su_san
テーマ:思い出と歴史ある建造物での大人婚
思い出のある場所だったことと、披露宴は親族のみで出席者が少人数だったことから
①上質さ
②美味しい料理とお酒
③ロケーション
の全てを兼ね備える山手十番館に決めました!
担当してくださったウェディングプランナーの方はとても明るくチャーミングで、予約から披露宴当日まで寄り添っていただけたことで、素晴らしい披露宴を作り上げることができました。
私は雨女のため披露宴当日の天気予報も雨だったのですが、プランナーさんが「晴れるといいですね!」とずっと声援を送ってくださったおかげで、挙式と披露宴の間は雨が降ることはありませんでした。(ちなみに終わった後は大雨でした…)
温かいおもてなしをしてくださる山手十番館は私達のこだわりにぴったりの場所でした。
挙式
挙式をするのであれば格式ある教会でと決めていました。
カトリック山手教会は開港後日本最初の聖堂を有する横浜の歴史的建造物であり、美しく格式高い教会ですので、落ち着いた結婚式を執り行いたい方にはとてもおすすめです。
内装は高い天井に重厚な柱、赤い絨毯とクラシカルな様式ですので、ドレスやタキシードがよく映り、上品な雰囲気で挙式ができます。
一方で、式の準備や進行・聖歌隊を行って下さる信徒のボランティアの方々はとてもアットホームでホッとします。
披露宴パーティ
山手の歴史ある洋館で本格フレンチが味わえる山手十番館を知ったきっかけは、両親と夏季限定で開催される「丘の上ビアガーデン」に行ったことでした。
緑と異国情緒溢れるガーデンで飲むビールが美味しくて、すっかり気に入ってしまったことをよく覚えています。
私達は別の場所で式を挙げましたが、教会から山手十番館までは送迎プランがあったので、スムーズに行うことができました。
コンセプトやこだわったこと
私達はこの結婚式をこれまでお世話になった家族に感謝を伝える場にしようと思っていました。
メインはあくまで出席している家族であり、山手十番館の美味しい料理と素敵なおもてなしを楽しんでもらうことに重きを置きました。
そのため過度な演出はせずに極力家族と話せる時間をとるような流れにしました。結果的に高砂にいることは想像以上に少なかったです(笑)!
こだわったポイントは、洋風の雰囲気の中、両家の父親が好きな日本酒で「鏡開き」を行い、感謝とともに大吟醸を振舞ったことです。これが評判よく、一気に場の空気と喉元が温まりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
クラシカルな雰囲気に溶け込む生成をベースとしたビスチェドレスで、胸元には金色の刺繍が上品に入っていてとても素敵でした。
ドレス選びを始めてすぐに出会えたので、悩むことなくサクッと決まりました。
ドレスチェンジはしなかったのですが、髪型や明るく華やかな色味のブーケへとチェンジすることで、また違った印象を楽しむことができました。
SHOESシューズ
ドレス丈に合わせたベーシックなシューズにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
会場やドレスに馴染むよう、インペリアルスタイルにしました。
お色直しの際は髪型だけダウンスタイルにして、明るく華やかな雰囲気にガラッとイメージチェンジしました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式の際にはティアラと合わせてミキモトの耳飾りと、姉が祖母から受け継いだ大切なパールネックレスを付けました。
その為、お色直しの際にはネックレスと合わせて母からもらったパールの耳飾りに変更しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式はクラシカルな教会に合わせてミキモトのティアラを着用しました。
お色直しの際は、衣装は変更せずに髪型をダウンスタイルにし、後ろ側だけ生花の花冠をつけました。
NAILSネイル
ドレスがクラシカルだったので、指先は控えめなピンクをベースに白いお花が踊っているようなデザインにしました。薬指には小さなラインストーンをアクセントにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ブーケは会場とドレスのクラシカルな雰囲気に合わせて、品のある白い胡蝶蘭を選び、完成した純白の胡蝶蘭ブーケは息を飲むほど素敵な出来栄えでした。
事前打合せの時から、提案してくださる装花のセンスが良いなとは思ってはいましたが、大人婚に相応しい、山手十番館の内装を際立たせる落ち着きつつも艶やかな装花・装飾に仕上げてくださいました。
FOODお料理のこだわり
山手十番館は歴史あるフレンチレストランなので、基本的にお料理は料理長にお任せしました。
ご提案いただいたフルコースはどれも美しく盛り付けられ、特に最初に出てくる前菜は色彩豊かで宝箱のような一皿でした!
