sbt_sakuramochi225
・テーマ・
格式高く厳かに、非日常感を大切に
・コンセプト・
結婚しなくても幸せになれるこの時代に私は、あなたと結婚したいのです
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の重厚感をそのまま活かす式にしたかったのでDIYは一切せず、全てをプロにお任せしました。
アットホームよりも非日常を味わってもらいたいプレ花嫁の方にはぴったりな会場だと思います。
DIYをしない分、費用は高くなっていくので、スタンダードな演出でも不要だと思うものはカットしたり費用を抑えられそうな部分をしっかり確認しました。
挙式
チャペルには大きなガラス窓があり、目の前に広がる皇居。東京の大都会にいながら自然を見渡せました。
挙式前はカーテンが閉められていて、挙式が始まる時にカーテンが開かれ景色が見えるようになっています。
晴れの日はもちろん、会場内が明るいので雨の日も綺麗に見えるそうです。バージンロードが長い点は嬉しいポイントでした。人前式は進行も好きなように決められるので自由度が高いです。
披露宴パーティ
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の窓がない会場の中で1番大きい葵東で行いました。高砂が一段上がっているので後ろの方まで見渡せます。
また天井が高く、会場がとても広く見えました。ライトアップによって雰囲気も自由自在に変えられるので自分たちの好きなムードにすることができ、演出によって全く違う世界観を作り出すことが可能です。
スクリーンは1面または2面で好みの方を選択できました。
席は円卓や長机など、好きなようにレイアウトできるので、私たちは真ん中に花道を作るように長机を並べました。とても気に入っているレイアウトです。
また、高砂のメインテーブルはソファかテーブルか選択できました。ソファはドレスの全身が見えるので素敵でしたが、カジュアルさが出てしまうと考えテーブルに決めています。
コンセプトやこだわったこと
ゲストの心に残る結婚式にしたい!出会ってくれて、いつも仲良くしてくれてありがとうを精一杯伝えることにこだわりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
BLISS Monique Lhuillierのシンプルでスタイリッシュなドレスにしました。
前から見るとマーメイドのようですが、後ろに大きなリボンが付いたトレーンのデザインが印象を大きく変えます。
トレーンは取り外し可能ですが、私は挙式、披露宴共に付けたままにしました。リボンは可愛くなりすぎず、インパクトがあり、少し斜めになっているデザインもお気に入りです。
胸元の一捻りあるデザインも素敵で、ハートカットは自分の体型に合う気がしました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Hatsuko endo
Jill/Navy
1着目とは違う印象の、まさにドレスといえば!というものが着たいと思っていました。胸元のフワフワが可愛らしく、ありがたいことに上半身の華奢見えもするデザインが人気の秘訣だと思います。背中が広く開くのでケアには気を使いました。
腰に巻くリボンは、ベロア生地の細いものと光沢のない太いものの2種類あります。ベロア生地には惹かれましたが、何度も試してみてリボンの存在感がしっかり出る太い方に決めました。
友人から私へのイメージは赤やオレンジなど暖色系なので、驚かせたい思いもありネイビーを選んでいます。窓のない会場なのでネイビーだと暗くなりすぎないかな?と心配しましたが、今写真を見返しても当日も全く気になりませんでした。
SHOESシューズ
BENIRの12cmヒール、レースで爪先の開いていないタイプにしました。
シューズには特にこだわりがありませんでしたがレースは写真映えも良く、どんなドレスにも合うので気に入っています。ヒールが高くても安定感があり歩きやすく、長時間履いていても足が痛くなることはありませんでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
二次会はヘアカットしてボブスタイルでいくということが決まっていたのでロングが目立つ髪型にしました。
挙式はかっちりしたかったのでセンター分けのピタッとしたシニヨンにパールを散りばめました。メイクもキリッとしたイメージにしています。
披露宴入場ではゆるめのシニヨンに変えてルーズに、メイクも華やかなイメージにしました。
