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国際結婚でもあり、「日本を代表する桜」と「唯一無二の重厚感のある結婚式」を軸にしました。
また、日本の伝統文化エレメントを重視しつつ、海外特有の結婚式の雰囲気も披露宴に取り組みました。
違う文化の融和と私たちの感謝をぜひとも両側のゲストに伝えたいと考えていました。
台湾でも披露宴を開催しますので、2回の式のテーマを一致するため、日本文化を代表する花「桜」を装花、ドレス、招待状、メニュー等にたくさん使用しました。
結婚式の日取りも桜がたくさん取れる春婚にしました。
余興も海外の結婚式でよくある生演奏にし、ゲストと交流する時間を用意しました。
挙式
靖国神社は普段結婚式で知られてる神社ではないため、特別感がありました。
また、控室、儀式を行う空間が全部格調が高く、厳かな神前式ができました。
また、庭園に緑も多くため、着物との相性がよく、境内撮影がとても満足できました。
披露宴パーティ
歴史や伝統を感じる建物でした。
流石の国の有形文化財です。
今風なキラキラ感は少ないですが、クラシカルな雰囲気は他の式場にはないものです。
90年以上の歴史が成せる本物の重厚感ですね。いわゆる男のロマンを刺激するようで、新郎や男性ゲストは興奮していました。
会場の前の待合室もとても素敵で歴史を感じる造りです。待合室でも、多くのゲストが記念撮影をしていました。
また、半沢直樹などドラマや映画のロケ地だったり、嵐のCDジャケット写真だったりに利用されているという知名度もあります。
嵐ファンのゲストは大喜びで記念撮影していました。
また、館内撮影でも非常に写真映えのするスポットが多いです。
東京駅も近いので、開始/終了時刻次第では式前/後の丸の内フォトも可能だと思います。
コンセプトやこだわったこと
今回は新型コロナウィルスの影響もあり、直前に参加できなくなってしまうゲストが少なくなかったのですが、わざわざ来てくれたゲストにちゃんと感謝に気持ちを申し上げたいため、最後の最後まで、テーマの一致性、両親の気持ち、ゲストへのおもてなし、装飾、衣装、カメラマンなどを全てこだわりました。
今までたくさん結婚式を参加した方にも感動できる、初めて結婚式を参加した方にも「こういう結婚式やりたい」と思われるようにおもてなししました。
また、国際結婚でもあり、自分の両親に感謝の気持ちを伝える機会が今後少なくなるので、結婚式にちゃんと伝えました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
京鐘 白無垢
せっかくの国際結婚なので、絶対日本の白無垢を着たいと思いました。
高級婚礼衣裳を取り扱う京鐘の衣裳のなかで、正絹の光沢がはんなりとした印象をあたえ、全体に金の鶴の刺繡が施された白無垢を選びました。
派手さは無いけれど、白が由緒正しい靖国神社に映えていて、とても気に入りの着物です。
また、母のアドバイスで綿帽子を選びました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
京鐘 色打掛
白無垢から色打掛に衣裳替えするのには、「相手の家に染まる」という意味が込められていたようですので、挙式後に披露宴の入場に色打掛にしました。
色打掛も京鐘でレンタルしました。
色打掛の条件としては「総刺繡」、「赤、ゴールドの色」、「華やかな古典柄」、「牡丹の花」。
何着も試着しましたが、この色打掛が条件ピッタリで即決しました。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Vera Wang
Vera Wang Bride
12709
大好きなドラマ「ゴシップガール」の中で一番好きなクイーンBブレアが着ていたヴェラウォンにするのもいいかもという軽い気持ちでヴェラウォンに行きました。
洗練されているヴェラウォン銀座店でリーゼル、ララ、リスベス、エスター、フェルナンダを試着させて頂いたが、やはり一番クラシカルでゴージャスで、これ以上ないくらいの主役感に圧倒されたのは12709バレリーナです。
特にレースボレロとの相性が抜群です。
婚約者にとってのウエディングはモナコ公妃グレイスケリーの御婚礼みたいなエレガントなイメージなので、ドレスにレースの長袖は譲れないポイントの一つです。
さらに、12709バレリーナの胸元、腰周りのデザインのおかげで、ボディラインをより美しく見えます。
最後はフェルナンダにするかどうかを迷っていて、何人かに相談もしましたが、父親がモードのフェルナンダよりは、古典的な顔を持っている私はクラシカルなバレリーナの方が似合うよと言ってくれたので、12709バレリーナをオーダーすることに決めました。
SHOESシューズ
〈一足目〉
Jimmy Choo Romy 10
Platinum Ice カラーのグリッター素材を使用したパンプスでした。
定番のデザインでしたので、どんなドレスでも合いました。
〈二足目〉
Roger Vivier 「フラワーストラス」シルク パンプス
台湾披露宴で着用するピンクヘイリーに合わせるピンクのパンプスです。
桜色のシルクとスワロフスキーのクリスタルで豪華可愛いの雰囲気に一目惚れしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
こだわりポイントは「クラシック×トレンド」です。
〈挙式ヘア〉
かんざしは持込で、地毛で結う「新日本髪」にしました。
かつらという選択肢もありましたが、披露宴の色直しではウエディングドレスを着用する予定であるため、ヘアチェンジが一番早いものとして新日本髪にしました。
後ろ姿は自分の好みの今風の緩めの仕上げてしてくれました。
〈挙式メイク〉
丸顔を生かして、かわいい雰囲気の仕上りをお願いしました。