メインの魚もお肉も正統派フレンチならではのお味で、どれもとても美味しいです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは“シンプルかつ大人っぽく”をテーマに、ケーキの外側はタッピング(クリームが糸のようになること)を施し、トップにはアクセントにボルドーの生花を飾りました。
私達二人のファーストバイトは必要ないと思っていたので、ケーキを一番最初に食べて欲しいという想いからお互いの甥と姪にバイトしました!
WEDDING FAVORS引出物
山手十番館の特製”ガトーショコラ”にしました。
PETITE GIFTSプチギフト
山手十番館のレトロなお菓子“ビスカウト”にしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
新郎の友人がジュエリーデザイナーでしたので、オーダーをして作ってもらいました。
デザインは指輪の外側全面にダイヤが並んでいるスタイルで、少し細目にしてもらって結婚指輪と重ね付けしています。
WEDDING RING結婚指輪
カルティエのゴールドの一粒ダイヤ入りにしました。
ゴールドの選択は彼の希望で、付けてみると思った以上に手に馴染みます。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
お互いの両親が喜んでくれたことです。
鏡開きやプロフィールムービーなどの演出は内々に進めていた為、母親は私たちがちゃんと決めているのか心配していました。
披露宴が終わった後に「色々考えていたんだね。とても良い結婚式だった!」と言ってもらえたことが何より嬉しかったです。
そして披露宴の退場後、山手十番館のスタッフ全員が集まってくださり、改めてお祝いの言葉をいただいたことも印象的でした。
夫は新郎挨拶では泣くのを我慢していたのに、スタッフの方々の温かい言葉に最後の最後に男泣きをしていました。
式場スタッフの方もどなたも本当に温かく、披露宴当日の準備からとにかく楽しい時間となりました。スタッフのみなさまには心から感謝しています!
二人らしさとは
演出のこだわりではなく、私たちがこれまで共に過ごしてきた家族と一緒に結婚式を作り上げることだと思います。
私たち二人が醸し出す雰囲気は家族があってこそのものであり、それぞれの家族が新郎新婦を通じてひとつになる形が結婚式なのだと思います。
とても温かく、笑いに包まれた時間こそが私たちらしさだったのではないでしょうか。
嬉しかった参加者の反応
小学生になる甥っ子が、私のウェディングドレス姿を初めて見た時に「想像以上だ!」と言ってくれたことです。
その後、甥は私たち二人の写真撮影にひたすら写りこんでいました。何と可愛いことでしょう。
私にとって結婚とは
縁が縁をつなぐことです。
それは夫だけでなく、彼を取り巻く家族・友人が自分にとって大切な存在になることだと思います。
これまで出会うことのなかった新しい縁が一気に広がる感じがしました。
後悔していること
結婚式を冬場に行ったことです。
山手の洋館は春先や新緑の時期は、それはそれは素晴らしい街並みで、山手十番館のガーデンも薔薇に囲まれて色彩豊かです。
結婚式は2月に行ったので、とても寒かったのと、ガーデンは春夏と比べると落ち着いた感じでしたので、もう少し暖かい時期にすれば出席者もガーデンを楽しむことができたと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
披露宴の後に山手十番館に友人を招いてガーデンパーティーをしても良いかなと思いましたが、時間帯的にパーティーが夕方になってしまうことに加え、冬なので物理的にガーデンでは難しかったので、当初の予定通り家族に感謝を伝える場としました。
ただ、教会の挙式に友人がサプライズで参列してくれたので、少しでも晴れ姿を見てもらえて嬉しかったです。
節約のための工夫
フルコースに合わせるワインのグレードを選ぶことができましたが、鏡開きで美味しい日本酒を振舞うことからあえてグレードは上げませんでした。
通常のワインでも充分美味しくいただけました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
最近はさまざまな形態の結婚式があり、ロケーションや演出も多岐に渡って、どれも魅力的で迷ってしまいます。おそらく、どれを選択しても大切な家族や友人、スタッフの方々と作り上げる結婚式は素敵なものになると思います。
最終的には、結婚式が終わった後も「二人でいつまでも行きたいと思える会場」と出会えるかを大切にして欲しいです。
私達の場合、最初は山手十番館の素敵な外観や内装(特にレースのカーテン)が気に入っていましたが、披露宴を終えた今は、この式場の良さは何といっても“スタッフの方々の温かさ”だと思っています。
準備から当日まで、私たちに力いっぱい寄り添ってくださったことで、出席した親族にも私たちの感謝の想いを届けることができました。
誕生日やクリスマスに伺った時には「おかえりなさい」と本当に素晴らしいスタッフの方々が迎えてくれるのでおすすめです!