄いベージュとゴールドとクリアでちょんちょん付けです。
挙式当日のメイク中に自分で塗りました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
グリーンをベースにオレンジをメインカラー、パープル寄りのブルーをポイントカラーとして使いました。
すべて生花で、色水等で人工的に着色されていない自然なものであることにこだわりました。
お花の細かい種類は、指定色と全体の雰囲気に合うように基本はお花屋さんにお任せしました。
かすみ草のような小花では無いこと、可愛いすぎないこと、薔薇、紫陽花、チューリップのような、名前のわかりやすい花を使わないことなどを指定させていただきました。
お色直しブーケはシングルブーケにしたかったので、フラチラリア3本で指定させていただきました。
FOODお料理のこだわり
キャビアやフォアグラなどのネームバリューのある食材ではなく、実際に試食して本当に美味しかったコースを選びました。会場はカジュアルですが、お料理はしっかり美味しく、ゲストからも後日会った際にわざわざ美味しかったと伝えてもらえたほどです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
シンプルな円柱型の2段ケーキ(小さめ)にしました。
生クリームは漆喰のように大きめのペタペタ塗りで、色はつけず、細かな金粉を淵に付けて、フロント側に少しゴールドに着色した枝葉を1本添えました。
シンプルかつスタイリッシュに仕上げていただきました。
(写真に写っているブルーベリーはデザインではなく、
ケーキカットの際の目印用です。)
WEDDING FAVORS引出物
男性ゲスト
・オーガニックコットン使用 今治産バスタオル
・ウォッシュタオルセット
・ラーメンセット
・北海道ミルクバームクーヘン
女性ゲスト
・フラワーベース
→全員バラバラのデザインを色々なお店で買い集めラッピングして持ち込みました。ビンテージも有り。
・パティスリー キハチ バームクーヘンS
・北海道野菜スープセットA
引き出物袋はIKEAのSLUKISのSサイズを持ち込みました。男性ゲストには黒、女性ゲストには白。
コスパとデザイン的にも良かったと思います。
受付やスピーチなどのサンクスギフトは、男性ゲストにはAmazonギフトカード、女性ゲストにはjohn masters organicsの刻印入りコンボパドルブラシ。
親族には後日郵送でiittalaなどそれぞれに合うものを贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
・エスコートカードがわりのアルコールジェル
入り口で受付の際に配りました。
Costcoのアルコールジェルに、テーブルナンバーのシールを自作し貼り付けたものです。
・じゃがりこ(やさいorチーズorじゃがバター)
お見送りの際に、積み上げたじゃがりこの山から一つずつ配りました。きっとみんな嫌いじゃないし、要らなくないし、食べたらすぐ捨てれる気軽なものにしました。
自分がゲストとして参列した今までの結婚式を振り返った結果、お洒落より実用性重視しました。
・高砂装花のお裾分け
オリジナルのバッグチャームを自分で作りました。
高砂装花で使用した花をケーキバイキング中に回収してもらいセットしていただきました。
アメリカンフェンスに飾っているところから1つずつ、引き出物袋のIKEAのSLUKISに付けてお見送りしました。
これは、お花のロスを減らすためにもどうしてもやりたかったことで、スタッフさんには短い時間で準備していただき感謝しています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
THE KISS の 1石立て爪タイプのもの
WEDDING RING結婚指輪
4℃BRIDALの控えめなアクアニティデザインにしました。
他にデザインが好きなブランドがありましたが、おそらくサイズを調整したい年齢になっても会社が続いているだろうということと、値段で4℃BRIDALに決めました。
夫は石なしのデザイン、私は小さなダイヤが5つ入ったデザインのペアにしました。内側に刻印と石を入れました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
コロナ禍で中々友人たちに会えない中、様々なグループの友人たちと一度に会えたことはとても嬉しかったです。
二人らしさとは
脱力感です。
気張らない、自然体であることが私たちらしさであると思います。くだらないことでずっとゲラゲラ笑って、しょうもないことを一生一緒に楽しんでいきたいです。
嬉しかった参加者の反応
「2人らしい結婚式だった」
「会社関係者がいないから心から楽しめた」
といろんな方に言っていただきました。
私たちの目指したことだったので、嬉しかったです。
私にとって結婚とは
日常のくだらない面白さを常に共有できること。
起きた瞬間に今まで見てたしょうもない夢の話をしたり、とにかくくだらないことでずっと笑っています。
本当に結婚して良かったです。
後悔していること
引きの写真や、雰囲気の写真があまりなかったこと。
会場の雰囲気的に、引きの写真がとても映えると思ったので、事前に引きの写真が多く欲しいことと、2人の顔面にフォーカスしすぎず、手元や足元、ピンボケ、目線合ってない写真などなどの雰囲気写真が多く欲しいことを伝えていましたが、もらったデータは画角いっぱいに2人がドン!みたいな写真ばかりでした。。
やはり本番は1回きりですので、心配しすぎるぐらいがいいと思います。撮られっぱなしではなく、合間でどんな写真が撮れてるか見せて貰えば良かったです。。
やりたかったけれど諦めたこと
ゲストテーブルのパーテーションは置きたくなかったですし、挙式中のゲストがマスクしている写真も本当は嫌でした。また、祖父母とお色直しの退場をしたかったですが、結婚式の延期を繰り返している間に義祖父が亡くなり、祖父母は参列できなくなりました。
さまざまな状況からこれ以上延期することもできず、コロナ禍での挙式となりましたが、本来であればコロナ対策の色々なことが全くない状態でフルメンバーで結婚式をしたかったです。
節約のための工夫
・挙式での装飾を全くゼロにしたこと
・ドレス/タキシード/小物類全て持ち込みにしたこと
・新婦の靴は中古品にしたこと
・牧師役の友人の服は手作りしたこと
・引出物袋を持ち込みにしたこと
・女性ゲストの引出物を持ち込みにしたこと
・親族ゲストの引出物を後日送りにしたこと
・プチギフトを持ち込みにしたこと
・オープニングMV/プロフィールMVを自作したこと
・席札/メニュー/エスコートカード/シートマップ/結婚証明書などさまざまなものを全て自作したこと
・招待状代わりに無料のサイトでホームページを自作し、web上で出欠をとったこと
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
準備は大変かと思いますが、それもとても良い思い出になると思います。強いこだわりを持って準備したものはそれだけ愛おしい記憶になります。
一生に一度ですので、是非楽しんでおふたりで理想の結婚式を創ってください!