お色直しではポニーテールにして、メイクはゴールドと少しオレンジを足した色味に変えています。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式ではかっちりピタッとしたイメージを作りたかったので大きめの一粒パールを選びました。
披露宴入場では華やかなパーティーのイメージで、ヘアスタイルに合わせて大きめの揺れるデザイン。小さいお花を集めた大ぶりのものにしました。どちらも持ち込みです。
お色直しではゴールドの揺れるお花のピアスをHatsuko endoでレンタルしました。ネイビーとゴールドの組み合わせが好きなので身につけることができて嬉しかったです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式時にパールを散りばめましたが、それ以外はティアラなど身につけませんでした。ティアラに憧れはありましたが、自分のなりたい花嫁とは合わない気がして、何度か試着をしましたが結局やめました。
NAILSネイル
よく見るホワイトネイルやガラスのようなキラキラネイルは苦手だったので、ネイリストさんも驚くほどの結婚式とは関係なさそうなネイルが出来上がりました。装花に合わせたスモーキーなブラウンとお色直しのネイビー、ゴールドを合わせたデザインでとても満足しています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フラワーショップ: Muku
装花のテーマはライオンキングです。オレンジ系、ブラウンをスモーキーな色合いで、そこにグリーンが生い茂るように作ってもらいました。
花の種類にこだわりはなく、ロウソクは全てゴールドに。くすみ系でも暗くならないようにフラワーベースはクリアガラスでお願いしています。
また、ゲスト席にどうしてもツリーを立てたかったのですが、スクリーンが見えなくなる可能性があったのでフローリストさんと何度も話し合いをしました。葉の量を減らしたり細めのフラワーベースに変えたり、2度もサンプルアップをお願いして、ようやく実現できることになりありがたかったです。
高砂のメインテーブルもよく見るものではなく一捻りしたくて、アシンメトリーにしました。
当日装花を見た時、会場とぴったり合うレイアウトとデザイン、色合いが想像以上で感動しました。照明は消されロウソクの灯りだけで彩られた中を歩いている時、心からの幸せを感じました。
FOODお料理のこだわり
ゲストに1番おもてなしできることは料理だと思うので、自分たちのできる最高ランクを提供しています。通年コースと季節限定コースで悩みましたが、試食をした上でせっかくならと季節限定に決めました。
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の中でも人気のあたたかいミルクパンは、実はおかわりできるので事前にゲストへ伝えていました。またノンアルコールカクテルが充実しており、お酒が飲めない方も楽しんでいただけたようでよかったです。
デザートでは、お皿にメッセージを書いていただけるサービスがあります。プレートが出される際も「新郎新婦からの気持ちです」と係の方から一言添えてくださるそうで喜んでもらえました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキには特にこだわりがなかったので、2段の苺ケーキを選んでいます。決めた後に物足りないかな?3段にすればよかったかな?と心配になりましたが想像以上に大きく存在感のあるケーキでした。
ケーキを囲む装花は付ける必要があるそうで、1番低価格のものにしましたが、しっかりボリュームがありました。
WEDDING FAVORS引出物
全員:noix de beurreのパンドジェーヌ
親戚女性:パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の千代チョコ、パレスプレート
親戚男性:カタログギフト
女性ゲスト:パレスプレート、名前入りミラー
男性ゲスト:カタログギフト、名前入り靴べら
PETITE GIFTSプチギフト
リンゴジュースをお渡ししています。
自宅でthank youタグを付けて持ち込みました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
『Cartier』
リング部分にもダイヤモンドが詰められているデザインにしました。一粒のものより輝きがありお気に入りです。
WEDDING RING結婚指輪
『Cartier』