可憐で、かつ華やかなポイントメイクは着物に負けないようにバランスを取ってくれました。
〈披露宴ヘア〉
生花にこだわって、胡蝶蘭、ダリア、カラーなど主役のお花でアシンメトリーの和シニヨンにしました。
様々な要素を取り入れて、左右非対称に仕上げてくれました。
お花の色も色打掛の色でこだわりました。
〈披露宴メイク〉
色打掛にすることで、リップの色華やかな赤にしました。
〈洋装ヘア〉
洋装に絶対ティアラ付けたいと思っていましたので、ティアラに一番合うシニヨンにしました。
最初はダウンスタイルにも悩みましたが、ハイネックのレースボレロを綺麗に見せるにはアップスタイルの方がいいとヘアメイクさんにおすすめられましたので、中間高さのシニヨンにしました。
〈洋装メイク〉
和装の雰囲気と違って、ピンク系のリップで仕上がりました。
ACCESSORIESアクセサリー
〈挙式〉
新日本髪のヘアアクセサリー
〈披露宴〉
洋装時のティアラ、イヤリング
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
〈挙式〉
「京都おはりばこ」
金ちらしかんざし
つまみ細工桜、菊のUピン
〈披露宴〉
UNTAMED PETALS FLEUR tiara
イヤリングはハツコエンドウさんのもの
NAILSネイル
シンプルなピンクベージュのネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
〈メインテーブル〉
ピンクのバラ・ピンクのコーネーション・ストック、トルコ桔梗、白のスイトピーでアジサイ・白いデンファレ
〈ゲストテーブル〉
桜とバラ
FOODお料理のこだわり
評判がとても良かったです。
通常のプランのものからランクアップ&二人の故郷の味でカスタムしました。
料理をランクアップしましたが、都内の相場から考えると価格は抑えられたと思います。
味のレベルは非常に高く、プライベートでも食べたいと仰ってくれるゲストが多かったです。
シャンパンも飲み放題にしました。
特に、トリュフとフォアグラを使ったパイ包みのスープは見た目、高級食材というインパクトもあり、ゲストに非常に好評でした。
当日は忙しく、食べる暇がなかったのが残念だったので、後日食べに行こうと考えています。
また、金のカトラリーも素晴らしいです。皇居、帝国ホテル、学士会館のほかでは使われていない本物の金のカトラリーだそうで、手に持つとずっしりとした金の重みを感じられます。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
フレンチ装花と合わせて、フランスの結婚式によくあるクロカンブッシュにしました。
ちょうど新型コロナの配慮もあり、クロカンブッシュは一人一個のシュークリームでしたので、とても良かったです。
また、ファーストバイト以外も、両側の母親にサプライズでラストスパートの演出をしました。
お蔭で、母親たちが喜んで泣いていました。
その姿を見て泣いていたゲストもたくさんいました。
WEDDING FAVORS引出物
〈親族、主賓のゲスト〉
サライの贈り物のカタログギフト
〈男性のゲスト〉
シューズケアグッズセット
〈女性のゲスト〉
Wedgwoodのかわいいワイングラス
また、引菓子はウエストのリーフパイにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
ヨックモックのプチギフトでした。
受付の新婦友人には更に追加でJo Maloneのボディクリームを。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
旦那からのサプライズでしたので、ブランド不明ですが、1.2カラットのダイヤリングでした。
WEDDING RING結婚指輪
van cleef & arpels
旦那が一番着け心地がいいブランドでした。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
母親から紅差しの儀にたくさんの祝福の言葉を頂いた時に、感動しました。
これから会える機会も減りますし、大学からずっと日本にいましたので、親と一緒にいる時間が短かったなと思いました。
もっと一緒にいてあげればよかったと思いました。
またエンドロールを見て大号泣した親を見て、涙が出そうでした。
二人らしさとは
お互い尊重し、支え合うこと。
どんな時でも、どんだけ居心地いい存在になっても、尊重することはとても大事だと我々は思っています。
違う文化とこれから暮らしていくので、その違いを理解し、大切にするべきです。
嬉しかった参加者の反応
涙あり笑いありの暖かい式だった!
今まで参加した式の中で一番よかった!
等の好評を頂きました。
ゲストにも楽しんでもらえる式にしたいとずっと思っていたので嬉しかったです。
私にとって結婚とは
人生においてしっかりつかまえておきたい最高のものは、お互いの存在です。
後悔していること
お色直しが結局バタバタしていて、付けたかったアクセサリーがつけられなかったことです。
ベールでの撮影も忘れてしまいました。
お金ちょっともったいなかったです。
余裕を持ったスケジュールにした方がいいです。
やりたかったけれど諦めたこと
Vera Wang の招待状にしたかったが、予算の都合で諦めました。
節約のための工夫
招待状、テーブルナンバーを式場のものにしました。
ウエルカムスペースは素敵な花屋さんからコーディネートをレンタルしました。
装花も桜にしたため、安い値段でボリュームを作ることができました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
計画通りに上手くいかない時もあるが、当日は楽しんでください。