手に馴染む太めのイエローゴールドにしました。結婚指輪というよりファッションリングのように使えたら良いなと思っていたので、今でもよく間違えられます。周りにもあまりいない色とデザインです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
父親が泣いていたことです。
披露宴の最後に、両親へのプレゼントである子育て感謝状を渡したら父親が泣き始めました。産まれて⚪︎⚪︎日に込み上げてきたそうです。
私が最も感謝を伝えたい両親が楽しんでくれて、喜んでくれて、結婚式では泣かないと決めていたけれど私も涙が出てきました。感謝が伝わったようでよかったです。
二人らしさとは
準備期間から常に、自分たちが楽しむのではなく時間とお金を使って来てくれる家族や友人のためにということを意識していました。
自分がゲストだったらどう思うか?どうしてほしいのか?短い時間の中で全員と向き合える時間はそう多くないので、一人一人に書いたメッセージや名前入りのギフト、演出でなるべく多くの友人の名前を呼んでもらえるように司会者とも打ち合わせを重ねました。
私たちが1番大切にしている友人に楽しんでもらえて感謝が伝わったら、それが二人らしさかもしれません。
嬉しかった参加者の反応
感謝が伝わったようで嬉しかったです。
「いつも『ありがとう』とたくさん言ってくれる二人らしさが全面に出ている式だった!」「周りの人を大切にしている様子がすごくよく分かった!」「全ゲストが新郎新婦を心からお祝いしていて、それが会場の雰囲気を作っていた!」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。一生忘れないと思います。
私にとって結婚とは
他人を受け入れ協力して、ゼロから新しい家庭を作っていくこと。結婚式をしたことによって、家族になった責任感をより感じるようになりました。
結婚してよかったことは血の繋がった家族以外で、絶対的な味方ができたことです。外で嫌な思いをしてもどんな時も家に帰れば必ず私の絶対的味方がいる心強さは恋人時代とはまた違う気がします。
後悔していること
プロフィールムービーで写真がたくさん出ている人と少ない人の差があったことです。
外注したので難しいところはありますが、写真を提出する際に私がもっと厳選してバランスよく選べれば差も小さかったと思います。できることならムービーは手作りの方が写真の枚数も気にせず満足したものが作れると思いますが、クオリティが低くなる点や時間がかかることもあり諦めました。
しかし外注したことで、装花と同じくライオンキングをイメージした想像以上のムービーを流すことができました。
やりたかったけれど諦めたこと
テーブルラウンドです。
披露宴の時間が意外と短いので、他にやりたかった演出を優先させるためカットしました。テーブルラウンドをしないとなるとゲストから高砂に来てもらう以外にお話できる時間がないので事前に来てほしいとお願いしていました。
節約のための工夫
挙式時、羽のペンで書く結婚証明書は必要ないかなと思いやめました。フラワーシャワーも無しです。新郎のお色直しはベストと蝶ネクタイのみチェンジしました。ファーストバイトも無し。
装花はやりたいことを全部詰め込むと予算オーバーだったので華やかさや世界観はそのままで、花の種類を変更して予算を下げてもらっています。装花の価格設定が曖昧に感じたので、気になる点や疑問はしっかり確認し、上限金額や希望をきちんと伝えるべきだと思いました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
着たいドレスややりたいことを一旦全部考えてから、持ち込みするのか、DIYで予算を下げるのか、他に方法はないのか、カットするのか決めていくと良いと思います。
よく考えてみたら意外と必要ないかもと思えることもあるし、逆にこれは時間もお金もかけてやりたい!というものも見えるかもしれません。
準備期間は大変でせわしなく目的を見失いそうにもなりますが、立ち止まって何のために結婚式をするのかをもう一度振り返ってみると頑張ろう!とやる気が出てきます。一生の中で主役になれる1日を幸せいっぱい最高な気分で過ごせるように応援しています。
また結婚式の数ヶ月後に、パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)での友人の披露宴に参列していたらお世話になったプランナーさんやスタッフさんたちがご挨拶に来てくれました。式が終わっても途切れることなく関係を続けていけることはとても素敵なところだと思いました。「また来る時は連絡してね!」の一言がとても嬉しかったです。